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本編
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しおりを挟むちゅっ…くちゅ、ッ……ぢゅっ……くちゅ、ぢゅ…ッ
唾液が混ざり合う音、ぬるぬるとした舌の感覚で脳すらも支配する。
一度大きな絶頂を迎えた宏臣は蕩けたように重東の舌を受け入れ口の端から喘ぎ声も漏らして悦んだ。
イった後の寝間着と下着はぬるっとした宏臣の精液と先走りで濡れ、じんわりと周囲も濡らしていく。
色としては分かりづらくとも、宏臣が気持ちよさに腰を動かせば動かすほどに滑りが良くなり染みもどんどんと広がっていく。
「…勝手に布に腰振ってオナニーしてちゃダメだよ、ヒロ。ヒロだけが気持ち良くて俺を無視するのは禁止だからね。悪い子には少しお仕置きしよーっと」
勝手に布で腰を振る宏臣を見ていては愉しいものの、それでどんどん高まっていく宏臣は見てて面白くない。
出来ることなら与える、得られる快楽は全てが重東からのものであるべきだ。
ただ、お仕置きというのならそれが重東の手足や身体である必要は無い。
服を脱がせれば、あの日初めて『恋人』として抱いた宏臣の身体が晒される。
宏臣は先程の『まだ薬が抜けきれていない』という自己暗示が強く残り快楽も何もかもが薬のせいだからと吹っ切れたように快楽を求めて脱がされた姿を隠さずに腰を揺らした。
重東はそんな宏臣に愛しさしか感じなかったが、お仕置きの為電動のオナホールを用意し宏臣の精液とカウパー交じりでぬるぬるになったソコにハメた。
宏臣の期待はソコではなくお尻にあった為に、突然の何かが自分の性器にはまっていると身構える。
「大丈夫だよヒロ、オナホールって言ってね。女の子のおまんこみたいなもんだから。ヒロは女の子抱いたこと無いもんね。もう抱く機会は生涯訪れることはないからさ、雰囲気だけ……これで我慢してね」
カチッとスイッチを重東が起動した瞬間、シリコンで出来た柔らかい素材がじんわりと熱を持ち人肌より少し熱い位の温度で不規則に締め付けるように動いたりとうねうねと動きを見せる。
見えない中での突然の強い刺激に、ああッ~~ーッッと一番大きな声を上げて二回目の絶頂を迎えた。
イったから、と重東がスイッチを切ってくれるはずもなく、拘束された手を暴れさせガチャガチャと音が響く。
イった、イっだがらッ~~ッッ、どめてぇッッ
叫ぶように宏臣が懇願しても重東は愉しそうに笑って気持ちよくて嬉しいね。オナホとセックスできてよかったねと声をかけるだけだった。
重東が静かになると部屋に鳴るのは宏臣の喘ぎ声と鎖の当たるガチャガチャ音、そしてオナホールの機械音。
何回も何回も、頭が真っ白になるまで外して貰えずに途中から精液も出なくなり性器に痛みすら走る。
けれどその痛みすら気持ちいいように感じてビクンビクンと腰が跳ねる。
宏臣が欲しいものが与えられず、男としては悦べる場所なはずなのに欲しい欲求が募って募って堪らない。
キスは舌を出せば応えてくれる。ぢゅるぢゅると音を立てて歯の一本一本を舐めるように口の中を蹂躙してくれる。
けれど、本当に今宏臣が欲しいものは微塵も触れてくれない。男としての生殖器にこんなにも快楽を与えているのに、それではないと本能が騒いでいる。
「…じゅ…じゅとさ、んんッッ、も、や…だッッッッ、そ……こッッち、ちがッッ……」
ぐすっ、ぐすっ…と泣きながら必死に伝えるように声を上げる。
もしかしたら幻滅してもう寝室に居ないのかも知れない。重東を信用していないといえば酷だがもしかしたら殺す前に最期に童貞である宏臣に慈悲を与えているだけなのかも知れない。それでも最期に良い夢を見せるのならば少しは宏臣の望みを反映させて欲しい。
「何が違うの?やだやだぁじゃなくてちゃんと自分の意見を言えて偉いねヒロは。ただ何が違うのか、とか言わなきゃ俺はヒロが何が『や』でなにが『違う』のかわかんないんだ……」
重東の優しい言葉遣い、甘く悪魔のような言葉。
望めば叶えてあげる、と言ったわけでもないのにそう捉えられる言い回し。
狡い大人の言葉に頭が既に真っ白な宏臣はまんまと乗せられる。
「…んんッッ…あッッ…お、おちんちッッん、じゃ……な、ないッッ……お、おし…おしりにッッ」
必死に言えば叶えてくれる。その一心で宏臣は快楽で回らない舌を動かし伝えたが、重東は少しだけ残念そうな声を出した。
「ヒロ?男の子はセックスの時におちんちんしか使わないよ。穴を使うのは女の子だけ。ヒロは男の子でしょ。……それにセックスで使う穴は『お尻』じゃないでしょ?でもなぁ俺、お嫁さん以外とセックスする気無いんだよなぁ…」
誘導尋問、欲しい答えに導く理想的な流れ。
宏臣は悪魔の誘惑に完全に負けたといえる。
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