アナタには奥さんがいるのに…

じう

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約束通り協力してくださいね…♡

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_______________




〈…先輩、みお先輩…〉「ぅ…ん…」〈大丈夫ですか?みお先輩…〉「え…?」


目が覚めると仮眠室。


ソファーの上に横たわっていて体にブランケットが掛かっていた。

そして心配そうに私の顔を覗くユアちゃんの姿

〈みお先輩、ごめんなさいあたし…〉「…私、何で…」

〈ハルト先輩が運んでくれたんですよ…〉

「…え?」
〈みお先輩、倒れたんですよ。それでデスクワークをしていたハルト先輩が直ぐに駆けつけてみお先輩をお姫様抱っこしてここまで運んでくれたんです〉

「…」〈…ハルト先輩、凄く焦った様子でした。額に汗掻いてたし……〉「…」


〈…二人って…遊びじゃないんですか…?〉 















「何言って……遊びに決まってるじゃん…」













〈…そうですよね?…あぁ、良かった。じゃあ約束通り協力して下さいね…?〉「…うん」

〈それじゃあみお先輩は休んでて下さい。部長が今日は定時まで休ませてあげてって言ってましたから。〉「…ん、わかった。ありがとね、ユアちゃん」

〈…どういたしまして〉


ユアちゃんは悪い子じゃない。

ただ…まだ若いから遊びたいだけなんだよ。一回ハルトと体を重ねたら満足してそれっきりにしてくれるはず…。

本当は良い子。私が目が醒めるまで側にいてくれたし…入社してからずっと面倒見てきたんだもん… 


やがて定時になり、だいぶ体調も良くなってオフィスに戻り残業をしている社員に謝罪をして先に帰る。

ハルトも今日は定時で帰ったみたい。お礼が言いたかったのにな…電話しようか…でも、やっぱりだめだ。明日会社で会ったらまた言えばいい。

そう思って歩き出そうとするとスマホが鳴った。


『みお…?』「ハルト?」『大丈夫か…?体』「あ、うん。仮眠室まで運んでくれたって聞いた。…ありがとう」『そんなの全然いいんだけど、どうした?体調悪いの?』「…」

ハルトとの関係がバレた。どうすればいい…?って相談したいけど、

じゃあ別れよう




そう言われそうで怖い 


「…ちょっとくらっとしただけ。」『…貧血?』「多分そう…かな?」



『何度もそうなるなら病院行けよ…?』「うん、ありがとう」『うん、それじゃあまた明日な』「…うん、お疲れ様」『お疲れ様…』




…はぁ、頭がクラクラする、今日は帰ったらすぐに寝よう。 












_______________
いきなりごめんなさい!
ジウです(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)

お知らせの所にも書いたんですけど、最近テストが多くあまり更新できてませんでした…。

皆様楽しみに待っててくださってるので、少しでも早く更新できるよう頑張ろうと思います!!

週1に1回投稿出来たら良くやったと思ってやってください…ww

これからもよろしくお願いします!


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