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私は2番目の女
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次の日。土曜日なのにハルトは新しく始まるプロジェクトのリーダーだから仕事らしい。『…ふぁ~眠い…』そりゃそうだ。結局寝たのは夜中の三時頃だから。
「…大丈夫?」『…うん、あ~行きたくねぇ…』「…」『みおと二度寝したい…』「…頑張って?」『…キスしてくれたら頑張れる』
「…朝から何回もしてるのに?」『全然足りない』「…しょうがないなぁ」そう言って唇にちゅって口付ける。「行ってらっしゃい…?」『…また月曜まで会えないんだからもっと深いの』「…」
そう言われてハルトの肩に手を置いて少しつま先を上げてちゅーって長いキスをすると舌で唇をこじ開けられる。
「…んっ」
少しずつ熱い舌が口内に入ってきて唾液を吸われる。ぴちゃ、ぴちゃと水音が聞こえてきて朝なのに身体中が熱くなった「ん、はぁ…ハルト…これ以上は…」
そう言うと腰に手を回し下半身が触れあうように抱くと少し形付いたモノが自分の体にも伝わる
『…はァ、どうしよ…今から仕事なのに…』
「行って…?」『…行きたくない』「…ハルト、はぁ…」『舌絡めて』
涙目になりながらその言葉に従い舌を絡めると次はじゅるって吸われる
「んっ…」『…おいし』「はぁ、ほんとにもう…時間だよ…?」『…はぁ』
そう言うと手の甲で口元についた唾液を拭いチラッと時計を見てキスを辞め抱きしめられた
『…ん、行く』「…うん。はい、鞄…」『ありがとう…』「うん…」『じゃあ行ってくる』「行ってらっしゃい、気をつけてね」『うん。また、月曜日な』「…月曜日、ね…」
最後にそう言うとハルトは少し寂しそうに笑って出て行った。
「…行っちゃっ、た…」
寂しい。寂しいけど欲張っちゃいけない。気分転換に出かけようか、そう思い軽くシャワーを浴びメイクをしてから外に出る。空を見上げると太陽の日差しが眩しい。
「…良い天気」
いつも一人で買い物をする場所は会社の近く。だからいつものように電車に乗って向かった
結局休みなのに来ちゃうんだよね、だって家の周りはドンキくらいしかないし…お洒落な洋服なんてショッピングモールに行かなきゃないんだもん、電車を降りて街中を歩く。いつも行くブランドの洋服屋さんに寄ったらお気に入りのワンピースを見つけた。
「買っちゃお…」
それから何軒か違うお店にも寄ってなんやかんやで両手にはショッピングバッグがいっぱい。休憩してから帰ろうと思いパスタがメインのカフェに行く。
「…はぁ、疲れた」ほうれん草とベーコンのパスタを選びコーヒーを飲みながら待つとパスタが運ばれる
店員さんが目の前に置くとすぐに良い香りがして食欲をそそった。朝から何も食べてないから一瞬でお皿は真っ白。少しだけ食後の休憩をしてから出ようかな、そう思いスマホに目をやると
〈みお先輩ぃ~!〉
ってこもった声が聞こえる。窓側だったから窓の外を見ると会社の後輩が手を振っていた
手を振り返すと直ぐに店に入って来る後輩の名前はユアちゃん。今年入社したばかりで人懐っこくて目がクリクリの可愛い女の子。
会社の男子は皆んなこの子に夢中だ。
〈みお先輩、何してるんですか?〉「ランチだよ?ユアちゃんは?一人?」〈まさかぁ!今からデートですよ♡〉「あぁ、彼氏か…」
〈この辺で待ち合わせなんです。今来たらこのお店の中に先輩が居るのが見えたから♪〉「…そ」そう言うと〈テイクアウトでフラペチーノ頼んじゃおっと…〉
と言って店員さんに注文して私の前に座った
「…彼氏は?まだなの?」〈そうなんですよぉ、寝坊したって言われて…このあたしを待たすなんて絶対許さないんだからぁ…!〉「…」〈なんか買ってもらわなくちゃ♪〉
そう言ってキャラメルフラペチーノを美味しそうに飲むユアちゃん。するとスマホを見て〈…あ、彼氏着いたみたいです♪〉
「…そうなんだ?」〈それじゃあ私行きますね♪〉「うん」〈また月曜日、会社で~♪〉
スカートをひらっとさせてユアちゃんは店から出て行った。「…」なんか疲れた。早く帰ろっかな…お会計をしてお店を出て会社の前を通る。
そして立ち止まり、自分のオフィスを見上げた
「…」ハルト、まだ仕事かな…。
おすそ分けとか……ぅぅん、ダメ。そんな事しちゃ。少しでも怪しく思われる事をしちゃダメ。いつどこで誰が見てるのかわからないもん。
そう思い会社に背を向けて歩き出すと『みおっ』って大好きな声で呼ばれる。
「…え?」『何してんの?買い物?凄い荷物だけど…』「え、何で?仕事は…?」『ん?今日は打ち合わせだけだからもう終わり』「…そう」『一人?』「…うん」『…そっか』「…じゃあ、私行くね」『…』
行きたくないけど、本当は一緒に帰りたいけど、でも言えない。自分からは言えない…
『みお…』「…なに?」
一緒に帰る?
その言葉を待ってたけど…『…気をつけてな』って俯いて寂しそうに言う。「…うん」『…ごめん、送ってあげたいけど…』「…いいよ、わかってる。大丈夫だから…」『…ごめん』
ハルトに手を振り背を向けて歩き出した
少し先にある壁に隠れ一息つく。
「…はぁ」これから真っ直ぐ家に帰り奥さんの手料理を食べてお風呂に入って一緒の布団で寝るんだよね。胸の中がざわざわする。苦しい…。
嫉妬しちゃいけない。
私は二番目の女。
ー月曜日ーいつものようにスーツに着替え会社に出勤する。
〈…あ、みお先輩♪おはようございます♡〉「おはよう、ユアちゃん」
朝なのに元気いっぱいに愛想を振る舞うユアちゃんはこのオフィスの太陽みたいな子。キラキラの笑顔が眩しい…。私は朝からそんな笑顔を振りまけないよ…
ハルトとは同じ部署だけどデスクの席は離れている。だから殆ど話す事はない。
たまにコーヒーを頼まれた時に目が合うくらい。自分のデスクに座り仕事の準備をしていると部長が口を開く"皆んなおはよう。今日からまた新しいプロジェクトが始まる。
今日はその会議があるから11時に会議室にな。以上"
〈会議ですって、先輩、頑張って下さいね?〉「ありがとね」
ユアちゃんは新人だからまだ会議には出られない。ひたすらデスクワークをしたり雑用をしたりする係だ。
そして11時になりそうな時間。皆んなより先に行ってコーヒーを置いとかないと。急いで会議室に向かうと先客が
「…え、増田、先輩?」
(会社では増田先輩って呼ぶようにしている)『…あ、みお』「…すいません、私がやりますっ」
本来なら私がやるべきのコーヒー淹れをハルトが一人で、全部の席に置いている。
『いいよ、もう直ぐ終わるから』「…じゃあ残りは私がやるので座っていて下さい」『…ん、わかった』
そうして代わり、コーヒーを淹れている間一度も目を合わす事はない。
いつ誰が入って来るかわからないし、安易に会話をしない。触れ合わない。会社では只の上司と部下だから。
コーヒーを全ての席に置いて次は会議で使う資料を横に並べる作業を黙って黙々とこなした
そうして会議が始まるとハルトが前に立ちこれから始まる企画の内容を説明する。かっこいいなぁ…仕事をしている時のハルトは本当にかっこいい…。
1時間の会議が終わりぞろぞろと皆んなが出て行く様を見届けて会議室を片付けていると見計らって1番最後まで残ったハルトが扉を閉めた。
「…増田、先輩…?」『…ハルトでしょ?』「…ど、したんですか?」『…疲れたから癒して?』「…何言って…誰か来ますよ」『皆んな行ったから来ないよ。』「…だ、だめです…いつ誰に見られるか…」『…みお』
ハルトがじわりじわりと近づいて来てあっという間に壁に追いやられた
「ますだ…『ハルト』「…ハルト」そう名前を呼ぶと同時に上から目線含む様な口付け。「…んっ」
少し舌が割り込んでお互いの下が絡み合う。「…ゃ、だめ…」逃げようにも体が言う事を聞いてくれない。
タイトスカートの足の間にハルトの足が入って来て開かれる。
「…んぅ…ハルト、お願い…」『…やらしい格好』「…」『みこ、俺行くけどその顔何とかしてから出て来てよ?』「…その顔って…?」『…エ ロい顔。そんな顔他の男に見せんなよ?わかった?』「…うん」
そう言うと頭を撫でてまたちゅってキスをしてから会議室から出て行った。
「…大丈夫?」『…うん、あ~行きたくねぇ…』「…」『みおと二度寝したい…』「…頑張って?」『…キスしてくれたら頑張れる』
「…朝から何回もしてるのに?」『全然足りない』「…しょうがないなぁ」そう言って唇にちゅって口付ける。「行ってらっしゃい…?」『…また月曜まで会えないんだからもっと深いの』「…」
そう言われてハルトの肩に手を置いて少しつま先を上げてちゅーって長いキスをすると舌で唇をこじ開けられる。
「…んっ」
少しずつ熱い舌が口内に入ってきて唾液を吸われる。ぴちゃ、ぴちゃと水音が聞こえてきて朝なのに身体中が熱くなった「ん、はぁ…ハルト…これ以上は…」
そう言うと腰に手を回し下半身が触れあうように抱くと少し形付いたモノが自分の体にも伝わる
『…はァ、どうしよ…今から仕事なのに…』
「行って…?」『…行きたくない』「…ハルト、はぁ…」『舌絡めて』
涙目になりながらその言葉に従い舌を絡めると次はじゅるって吸われる
「んっ…」『…おいし』「はぁ、ほんとにもう…時間だよ…?」『…はぁ』
そう言うと手の甲で口元についた唾液を拭いチラッと時計を見てキスを辞め抱きしめられた
『…ん、行く』「…うん。はい、鞄…」『ありがとう…』「うん…」『じゃあ行ってくる』「行ってらっしゃい、気をつけてね」『うん。また、月曜日な』「…月曜日、ね…」
最後にそう言うとハルトは少し寂しそうに笑って出て行った。
「…行っちゃっ、た…」
寂しい。寂しいけど欲張っちゃいけない。気分転換に出かけようか、そう思い軽くシャワーを浴びメイクをしてから外に出る。空を見上げると太陽の日差しが眩しい。
「…良い天気」
いつも一人で買い物をする場所は会社の近く。だからいつものように電車に乗って向かった
結局休みなのに来ちゃうんだよね、だって家の周りはドンキくらいしかないし…お洒落な洋服なんてショッピングモールに行かなきゃないんだもん、電車を降りて街中を歩く。いつも行くブランドの洋服屋さんに寄ったらお気に入りのワンピースを見つけた。
「買っちゃお…」
それから何軒か違うお店にも寄ってなんやかんやで両手にはショッピングバッグがいっぱい。休憩してから帰ろうと思いパスタがメインのカフェに行く。
「…はぁ、疲れた」ほうれん草とベーコンのパスタを選びコーヒーを飲みながら待つとパスタが運ばれる
店員さんが目の前に置くとすぐに良い香りがして食欲をそそった。朝から何も食べてないから一瞬でお皿は真っ白。少しだけ食後の休憩をしてから出ようかな、そう思いスマホに目をやると
〈みお先輩ぃ~!〉
ってこもった声が聞こえる。窓側だったから窓の外を見ると会社の後輩が手を振っていた
手を振り返すと直ぐに店に入って来る後輩の名前はユアちゃん。今年入社したばかりで人懐っこくて目がクリクリの可愛い女の子。
会社の男子は皆んなこの子に夢中だ。
〈みお先輩、何してるんですか?〉「ランチだよ?ユアちゃんは?一人?」〈まさかぁ!今からデートですよ♡〉「あぁ、彼氏か…」
〈この辺で待ち合わせなんです。今来たらこのお店の中に先輩が居るのが見えたから♪〉「…そ」そう言うと〈テイクアウトでフラペチーノ頼んじゃおっと…〉
と言って店員さんに注文して私の前に座った
「…彼氏は?まだなの?」〈そうなんですよぉ、寝坊したって言われて…このあたしを待たすなんて絶対許さないんだからぁ…!〉「…」〈なんか買ってもらわなくちゃ♪〉
そう言ってキャラメルフラペチーノを美味しそうに飲むユアちゃん。するとスマホを見て〈…あ、彼氏着いたみたいです♪〉
「…そうなんだ?」〈それじゃあ私行きますね♪〉「うん」〈また月曜日、会社で~♪〉
スカートをひらっとさせてユアちゃんは店から出て行った。「…」なんか疲れた。早く帰ろっかな…お会計をしてお店を出て会社の前を通る。
そして立ち止まり、自分のオフィスを見上げた
「…」ハルト、まだ仕事かな…。
おすそ分けとか……ぅぅん、ダメ。そんな事しちゃ。少しでも怪しく思われる事をしちゃダメ。いつどこで誰が見てるのかわからないもん。
そう思い会社に背を向けて歩き出すと『みおっ』って大好きな声で呼ばれる。
「…え?」『何してんの?買い物?凄い荷物だけど…』「え、何で?仕事は…?」『ん?今日は打ち合わせだけだからもう終わり』「…そう」『一人?』「…うん」『…そっか』「…じゃあ、私行くね」『…』
行きたくないけど、本当は一緒に帰りたいけど、でも言えない。自分からは言えない…
『みお…』「…なに?」
一緒に帰る?
その言葉を待ってたけど…『…気をつけてな』って俯いて寂しそうに言う。「…うん」『…ごめん、送ってあげたいけど…』「…いいよ、わかってる。大丈夫だから…」『…ごめん』
ハルトに手を振り背を向けて歩き出した
少し先にある壁に隠れ一息つく。
「…はぁ」これから真っ直ぐ家に帰り奥さんの手料理を食べてお風呂に入って一緒の布団で寝るんだよね。胸の中がざわざわする。苦しい…。
嫉妬しちゃいけない。
私は二番目の女。
ー月曜日ーいつものようにスーツに着替え会社に出勤する。
〈…あ、みお先輩♪おはようございます♡〉「おはよう、ユアちゃん」
朝なのに元気いっぱいに愛想を振る舞うユアちゃんはこのオフィスの太陽みたいな子。キラキラの笑顔が眩しい…。私は朝からそんな笑顔を振りまけないよ…
ハルトとは同じ部署だけどデスクの席は離れている。だから殆ど話す事はない。
たまにコーヒーを頼まれた時に目が合うくらい。自分のデスクに座り仕事の準備をしていると部長が口を開く"皆んなおはよう。今日からまた新しいプロジェクトが始まる。
今日はその会議があるから11時に会議室にな。以上"
〈会議ですって、先輩、頑張って下さいね?〉「ありがとね」
ユアちゃんは新人だからまだ会議には出られない。ひたすらデスクワークをしたり雑用をしたりする係だ。
そして11時になりそうな時間。皆んなより先に行ってコーヒーを置いとかないと。急いで会議室に向かうと先客が
「…え、増田、先輩?」
(会社では増田先輩って呼ぶようにしている)『…あ、みお』「…すいません、私がやりますっ」
本来なら私がやるべきのコーヒー淹れをハルトが一人で、全部の席に置いている。
『いいよ、もう直ぐ終わるから』「…じゃあ残りは私がやるので座っていて下さい」『…ん、わかった』
そうして代わり、コーヒーを淹れている間一度も目を合わす事はない。
いつ誰が入って来るかわからないし、安易に会話をしない。触れ合わない。会社では只の上司と部下だから。
コーヒーを全ての席に置いて次は会議で使う資料を横に並べる作業を黙って黙々とこなした
そうして会議が始まるとハルトが前に立ちこれから始まる企画の内容を説明する。かっこいいなぁ…仕事をしている時のハルトは本当にかっこいい…。
1時間の会議が終わりぞろぞろと皆んなが出て行く様を見届けて会議室を片付けていると見計らって1番最後まで残ったハルトが扉を閉めた。
「…増田、先輩…?」『…ハルトでしょ?』「…ど、したんですか?」『…疲れたから癒して?』「…何言って…誰か来ますよ」『皆んな行ったから来ないよ。』「…だ、だめです…いつ誰に見られるか…」『…みお』
ハルトがじわりじわりと近づいて来てあっという間に壁に追いやられた
「ますだ…『ハルト』「…ハルト」そう名前を呼ぶと同時に上から目線含む様な口付け。「…んっ」
少し舌が割り込んでお互いの下が絡み合う。「…ゃ、だめ…」逃げようにも体が言う事を聞いてくれない。
タイトスカートの足の間にハルトの足が入って来て開かれる。
「…んぅ…ハルト、お願い…」『…やらしい格好』「…」『みこ、俺行くけどその顔何とかしてから出て来てよ?』「…その顔って…?」『…エ ロい顔。そんな顔他の男に見せんなよ?わかった?』「…うん」
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