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四話
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「あー、今日から学園生活が始まるわけだが、先に言っておく。死ぬなよ」
元近衛騎士のゲンナイ先生の言葉は重く、妙に説得力があった。
「すぐ一限目が始まる。学生だからといって気を抜いて生活しないように」
ゲンナイ先生は私に言い聞かせるような言葉を吐き捨て、教室を出て行った。
「はぁー、すぐに講義か。どんな内容が学べるんだろう……」
私はゲンナイ先生の忠告を無視し、気をすぐに緩めた。気をずっと張っていたら疲れる。体が勝手に反応するから精神をすり減らすだけ無駄だ。
生れて初めて学園で講義を受けた。工学や魔術の専門知識が学べた。魔術の方は理解できたが、工学は何もかも初めての経験で理解するのに時間が掛かった。数学や魔道具関連であると理解し、ある程度順応できた。
講義が九〇分間あり、一限と二限が終わると昼休憩になる。
男子生徒達は昼休憩になるや否や教室を飛び出し、学園の食堂に駆けて行った。
「あちゃー、ほとんどいなくなっちゃった」
私は男子生徒の昼食中の光景を見ながら食事しようと思っていたのだが、昼食を持ってきている生徒は少ないようだ。
「はむ……、はむ……、はむ……」
ライトは可愛い声を出しながらパンにかじりついていた。リスやハムスターを思わせる可愛さ。どうやら、食べ物を持ってきているらしい。
――話しかけるか。それとも、ここから何か起こるのを待つか。
「おい、キアス。お前はなんでDランククラスにいるんだ。おかしいだろ」
私のもとにやって来たのは赤髪オールバックのフレイだった。
「急にどうしたの。私が判断したんじゃなくて学園が決めたことだから口出しできないよ」
「一度戦ったからわかるが、お前はただ者じゃない。才能があるなら上に行くのが正しい判断だ。さっさと上に抗議しろ。実力が見合わない教室で渋っている時間がもったいないだろ」
フレイは口調が荒いが、優しい性格なのか他人の私について考えてくれていた。
「ぼ、僕もそう思う……」
後方でパンを食べていたライトも手をあげる。
「え、えっと、その」
――私はただ男子の生活が見られればそれでいいんだけど。
「わ、わかった。とりあえず、学園長に直接訊いてくるよ」
私はフレイとライトの真っ直ぐな瞳を見て、動かなければずっと言ってくると察し、席から立ち上がる。
面倒だったが、教室から出て八階にある学園長室にやって来た。
「すみません、教室にいた男子に抗議してこいって言われたので来ました。って、あれ?」
私が学園長室に入ると、シトラ学園長と入学試験主席のコルトがいた。
「キアス、入る時は扉を叩くのが普通だ。私がここでコルトとセッ〇スしていたらどうする」
「勝手にしていてください」
シトラ学園長は溜息をつき「何の用だ?」と質問してきた。
「私がDランククラスに割り振られた理由を聞きに来ました」
「やっぱり、君も気になったのか。Sランククラスに君がいないのが不思議でならなかったから、私も理由を聞きに来たんだ」
面倒臭そうな発言を垂れ流しているコルトは私の方を向いて笑った。イケメンが笑うと、やはり眩しい。
「コルトにも理由を話すところだったからな、丁度良い。簡単に言えばキアスが平民で試合を八回しか行っていないからだ」
「なるほど、教えてくれてありがとうございました」
私は言質を取ったので、さっさと部屋から出ようとした。
「ちょ、ちょちょ。待つんだ」
コルトは私の手首を掴みながら引き留めてきた。
「なんですか? 理由がわかったので教室に戻ります」
「悔しくないのか。平民だからと馬鹿にされているんだぞ。君ほどの者がDランククラスにいるのはもったいない」
「えっとコルトさんでしたよね。あなたはSランククラスで頑張ってください。私は私で頑張りますからお構いなく。あ、セッ〇スするときは避妊しないと駄目ですよ」
「なっ、私と学園長はそんな関係じゃないぞ」
コルトは顔を真っ赤にしながら大きく吠えた。意外に可愛らしい優等生なのかもしれない。
「なんだコルト、私に気があるのかー。それなら私が特別講義でもしてやろうか」
シトラ学園長は燕尾服の第一ボタンを外し、鎖骨を見せる。第二ボタンを外せば胸もとが見えるだろう。だが、その状況になる前に、コルトは逃げるように部屋を出て行った。
「ふっ、まだまだ青い子供だな。からかいがいがある」
シトラ学園長は狐のように笑いながら第一ボタンを止め、私を見てきた。
「キアスがどうしてもと言うなら、Sランククラスに移動させることもできるが?」
「貴族の面倒ないざこざに巻き込まれるよりずっと楽なので、私はこのままでいいです」
「そうか。なら、そのままDランククラスで頑張ってくれ」
私は学園長室から出て、Dランククラスまで戻った。教室に入るとフレイとライトが仲良くなったのか一緒に食事をとっていた。
「はむ。はむ。はむ。すごい、フレイの料理、味が濃くて食べ応えがあって美味しい」
「そうか? 口に合ったのなら何よりだ。にしても、ライトは凄く美味そうに食うな」
「だって、すごく美味しいんだもん。もっと食べたくなっちゃうよ」
彼らのやり取りを見ていたら、私の脳内に『禁断の書』の内容が浮かんできた。
『はむ、はむ……。フレイの大きくて塩っぽい、でも食べ応えがあって美味しい』
『そ、そうか? 俺のがライトの口に合ったのなら何よりだ。にしても、ライトは凄く美味しそうに食うな……』
『だって、すごく美味しいんだもん……。もっと味わいたくなっちゃうよ』
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」
私はクラスメイトの話合いから『禁断の書』の文章を書く。もう、書ける書ける。
「キアス。戻ってきたのなら言え。全く気付かなかったぞ」
フレイは私の大声に反応し、身を引いていた。
「いきなり大きな声を出してどうしたの?」
ライトは肩をすくめながら、小さな声で呟いた。
「な、何でもないよ。私はDランククラスで過ごすことになったからこれからよろしくね」
「おいおい、本当に良いのかよ。お前の強さなら……」
「私、平民だからDランククラスらしい。覆そうとしても今さらどうこうなる話じゃない」
「平民……」
フレイは一度目を細める。
「俺は弱小貴族の三男だ。平民とほぼ変わらん。気にせず話し掛けてくれ。ライトもキアスが平民だからって気にしないよな?」
「もちろん。ぼくも三男だし、弱小貴族だから平民とほぼ変わらないよ」
ライトは表情を柔らかくし、自己紹介の時よりもハキハキと声を出していた。なんなら、私の戦いがカッコよかったとか、あんなふうに強くなりたいとか、褒めちぎってくる。
――二人共良い人だ。あと、ものすごく美形。仲良くしておけば、美味しい場面を沢山見られるんじゃないだろうか。
そう思っていた矢先。
「やっぱりここにいた」
Dランククラスに入って来たのは先ほど学園長室にいた入学試験主席のコルトだった。
「何か用ですか。私、今、ものすごく忙しいんですけど」
私は執筆を邪魔されて胃がむかむかしてくる。
「いや、すまない。放課後、この教室で残っていてくれないか」
「放課後ですか。まあ、別にいいですけど。何するんですか?」
「放課後になってから教える。今、教えたら来なくなるかもしれないからね」
コルトは何を企んでいるのか知らないが、私に何かさせようとしているのは明白だった。まあ、殺されるわけじゃないし、適当にあしらっておこうかな。
元近衛騎士のゲンナイ先生の言葉は重く、妙に説得力があった。
「すぐ一限目が始まる。学生だからといって気を抜いて生活しないように」
ゲンナイ先生は私に言い聞かせるような言葉を吐き捨て、教室を出て行った。
「はぁー、すぐに講義か。どんな内容が学べるんだろう……」
私はゲンナイ先生の忠告を無視し、気をすぐに緩めた。気をずっと張っていたら疲れる。体が勝手に反応するから精神をすり減らすだけ無駄だ。
生れて初めて学園で講義を受けた。工学や魔術の専門知識が学べた。魔術の方は理解できたが、工学は何もかも初めての経験で理解するのに時間が掛かった。数学や魔道具関連であると理解し、ある程度順応できた。
講義が九〇分間あり、一限と二限が終わると昼休憩になる。
男子生徒達は昼休憩になるや否や教室を飛び出し、学園の食堂に駆けて行った。
「あちゃー、ほとんどいなくなっちゃった」
私は男子生徒の昼食中の光景を見ながら食事しようと思っていたのだが、昼食を持ってきている生徒は少ないようだ。
「はむ……、はむ……、はむ……」
ライトは可愛い声を出しながらパンにかじりついていた。リスやハムスターを思わせる可愛さ。どうやら、食べ物を持ってきているらしい。
――話しかけるか。それとも、ここから何か起こるのを待つか。
「おい、キアス。お前はなんでDランククラスにいるんだ。おかしいだろ」
私のもとにやって来たのは赤髪オールバックのフレイだった。
「急にどうしたの。私が判断したんじゃなくて学園が決めたことだから口出しできないよ」
「一度戦ったからわかるが、お前はただ者じゃない。才能があるなら上に行くのが正しい判断だ。さっさと上に抗議しろ。実力が見合わない教室で渋っている時間がもったいないだろ」
フレイは口調が荒いが、優しい性格なのか他人の私について考えてくれていた。
「ぼ、僕もそう思う……」
後方でパンを食べていたライトも手をあげる。
「え、えっと、その」
――私はただ男子の生活が見られればそれでいいんだけど。
「わ、わかった。とりあえず、学園長に直接訊いてくるよ」
私はフレイとライトの真っ直ぐな瞳を見て、動かなければずっと言ってくると察し、席から立ち上がる。
面倒だったが、教室から出て八階にある学園長室にやって来た。
「すみません、教室にいた男子に抗議してこいって言われたので来ました。って、あれ?」
私が学園長室に入ると、シトラ学園長と入学試験主席のコルトがいた。
「キアス、入る時は扉を叩くのが普通だ。私がここでコルトとセッ〇スしていたらどうする」
「勝手にしていてください」
シトラ学園長は溜息をつき「何の用だ?」と質問してきた。
「私がDランククラスに割り振られた理由を聞きに来ました」
「やっぱり、君も気になったのか。Sランククラスに君がいないのが不思議でならなかったから、私も理由を聞きに来たんだ」
面倒臭そうな発言を垂れ流しているコルトは私の方を向いて笑った。イケメンが笑うと、やはり眩しい。
「コルトにも理由を話すところだったからな、丁度良い。簡単に言えばキアスが平民で試合を八回しか行っていないからだ」
「なるほど、教えてくれてありがとうございました」
私は言質を取ったので、さっさと部屋から出ようとした。
「ちょ、ちょちょ。待つんだ」
コルトは私の手首を掴みながら引き留めてきた。
「なんですか? 理由がわかったので教室に戻ります」
「悔しくないのか。平民だからと馬鹿にされているんだぞ。君ほどの者がDランククラスにいるのはもったいない」
「えっとコルトさんでしたよね。あなたはSランククラスで頑張ってください。私は私で頑張りますからお構いなく。あ、セッ〇スするときは避妊しないと駄目ですよ」
「なっ、私と学園長はそんな関係じゃないぞ」
コルトは顔を真っ赤にしながら大きく吠えた。意外に可愛らしい優等生なのかもしれない。
「なんだコルト、私に気があるのかー。それなら私が特別講義でもしてやろうか」
シトラ学園長は燕尾服の第一ボタンを外し、鎖骨を見せる。第二ボタンを外せば胸もとが見えるだろう。だが、その状況になる前に、コルトは逃げるように部屋を出て行った。
「ふっ、まだまだ青い子供だな。からかいがいがある」
シトラ学園長は狐のように笑いながら第一ボタンを止め、私を見てきた。
「キアスがどうしてもと言うなら、Sランククラスに移動させることもできるが?」
「貴族の面倒ないざこざに巻き込まれるよりずっと楽なので、私はこのままでいいです」
「そうか。なら、そのままDランククラスで頑張ってくれ」
私は学園長室から出て、Dランククラスまで戻った。教室に入るとフレイとライトが仲良くなったのか一緒に食事をとっていた。
「はむ。はむ。はむ。すごい、フレイの料理、味が濃くて食べ応えがあって美味しい」
「そうか? 口に合ったのなら何よりだ。にしても、ライトは凄く美味そうに食うな」
「だって、すごく美味しいんだもん。もっと食べたくなっちゃうよ」
彼らのやり取りを見ていたら、私の脳内に『禁断の書』の内容が浮かんできた。
『はむ、はむ……。フレイの大きくて塩っぽい、でも食べ応えがあって美味しい』
『そ、そうか? 俺のがライトの口に合ったのなら何よりだ。にしても、ライトは凄く美味しそうに食うな……』
『だって、すごく美味しいんだもん……。もっと味わいたくなっちゃうよ』
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」
私はクラスメイトの話合いから『禁断の書』の文章を書く。もう、書ける書ける。
「キアス。戻ってきたのなら言え。全く気付かなかったぞ」
フレイは私の大声に反応し、身を引いていた。
「いきなり大きな声を出してどうしたの?」
ライトは肩をすくめながら、小さな声で呟いた。
「な、何でもないよ。私はDランククラスで過ごすことになったからこれからよろしくね」
「おいおい、本当に良いのかよ。お前の強さなら……」
「私、平民だからDランククラスらしい。覆そうとしても今さらどうこうなる話じゃない」
「平民……」
フレイは一度目を細める。
「俺は弱小貴族の三男だ。平民とほぼ変わらん。気にせず話し掛けてくれ。ライトもキアスが平民だからって気にしないよな?」
「もちろん。ぼくも三男だし、弱小貴族だから平民とほぼ変わらないよ」
ライトは表情を柔らかくし、自己紹介の時よりもハキハキと声を出していた。なんなら、私の戦いがカッコよかったとか、あんなふうに強くなりたいとか、褒めちぎってくる。
――二人共良い人だ。あと、ものすごく美形。仲良くしておけば、美味しい場面を沢山見られるんじゃないだろうか。
そう思っていた矢先。
「やっぱりここにいた」
Dランククラスに入って来たのは先ほど学園長室にいた入学試験主席のコルトだった。
「何か用ですか。私、今、ものすごく忙しいんですけど」
私は執筆を邪魔されて胃がむかむかしてくる。
「いや、すまない。放課後、この教室で残っていてくれないか」
「放課後ですか。まあ、別にいいですけど。何するんですか?」
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