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何時
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昭和50年。上の子たちは小学4年になった。夫は相変わらず仕事一辺倒で家には滅多にいない。保は再来年から幼稚園だが、(当時は2年保育が一般的だった)体が弱いのは相変わらずである。来年入園してもどれだけ通えるだろうか。
八月のある日のこと。
慶子は、食卓の椅子に座ったまま疲れからいつの間にか眠っていたよう。
突然目が覚めた。家の中ではない。
状況を把握するのにしばらく時間がかかった。駅前のベンチに座っている。
服装は家にいた時のまま。足だけは普段からサンダルをスリッパ代わりに履いていて違和感はなかったが。
いつ、何をしに来たのか全く分からなかった。家から歩いてこれる距離ではないし、そもそもこんなところに用があることはほとんどない。バッグも財布も持っていない。買い物に来たのではなさそうだ。
向かいのベンチにサラリーマン風の中年男が新聞を読んでいる。やがて読み終わったらしく、そのまま置いて立ち去った。
すぐ近くにごみ入れがあるのだから捨てればいいのにと近づき、新聞を取った。
「発行日 1996年(平成8年)8月×日」とある。
慶子に「平成」は分からなかったけど、西暦から今がいつなのか理解できた。
冷静になって周りを見回してみる。今まで気が付かなかったけど、自動車は見たことも無いようなデザインで、ボンネットではなく、ドアにバックミラーがついている。通行人の中には稀にトランシーバーのようなものを持って話しながら歩いている人がいる。
そのままベンチにへたり込んだ。21年後の世界なのか。私はその間の記憶が無くなってしまったのか。
鏡があったので、顔を映してみる。今まで通り35歳の顔。1996年になっているはずの56歳には見えない。
原因は分からないけど、タイムスリップしてしまったらしい。
とりあえず家に帰ろう。歩き出そうとしてすぐ気が付く。
21年経った今でも家族が同じところに住んでいるとは限らないし、住んでいたとしても自分は失踪したと思われていることだろう。あの夫が一人で3人の子育てができるとは到底考えられず、失踪届けが出され、別な妻を迎えて新しい家庭を持っているかもしれない。個性の強い歩は新しいお母さんにうまく適応できたのだろうか。
体の弱い保が無事成長できたか心配だった。上の子たちは結婚していてもおかしくない齢。
自分が行く場所はこの世界には無い。
どうすることもできず、そのままベンチに座り込んでいた。
「もしもし?」
見上げると、警察官がいた。何時間も主婦と思しき女性がベンチに座り込んでいたので、怪しまれたらしい。
「お名前は?」
「けいこです」
とっさに本名で答えてしまった。
「苗字は?」
慶子は思った。記憶喪失者を装ったほうがいいのではないだろうか。いずれにしてもこの世界に私の戸籍は無い。
しばらく考えたふりをして答えた。
「わかりません。何も覚えていないんです」
警官は呆れた顔をした。小さな子供ならともかく、いい齢をした大人の女性が自分の苗字を知らないなど普通はあり得ない。
「とにかくこちらに来ていただけますか?」
駅前交番に連れられて行かれた。
「30代くらいの女性保護。話し方から日本人と思われる。本人は「けいこ」という名前以外、何も覚えていないと言っている」
警察署に連絡を入れているようだ。
パトカーがやって来た。
「行きましょうか」
後部座席に促される。通行人が何事かと慶子の顔を見ている。女性犯罪者が捕まったのかと思われたかも。
警察に保護された慶子は所持品検査を受け、何も手掛かりになりそうなものが無いことがわかると、捜査官の質問攻めに遭った。
とにかく何を聞かれようが「覚えていない」と言うしかない。
何の手掛かりになることがないことが分かると、病院に連れて行かれた。
21年後の医学というものが分からないので、記憶を洗いざらい見られてしまうのでは、と冷や汗が出る思いだったが、そこまで進んでいるわけではないらしく、
「脳に異常は見られませんね」
で終わってしまった。
このままだとどこかの施設に入ることになるらしい。それまでの間は記憶が戻らなければ、とりあえずこのまま入院ということになるそう。「それまでに記憶を取り戻せればいいですね」と言われたが、そんなことは絶対にありえない。本当のことを話せば確実に狂人扱いされてどこにも行けなくなるだろう。
警察から連絡が来て、
「県内に捜索願は出ていないようです。あの服装では遠くから来たとは考えにくいですが、近隣の都県も当たってみます」
とのこと。
慶子がいなくなった21年前には家族が捜索願を出していたとしても、とっくの昔に忘れ去られていることだろう。幼児や徘徊老人ならともかく、30代の女性が突然いなくなったら自分の意志で出て行ったと考えるのが普通。
病院には公衆電話と電話帳が置いてある。電話は慶子の時代には無かったカードが使える緑色のプッシュ式だが、公衆電話であることはすぐに分かった。何度も、電話帳を繰って夫の名前を確認したい衝動に駆られたが、必死で我慢した。載っていたら訪ねて行きたくなるだろうし、そうすればいい結果を招くことは絶対に無い。載っていなければ無いでショックが大きいだろう。
記憶喪失者ということで精神科の病棟に入れられているけど、病人扱いではないので、鍵はかけられていない。行先と戻る時間を告げれば外に出ることもできるが、金も無いからせいぜい近所を散歩するくらいしかやることはない。
子育てと家事に追われてほとんど自分の時間など無かった慶子は、時間を持て余してしまう。
待合室には時間をつぶすための週刊誌や、新聞が置いてある。これらを読んで、今の常識を身につけておこうと思った。
椅子に座って読んでいると、看護婦が声をかけてきた。慶子にとってはこれも重要な作業だが、看護婦には時間をつぶしているようにしか見えないはず。
「あなた、記憶喪失なんだって?ちょっと仕事してみる気ない?無理にとは言わないけど」
ナースステーションでも、「記憶喪失の女」が来たというのは噂になっているのだろう。
それもいいと思った。仕事をしながらの女性同士の雑談はバカにならない。新聞や週刊誌を読んでいるだけより、はるかに得られるものが多そうだ。
慶子は翌日から、「看護助手」として看護師の手伝いや雑用をするようになった。言われた通りにすればいいし、日常的に家事をこなして、二人の乳児と三人の幼子を育てた慶子からすれば何でもないこと。
「あなた、結構手際がいいわね。主婦だったんじゃないの?ご主人やお子さんが普通は探していそうだけどね」
そうかもしれない。21年前だったら。
病院で生活を初めて2週間が経った。
慶子は、タイムスリップしたのが買い物に行く途中なんかでなかったことを感謝せずにはいられなかった。
岩倉具視の500円札、伊藤博文の千円札や聖徳太子の高額紙幣。タイムスリップに気付かずに店の支払いで出していたら、たちまち怪しまれて警察に連行されていただろう。「記憶喪失」で誤魔化すなんてできなかったかもしれない。一文無しだったことが幸いした。
季節は秋を迎えようとしていた。
八月のある日のこと。
慶子は、食卓の椅子に座ったまま疲れからいつの間にか眠っていたよう。
突然目が覚めた。家の中ではない。
状況を把握するのにしばらく時間がかかった。駅前のベンチに座っている。
服装は家にいた時のまま。足だけは普段からサンダルをスリッパ代わりに履いていて違和感はなかったが。
いつ、何をしに来たのか全く分からなかった。家から歩いてこれる距離ではないし、そもそもこんなところに用があることはほとんどない。バッグも財布も持っていない。買い物に来たのではなさそうだ。
向かいのベンチにサラリーマン風の中年男が新聞を読んでいる。やがて読み終わったらしく、そのまま置いて立ち去った。
すぐ近くにごみ入れがあるのだから捨てればいいのにと近づき、新聞を取った。
「発行日 1996年(平成8年)8月×日」とある。
慶子に「平成」は分からなかったけど、西暦から今がいつなのか理解できた。
冷静になって周りを見回してみる。今まで気が付かなかったけど、自動車は見たことも無いようなデザインで、ボンネットではなく、ドアにバックミラーがついている。通行人の中には稀にトランシーバーのようなものを持って話しながら歩いている人がいる。
そのままベンチにへたり込んだ。21年後の世界なのか。私はその間の記憶が無くなってしまったのか。
鏡があったので、顔を映してみる。今まで通り35歳の顔。1996年になっているはずの56歳には見えない。
原因は分からないけど、タイムスリップしてしまったらしい。
とりあえず家に帰ろう。歩き出そうとしてすぐ気が付く。
21年経った今でも家族が同じところに住んでいるとは限らないし、住んでいたとしても自分は失踪したと思われていることだろう。あの夫が一人で3人の子育てができるとは到底考えられず、失踪届けが出され、別な妻を迎えて新しい家庭を持っているかもしれない。個性の強い歩は新しいお母さんにうまく適応できたのだろうか。
体の弱い保が無事成長できたか心配だった。上の子たちは結婚していてもおかしくない齢。
自分が行く場所はこの世界には無い。
どうすることもできず、そのままベンチに座り込んでいた。
「もしもし?」
見上げると、警察官がいた。何時間も主婦と思しき女性がベンチに座り込んでいたので、怪しまれたらしい。
「お名前は?」
「けいこです」
とっさに本名で答えてしまった。
「苗字は?」
慶子は思った。記憶喪失者を装ったほうがいいのではないだろうか。いずれにしてもこの世界に私の戸籍は無い。
しばらく考えたふりをして答えた。
「わかりません。何も覚えていないんです」
警官は呆れた顔をした。小さな子供ならともかく、いい齢をした大人の女性が自分の苗字を知らないなど普通はあり得ない。
「とにかくこちらに来ていただけますか?」
駅前交番に連れられて行かれた。
「30代くらいの女性保護。話し方から日本人と思われる。本人は「けいこ」という名前以外、何も覚えていないと言っている」
警察署に連絡を入れているようだ。
パトカーがやって来た。
「行きましょうか」
後部座席に促される。通行人が何事かと慶子の顔を見ている。女性犯罪者が捕まったのかと思われたかも。
警察に保護された慶子は所持品検査を受け、何も手掛かりになりそうなものが無いことがわかると、捜査官の質問攻めに遭った。
とにかく何を聞かれようが「覚えていない」と言うしかない。
何の手掛かりになることがないことが分かると、病院に連れて行かれた。
21年後の医学というものが分からないので、記憶を洗いざらい見られてしまうのでは、と冷や汗が出る思いだったが、そこまで進んでいるわけではないらしく、
「脳に異常は見られませんね」
で終わってしまった。
このままだとどこかの施設に入ることになるらしい。それまでの間は記憶が戻らなければ、とりあえずこのまま入院ということになるそう。「それまでに記憶を取り戻せればいいですね」と言われたが、そんなことは絶対にありえない。本当のことを話せば確実に狂人扱いされてどこにも行けなくなるだろう。
警察から連絡が来て、
「県内に捜索願は出ていないようです。あの服装では遠くから来たとは考えにくいですが、近隣の都県も当たってみます」
とのこと。
慶子がいなくなった21年前には家族が捜索願を出していたとしても、とっくの昔に忘れ去られていることだろう。幼児や徘徊老人ならともかく、30代の女性が突然いなくなったら自分の意志で出て行ったと考えるのが普通。
病院には公衆電話と電話帳が置いてある。電話は慶子の時代には無かったカードが使える緑色のプッシュ式だが、公衆電話であることはすぐに分かった。何度も、電話帳を繰って夫の名前を確認したい衝動に駆られたが、必死で我慢した。載っていたら訪ねて行きたくなるだろうし、そうすればいい結果を招くことは絶対に無い。載っていなければ無いでショックが大きいだろう。
記憶喪失者ということで精神科の病棟に入れられているけど、病人扱いではないので、鍵はかけられていない。行先と戻る時間を告げれば外に出ることもできるが、金も無いからせいぜい近所を散歩するくらいしかやることはない。
子育てと家事に追われてほとんど自分の時間など無かった慶子は、時間を持て余してしまう。
待合室には時間をつぶすための週刊誌や、新聞が置いてある。これらを読んで、今の常識を身につけておこうと思った。
椅子に座って読んでいると、看護婦が声をかけてきた。慶子にとってはこれも重要な作業だが、看護婦には時間をつぶしているようにしか見えないはず。
「あなた、記憶喪失なんだって?ちょっと仕事してみる気ない?無理にとは言わないけど」
ナースステーションでも、「記憶喪失の女」が来たというのは噂になっているのだろう。
それもいいと思った。仕事をしながらの女性同士の雑談はバカにならない。新聞や週刊誌を読んでいるだけより、はるかに得られるものが多そうだ。
慶子は翌日から、「看護助手」として看護師の手伝いや雑用をするようになった。言われた通りにすればいいし、日常的に家事をこなして、二人の乳児と三人の幼子を育てた慶子からすれば何でもないこと。
「あなた、結構手際がいいわね。主婦だったんじゃないの?ご主人やお子さんが普通は探していそうだけどね」
そうかもしれない。21年前だったら。
病院で生活を初めて2週間が経った。
慶子は、タイムスリップしたのが買い物に行く途中なんかでなかったことを感謝せずにはいられなかった。
岩倉具視の500円札、伊藤博文の千円札や聖徳太子の高額紙幣。タイムスリップに気付かずに店の支払いで出していたら、たちまち怪しまれて警察に連行されていただろう。「記憶喪失」で誤魔化すなんてできなかったかもしれない。一文無しだったことが幸いした。
季節は秋を迎えようとしていた。
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