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自分達の物語に決着をつける編
128-5日の距離を2時間
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私はいま空を飛んでいる。連続ジャンプする私流の[飛んでいく]ではなく、もはや完全に飛行している。
[脚壁]を出し地面を蹴り垂直上昇した後に[空歩壁]を垂直にだしてそれを足場に水平に跳ぶ。プールの壁を蹴って泳ぎだすような感覚で空を飛んでいる。勢いが弱まってきたらまた[空歩壁]をだして勢いをつけることで飛行を持続する。
私は何故飛んでいるかというと時間短縮のためです。農都からロットヴァルデ領までは大体馬車で5日ほどかかり、途中で野営もしなくてはいけないしお尻も痛くなるらしいのでかなりめんどくさいのよ。そこで私はアリッサに提案したの「私が抱えて飛びましょうか?」ってね。
そうしたら「農都から逃げるときかなりきつかった!急加速のGで内蔵が潰れるかと思ったからもう嫌だ!」だってさ。
私の移動方法は前からすごく大不評なのよね~抱えて飛んだ全員が二度とゴメンだとの評価をしたわ……そういえばこれから向かうロットヴァルデ領に居る二人もそう言ってたわね。
そこでアリッサの提案で私が単独で先に行って記録板作ってきて転移で戻るのが一番手っ取り早いということになったので現在飛行中というわけです。
ギルドカードを取り出し地図を表示させて現在地を確認する。
「もう少しでビートムの街ね」
ついでに中間地点であるビートムの記録板も作っておくことにする。街から少し離れた上空に[空歩壁]を垂直にだしてそこに足を付き勢いを殺しそのまま下へ落ちる。地面を破壊しては困るので着地の寸前に[脚壁]をだして音もなく着地する。
少し道をそれたところで[転移書]を取り出し裏表紙にある[記録]を押して自分用とアリッサ用に記録札を2枚作っておく。
「ちょっと寄り道していこうかしら?」
私はせっかく来たのだからと街の中に入る。ギルドカードを作っておいたおかげですんなり街に入ることができた。
聖剣を振り回しているところを目撃されて勇者のアロイーンと聖女のリーシャーに付きまとわれたことを思い出しながら街を歩く。
「アロイーンとリーシャー元気にしてるかな~あっ!それと後輩で牢屋仲間のニーニャちゃんも元気かな~」
いろいろ思い出しながら街を歩いていると名物の串焼きの屋台が目に入った。
「串焼き20本ください!」
私の鎧姿に屋台の主人はぎょっとしていたがそこは年季の入った商売人らしく大量注文を逃すはずもなくすぐに営業スマイルに塗り替えた。
串焼きを次元リュックに[非常洋食]としてストックし一本は食べながら移動することにした。
一口齧ると牛肉のような旨味が口の中に広がる。これがスマッシュエイプの腕肉だって知ったときは驚いたなぁ~完全に牛肉だと思ってたよ。
街の反対側の門から外に出て人目につかない場所に行きギルドカードで方角を確認してまた空を飛ぶ。
空を飛びながら食べるのってすごくいいアイデアじゃない!?眼下を流れる景色を楽しみながら手に持っていた腕肉をひとかじり!
「冷たぁ!完全に冷え切ってる!」
そうよね……上空を猛スピードで跳んでいるからこうなるよね……
上空の冷たい空気を浴び続けガチガチに冷えてしまった串焼きをちびちびかじり口の中で温めながら咀嚼する。
しばらくそんな事を続けているとロットヴァルデ侯爵邸が小さく見えてきた。串焼きの最後の一口頬張り残った串を清潔の祝福で消し去りると着地の準備に入る。歩いても苦にならない距離まで近づき着地してまた道を少しそれたところで記録板を作る。
「これでよし!あとは農都に帰ってアリッサに記録板を渡すだけね!」
[転移書]を開き農都の記録板のページを開き[転移]のボタンを押して農都へ戻る。金属板が飛び出し転移が発動すると一瞬で景色がかわり、うさぎ亭の近くの路地裏へと移動していた。
うさぎ亭で待ってたアリッサに記録板を渡すと「5日の距離を2時間てすごいわね~お疲れさま~」と労われた。すぐに宿を引き払い再び人目につかない路地裏へいきアリッサの[転移門]でロットヴァルデ領へと舞い戻った。
「さて!まずは紹介状を見せて援軍として認めてもらわないとだね~」
「そうね。懐かしい顔を見に行きましょう」
私達はロットヴァルデ侯爵邸へと歩みを進めた。以前一泊させてもらったお屋敷は戦火の跡もなく変わりない姿でそこに建っている。
閉められた門の前には衛兵が二人居るだけで屋敷は静まり返っていた。私達の異様な姿に警戒している衛兵さんにアリッサが声を掛ける。
「こんにちは、私達はクロービから援軍に来ました領主様にお取次ぎをお願いしたします。こちらは農都で頂いた紹介状でございます。」
「援軍ですか……紹介状か差出人は……げぇ!」
げぇ!ってなんだろ?差出人はディータさんよね?
あ……私はロットヴァルデ卿がドレストレイル家にビビりまくっていたのを思い出した……
「失礼しました!領主様は現在、街の向こう側に前線基地を作り指揮を取っていますのでそちらに向かってください」
「わかりましたそちらへ直接出向きます」
返却された紹介状を持って街を通り抜けて前線基地へと向かう。以前来たときは宴会していてろくに観光できなかった街をチラチラと気にしながら通り抜ける。戦争中らしく街の賑わいは少ない、生活に必要な最低限の店しか開いていなく観光という感じでは無かった。
街を通り抜けると平原に天幕がいくつも張られている地域を見つけた。
「多分あれが前線基地でしょうね」
「そうみたいね~とりあえず一番大きい天幕から訪ねてみようか」
一際目立つ大きな天幕に近づくと何やら言い争う声が聞こえてきた。天幕の前で面と向かって女性二人が言い争っている。その二人は互いに数十人の人を連れている。
「なんでしょう?隊同士の揉め事かしら?」
「そうみたいだね~、ん?あれリーシャーとニーニャさんじゃない?」
足を止めてしっかりと見るとたしかにあの二人だ。会話の内容に耳を傾ける。
「何が治癒姫隊よ!勇猛果敢な慈愛の薔薇隊のほうが優れていますわ!」
「なんですって!回復の要である治癒姫隊がいなければあなた達はベッドでうんうん唸ってるだけの役立たずになるじゃない!」
うわぁ……治癒姫はアリッサの慈愛の薔薇は私の学生時代の二つ名だ……消し去りたい恥ずかしい二つ名だわ……
アリッサの弟子を名乗るリーシャー率いる治癒姫隊と、私の学生時代の話を聞いて虚栄の私に心酔しているニーニャちゃん率いる慈愛の薔薇隊……
(たいへんおかしな事になっているようですわね……)
(マルレ!あれに関わっては駄目!正体がバレたら祭り上げられること間違いなしだよ!)
(そっそれは勘弁してほしいわね……改名を迫りたいところだけどここは我慢するしかなさそうね……)
私達は触らぬ信者に祟りなしと言うことで無視を決め込み。ロットヴァルデ卿に会うために大きな天幕へと向かった。
[脚壁]を出し地面を蹴り垂直上昇した後に[空歩壁]を垂直にだしてそれを足場に水平に跳ぶ。プールの壁を蹴って泳ぎだすような感覚で空を飛んでいる。勢いが弱まってきたらまた[空歩壁]をだして勢いをつけることで飛行を持続する。
私は何故飛んでいるかというと時間短縮のためです。農都からロットヴァルデ領までは大体馬車で5日ほどかかり、途中で野営もしなくてはいけないしお尻も痛くなるらしいのでかなりめんどくさいのよ。そこで私はアリッサに提案したの「私が抱えて飛びましょうか?」ってね。
そうしたら「農都から逃げるときかなりきつかった!急加速のGで内蔵が潰れるかと思ったからもう嫌だ!」だってさ。
私の移動方法は前からすごく大不評なのよね~抱えて飛んだ全員が二度とゴメンだとの評価をしたわ……そういえばこれから向かうロットヴァルデ領に居る二人もそう言ってたわね。
そこでアリッサの提案で私が単独で先に行って記録板作ってきて転移で戻るのが一番手っ取り早いということになったので現在飛行中というわけです。
ギルドカードを取り出し地図を表示させて現在地を確認する。
「もう少しでビートムの街ね」
ついでに中間地点であるビートムの記録板も作っておくことにする。街から少し離れた上空に[空歩壁]を垂直にだしてそこに足を付き勢いを殺しそのまま下へ落ちる。地面を破壊しては困るので着地の寸前に[脚壁]をだして音もなく着地する。
少し道をそれたところで[転移書]を取り出し裏表紙にある[記録]を押して自分用とアリッサ用に記録札を2枚作っておく。
「ちょっと寄り道していこうかしら?」
私はせっかく来たのだからと街の中に入る。ギルドカードを作っておいたおかげですんなり街に入ることができた。
聖剣を振り回しているところを目撃されて勇者のアロイーンと聖女のリーシャーに付きまとわれたことを思い出しながら街を歩く。
「アロイーンとリーシャー元気にしてるかな~あっ!それと後輩で牢屋仲間のニーニャちゃんも元気かな~」
いろいろ思い出しながら街を歩いていると名物の串焼きの屋台が目に入った。
「串焼き20本ください!」
私の鎧姿に屋台の主人はぎょっとしていたがそこは年季の入った商売人らしく大量注文を逃すはずもなくすぐに営業スマイルに塗り替えた。
串焼きを次元リュックに[非常洋食]としてストックし一本は食べながら移動することにした。
一口齧ると牛肉のような旨味が口の中に広がる。これがスマッシュエイプの腕肉だって知ったときは驚いたなぁ~完全に牛肉だと思ってたよ。
街の反対側の門から外に出て人目につかない場所に行きギルドカードで方角を確認してまた空を飛ぶ。
空を飛びながら食べるのってすごくいいアイデアじゃない!?眼下を流れる景色を楽しみながら手に持っていた腕肉をひとかじり!
「冷たぁ!完全に冷え切ってる!」
そうよね……上空を猛スピードで跳んでいるからこうなるよね……
上空の冷たい空気を浴び続けガチガチに冷えてしまった串焼きをちびちびかじり口の中で温めながら咀嚼する。
しばらくそんな事を続けているとロットヴァルデ侯爵邸が小さく見えてきた。串焼きの最後の一口頬張り残った串を清潔の祝福で消し去りると着地の準備に入る。歩いても苦にならない距離まで近づき着地してまた道を少しそれたところで記録板を作る。
「これでよし!あとは農都に帰ってアリッサに記録板を渡すだけね!」
[転移書]を開き農都の記録板のページを開き[転移]のボタンを押して農都へ戻る。金属板が飛び出し転移が発動すると一瞬で景色がかわり、うさぎ亭の近くの路地裏へと移動していた。
うさぎ亭で待ってたアリッサに記録板を渡すと「5日の距離を2時間てすごいわね~お疲れさま~」と労われた。すぐに宿を引き払い再び人目につかない路地裏へいきアリッサの[転移門]でロットヴァルデ領へと舞い戻った。
「さて!まずは紹介状を見せて援軍として認めてもらわないとだね~」
「そうね。懐かしい顔を見に行きましょう」
私達はロットヴァルデ侯爵邸へと歩みを進めた。以前一泊させてもらったお屋敷は戦火の跡もなく変わりない姿でそこに建っている。
閉められた門の前には衛兵が二人居るだけで屋敷は静まり返っていた。私達の異様な姿に警戒している衛兵さんにアリッサが声を掛ける。
「こんにちは、私達はクロービから援軍に来ました領主様にお取次ぎをお願いしたします。こちらは農都で頂いた紹介状でございます。」
「援軍ですか……紹介状か差出人は……げぇ!」
げぇ!ってなんだろ?差出人はディータさんよね?
あ……私はロットヴァルデ卿がドレストレイル家にビビりまくっていたのを思い出した……
「失礼しました!領主様は現在、街の向こう側に前線基地を作り指揮を取っていますのでそちらに向かってください」
「わかりましたそちらへ直接出向きます」
返却された紹介状を持って街を通り抜けて前線基地へと向かう。以前来たときは宴会していてろくに観光できなかった街をチラチラと気にしながら通り抜ける。戦争中らしく街の賑わいは少ない、生活に必要な最低限の店しか開いていなく観光という感じでは無かった。
街を通り抜けると平原に天幕がいくつも張られている地域を見つけた。
「多分あれが前線基地でしょうね」
「そうみたいね~とりあえず一番大きい天幕から訪ねてみようか」
一際目立つ大きな天幕に近づくと何やら言い争う声が聞こえてきた。天幕の前で面と向かって女性二人が言い争っている。その二人は互いに数十人の人を連れている。
「なんでしょう?隊同士の揉め事かしら?」
「そうみたいだね~、ん?あれリーシャーとニーニャさんじゃない?」
足を止めてしっかりと見るとたしかにあの二人だ。会話の内容に耳を傾ける。
「何が治癒姫隊よ!勇猛果敢な慈愛の薔薇隊のほうが優れていますわ!」
「なんですって!回復の要である治癒姫隊がいなければあなた達はベッドでうんうん唸ってるだけの役立たずになるじゃない!」
うわぁ……治癒姫はアリッサの慈愛の薔薇は私の学生時代の二つ名だ……消し去りたい恥ずかしい二つ名だわ……
アリッサの弟子を名乗るリーシャー率いる治癒姫隊と、私の学生時代の話を聞いて虚栄の私に心酔しているニーニャちゃん率いる慈愛の薔薇隊……
(たいへんおかしな事になっているようですわね……)
(マルレ!あれに関わっては駄目!正体がバレたら祭り上げられること間違いなしだよ!)
(そっそれは勘弁してほしいわね……改名を迫りたいところだけどここは我慢するしかなさそうね……)
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