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先輩…協力してくださいね…?
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「…はぁ、心臓に悪いよ」それに顔を直してってどうすれば…オフィスに戻ってメイクを治すしかない…そう思いながら会議室を出て歩いていると後ろから
〈みおせんぱーい♪〉って話しかけられた。「…わっ!びっくりした…」〈もぅ、どうしたんですか?そんなに焦って…笑〉
「…いや、何にも…」〈ふぅん…?それよりあたし待ってたんですよ?〉「…え?何で?」〈一緒にランチしたくて、あと相談したい事もあるし…〉
「…相談?また彼氏と喧嘩でもしたの?」〈…まぁ、そんな感じですかね?とりあえず行きましょっ、みおせんぱい♪〉
そう言って腕を組まれ食堂へと連れてかれる。(あぁ、メイク直したかったのにぃ…)食堂に着き食べるものを選んで空いている席を探しているとユアちゃんがこっちですって手招きする。
「…そこか」そこは運悪くハルトの隣の席だった。でも他に空いてる席もないし仕方なく座った。
そしてお昼を済ましながらユアちゃんと話し込んでいると隣の席に目を移し
〈ハルト先輩のお弁当可愛い~♡ハートの卵焼きだぁ♡〉って指摘した。「…ちょっとユアちゃん?!」『…ありがとう』
〈奥様に愛されてるんですね?♡〉
『…まぁ、』「…」
ハルトの食べているお弁当箱に目をやるとハートの卵焼きにタコさんウインナー、人参もハートだし兎に角ハート尽くしだった。「…」
〈あたしもこんな料理作れるようになりたいなぁ…ね?みお先輩♪〉「…え?あ…そうだね…」
ハルトは毎日愛妻弁当。私は料理は苦手だから少し羨ましい…
ハルトの胃袋を掴んだのかな…そんな事を思い只今絶賛料理の勉強中なんだけどなかなか時間がなくて上達出来ていない…。
ハルトの席は上司ばかりだと言うのに、ユアちゃんは遠慮なく話しかけている。やがて食べ終わったのかハルト達は立ち上がる
〈それじゃあ午後も頑張りましょうね?先輩方♡〉
可愛い笑顔で上司にそう話しかけると皆んなデレているのか嬉しそうにお礼を言ってから行ってしまった
〈あ~ハルト先輩かっこいいなぁ…〉「…」〈みお先輩もそう思いますよね?やっぱりアタックしちゃおうかなぁ…〉
「?!何言って…増田先輩結婚してるんだよ?」〈知ってて言ってるんですけど?♡〉
「…え?」
〈実はあたし、前々からハルト先輩の事気になってたんですよねぇ…〉「…気になってるって…既婚者だよ…?」
そう言ってるのにユアちゃんは楽しそうに口角を上げ
〈…ふふ♡奥さんいるからいいんじゃないんですか♡〉って言った。「…」〈…ね?協力してくれますよね?みお先輩♡〉
「協力って…彼氏は?」〈ん?そんなの関係ないですよ♡〉「関係ないって…てか相談ってこの事だったの?」〈もちろんっ♪〉「ユアちゃんやめといたほうがいいよ?不倫なんて…」
〈やだなぁ、先輩♡本気になるわけないじゃないですか笑 不倫相手に本気で好きになったらただのおばかさんですよ?笑〉
「…」
皆んな最初はそう思うのよ。私だってそうだった。
そうだったけど流されちゃったんだよ…。
「…ユアちゃん」〈大丈夫ですよ♡一回シてみたいだけだから♡〉「…は?」〈ハルト先輩…絶対うまいんだろうなぁ…ハァ…♡想像したら変な気分になってきた…♡〉「…」
〈今週末誘っちゃおうかなぁ…♡〉「…え?」〈週末飲み会じゃないですかぁ♡その時にハルト先輩を酔わせて襲っちゃおうかな♡って♡〉「…」
その日は私達の記念日なんですけど…
〈…先輩、聞いてます?〉「…あ、うん」〈…協力、してくれますか…?〉
「どうやって…」〈だからぁ、あたしとハルト先輩がえっちできるように♡〉「…無理。そんなの協力出来るわけない」
ハルトとユアちゃんがえっちするのは勿論嫌なんだけど、こんな事に協力したなんて知れたら首を切られるかも知れない。
〈…どうしてですかぁ…?〉
「不倫なんてだめだよ…」
少しシュンとしているユアちゃんにそう言うとおもむろに鞄から一枚の写真を取り出して私の前に差し出した。
「…っ?!」
〈…みお先輩、これな~んだっ?♡〉「っ…、え…何で…」
その写真には、ドンキで手を繋いでいる私とハルトの姿が写っていた。
〈これってぇ…みお先輩と…ハルト先輩ですよねぇ…?〉「…」
言い逃れようにも、正面からガッツリ顔が写っている。〈よく撮れてるでしょ?♪…あ!まだまだありますよ?見ますか?♪〉そう言って鞄に手を突っ込むと物凄い枚数の写真を私に差し出した。
「…っ、」〈不倫なんてだめ、だなんて言ったのはみお先輩ですよねぇ…?〉
そう言って不敵に笑みを浮かべるユアちゃん。
「…どう…いうつもり…?」〈やだなぁ、さっき言ったじゃないですか。あたしとハルト先輩がえっち出来るように協力して?って…♡〉
「でもっ…〈協力してくれないとこの写真ばら撒きますよ?そしたら、みお先輩は勿論、ハルト先輩もこの会社に居られなくなりますね?〉「…」
〈二人がいなくなっちゃうのはとってもとっても寂しいけど…しょうがないですよね…先輩が協力してくれないなら…〈っわ、わかったわよ…〉〈…あは♡〉
〈…嬉し♡流石先輩♡〉
「…えっちしたら、その写真は消して」〈勿論♡そのあとはあたしが先輩とハルト先輩を応援してあげますからね?♡ドンキで見かけた時とってもお似合いだったから♡〉「…」
〈先輩の姿を見て、声かけようかと思ったらハルト先輩がいるんだもん…びっくりしましたよ♡やりますね♡みお先輩♡〉「…ユアちゃんは何してたの…」
〈彼氏とデートですよ?♡〉
〈それじゃあ恋バナはこれくらいにして…午後も頑張りましょうね?みお先輩♡〉
そうしてユアちゃんが先にオフィスに戻る。その姿を見届けてトイレに駆け込んだ。「…ぅっ、はぁ…はぁ…」まさか、まさかユアちゃんに見られてたなんて…ぅぅ…気持ち悪い。
ランチに食べたものを全て吐いてしまった
オフィスに戻っても手が震えてなかなか仕事に手がつかない。
(…落ち着け。落ち着け私…)必死に言い聞かせるけど嫌な事ばかり考えてしまって頭がおかしくなりそう。
「…すみません、お手洗いに…」そう言って立ち上がった瞬間、目の前がぐるぐるして視界が悪くなり、意識を手放した
〈みおせんぱーい♪〉って話しかけられた。「…わっ!びっくりした…」〈もぅ、どうしたんですか?そんなに焦って…笑〉
「…いや、何にも…」〈ふぅん…?それよりあたし待ってたんですよ?〉「…え?何で?」〈一緒にランチしたくて、あと相談したい事もあるし…〉
「…相談?また彼氏と喧嘩でもしたの?」〈…まぁ、そんな感じですかね?とりあえず行きましょっ、みおせんぱい♪〉
そう言って腕を組まれ食堂へと連れてかれる。(あぁ、メイク直したかったのにぃ…)食堂に着き食べるものを選んで空いている席を探しているとユアちゃんがこっちですって手招きする。
「…そこか」そこは運悪くハルトの隣の席だった。でも他に空いてる席もないし仕方なく座った。
そしてお昼を済ましながらユアちゃんと話し込んでいると隣の席に目を移し
〈ハルト先輩のお弁当可愛い~♡ハートの卵焼きだぁ♡〉って指摘した。「…ちょっとユアちゃん?!」『…ありがとう』
〈奥様に愛されてるんですね?♡〉
『…まぁ、』「…」
ハルトの食べているお弁当箱に目をやるとハートの卵焼きにタコさんウインナー、人参もハートだし兎に角ハート尽くしだった。「…」
〈あたしもこんな料理作れるようになりたいなぁ…ね?みお先輩♪〉「…え?あ…そうだね…」
ハルトは毎日愛妻弁当。私は料理は苦手だから少し羨ましい…
ハルトの胃袋を掴んだのかな…そんな事を思い只今絶賛料理の勉強中なんだけどなかなか時間がなくて上達出来ていない…。
ハルトの席は上司ばかりだと言うのに、ユアちゃんは遠慮なく話しかけている。やがて食べ終わったのかハルト達は立ち上がる
〈それじゃあ午後も頑張りましょうね?先輩方♡〉
可愛い笑顔で上司にそう話しかけると皆んなデレているのか嬉しそうにお礼を言ってから行ってしまった
〈あ~ハルト先輩かっこいいなぁ…〉「…」〈みお先輩もそう思いますよね?やっぱりアタックしちゃおうかなぁ…〉
「?!何言って…増田先輩結婚してるんだよ?」〈知ってて言ってるんですけど?♡〉
「…え?」
〈実はあたし、前々からハルト先輩の事気になってたんですよねぇ…〉「…気になってるって…既婚者だよ…?」
そう言ってるのにユアちゃんは楽しそうに口角を上げ
〈…ふふ♡奥さんいるからいいんじゃないんですか♡〉って言った。「…」〈…ね?協力してくれますよね?みお先輩♡〉
「協力って…彼氏は?」〈ん?そんなの関係ないですよ♡〉「関係ないって…てか相談ってこの事だったの?」〈もちろんっ♪〉「ユアちゃんやめといたほうがいいよ?不倫なんて…」
〈やだなぁ、先輩♡本気になるわけないじゃないですか笑 不倫相手に本気で好きになったらただのおばかさんですよ?笑〉
「…」
皆んな最初はそう思うのよ。私だってそうだった。
そうだったけど流されちゃったんだよ…。
「…ユアちゃん」〈大丈夫ですよ♡一回シてみたいだけだから♡〉「…は?」〈ハルト先輩…絶対うまいんだろうなぁ…ハァ…♡想像したら変な気分になってきた…♡〉「…」
〈今週末誘っちゃおうかなぁ…♡〉「…え?」〈週末飲み会じゃないですかぁ♡その時にハルト先輩を酔わせて襲っちゃおうかな♡って♡〉「…」
その日は私達の記念日なんですけど…
〈…先輩、聞いてます?〉「…あ、うん」〈…協力、してくれますか…?〉
「どうやって…」〈だからぁ、あたしとハルト先輩がえっちできるように♡〉「…無理。そんなの協力出来るわけない」
ハルトとユアちゃんがえっちするのは勿論嫌なんだけど、こんな事に協力したなんて知れたら首を切られるかも知れない。
〈…どうしてですかぁ…?〉
「不倫なんてだめだよ…」
少しシュンとしているユアちゃんにそう言うとおもむろに鞄から一枚の写真を取り出して私の前に差し出した。
「…っ?!」
〈…みお先輩、これな~んだっ?♡〉「っ…、え…何で…」
その写真には、ドンキで手を繋いでいる私とハルトの姿が写っていた。
〈これってぇ…みお先輩と…ハルト先輩ですよねぇ…?〉「…」
言い逃れようにも、正面からガッツリ顔が写っている。〈よく撮れてるでしょ?♪…あ!まだまだありますよ?見ますか?♪〉そう言って鞄に手を突っ込むと物凄い枚数の写真を私に差し出した。
「…っ、」〈不倫なんてだめ、だなんて言ったのはみお先輩ですよねぇ…?〉
そう言って不敵に笑みを浮かべるユアちゃん。
「…どう…いうつもり…?」〈やだなぁ、さっき言ったじゃないですか。あたしとハルト先輩がえっち出来るように協力して?って…♡〉
「でもっ…〈協力してくれないとこの写真ばら撒きますよ?そしたら、みお先輩は勿論、ハルト先輩もこの会社に居られなくなりますね?〉「…」
〈二人がいなくなっちゃうのはとってもとっても寂しいけど…しょうがないですよね…先輩が協力してくれないなら…〈っわ、わかったわよ…〉〈…あは♡〉
〈…嬉し♡流石先輩♡〉
「…えっちしたら、その写真は消して」〈勿論♡そのあとはあたしが先輩とハルト先輩を応援してあげますからね?♡ドンキで見かけた時とってもお似合いだったから♡〉「…」
〈先輩の姿を見て、声かけようかと思ったらハルト先輩がいるんだもん…びっくりしましたよ♡やりますね♡みお先輩♡〉「…ユアちゃんは何してたの…」
〈彼氏とデートですよ?♡〉
〈それじゃあ恋バナはこれくらいにして…午後も頑張りましょうね?みお先輩♡〉
そうしてユアちゃんが先にオフィスに戻る。その姿を見届けてトイレに駆け込んだ。「…ぅっ、はぁ…はぁ…」まさか、まさかユアちゃんに見られてたなんて…ぅぅ…気持ち悪い。
ランチに食べたものを全て吐いてしまった
オフィスに戻っても手が震えてなかなか仕事に手がつかない。
(…落ち着け。落ち着け私…)必死に言い聞かせるけど嫌な事ばかり考えてしまって頭がおかしくなりそう。
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