怪力悪役令嬢は冒険者になりたい!

タハノア

文字の大きさ
101 / 159
邪竜物語に首を突っ込む編

101-増強魔法で魔法露天

しおりを挟む
 外道丸さんと会った翌朝、各ギルドに納品して技書を受け取り端数は売却しました。

 貰った[技書]は

 増強魔法:Lv2[鋼殻]、Lv3[瞬速]、Lv4[剛力]、Lv5[魔力の泉]、Lv6[体力の泉]

 無属性拳法:Lv5[挟掌壁]

 魔道具技師:Lv2[魔道具知識1]、Lv3[魔道具知識2]、Lv4[魔道具知識3]、Lv5[魔道具知識4]、Lv6[消費削減制作]

 鍛冶師:Lv2[鍛冶製品知識1]

 以上の12個です。お金をためてまた、きのくえ屋に行かないといけませんね。

 スキル上げで作ったものを売り払いたいので、需要を調べるためにちびヒゲ爺に魔道具と鍛冶製品の需要を聞いたところ、魔道具は自分の使える魔法を封じ込められる[金属札]が品薄で鍛冶製品は消耗しやすい武器が種類を問わず全体的に不足しているらしい。

 私はまずアリッサに指摘された魔法露天とギルドで聞いた需要に従い[魔道具作成]で必要になる[増強魔法]から極めることにした。

 転移門がある人通り多い広場でアリッサと一緒に魔法露店を開きながらスキル上げをすることにした。相場や、やり取りがわからなかった私は、まずは見学することにした。

「アリッサちゃん!おはようさん!お?今日は二人なのかい?」

 すぐにアリッサの顔見知りのお客さんがすぐにやってきた。

「はい!今日から二人で露店を出す予定なんです」
「はじめましてマルレリンドです。今日から増強魔法の露天を始めるのでよろしくおねがいしますわね」

 とりあえず自己紹介と何の露店を出すか伝えておいた。

「増強か~そいつは助かるね!」
「それで今日は何にしますか?」

 無駄話に移行しないようにすぐに注文を聞くアリッサ。
 
「昨日の疲れが抜けきってなくてねぇ~[気力回復]を頼むよ!」

 [気力回復]光魔法Lv2のSTを回復するテクニックね、疲れが取れないときに!ってまるで栄養ドリンクみたいね……

 アリッサは[気力回復]をかけてお客さんからお金を受け取った。その金額はなんと[河童の皿]1枚と同じ値段でした!

 消費者との間に人が入らない直接販売!……これは儲かる!

「おー!気力全開だぜ!ありがとな!」

 そう言ってお客さんは嬉しそうに仕事場へと向かっていった。
 
「こんな感じよどう?」
「いいですわね!すぐに私も増強魔法を鍛えて露天を出しますわ!」
「でしょ!学生の頃からやってたからなれたものよ!」

 学生時代にからカフェに行こうと言ってたのは親からお小遣いをもらったわけでもなく、生活費を節約して溜めたのでもなく、こうやって稼いでいたのね。

 それからアリッサは[召喚魔法]でLv7の[黒狐]を出しっぱなしにしながら、魔力調和のLv7の[魔力消費低減]を維持しつつ[瞑想]で魔力を回復し[奇跡魔法]Lv7の[解呪]を連打したりして修行と稼ぎを両立していた。

「すごいわね、無駄の無さに感心するわ」
「でしょ~私もそろそろ海老天丼でも食べようと思ってるのよ」
「天丼!?私もがんばりますわ!」

 それから私も[増強魔法]を自分自身に連打した。

Lv1の命中力が上がる[心眼][心眼][心眼][心眼]……

Lv2の防御が上がる[鋼殻][鋼殻][鋼殻][鋼殻]……

Lv3の俊敏が上がる[瞬速][瞬速][瞬速][瞬速]……

Lv4の筋力が上がる[剛力][剛力][剛力][剛力]……

Lv5の魔力自然回復量が上がる[魔力の泉][魔力の泉][魔力の泉][魔力の泉]……

「え?アリッサ?[魔力の泉]かけてほしいの?いいわよ!はいどうぞ!」
「うわ~すごい回復する!捗る~」

Lv6のHP自然回復量が上がる[体力の泉][体力の泉][体力の泉][体力の泉]……

 スキルはどんどん上がり3時間ほどでLv7まで上がってしまった。10時間でLv10目安で折返しがLv8ぐらいだからだいぶ早いわね。

「マルレ……3時間ぶっ続けで瞑想どころか休憩すらとってないけど、魔力切れないの?」
「え?ああそうですね……少し減ってる感覚はありますね。ちょっと見てみましょう”能力開示”」

ーーーーーーーーーー
Lv3
HP #E-OF!/#E-OF!
MP 999684/#E-OF!
ST #E-OF!/#E-OF!
ーーーーーーーーーー

「あ!数字が見えましたわ!ほら!」

 私は半透明の板をアリッサに見せる。

「99万……体感でどれぐらい減ってる感じ?」
「ほんの少し?というか魔法使うのやめるとすぐに回復……あ!また表記が#E-OF!にもどりましたね」
「あ~そうだった……マルレがすごいのは筋力じゃなくて魔力だった……魔法使えないから忘れてたわ~」
「今更何を言ってますの?この細腕に筋力なんてあるわけないじゃないのよ」

 そんな話で魔力の回復時間がないから早く上がったんだなと納得して、ついに魔法露天を始めた。

 露天を始めた途端にすぐにお客さんがやってきた。

 大工などの力仕事をする人たちは[剛力]を配達人は[瞬速]を猟師にいたっては[心眼][鋼殻][瞬速][剛力]のフルセット!お金を払っても稼ぎ効率が上回るそうです。

 効果も3時間と長いと驚いていました。そんなわけでもう笑いが出そうなほどの大盛況!お昼前には”きのくえ屋”で[増強魔法]の[技書]が全部買えるほどの稼ぎになった。

 私は午後のためにアリッサと別行動をとり一人できのくえ屋に行き、気力自然回復量が上がるLv7[気力の泉]と増強魔法の効果時間が倍になるLv8[増強延長強化]そして[心眼][鋼殻][瞬速][剛力]の効果が同時にかかるLv9[鬼人化]を買ってきました。「ゆっくりしていけよ」という外道丸さんを振り切り昨日食べそこねた餃子もガッツリ食べてきました!

 食事に満足した私はエードの広場へと戻ってきた。 

「ただいま~アリッサ~」
「お帰りマルレ!うっ……餃子食べたわね……」
「あら!よくわかりましたね」
「あ……うん……」

 あら?なんか様子がおかしいわね?あっ!と思った瞬間に浄化の祝福を発動し私の口の中がキラキラと光り浄化された。そして変な空気になった。

「ご……午後からも頑張ろ~」
「そうですわね……がんばりましょう」

 午後は露天をして稼ぎながらたっぷり6時間スキル上げしたところスキルがLv10になった。

「敵に使用しないスキルってすごい上げやすいわね……一日で終わっちゃった」
「1つだと早いね~私は全部1ずつ上がって8になったよ」

 それもそのはず1つのスキル魔力回復時間込みで10時間と設定されているのでを9時間みっちりやればそうなります。

 意外に早く終わったスキル上げ……明日は[魔道具技師]を上げましょう!そうと決まれば早速技書の買い出しです!

 夕飯前にきのくえ屋に行き[魔道具技師]スキルの[技書]のLv7[性能重視制作]Lv8[魔道具知識5]、Lv9[魔道具知識6]を買ってきた。

 外道丸さんは酔いつぶれて岩の上で寝ていたのでそっとしておいた。

ーーーーーーーーーー
スキル()は上昇値

剣術Lv0.1、格闘Lv7、
無属性拳法Lv4、増強魔法Lv10(+9)
魔道具技師Lv4、鍛冶師Lv6
採掘師Lv10
筋力増加Lv1、投石Lv0.1

合計値 41.2/60
ーーーーーーーーーー
新しいテクニック

 増強魔法:Lv2[鋼殻]、Lv3[瞬速]、Lv4[剛力]、Lv5[魔力の泉]、Lv6[体力の泉]、Lv7[気力の泉]、Lv8[増強延長強化]、Lv9[鬼人化]
 
 無属性拳法:Lv5[挟掌壁]

 魔道具技師:Lv2[魔道具知識1]、Lv3[魔道具知識2]、Lv4[魔道具知識3]、Lv5[魔道具知識4]、Lv6[消費削減制作]、Lv7[性能重視制作]Lv8[魔道具知識5]、Lv9[魔道具知識6]

 鍛冶師:Lv2[鍛冶製品知識1]
ーーーーーーーーーー
しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜

放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!? 「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」 不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました

たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。

攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】

水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】 【一次選考通過作品】 ---  とある剣と魔法の世界で、  ある男女の間に赤ん坊が生まれた。  名をアスフィ・シーネット。  才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。  だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。  攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。 彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。  --------- もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります! #ヒラ俺 この度ついに完結しました。 1年以上書き続けた作品です。 途中迷走してました……。 今までありがとうございました! --- 追記:2025/09/20 再編、あるいは続編を書くか迷ってます。 もし気になる方は、 コメント頂けるとするかもしれないです。

【完結】番としか子供が産まれない世界で

さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。 何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。 そんなニーナが番に出会うまで 4話完結 出会えたところで話は終わってます。

悪役令息の継母に転生したからには、息子を悪役になんてさせません!

水都(みなと)
ファンタジー
伯爵夫人であるロゼッタ・シルヴァリーは夫の死後、ここが前世で読んでいたラノベの世界だと気づく。 ロゼッタはラノベで悪役令息だったリゼルの継母だ。金と地位が目当てで結婚したロゼッタは、夫の連れ子であるリゼルに無関心だった。 しかし、前世ではリゼルは推しキャラ。リゼルが断罪されると思い出したロゼッタは、リゼルが悪役令息にならないよう母として奮闘していく。 ★ファンタジー小説大賞エントリー中です。 ※完結しました!

転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎

水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。 もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。 振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!! え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!? でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!? と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう! 前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい! だからこっちに熱い眼差しを送らないで! 答えられないんです! これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。 または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。 小説家になろうでも投稿してます。 こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。

処理中です...