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5. 17歳 12歳
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学校に戻れば子供達は心配した表情で聞いてきたので、風邪を引いたことにして誤魔化した。
オメガであることを別に隠さなくてもいい環境だし、話した方が発情期を理解してもらえると思うのだけれど、僕は何となく言いたくなかったのだ。
――「先生。」
オースティンが授業を終わって話しかけてきた。
「オースティン、どうしたの?」
「…放課後、聞いてもいいですか?」
僕はオースティンが空を飛ぶ魔法の事を言っているのだと思って頷いた。
中庭に行けば、オースティンが待っていた。
「……先生。」
「待たせてごめんね。どうしたの?」
「…先生は、オメガ?」
僕は驚いた。性別は、オメガの人はチョーカーを着けているし発情期もあるから分かるけど何となく触れたらタブーな話題だった。
僕もまだ14歳だけど9歳の子どもだからそれがまだ理解できないのだと思った。
「…そうだよ。みんなには内緒にして欲しいな。」
そう答えれば、オースティンは頷く。
彼の長めの前髪から見える金はまっすぐにこちらを見ていた。
「……先生。俺、もっと学びたい。」
僕は驚いた。オースティンはポテンシャルは高い。
しかし、自信と向上心が足りないと思っていた。
でも彼の口から意欲的な言葉が出てくるのはいい事だと思った。
「それはいい事だ。僕でよければ、
上の学年の魔法も君には特別に教えよう。」
そう言えば、オースティンは頷く。
僕もそれを見て頬が緩んだ。
オースティンとは放課後一緒に色々な魔法を教えた。
彼は教えるたびに呑み込みが早くて、僕も教えるのが楽しかった。どこまでも努力して伸びていくオースティンは天才だと思った。
――気づけば、僕は17歳、オースティンは12歳になっていた。
僕もオースティンも身長が伸びた。
僕はオメガだからそこまで伸びる訳でもなかったけど、オースティンはかなり伸びたと思う。
細かった体は肩幅がしっかりして、骨格が僕より太く、はっきりした。身長も12歳にして僕を少し追い越すようになった。
僕は成長していくオースティンが眩しかった。
僕自信も授業のやり方や生徒との関わり方を身につけた。論文も認められることもあり、以前より成長しているのかもしれないけど、目に見える成長はアルファには勝てない。
相変わらず発情期には悩まされて、父に頼っている。
17歳になった僕は、正直父とセックスすることに違和感を感じていた。
――「先生?」
「……あぁ、ごめん。さっきの続きだよね。」
オースティンとの放課後の魔法学の勉強で、オースティンは高難度の技でも出来る様になった。
オースティンは僕と同等に渡れるレベルになってきて、僕自身の勉強にもなっていたので、先生としては失格かもしれないけれど、僕はとても楽しかった。
「…オースティン、最近お母さんはどうなの?」
「母さんは最近は落ち着いてるかな…。
まぁ、相変わらず俺が家事してる。」
オースティンはいつの間にか家庭の話をしてくれる様になった。
オースティンの家庭はお母さんが機能していないので、この3年間で僕はオースティンに家事も叩き込み、自分でできる様に成長させた。
オースティンが健康でいるために、親は中々考えを変えられないけど、それなら子どもに自立させるしかないと思ったのだ。
「…オースティンは頑張ってるね、偉いよ。」
そうオースティンに言えば、オースティンは、複雑そうな顔をしていたのが少し不思議に思った。
オメガであることを別に隠さなくてもいい環境だし、話した方が発情期を理解してもらえると思うのだけれど、僕は何となく言いたくなかったのだ。
――「先生。」
オースティンが授業を終わって話しかけてきた。
「オースティン、どうしたの?」
「…放課後、聞いてもいいですか?」
僕はオースティンが空を飛ぶ魔法の事を言っているのだと思って頷いた。
中庭に行けば、オースティンが待っていた。
「……先生。」
「待たせてごめんね。どうしたの?」
「…先生は、オメガ?」
僕は驚いた。性別は、オメガの人はチョーカーを着けているし発情期もあるから分かるけど何となく触れたらタブーな話題だった。
僕もまだ14歳だけど9歳の子どもだからそれがまだ理解できないのだと思った。
「…そうだよ。みんなには内緒にして欲しいな。」
そう答えれば、オースティンは頷く。
彼の長めの前髪から見える金はまっすぐにこちらを見ていた。
「……先生。俺、もっと学びたい。」
僕は驚いた。オースティンはポテンシャルは高い。
しかし、自信と向上心が足りないと思っていた。
でも彼の口から意欲的な言葉が出てくるのはいい事だと思った。
「それはいい事だ。僕でよければ、
上の学年の魔法も君には特別に教えよう。」
そう言えば、オースティンは頷く。
僕もそれを見て頬が緩んだ。
オースティンとは放課後一緒に色々な魔法を教えた。
彼は教えるたびに呑み込みが早くて、僕も教えるのが楽しかった。どこまでも努力して伸びていくオースティンは天才だと思った。
――気づけば、僕は17歳、オースティンは12歳になっていた。
僕もオースティンも身長が伸びた。
僕はオメガだからそこまで伸びる訳でもなかったけど、オースティンはかなり伸びたと思う。
細かった体は肩幅がしっかりして、骨格が僕より太く、はっきりした。身長も12歳にして僕を少し追い越すようになった。
僕は成長していくオースティンが眩しかった。
僕自信も授業のやり方や生徒との関わり方を身につけた。論文も認められることもあり、以前より成長しているのかもしれないけど、目に見える成長はアルファには勝てない。
相変わらず発情期には悩まされて、父に頼っている。
17歳になった僕は、正直父とセックスすることに違和感を感じていた。
――「先生?」
「……あぁ、ごめん。さっきの続きだよね。」
オースティンとの放課後の魔法学の勉強で、オースティンは高難度の技でも出来る様になった。
オースティンは僕と同等に渡れるレベルになってきて、僕自身の勉強にもなっていたので、先生としては失格かもしれないけれど、僕はとても楽しかった。
「…オースティン、最近お母さんはどうなの?」
「母さんは最近は落ち着いてるかな…。
まぁ、相変わらず俺が家事してる。」
オースティンはいつの間にか家庭の話をしてくれる様になった。
オースティンの家庭はお母さんが機能していないので、この3年間で僕はオースティンに家事も叩き込み、自分でできる様に成長させた。
オースティンが健康でいるために、親は中々考えを変えられないけど、それなら子どもに自立させるしかないと思ったのだ。
「…オースティンは頑張ってるね、偉いよ。」
そうオースティンに言えば、オースティンは、複雑そうな顔をしていたのが少し不思議に思った。
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