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第7部2章 君の中に僕がいない世界で
01 君の中に俺がいない
しおりを挟む嗚咽。鼻をすする音。
真っ赤になった目は痛くて開けていられなかった。
皇宮。俺とセシルの寝室の前で俺は蹲ったまま動けなくなった。
この部屋の前の廊下は特別静かで、誰かが通ることもまずない。春の夜。気候は穏やかで温かいのに、俺の心も指先も冷え固まっていた。頬には霜が降りており、表情筋が固まってしまっている。
俺は、寝室の前の扉に震える手で爪を立て縋るようにその場で硬直していたのだ。
「………………しよ、どう、しよ」
「ニル」
「………………あ、はは……はは……」
後ろから聞こえた声は、ゼラフだった。
だが、セシルの声じゃないと分かったからか、俺は狂ったように笑い声が漏れてしまう。いや、乾いた笑いだった。笑い声にすらなっていない。
ゼラフの声を聴いてか、俺の目からはぼろぼろと涙がこぼれ止まらなくなる。涙腺はとおの昔に決壊し、自分ではどうしようもなくなってしまったのだ。
そんな壊れた俺の背なかをゼラフは撫でた。長い脚を床につけて、俺の背なかを優しく撫でる。
「一命はとりとめたっつぅ言ってただろ。ニル。一回寝ろ」
「……はは、だから? だから何。一命はとりとめたから? だからって、セシルは、起きてないじゃないか!!」
「………………あー、すまねえ、言葉間違えた」
理不尽に怒鳴り散らしても、ゼラフは自分に非があると俺に謝った。
俺だって、ゼラフが悪いとは思っていない。その言葉も、俺を励ましてくれるためのものだってわかっていた。なのに、俺の心が受け入れられなかったのだ。
元ハーゲル男爵領の調査は、忘却竜ウヴリの介入により中断された。
彼女の襲撃を受け、夜が明けると倒れたみんなは徐々に起き始めた。だが、かなり頭や背中を強く打ち付けている人もいたらしく、みんな無傷とは言えない。ウヴリがそんな手加減をすることはなかっただろうし、起きたタイミングがみな違ったのはその人の身体の強さに関係していたのだろう。
そして、ゼラフや父が起きてきて、セシルの状態を見た後だったか、俺も気を失った。
俺はみんなが倒れた後、一人で泣いていた。
静かな夜に俺の泣き声だけが響いて、それ以外は何も聞こえなかった。
泣き疲れて寝てしまった俺は、気づいたら皇宮の一室――ベッドの上にいた。
起きたらそこにはゼラフや父がいて、俺が目覚めたことを喜んでくれた。しかし、俺の隣で眠るセシルは死んだように目を閉じたままだったのだ。
あれから、どうやってサテリート帝国の都心、帝都まで戻ってきたのか俺は全く知らない。
父に聞いたところ、フロリアン卿と話し合った末に、調査は中断、そして荷物をまとめて帰ってきたらしい。そのため、あの領地に何か置いてきたものがあるかもしれないとのことだった。俺とセシルの剣は無事回収されていたので、俺たちが置いてきたものは何もないはずだ。
だが、そんなことが問題なのではなく、あの夜、一番ひどい状態だったのはセシルだった。
俺が確認した限りでは、セシルはあの夜一度も心臓が動いていなかった。死んでしまったのではないかと、突きつけられた現実に俺は酷く混乱し、半狂乱状態だったそうだ。
――で、皇宮のほうに戻り、俺が目を覚ました時には、セシルの心臓はまた動き始めたという。それこそ、俺が体験した奇跡のように。
だが、よくよくフロリアン卿が調べてみると、ウヴリの力によって一時心臓が停められていただけらしく、命に別状はないとのこと。
命に別状はない、とは言われたものの、ここ一週間セシルは目を覚ましていない。
体の傷は、治癒魔法でなおせないものもあり、彼の身体には痛々しい傷が残っていた。
俺は、彼のお見舞いに行くたび、心臓を抉られるような痛みを覚え、会うたび嘔吐するようになった。もちろん、ここ一週間ほぼ何も食べていない絶食状態なので、吐くものも次第になくなっては来ているが、それでもあの夜のことを思い出すと吐かずにはいられなかった。
そうして、自分で立つのもやっとな身体になってしまい、俺はゼラフがつきっきりで見てくれている。彼の顔にも疲労が見え、申し訳なさも感じている。
主人である俺がいつ、変な行動をとるか分からない。眠りについたと思えばいきなり叫びだして……なんてこともあったらしいが、俺は記憶にない。
「せしる……」
とにかく、彼が目を覚ましていない。
その事実が俺の心を身体を蝕んでいた。
もし、ずっとこのままだったら。
それこそ、フィルマメントが体験板未来のようではないか。でも、俺は生きていて。俺は、目覚めないセシルを思い続けながら死んでいくのだろうか……とか考えた。
もう何も考えられなかった。俺の命を上げてもいいから、セシルの目を覚まさせてあげてほしいとすら思った。
そんなこと言ったら、セシルにもゼラフにも殴られそうだが。
また、今回のこともあり、即位式は延期されることとなった。もう何度めの延期だろうか。
今回の件については、情報統制がされているため、平民に広がる恐れもなければ、あの調査に関わった貴族たちしか知らない。情報を外部に漏らしてはならないと、議会で決まったそうだ。
だが、即位式延期という事実は国民を不安にさせるだろうし、疑心を植え付けることにもなるだろう。
次の皇帝はセシルではダメなんじゃないのか――そんな噂が流れない可能性も低くはない。
(ウヴリ……どこに行ったんだろう)
あの夜、姿を現した祖竜に連なる竜――忘却竜ウヴリは、あれっきり姿を消してしまった。人間体であれば、姿はいくらでも隠せるだろうが、竜の姿では、あれほど大きいのだから見つかってもおかしくはない。
騎士団は、ウヴリの調査に乗り出したが一週間では足取りすらつかめないと。今後も、ウヴリをどうにかするために騎士団は調査を続けるだろう。
皇太子の敵でもあり、帝国に災厄をもたらす存在であるからだ。
結局、オセアーンの予言は当たってしまったわけだ。彼が生きていてくれたら、ウヴリを説得してくれただろうか。
(フロリアン卿は俺がいたら、共存していける世界をつくれるって言ったけどさ……俺には無理だよ……)
あの日、どうやって説得すればよかっただろうか。なんて言葉をかけるのが正解だっただろうか。
俺はあの日のことを思い出すたびに、胸が張り裂けそうになって、吐き気がこみあげてくる。
そんな口元に手を当てている俺の背中を、ゼラフは優しく撫で続けていた。
「大丈夫だって、あの皇太子殿下だぜ? 絶対に目を覚ますに決まってる。お前が生きてんだよ。あいつが死ぬわけがないだろ」
「……そう、かも、だけど、やだ、わかんない……」
「……俺は、お前が壊れていく姿を見るのがつらい」
弱弱しくそういったゼラフは、俺のことを後ろから抱きしめた。そして、俺を潰さないようにと細心の注意を払って強く、優しく抱きしめたのだ。
この姿を誰かに見られたら誤解されるだろうな、なんて思ったが、俺は振りほどくことはできなかった。
セシルが見たら怒るどころの騒ぎじゃないだろう。ヴィルベルヴィント公爵家を潰す勢いで憤怒するに決まっている。
(あ、はは……せしるのこと、ばっかり、かんがえてるな……)
涙は自分の意思では止められない。
ずっと流れ続けて、目が腫れぼったくなっている。それでも、流れてしまう涙は止められなかった。
ゼラフだって、あの日かなりの傷を負ったはずだ。セシルだから立ち上がったが、普通の人間だったら立ち上がることはできなかったはずだし、例にもれずゼラフもそうだった。彼の後遺症とかも考えてあげるべきだったのに、俺はその余裕が一切なかった。
今、こうして彼は俺を抱きしめていてくれるけど、打ち所が悪ければ普通に彼だって死んでいたかもしれない。
俺はあの一夜ですべてを失っていたかもしれないのだ。
そうなれば、ウヴリの言った通りに俺はすべてを失って、彼女のもとに行っていたかもしれない。今以上に自暴自棄になって手が付けられなくなっていたかもしれない。
その中で、俺をつなぎとめてくれたのはフィルマメントだったし、ゼラフが生きていたこともそうだし、何よりまだセシルが生きているという希望だった。
それでも、絶望の渦中にいることは変わりない。
「ごめん、ごめん、ゼラフ……俺」
「いい、辛かったろ。何もしてやれなくてすまねえ。だから、もう泣き止んでくれ。分かる、けど、な……ニルが壊れていく姿を、これ以上見たくねえんだ」
「うっ……ひぐっ……う……っ」
どうにか止めようと努力してみるが、俺の涙は止まってくれなかった。
ゼラフは優しい。
こんな情けない俺を前にしても見放さないでいてくれる。隣にいてくれる。
ゼラフだっていろいろ苦しいだろうに、それを二の次にして、俺の心配をしてくれるのだ。こんな騎士の主人に慣れたことを誇りに思うと同時に、情けなさでいっぱいになってしまった。
セシルも、ずっとこんな気持ちだったのだろうか。
(俺が、死にかけたとき……てか、いっぱい死にかけてたな……)
そう思うと、彼のメンタルは強靭なものなのだろう。俺は、たった一度のことでこんなふうになってしまった。
第一に、あのセシルがあそこまで完膚なきまでに叩きのめされたことが受け入れられなかったのだ。
セシルはいつだって一番に駆け付けてくれて、そして自分の身を心配しない。でも、最後はすべて丸く収めてくれて、勝利を収め……彼が一度でも苦労したことがあっただろうか。
俺は、彼なら負けないと心のどこかで思っていた。あの夜だって、あれだけ圧倒的な力を前にしても、セシルなら勝てるだろうと思ってしまっていた。
けど、現実はそんなに甘くなかった。
結果がこれなら、あの時止めておけばよかったと思う。
(……だったとしても、ウヴリは止めなかったかもしれないな……)
人間を恨み、排除しようとしていた彼女を人間の誰がとめられたというのだろうか。
「よーし、よし、ニルは偉いなあ~~~~お前は、本当に、人の痛みに寄り添える優しいやつだよ。だから、すげえ、怖くもある。一緒に壊れていっちまう気がしてな」
「……ぜら……」
ゼラフは、俺の背なかを撫でていたが、ある時ピタりと手を止めた。
どうしたのかと思っていると、ハイマート伯爵が廊下の端に立っていたのだ。俺たちの姿を見つけると、ゆっくりとした足取りで歩いてくる。
さすがに、彼の前では泣けないと、どうにか涙を引っ込める。だが、完全には至らず、俺の目からはまだうっすらと涙が流れ続けていた。
「ハイマート伯爵、どうしたんですか」
「……殿下が、目を覚ましました」
「セシルがっ!!」
その言葉を聞いた瞬間、これまでマイナスだった気持ちが一気に晴れやかになった気がした。しかし、どうもハイマート伯爵の顔は浮かないままだ。
何か言いたげだが、口ごもっている様子に見える。
でも、今の俺にとってはそんなこと些細なことで、セシルが目覚めたのなら、それでいい。とにかく、彼が目覚めたのであればそれは喜ばしいことなのではないかと。
「今すぐ、彼のもとに行っても大丈夫ですか」
「はい。そのつもりで呼びに来たのですが……本当に大丈夫ですか。皇太子妃殿下」
「……俺は大丈夫ですよ。セシルが無事なら、それで」
「そうではありません。きっと、お辛いでしょうから」
ハイマート伯爵は、視線を下げてそう言うと、息を吐いた。
俺は、ゼラフに協力してもらいながら何とか立ち上がり、ハイマート伯爵に彼の部屋に案内してくれないかと頼んだ。
ハイマート伯爵は俺の申し出を断ることはなく「ついてきてください」と歩き始める。
皇宮内は昼間ということもあって明るいが、廊下にはかなり黒い影が落ちており、少し不穏だ。
(でも、セシルが目覚めたんだし。きっといいことがあるよね……)
ハイマート伯爵は、こちらが何も聞かない限り、道中ずっと黙っていた。その沈黙が耐えきれなくなり、俺から彼に話を振る。
「それで、セシルの容態はどうなんですか? 後遺症とかは?」
「元気ですよ。後遺症も今のところ見受けられません。それこそ、奇跡の生還を果たした……かつての貴方のようにね」
「そう、ですか……でも、その、よかったです。セシルの目が覚めて」
もし、このままずっと寝たきりだったらどうしようと思ったが、その心配がないならそれ以上は望まなかった。
しかも、後遺症までないというのなら、五体満足じゃないだろうか。後々、負った怪我は癒えていくものと考えて、まずは会話ができるのであればそれで俺は良かった。
心配したんだからなって抱き着いてやると決めている。
だが、俺の身体もこの一週間ほどでかなり無茶をしているため、手に力が入りにくくなっている。今だって、ゼラフに手を引かれていないと歩けないのだから、セシルが見たら心配してしまうだろう。
それでも、俺はセシルに会えることを楽しみに向かっていた。
「ハイマート伯爵、ちゃんとニルに話しておいたほうがよくないですか?」
「ヴィルベルヴィント公爵子息はそう思いますか」
「だってよ、なんかあんだろ? こんだけ、期待してていざあってみて、何かあったら、こいつまた壊れますよ」
「……実際に会ってみるのがいいでしょう。それに、我々からしても、実際に会ってもらってどうにかしてもらわないといけませんし。少なくとも、今の殿下では、いろいろと役不足です」
ハイマート伯爵は、ゼラフの問いかけに対して淡々と答えていた。
二人が何を話しているのかいまいち理解できなかったが、それでもかまわないと思ったのだ。
(セシル、セシル。俺話したいこといっぱいあるんだよ。聞いてほしいこと……何も解決してないけど)
それでもいい。セシルが生きていればそれでいい。
とにかく彼と会って話したかった。抱きしめたかった。彼の心臓の音を聞いて、温度を感じて。いち早く安心したかったのだ。
無茶したって怒りたいけど、それよりもおかえりって言いたかった。
そうしているうちに、セシルが寝ていた部屋にたどり着き、ハイマート伯爵が静かに扉を開ける。扉の向こうには、多くの騎士と医者、そして騎士団長である父の姿もあった。
セシルは、ベッドの上で上半身を起こして医師と話している。
「――セシル!!」
話の腰を折ってしまうとはわかっていたが、彼が普通に会話している姿を見ていると居ても立っても居られなくなり、俺は彼の名前を呼んでしまった。
部屋の中にいた全員がこちらを向く。しかし、皆、俺を心配そうに見つめており、それから視線を逸らした。
そして、彼の夜色の瞳が俺を射抜いた。だが、その瞬間分かってしまった。
彼の瞳が冷たいことを。空っぽであることを。
セシルをよく知っている俺だからこそ、理解してしまったのだ。彼の瞳に、彼の中に俺がいないのではないかと。
でも、彼の口から聞くまで信じないと、俺はどうにか自分を取り繕う。精一杯作った笑顔が硬直していることに自分でも気づいてしまった。きっと酷い顔をしていることも。
「せし……る?」
セシルは俺を頭の先からつま先まで見た後、怪訝そうに眉を顰め、目を細めた。
形のいい薄い唇がゆっくりと開かれる。
「――貴様は、誰だ?」
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