4 / 18
アカネ①
しおりを挟む
部屋に戻る途中、アカネがとんでもないことを言いだした。
「どう?三人一緒に相手する?」
「やめてよ。あくまでも「性教育」の一環なんだから、あの子に変なこと教えないで」
「分かったわ。冗談よ。それも楽しいかな、と思ったのは確かだけど」
「アカネ、あなたそういうことやったことあるの?」
「無いわよ。このメンバーならやってもいいかな、とは思うけどね」
息子には最低限のマナーは身につけて欲しい。女を何人も連れ込んでやるなんてどう考えてもアブノーマルだ。
話をしているうちに、部屋に着いた。
息子は浴衣を着て寛いでいた。特に待ちわびていたといった様子でもない。
アカネが口を開く。
「ヒカリ君、お待たせ。今夜は私、起きたらアヤメというのではどう?ママは何時でもできるから今回はおあずけということで」
黙ったままの息子に返事を促す。元々あまりしゃべる方ではない。
「自分の考えてきちんと返事しなさい。善意で相手してもらうんだから礼儀正しくするのよ」
「それでいいです。よろしくお願いします」
「いい子ね。こちらこそよろしくお願いします。服脱ぎましょうか。おばさんたちのいる前じゃ恥ずかしい?」
ためらうことなく、息子は服を脱ぎ始めた。おばさんたちの注目を集めていることを特に気にする様子もない。
アカネとアヤメは息子が少しは恥ずかしがると思っていたらしく、一切気にすることなくさっさと脱いでいくのに驚いているよう。口が半開きになっている。
息子は靴下もパンツも脱いでしまい、私たちの前に仁王立ちになった。
アカネとアヤメは完全に固まっている。恐らく自分の子の裸だってしばらく見ていないのだろう。初めて会ったおばさんたちの前で何のためらいも無く裸になってしまった息子のことが信じられないのかもしれない。
どれだけ経ったのか、ようやくアカネが口を開く。
「気持ちいいくらいの脱ぎっぷりね。ミドリ、いつもこんな感じなの?」
「そうね。「私の恋人」だもの」
二人の視線はある一点に注がれる。
「小学生にしてはずいぶん立派ね。しばらく見てないけど、うちの子たちもこんな感じなのかな。
そろそろ始めましょうか」
息子にコンドームを渡す。今夜私とやるときに使うつもりで持ってきたのだが、まさかアカネとするのに使うことになろうとは、思ってもみなかった。
息子は包皮をずらし、装着する。
「慣れたものね。手際がいいわ」
「いつも着けさせているから」
アカネは、息子の前に立つ。
「好きなようにしていいわよ。おばさんもドキドキしてきちゃった」
なんだか複雑な気分。いつかは他の女性に持っていかれることは分かっているのだけど、息子が私以外で初めて相手にするのが友人のアカネになるとは想像もしていなかった。私にとってもいい経験。
息子は、恐る恐るアカネの胸に手を当てる。
「やっぱりそこに来たか。おばさんの胸、ママと違って大きいでしょう。自慢なんだ」
確かにそうだけど、少し頭にきた。
「アカネ、それって失礼でしょ」
「細かいこと言わないの。ミドリは帰ってから何度もできるのだから」
確かにそうだ。息子の相手してもらうんだから大目に見ないと。
「ごめん。言い過ぎた」
「気にしないでいいよ」
息子は、服の上から触り心地を確かめている。こんな大きなものをどう扱っていいのか戸惑っているのかもしれない。
「手、入れてもいいよ。それともおばさんの方から脱ごうか?」
浴衣姿なので、下にブラは着けていない。
息子は、アカネの襟元から手を忍び込ませる。服の上から指先が動いているのが見える。
「上手じゃない。うちのおじさんもここまで上手くないよ。ミドリ、あなたもそう思うでしょう?」
「はいそうです、なんて母親なのに言えるわけないじゃない」
「でも、恋人でもあるんでしょ?」
「そりゃそうだけど」
「ヒカリ、そろそろ帯解いてもいいわよ。テレビのお殿様のシーンみたいに」
「今の子はそんなもの見たこと無いわよ」
「そうね。今のテレビ番組は規制が厳しくなったもんね」
息子の手がアカネの浴衣の帯にかかる。
「その気になってくれたのね。ありがとう」
帯が解けて、アカネの両胸が露わになった。今更だが、私とは比べ物にならない位ボリュームがある。
息子の目が輝くのが分かった。そりゃそうだろう。私だって注目してしまう。
アカネの顔は、得意げにも誇らしげにも見える。
「好きなようにしていいわよ。ほら」
振り返ると、アヤメが羨ましそうな顔をしている。あれだけの容姿を持っていてもコンプレックスはあるらしい。
息子の指先がアカネの「小山」(いや、「大山」か?)の表面を行ったり来たりし始めた。
私もアカネの胸を触ったことがある。確か中一のプールの授業の時だったと思う。
女子更衣室。私たち3人は固まって着替えていた。
女子だけだから特に隠したりすることも無く、ブラを外した。
アカネを見て驚いた。とても中学一年生とは思えない。グラビアアイドルにも引けを取らない大きさ。
思わず口に出た。
「触って、いい?」
「ダメよ」
そう言われると思っていたが、
「いいわよ」
意外で、拍子抜けした。
アヤメと二人で、恐る恐る触ってみた。
柔らかくて触り心地がいい。でも、随分と重い。いつもこんな重いものを両胸につけているとは思わなかった。私だったら一日持たないかもしれない。
聞いてみた。
「重くない?」
「急に大きくなったわけじゃないもの。慣れよ、慣れ。ずっとお付き合いするんだから」
「そうよね」
アカネの胸に息子が戯れるところを見ながら、こんなことを憶い出していた。
「どう?三人一緒に相手する?」
「やめてよ。あくまでも「性教育」の一環なんだから、あの子に変なこと教えないで」
「分かったわ。冗談よ。それも楽しいかな、と思ったのは確かだけど」
「アカネ、あなたそういうことやったことあるの?」
「無いわよ。このメンバーならやってもいいかな、とは思うけどね」
息子には最低限のマナーは身につけて欲しい。女を何人も連れ込んでやるなんてどう考えてもアブノーマルだ。
話をしているうちに、部屋に着いた。
息子は浴衣を着て寛いでいた。特に待ちわびていたといった様子でもない。
アカネが口を開く。
「ヒカリ君、お待たせ。今夜は私、起きたらアヤメというのではどう?ママは何時でもできるから今回はおあずけということで」
黙ったままの息子に返事を促す。元々あまりしゃべる方ではない。
「自分の考えてきちんと返事しなさい。善意で相手してもらうんだから礼儀正しくするのよ」
「それでいいです。よろしくお願いします」
「いい子ね。こちらこそよろしくお願いします。服脱ぎましょうか。おばさんたちのいる前じゃ恥ずかしい?」
ためらうことなく、息子は服を脱ぎ始めた。おばさんたちの注目を集めていることを特に気にする様子もない。
アカネとアヤメは息子が少しは恥ずかしがると思っていたらしく、一切気にすることなくさっさと脱いでいくのに驚いているよう。口が半開きになっている。
息子は靴下もパンツも脱いでしまい、私たちの前に仁王立ちになった。
アカネとアヤメは完全に固まっている。恐らく自分の子の裸だってしばらく見ていないのだろう。初めて会ったおばさんたちの前で何のためらいも無く裸になってしまった息子のことが信じられないのかもしれない。
どれだけ経ったのか、ようやくアカネが口を開く。
「気持ちいいくらいの脱ぎっぷりね。ミドリ、いつもこんな感じなの?」
「そうね。「私の恋人」だもの」
二人の視線はある一点に注がれる。
「小学生にしてはずいぶん立派ね。しばらく見てないけど、うちの子たちもこんな感じなのかな。
そろそろ始めましょうか」
息子にコンドームを渡す。今夜私とやるときに使うつもりで持ってきたのだが、まさかアカネとするのに使うことになろうとは、思ってもみなかった。
息子は包皮をずらし、装着する。
「慣れたものね。手際がいいわ」
「いつも着けさせているから」
アカネは、息子の前に立つ。
「好きなようにしていいわよ。おばさんもドキドキしてきちゃった」
なんだか複雑な気分。いつかは他の女性に持っていかれることは分かっているのだけど、息子が私以外で初めて相手にするのが友人のアカネになるとは想像もしていなかった。私にとってもいい経験。
息子は、恐る恐るアカネの胸に手を当てる。
「やっぱりそこに来たか。おばさんの胸、ママと違って大きいでしょう。自慢なんだ」
確かにそうだけど、少し頭にきた。
「アカネ、それって失礼でしょ」
「細かいこと言わないの。ミドリは帰ってから何度もできるのだから」
確かにそうだ。息子の相手してもらうんだから大目に見ないと。
「ごめん。言い過ぎた」
「気にしないでいいよ」
息子は、服の上から触り心地を確かめている。こんな大きなものをどう扱っていいのか戸惑っているのかもしれない。
「手、入れてもいいよ。それともおばさんの方から脱ごうか?」
浴衣姿なので、下にブラは着けていない。
息子は、アカネの襟元から手を忍び込ませる。服の上から指先が動いているのが見える。
「上手じゃない。うちのおじさんもここまで上手くないよ。ミドリ、あなたもそう思うでしょう?」
「はいそうです、なんて母親なのに言えるわけないじゃない」
「でも、恋人でもあるんでしょ?」
「そりゃそうだけど」
「ヒカリ、そろそろ帯解いてもいいわよ。テレビのお殿様のシーンみたいに」
「今の子はそんなもの見たこと無いわよ」
「そうね。今のテレビ番組は規制が厳しくなったもんね」
息子の手がアカネの浴衣の帯にかかる。
「その気になってくれたのね。ありがとう」
帯が解けて、アカネの両胸が露わになった。今更だが、私とは比べ物にならない位ボリュームがある。
息子の目が輝くのが分かった。そりゃそうだろう。私だって注目してしまう。
アカネの顔は、得意げにも誇らしげにも見える。
「好きなようにしていいわよ。ほら」
振り返ると、アヤメが羨ましそうな顔をしている。あれだけの容姿を持っていてもコンプレックスはあるらしい。
息子の指先がアカネの「小山」(いや、「大山」か?)の表面を行ったり来たりし始めた。
私もアカネの胸を触ったことがある。確か中一のプールの授業の時だったと思う。
女子更衣室。私たち3人は固まって着替えていた。
女子だけだから特に隠したりすることも無く、ブラを外した。
アカネを見て驚いた。とても中学一年生とは思えない。グラビアアイドルにも引けを取らない大きさ。
思わず口に出た。
「触って、いい?」
「ダメよ」
そう言われると思っていたが、
「いいわよ」
意外で、拍子抜けした。
アヤメと二人で、恐る恐る触ってみた。
柔らかくて触り心地がいい。でも、随分と重い。いつもこんな重いものを両胸につけているとは思わなかった。私だったら一日持たないかもしれない。
聞いてみた。
「重くない?」
「急に大きくなったわけじゃないもの。慣れよ、慣れ。ずっとお付き合いするんだから」
「そうよね」
アカネの胸に息子が戯れるところを見ながら、こんなことを憶い出していた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる