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自分達の物語に決着をつける編
133-紫のアレ
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茶色くなった景色の中を馬車はゆく……
死んだ森……ひび割れた大地に立ち枯れた木々。死んだ畑……畝の跡がかすかに見える。死んだ池……窪地で少し土の色が濃い場所には魚や水を求めてさまよったと思われる動物の骨が散乱している。
「前線基地だと思われる場所が見えてきました」
斥候の情報にあったエプロストリング卿がいる前線基地と思われる場所ですね。
私達は簡易的な小屋やテントが並ぶ場所に到着したが、ここまで近づいても兵士の一人もでてこない。馬車を止め私達はニーニャちゃんを先頭に5人で警戒しながら近づいた。
目の前に広がるのは決して前線基地などではなかった。
男だけではなく子供や女性などの姿も見える。彼らはやせ細り暗い雰囲気をまとっている。
「これは……まるで難民キャンプですね」
ニーニャちゃんが辛うじて言葉を出したが私を含めた他の面々は声も出なかった。
カゴを運んでいた子供が私達に気がつくと近くに居た女性になにか話しかけこちらを指さした。その女性は私達を確認すると子供をテントに押し込み奥の方にある少し大きな小屋へと走っていった。
「行きましょう」
ニーニャちゃんが先頭を切ってキャンプの中へ進んでいく。ここに住む人達の注目を浴びながら奥へ進んでいく。彼らの目は疑い半分怯え半分といったところでしょうか?
キャンプの中ほどまで進むと鎧を着た人物が私達に話しかけてきた。
「ロットヴァルデ領の方々ですね?」
「はい、使者としてまいりましたニーニャ・ロットヴァルデと申します」
「エプロストリング様がお会いするそうなのでこちらへ」
鎧を着た人物に案内され少し大きな小屋へと入った。
小屋に不釣り合いな高級そうな椅子が2脚並んでいる。周りと全くあっていないことから辛うじて屋敷から持ち出せたといった感じだろうか。その2脚の椅子に座るのは土埃で汚れているが仕立ての良い服に身を包んだ男女です。
きっとこの二人がエプロストリング夫妻なのでしょうね。
「まず、はじめに謝ろう……密猟や窃盗をしている事を本当にすまなく思う……」
枯れた喉から絞り出したような声の謝罪から面会は始まった。
「停戦の交渉に来たのですが……そんな状態じゃないようですね、何があったのか聞かせてもらえますか?」
ニーニャちゃんは、難民キャンプのような状態を見て停戦協議より現状の把握に務めるようだ。
エプロストリング卿は何故このような状態になっているのかを話し始めた。
事の始まりは国から離脱する少し前のことだったそうです。屋敷が黒い鎧に槍を持った軍隊に包囲されたそうです。彼らは息子を人質にとりエプロストリング卿に国からの離脱賛成を強要させた。その後に領民と共にこの地に追いやられたそうです。
食料を奪われ土地も枯れ領民が飢え始めた頃に、また黒い軍がやってきてロットヴァルデとの戦争をすれば多少の食料を与えると言われたそうです。飢えた領民を救うため仕方なく戦争をしているふりをすることにしたらしいのです。
軍を編成し開戦して間もなく敗走し小規模ゲリラ戦をしていると報告しているとのことでした。
「人質ですか……」
ニーニャちゃんは自分が魔王にさらわれた事を思い出しているようだ。
「我々にお任せください!人質救出の実績がある勇者と聖女を連れてきております!」
即決ですか!?戻って相談したほうがよろしいのでは……
「何たる非道!俺達にお任せください!」
「放おってはおけないね!私も協力するわ!」
あーあ二人共やる気のようですわ……
私はアロイーンさんとリーシャーちゃんが今すぐにでも飛び出しそうな勢いなのを見て面倒事を回避するのは難しそうねと肩を落とした。
「3人ともやる気だけど一度戻り相談したほうが良いのでは?ハルカはどう思う?」
「囚われの貴族子息か~珍しいパターンね、見てみたいかも」
アリッサまで傾きかけてるわね、できれば単独で黒鎧達と対峙したかったけど無理なようね。
「お二人にも協力してほしいのですがよろしいですか?」
「うん私は構わないよ~」
「了解した、しかし……」
救出作戦は良いのだけどまず先にやることがあるわね。
「先に食糧不足をどうにかしたほうが良いだろう?」
「そうですわね!馬車の食料を開放します!」
周りに居たエプロストリング領の人々がざわめいた。
「ちょっとまって!結構ギリギリしか持ってきてないよ!」
「空腹で戦うのはきついぞ……」
そうですわね2頭建ての馬車ではそれほどの量をつめませんものね。そうなると私の非常和食を開放するしかないのでしょう!
「それなら俺の非常わ……」
「はい!私の魔法で食料を無限に出せます!」
アリッサが私の言葉をかき消すように大声で叫んだ。
びっくりするじゃない一体どうしたのかしら?確かにアリッサの奇跡魔法に食べ物と飲み物を生み出すテクニックがあるけどそんなに焦ることないじゃない……
「なんですと!?」
これに一番反応したのはエプロストリング卿でした。アリッサはすぐに魔力食料と魔力飲料を生み出した。一瞬光ったアリッサの手には角柱状の紫の”謎の物体”とガラスの様な容器に入った紫の”謎の液体”が出現した。
「それはいったい……」
エプロストリング卿は訝しげに紫の塊と液体を見つめている。
「これは魔力食料と魔力飲料です。見た目は怪しいですが栄養価は通常の一食の10倍です!これ一本で3日持ちます!」
そう言って紫の物体をエプロストリング卿に差し出した。
うそ!あの味がしなくてマズイほうがまだマシという感想がでたあれはカロリー10倍でしたの!楽しむ食事の正反対に位置する食べ物じゃない!
「それはすごい……どれ私が食べてみよう」
「いけません!まずは私が!」
怪しすぎる食べ物に先ほど私達を案内した鎧の男の人が割り込む。
たしかにあの怪しいものをトップから食べるわけには行かないわね。
「そうであったな異常がないか確認してくれ」
鎧の男性はアリッサから紫の物体を受け取るとしばらくじっと見たあと「ええい!」と気合を入れてかぶり付いた。険しい表情で咀嚼し始めるが次第に彼の表情はにこやかな物になっていった。
「うまい!何だこれは!」
「やはりみなさん栄養状態がかなり悪かったようですね~」
うまい!?あれが!?いったいどういうことなの?
「あれは何の味もしないはずでは?」
「ふふふ!この魔力食はね飢えを凌ぐために開発されたものなの!だから栄養状態が悪い人が食べるとすごく美味しく感じるのよ!」
「そんな秘密があったのか!」
「そうなの!しかも栄養状態がいい人には何の味もしないように出来てるから、裕福な人から奪い取られることもないのよ!これぞ奇跡よ~!」
たしかに凄い!本当に奇跡のような食べ物ね!
それから食糧生産と配布が始まったアリッサは山のように魔力食料と魔力飲料生み出し、私はそのサポートとして魔力の泉をかけ、ニーニャちゃんたちは生み出した食料を配って回っている。全員に行き渡った後も生産を続け倉庫代わりの小屋いっぱいに備蓄しておいた。
アロイーンさんたちはこれを食べてみたいということで昼食として魔力食料を食べたのだけど「これは……無味無臭だ……食べた感じがしないのに満腹だ」となんとも言えない表情になっていた。
私はアリッサのリクエストで非常和食から鮭弁当を取り出して食べた。私達の食事をじっと見ていた領民の子供に一口食べさせてあげたけど「紫のやつのほうが美味しかったよ」と言って走り去ってしまいました。
それを見ていたアリッサは「よし!私の和食は平和的に守られた!」と言っていた……あなたのではないでしょ……これは私のよ……割り込んで大声を出したと思ったらそんな理由だったのね。
とにかく食糧事情を改善した私達はここで一泊させてもらい救出作戦は翌朝決行ということになった。
死んだ森……ひび割れた大地に立ち枯れた木々。死んだ畑……畝の跡がかすかに見える。死んだ池……窪地で少し土の色が濃い場所には魚や水を求めてさまよったと思われる動物の骨が散乱している。
「前線基地だと思われる場所が見えてきました」
斥候の情報にあったエプロストリング卿がいる前線基地と思われる場所ですね。
私達は簡易的な小屋やテントが並ぶ場所に到着したが、ここまで近づいても兵士の一人もでてこない。馬車を止め私達はニーニャちゃんを先頭に5人で警戒しながら近づいた。
目の前に広がるのは決して前線基地などではなかった。
男だけではなく子供や女性などの姿も見える。彼らはやせ細り暗い雰囲気をまとっている。
「これは……まるで難民キャンプですね」
ニーニャちゃんが辛うじて言葉を出したが私を含めた他の面々は声も出なかった。
カゴを運んでいた子供が私達に気がつくと近くに居た女性になにか話しかけこちらを指さした。その女性は私達を確認すると子供をテントに押し込み奥の方にある少し大きな小屋へと走っていった。
「行きましょう」
ニーニャちゃんが先頭を切ってキャンプの中へ進んでいく。ここに住む人達の注目を浴びながら奥へ進んでいく。彼らの目は疑い半分怯え半分といったところでしょうか?
キャンプの中ほどまで進むと鎧を着た人物が私達に話しかけてきた。
「ロットヴァルデ領の方々ですね?」
「はい、使者としてまいりましたニーニャ・ロットヴァルデと申します」
「エプロストリング様がお会いするそうなのでこちらへ」
鎧を着た人物に案内され少し大きな小屋へと入った。
小屋に不釣り合いな高級そうな椅子が2脚並んでいる。周りと全くあっていないことから辛うじて屋敷から持ち出せたといった感じだろうか。その2脚の椅子に座るのは土埃で汚れているが仕立ての良い服に身を包んだ男女です。
きっとこの二人がエプロストリング夫妻なのでしょうね。
「まず、はじめに謝ろう……密猟や窃盗をしている事を本当にすまなく思う……」
枯れた喉から絞り出したような声の謝罪から面会は始まった。
「停戦の交渉に来たのですが……そんな状態じゃないようですね、何があったのか聞かせてもらえますか?」
ニーニャちゃんは、難民キャンプのような状態を見て停戦協議より現状の把握に務めるようだ。
エプロストリング卿は何故このような状態になっているのかを話し始めた。
事の始まりは国から離脱する少し前のことだったそうです。屋敷が黒い鎧に槍を持った軍隊に包囲されたそうです。彼らは息子を人質にとりエプロストリング卿に国からの離脱賛成を強要させた。その後に領民と共にこの地に追いやられたそうです。
食料を奪われ土地も枯れ領民が飢え始めた頃に、また黒い軍がやってきてロットヴァルデとの戦争をすれば多少の食料を与えると言われたそうです。飢えた領民を救うため仕方なく戦争をしているふりをすることにしたらしいのです。
軍を編成し開戦して間もなく敗走し小規模ゲリラ戦をしていると報告しているとのことでした。
「人質ですか……」
ニーニャちゃんは自分が魔王にさらわれた事を思い出しているようだ。
「我々にお任せください!人質救出の実績がある勇者と聖女を連れてきております!」
即決ですか!?戻って相談したほうがよろしいのでは……
「何たる非道!俺達にお任せください!」
「放おってはおけないね!私も協力するわ!」
あーあ二人共やる気のようですわ……
私はアロイーンさんとリーシャーちゃんが今すぐにでも飛び出しそうな勢いなのを見て面倒事を回避するのは難しそうねと肩を落とした。
「3人ともやる気だけど一度戻り相談したほうが良いのでは?ハルカはどう思う?」
「囚われの貴族子息か~珍しいパターンね、見てみたいかも」
アリッサまで傾きかけてるわね、できれば単独で黒鎧達と対峙したかったけど無理なようね。
「お二人にも協力してほしいのですがよろしいですか?」
「うん私は構わないよ~」
「了解した、しかし……」
救出作戦は良いのだけどまず先にやることがあるわね。
「先に食糧不足をどうにかしたほうが良いだろう?」
「そうですわね!馬車の食料を開放します!」
周りに居たエプロストリング領の人々がざわめいた。
「ちょっとまって!結構ギリギリしか持ってきてないよ!」
「空腹で戦うのはきついぞ……」
そうですわね2頭建ての馬車ではそれほどの量をつめませんものね。そうなると私の非常和食を開放するしかないのでしょう!
「それなら俺の非常わ……」
「はい!私の魔法で食料を無限に出せます!」
アリッサが私の言葉をかき消すように大声で叫んだ。
びっくりするじゃない一体どうしたのかしら?確かにアリッサの奇跡魔法に食べ物と飲み物を生み出すテクニックがあるけどそんなに焦ることないじゃない……
「なんですと!?」
これに一番反応したのはエプロストリング卿でした。アリッサはすぐに魔力食料と魔力飲料を生み出した。一瞬光ったアリッサの手には角柱状の紫の”謎の物体”とガラスの様な容器に入った紫の”謎の液体”が出現した。
「それはいったい……」
エプロストリング卿は訝しげに紫の塊と液体を見つめている。
「これは魔力食料と魔力飲料です。見た目は怪しいですが栄養価は通常の一食の10倍です!これ一本で3日持ちます!」
そう言って紫の物体をエプロストリング卿に差し出した。
うそ!あの味がしなくてマズイほうがまだマシという感想がでたあれはカロリー10倍でしたの!楽しむ食事の正反対に位置する食べ物じゃない!
「それはすごい……どれ私が食べてみよう」
「いけません!まずは私が!」
怪しすぎる食べ物に先ほど私達を案内した鎧の男の人が割り込む。
たしかにあの怪しいものをトップから食べるわけには行かないわね。
「そうであったな異常がないか確認してくれ」
鎧の男性はアリッサから紫の物体を受け取るとしばらくじっと見たあと「ええい!」と気合を入れてかぶり付いた。険しい表情で咀嚼し始めるが次第に彼の表情はにこやかな物になっていった。
「うまい!何だこれは!」
「やはりみなさん栄養状態がかなり悪かったようですね~」
うまい!?あれが!?いったいどういうことなの?
「あれは何の味もしないはずでは?」
「ふふふ!この魔力食はね飢えを凌ぐために開発されたものなの!だから栄養状態が悪い人が食べるとすごく美味しく感じるのよ!」
「そんな秘密があったのか!」
「そうなの!しかも栄養状態がいい人には何の味もしないように出来てるから、裕福な人から奪い取られることもないのよ!これぞ奇跡よ~!」
たしかに凄い!本当に奇跡のような食べ物ね!
それから食糧生産と配布が始まったアリッサは山のように魔力食料と魔力飲料生み出し、私はそのサポートとして魔力の泉をかけ、ニーニャちゃんたちは生み出した食料を配って回っている。全員に行き渡った後も生産を続け倉庫代わりの小屋いっぱいに備蓄しておいた。
アロイーンさんたちはこれを食べてみたいということで昼食として魔力食料を食べたのだけど「これは……無味無臭だ……食べた感じがしないのに満腹だ」となんとも言えない表情になっていた。
私はアリッサのリクエストで非常和食から鮭弁当を取り出して食べた。私達の食事をじっと見ていた領民の子供に一口食べさせてあげたけど「紫のやつのほうが美味しかったよ」と言って走り去ってしまいました。
それを見ていたアリッサは「よし!私の和食は平和的に守られた!」と言っていた……あなたのではないでしょ……これは私のよ……割り込んで大声を出したと思ったらそんな理由だったのね。
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