私がエロ小説を書き始めるようになった理由

最近の状況

今は規制が厳しくなって女性の裸などテレビに出なくなったが、今でも例外はあるようだ。


　テレビ局により基準は様々なようだが、

　裸で過ごす種族であれば可

　裸で祭りに参加する者であれば可

　医療番組であれば可

　画家が裸婦画を描いている所など、芸術性があれば可


　こういったところか。

　まあ、「芸術性」なんてことを言い出したら、はっきり区別できるところなど存在しないわけで、ヘアヌード写真集がなし崩し的に事実上解禁されてしまったように、解釈次第で何でも可能になってしまう。「裸で過ごす種族であれば可」についても、日本人の女性がこういう風習がある部族に入って写真を撮るドキュメンタリー番組で、仲間として扱ってもらうために自らも上半身裸になって入り込んでいたのだが、この女性の体だけ影像加工（胸が映っていない）されているというおかしなものもあったくらい。
　「日本人女性の裸はまずいが、裸で暮らしている現地人なら構わない」ということか。一種の差別のような気もするが。

　比較的最近でも、NHKが「ヤノマミ族」を紹介した番組や、美術番組で裸婦を描くシーンでは女性の胸も隠すことなくそのまま映していた。

　Eテレで芸術番組で画家がモデルを描く映像でも、女性は隠すことなく映っていた。

　こういうものを拡大解釈すればそれこそなんでも当てはまりそうな気もするが、やはりどこかに線を引いているのだろう。バラエティー番組などで「ハプニング映像」として水着が外れてしまう女性タレントなどはもちろん映像加工されているが、見たがる人もまずいないだろうからそれはいいのかもしれない。

　一方、「プロのヌードモデル」の女性が出演した民放の番組で、女性がカメラの前で裸になった時には映像加工されていた。各局で基準が異なるのかもしれないし、その辺は分からない。

　「芸術」と言えば、最近は地上波でほとんど映画が放送されなくなった。昔はそれこそ何でもありで、明らかにポルノに類するものまでゴールデンタイムに堂々と放送されていた。それが深夜帯に移り、ついには全く見なくなった。衛星放送などで流れているのかもしれないが、私の家では受信環境に無いのでチェックしたこともない。

　個人的には、性交シーンなどでなければ開放してしまってもいいのでは、と思う。子供の裸が問題なのであれば、未成年者は除外すればいい。見たがる人はいないかもしれないが、男性の股間も隠す必要はない。裸で踊ったりするパフォーマンスショーのメンバーが来日した際には、股間に隠すための器具を装着させられ、「芸術に対する冒涜だ」と激怒されたそうだ。