みんなの心の傷になる死にキャラなのに、執着重めの皇太子が俺を死なせてくれない

兎束作哉

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第5部3章 悪意と敵意

05 飛竜デート

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 秋空の下、青い芝生を踏みしめて俺は赤い髪をたなびかせる彼に手を振って走っていた。


「よっ、ニル。時間通りだな」
「君との約束だもん。すっぽかしたらゼラフに泣かれちゃうかもだし」
「なことで泣かねえよ。体調の方はどうよ?」
「ぼちぼちって感じかな。それをいうなら、ゼラフもじゃない?」


 俺が走ってゼラフの目の前までいくと、彼は俺の顔を覗き込んだ。顔色なり、なんなりチェックしているのかもしれない。そんなにひどい顔じゃないとは思うが、ゼラフにも気にかけてもらえたことは嬉しいことだった。
 誰かさんの心配性が、皆に伝染しているような気もして笑うけど。
 ゼラフにも大丈夫かと聞き返すと、ゼラフもなんてことないというように答えた。だが、少しやつれているようにも見えたし、前よりもさらに筋肉がついた気がした。しっかりと鍛錬を積んでいるようだ。
 ゼラフは、隣にいた黒い飛竜を優しくなでていた。飛竜はゼラフに撫でられると嬉しそうに目を細め、きゅるるると何ともかわいらしく喉を鳴らしていた。飛竜は、俺たちの数倍はあり、翼を折りたたんでいるが、その翼も広げたら全長はかなりのものになるだろう。


(すごい、かっこいいな……)


 休日に二人きりになるというのは初めてのことで、なんだか新鮮な気分だった。友だちと休日に出かけるなんて不思議なことじゃないが、俺はいつもセシルの近くにいるし、何だったらゼラフとなんて二人きりにならせてもらえない。
 でも、どういったわけか、今日はゼラフと二人きりだ。


「どんな言い訳してここに来たんだよ」
「言い訳なんてしないよ。しっかり伝えたよ? ゼラフと飛竜に乗ってくるって」
「んな理由で、あの皇太子殿下が俺と二人きりにさせてくれねえだろうが。いったいどんな手を使ったのやら」


 ゼラフは、セシルがこの休日彼と二人きりになることを許可したことを信じられないようだった。俺だって、未だに「いいぞ」と言われたことが衝撃だったから。セシルに何かと敵視されているゼラフからしてみれば、その驚きは俺以上なのだろう。
 けれど、セシルだってずっと変わらないままじゃない。


「セシルも変わったんだよ。今は、その、心に余裕があるって感じじゃないけどさ。彼も君と関わっていく中で、君の人柄とか知って信頼が置ける人間だってわかったんじゃないかな?」
「ふ~~~~ん。まあ、人を見る目がねえと、この帝国を収める王の器とは言えねえだろうがな?」


 と、ゼラフは、自分を納得させるようにそういって肩をすくめた。

 いまだに釈然としない部分があるのだろう。
 俺も驚きだが、先ほども言ったようにセシルも心に余裕ができてきたんだと思う。ゼラフのことは未だに嫌いな部分とか、相いれない部分はあるのだろう。だが、ずっといがみ合っていてはいけないし、彼の覚悟というのも知っているからこそ、受け入れられる部分も出てきたと。それに、何より信頼を置いているというのが大きい。
 ゼラフは距離が近いものの、セシルと一緒で俺の嫌がることを絶対にしない。セシルに勘づかれて面倒なことを、ゼラフはしないし、その痕跡を残さない。
 俺も今のゼラフは信頼における人間だと思う。


「おい、何笑ってんだよ」
「ううん。ゼラフも、セシルの事揶揄うけどさ、結構苦手意識あったんだなあって思って」
「ああ? 誰だって、皇族と話すと気は緊張するもんだろ?」
「君が緊張するってたち? いや、それはいいわけだね。ゼラフを見てると、セシルのこと苦手だっていうの分かったから。セシルがそれに気づいているかどうかは分かんないけどね。彼自身が、君を敵視していたから、ゼラフからの視線はどうこう問題にしてなかったのかもだし」
「どうとでも? ニルの想像に任せる」


 ゼラフはそういって、頭の後ろで手を組んだ。
 まあ、あれこれセシルとゼラフのことをいうのはこのくらいにしておいて、今日二人きりで会う約束をしたのは、昔の約束を果たすためだ。


「思えば、あれってちょうど一年前くらいのことだよね」
「それくらいのことだったなあ。週末のデートをすっぽかれちまった俺の気持ち考えたことあんのかよ?」
「あるって……って、俺だって飛竜に乗りたかったし、でも、あの頃はまだセシルは君と二人きりにさせてもくれなかったし。なんだったら、普通に俺が予定はいっちゃったから……」


 あれは、収穫祭が終わったころだっただろうか。
 ゼラフが飛竜に乗れることを知り、興味を持った俺は一人で竜舎小屋を訪れた。そこで珍しく飛竜の世話をしていたゼラフに出会って、そこで彼から詳しく飛竜について教えてもらった。彼が、生き物を甲斐甲斐しく世話するタイプだっていうのにも驚いたし、なんとなくニュアンス的に飛竜の言っている言葉が分かるというのもまた驚きだった。
 何よりも、彼がその飛竜に乗って飛行船から落とされた俺とそれを追って落ちてきたセシルを助けてくれた時のことを俺は忘れられなかった。
 手綱を握り、飛竜を操り空をかけるゼラフの姿は目に焼き付いている。


「あの日って結局どうしたの?」
「風の噂で、お前が来ねえってことを知って、俺自身も待ち合わせ場所に行かずに家でのんびりしてた。一年前の約束の事思い出したって仕方ねえだろう」
「君を傷つけていたら、ごめんって思って」
「……別に気にしなくていい。あの頃は、まだその程度の関係だっただろ」


 ゼラフは、ぼそりとつぶやいて頭をかいていた。

 確かに、あの頃のゼラフはただのちょっと信頼のできる友だちだったわけで、今以上に彼のことを知っていたわけじゃない。彼がなんで飛竜を好きだとか、魔法が得意なのだとか、彼の生き方、彼の経験してきたこと、過去。何も知らない状態で、聞きもしようとしないで彼に接していたのは事実だ。
 ゼラフにとっては、一年前のどうでもいい約束なのかもしれないが、俺にとっては破ってしまった約束なわけで。後悔しているからこそ、今回こっちからお願いしたのだ。
 飛竜に乗らせてほしいと。一緒に乗りたいと。
 もちろん、あれがちゃんとした約束だったかと言われたらそうとは言えない。勝手に飛竜デートをとかいって約束を取り付けてきたのはあっちだったと記憶している。
 それで、一年越しにそれをはたせたなら、それでいいのかもしれない。


「んまあ、いろいろ言ってもしゃーね―だろう。こいつも、お前を乗せたくてうずうずしてんだ」
「ごめん……と、触っても大丈夫そう?」
「ああ、ご自由に?」


 にやにやとゼラフはいって手を離した。なんだか、嫌な予感しかしない。
 俺は、黒い飛竜と向き合ってそっと手を飛竜の頭においてやる。ピ鳥と指先が飛竜の頭につくと、俺が想像していたよりも、鱗が冷たいことに気が付いた。いや、俺の手も十分冷たいのだろうが、飛竜の鱗は硬くて、触り心地も決してつるつるとは言えないが、なんとも言えない肌触りだった。
 黒い飛竜はアイスブルーの瞳でじっと俺を見つめていた。黒い縦長の瞳孔がきゅうっと細められ、俺を凝視している。何か気に障ることでもしてしまっただろうか。


「ゼ、ゼラフ。これはどういう感情なの?」
「さあ?」
「さあって……!! 君は、俺よりも詳しいでしょ。てか、この子は君の相棒なんじゃないの?」


 俺がそう聞くと、そうだが? 的な感じでゼラフは俺を見てきた。
 飛竜は人になつくタイプではない。心を許した人間には触れることを許可するし、猫のように甘えるとも聞いていたけれど、主人じゃない俺が触ってもこんなにおとなしいものなのだろうか。その背中にだって、自分が認めた人間しか載せないとも言われる気高い存在である飛竜が、こんなにもおとなしく……
 ゼラフは、目の前の飛竜と同じように俺のことをじっと見つめており、二人からの視線に恥ずかしくなってきた。いったいなんだというのだろうか。
 俺は、数秒考えた。二人……一人と一体の飛竜の視線の訳を。そうして、ある考えが俺の頭にゆっくりと浮かんできた。


「……あ、もしかしてさ、ゼラフ」
「ほ~ん、気づいたのか。言ってみろよ。あってるかだけ教えてやる」


 ゼラフは今度は前で腕を組み、少し顎を突き出して見下ろすように俺を見た。その上から目線の態度は癪だが、なんだか答えに自信が出てきたので俺はそれを伝えることにした。


「俺が、氷帝の……竜の血を引くものだから?」


 俺が恐る恐る答えると、ゼラフはフッと口の端を持ち上げる。どうやら正解らしい。


「あたりだ。お前にとっては不服かもしれねえが、飛竜の祖はあの三体の竜だ。飛竜は寿命が人間よりもはるかに長いからな。それと、遺伝子レベルであの神話時代の竜を覚えてるんだろ。だから、お前のことを祖なる竜って認識してんのかもな。つっても、匂いや血の濃さは全然違うがな」
「だから、大人しくしてるってこと? 懐いているとかじゃなくて、俺の事怖がってるとか?」
「怖がってるんだったら、その前足でお前の前身切り裂くだろうな。飛竜は別に温厚じゃねえからな。外敵に対しては野生本能むき出しだ」
「……怖いこと言わないでよ」


 でも、もしもゼラフの言う通りこの飛竜が襲ってきたら俺はぺしゃんこになるだろうし、内臓をすべて抉り出されているだろう。ちらりと、飛竜の前足を見てみたが、発達した筋肉に黒々とした鱗、そして何よりも鋭い爪を兼ね備えている。並の剣じゃ前足の攻撃を受けただけで下手したら折れるだろう。
 ゼラフは、からかうためにいったらしく、にやにやと笑いが抑えられないようだった。
 本当にこういうところは変わっていない。
 俺は、少し怖いものの飛竜の頭を撫で続けた。怖いのは飛竜側かもしれないと、手を放そうとしたが、じっとみつめられたまま微動だにしないので、嫌がっている感じではないのだろう。もしかしたら、自分の祖先である氷帝の匂いと比べて何かが違うと気付いて俺を観察しているのかもしれない。


「ゼラフ、この子には名前があるの?」
「ああ、あるぜ」
「えっ、その感じだと、もしかして教えてくれない感じ?」


 俺がゼラフの方を見れば、彼は眉を上げて薄く笑うばかりで答えをくれなかった。
 彼の相棒であるためきっと名前があるだろうとは思っているのだが、どうやらこれも当てろとのことらしい。さすがにヒントもないのは無茶ぶりすぎる。
 俺は、無理だと首を横に振ればゼラフは「しゃーねーなあ」となぜか呆れたようにため息をついた。すがすがしいほどの演技に俺はむっと彼を睨んでしまう。すると、のそりと飛竜もゼラフの方を見る。どうやら、ご主人であり相棒に名前を読んでもらえなくて少し寂しいようだ。


「まあ、あてられるわけねえか」
「ヒントもないわけだし……それに、ほら。この子も呼んでもらいたそうじゃん」
「どーだろうな? 半分正解で、半分不正解だな。単純にこいつは空を飛ぶのが好きなんだよ。だから、早く乗れって催促してんだよ。可愛いやつだろ?」


 と、ゼラフはいうと飛竜の頭を撫でた。すると、飛竜は先ほど俺が撫でたときと違いさらに嬉しそうにきゅるると鳴いて、大きな口を開いた。人の頭なんてぱくっと食べられそうなくらい大きな口に俺は少しの恐怖を抱きつつも、嬉しそうにしポポをフル飛竜を見てかわいいと思ってしまった。

 やっぱり、ゼラフに撫でられるのが嬉しいようだ。


「こいつの名前は、ブリーゼだ。覚えておけよ?」
「ブリーゼ、かいい名前だと思う。ブリーゼ、今日はよろしくね」


 俺もゼラフをまねて左から右へと頭を撫でてみる。スライドさせるのではなく手首を使って撫でてみると、少しだけ気持ちよさそうにする気がしたのだ。
 飛竜の名前も教えてもらったところで、俺たちはちょっと遅くなりながらも飛竜に乗ることにした。俺はゼラフの手を乗りながらゆっくりと飛竜の背中に乗り、彼の腰に腕を回す。もちろん、他にも捕まるところはあったし、振り落とされまいと魔法と命綱もつけてあるが、それでも怖さはあったので彼の腰に抱き着いてしまった。これは、決してゼラフに抱き着きたかったからではなくて、自分の恐怖を和らげるためなのだと言い聞かせる。


「これが、合法だったらいいんだけどなあ?」
「何が? 俺が抱きついてること?」
「自覚あんだな。そーだよ。皇太子殿下にバレたら俺が半殺しにされる」
「さすがに……ない、とはいえないね」
「否定してくれ。んじゃまあ、出発すっか。振り落とされんなっ!!」


 ゼラフが手綱を強く引っ張ったと同時に、ブリーゼは青い芝生をドスン、ドスンと踏みしめ滑走すると大きな翼を広げて空へと飛び出した。思っていた通り翼は広げてみると大きくて、想像以上だった。風を受けてブリーゼの翼は上下に大きく動く。
 あっという間に俺たちは青い空の海へと潜り、白い雲は眼下に見える。とても不思議んな気分だった。
 魔法がかけてあるためか、大きな空気抵抗は感じないものの、そよそよと髪を優しく風が揺らす。


「どうだよ。初めての空の旅は」
「想像以上だよ。キレイ……空って、すごく。それに、ブリーゼもなんだか楽しそう」
「空を飛ぶのが好きなんだよ。こいつも」


 ゼラフも、心なしか嬉しそうに声を弾ませていた。
 好きなことをやっているときが一番楽しいだろう。ゼラフにも熱中できるものの一つや二つあったんだと、失礼だと思いつつも思った。彼の腰に抱き着いているため、彼の顔は見えないものの、靡く赤い髪がいつもより手入れされている気がして気合の入れ具合がうかがえた。
 それにしても、やはり筋肉が前よりもついていると思う。理由は明白だ。


「団長殿のスパルタ訓練どう?」
「……お前、知ってたのか?」
「んーどうだろう。知ってるというか、風の噂というか。もちろん、父上から直接聞いたわけじゃないよ。でも、筋肉が前よりついた気がして。ほら、腰回りとか腕とか」


 俺は、腰に回していた手を少しだけ上にあげてぺたりとゼラフの身体に触れてみる。彼の身体を真剣に見たことも、触ったこともないが、それでも目視で解る程度には彼の身体は変わっていた。服の上からでも実際触ってみると、服のサイズが若干あっていないし、筋肉がついている。
 風の噂によると、父はゼラフに特訓メニューを出して、たまに手合わせしているらしい。それこそ、どういった風の吹き回しだ? ということになるが、父もあれだけ啖呵を切ってボコボコにしてしまったゼラフを気にしていたのかもしれない。それに、見込みがあると思っているからこそ、父は自ら指導をしたいと思ったのではないだろうか。
 実際、父に聞いたわけでもないのでこれは俺の憶測でしかないが。


(以前のゼラフだったら、屈辱~とか言って、サボりそうだけど。ちゃんとやってるんだろうな)


 ゼラフはすごく変わった。それは誰が見てもわかる変化だ。本人はいたって普通というようにふるまっているが、努力はひけらかさないタイプなのだろう。ゼラフらしい。まあ、本人は単純に全力でやっていることが恥ずかしいから知られたくないのかもしれないが。
 俺がそんなふうに触ったせいか、ゼラフは少しだけ身をひねった。


「お、おいっ、くすぐったいだろ。あ~操縦ミスって落ちんなあ、これ」
「え、嘘……うああっ!?」


 わざとらしい声と共にパッと手綱を離したためか、ブリーゼは驚いて降下を始める。俺は驚いて、ゼラフに先ほどより抱き着いてしまった。
 だが、しばらくして飛行が安定すればくつくつと前から笑い声が聞こえる。


「あ~傑作だな。ニル。本気で落ちると思ってんのか?」
「お、落ちないとは思うけど……てか、そんなこと、君はしないって思うけど。でも、いきなりあんなことされたら驚くだろう!!」
「じゃあ、俺もいきなり体触られたら驚くが?」
「くっ……」
「くっ……じゃねえし。まあ、お前に引っ付かれて嫌な気持ちにはしねえな~?」
「そ、それ、目的でしょ」


 心臓がヒュンとなった。俺の心臓が弱いのを知ってなんてことを……と、思ったが、俺から仕掛けたので言い返す権利もない。
 ゼラフは、ハハッと大口明けたような笑い方をして、手綱をしっかりと握っている。ブリーゼも、ゼラフのお遊びを理解しているのか、きゅるきゅると鳴いていた。二人して俺をからかったらしい。
 はあ、と内心ため息をつきながら、俺は風を切るように青い空の海を進んでいくこの感覚に身を委ねた。すると、些細なこともどうでもよくなって、風になったような気分になる。
 髪が揺れ、澄んだ空気が肺いっぱいに入ってくる。それに交じってゼラフの匂いも俺の鼻腔を通り抜けていく。


「皇太子はいつもこんな感じなんだな。お前に抱き着かれて……心拍数上がる」
「だからって、さっきみたいなことしたら怒るからね?」
「へいへい、しねーよ。その代わり、ちゃぁ~~~~んと俺に抱き着いてろよ? これは、前に約束した空中デートなんだからよ」
「デートじゃないし……まあ、でも、たまに君とこういうふうに空を飛ぶのも悪くないって思ったよ。ありがとう、ゼラフ」


 素直に感想を述べれば、ゼラフはしばらくの間黙ってしまった。何かまずいことでも言っただろうかと思ったが、ゼラフが「おい」と怒ったような、上擦ったような声で俺に話しかけてくる。


「んなこと素直に言うなよ、恥かしい……」
「だって、本心だから」
「たちわりぃ~~~~まあ、俺も、お前と二人きりになれるんなら、な? また連れて行ってやるよ。だから、ニルから誘ってくれ」
「分かった、考えておくよ」


 そんな会話をしながら、俺たちはもうしばらく空の上を飛び日が傾き始めたころに地上へと降りた。
 とても不思議な体験で、時間もあっという間に過ぎ去っていった。地上についたころには真っ赤な夕日が俺たちの影を長くのばしていたのだった。


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