135 / 159
自分達の物語に決着をつける編
135-こじらせ女子
しおりを挟む
おち、おおお落ち着くのよ私!現状を確認しましょう!めちゃくちゃ怒っているラーバルが目の前にいるそして何故かわわからないけど、トモの中身がマルレだとバレている。怒っている理由は予想が正しければ非常にデリケートな問題だ。
多分ラーバルは色恋沙汰を剣撃で叩きのめしてきた(告白を手合わせしてあなたが勝てたら考えると言って退けてきた)ため自分より強い剣士を無条件で好きになる呪いにかかっているのでしょう。
そこに私が作り出した架空の人物”トモ”……クロービから来た凄腕の剣士でラーバルの兄弟以外でラーバルに剣で勝る男が現れた……そして戦が終わった後のあの手を握り自分に引き寄せてからの会心の微笑み……
ラーバルは”トモ”に惚れている!そして経緯は不明だけどトモの中身がマルレだと知った!怒っている理由は十中八九これでしょうね……
返答を間違えれば親友を失うどころか敵認定される非常に不味い場面です。
「なんとか言ったらどうなのですか!」
早く早く!なにか言わなきゃ!ひねり出すのよ!
まずは私は男だと名乗ってない部分から攻めて勘違いしたのはラーバルという負い目を与えましょう!そして正体がバレた事によりクロービのお土産を堂々と渡せるようになるのでそれで気を紛らわしてからの!謝罪!これしかないわ!
「私は一度も男だと名乗っておりませんわ!」
ラーバルとだけわかり会える会話を展開する。周りの人たちにはきっと何かわからないだろうけどこの際その方が良い。
「たしかにそうですね……すべて私が悪いのです……」
ラーバルはそう言うと目に涙をいっぱいためて今にも泣き出しそうになる。
あれっれれれ?涙目?なんで涙目!?なんで!?なんでよぉぉ!
「よし!見つけたよ~!人質は地下の牢屋にいるよ!」
意識が戻ったアリッサが人質の場所を伝えると同時に目の前に涙目のラーバルとオロオロしているファーダがいることに気がついたようだ。
「あれ?何この状況?」
私はすぐにアリッサに駆け寄り戦後のラーバルの話から怒って追いかけてきたことや先程ラーバルに言った言葉やら、その前に考えていた謝罪まで流れを耳打ちした。
(お姉ちゃんのアホ!それって失恋したラーバルにそれはあんたが悪いって追い打ちをかけたようなものよ!)
(えええ!?私はそんなつもりでは!怒りが和らげばいいと思って……)
(つもりも何も事実よ!戦闘モードじゃないラーバルは純真無垢な乙女なのよ!)
(では私はどうしたら……)
(すべての非はお姉ちゃんにあるとしっかり認めて謝罪してその後にお土産を渡すのよ!)
(わかりましたわ!誠心誠意謝ります!)
私はラーバルの前に行くと兜を外して次元リュックに収納し素顔をさらした。そして地面に両膝を付き座り地面に手をついて頭を下げた。
「すべて私のせいですわ!勘違いさせてあなたを傷つけてしまって本当に申し訳ありませんでした!」
私は見事な土下座を披露した。頭を下げたままラーバルが言葉を発するのを待つ。
「マルレ……頭を上げてください。もう良いのです」
ラーバルは涙が流れ落ちる前にハンカチを取り出し目尻に当て溢れそうな涙をそっと染み込ませた。
「私はまるで雑誌に乗ってた”こじらせ女子”そのものね……」
アリッサは狐面とフードマントを取り次元ポーチにしまうとラーバルのそばに行き肩に手を置いて語りかけた。
「ラーバルまだ雑誌読んでるの~止めたほうがいいよそれ!」
雑誌に載っていた、こじらせ女子なるものと自分を重ねて落ち込むラーバルになんと声をかけていいかわからない。アリッサは内容を知っていたようで間に入ってくれるようだ。
「雑誌見て行動力がないとか書かれてたんでしょ!それでいきなり親に合わせるみたいな行動しちゃったんでしょ?」
「はい……アリッサの言うとおりです」
「やっぱりね、別に焦らなくていいのよ!あせって”こじらせ女子”から”だめんず症候群”に陥ってしまう子も多いのよ!」
わー……ラーバルとアリッサが何の話をしているのかさっぱりわからない……これが女子力ってやつかしら?私は前世も含めて女性向け雑誌なんてほとんど読んだこともないわ……
「そうですわ、ラーバル様!焦らなくてもきっと素敵な男性が見つかりますわ!」
「そうです!気がついていないだけでずっと近くにいるなんてこともありますよ」
ニーニャちゃんとリーシャーさんまで加わってしまったわ……
私とアロイーンさんとファーダの3人は蚊帳の外に置かれ盛り上がる女子4人……
おかしいわね……なんで私はあそこに加わっていないのかしら?屋敷に閉じこもって遊び相手がお兄様とファーダしか居なかったせいかしら?それとも読む本といえば剣術指南書遊びに行くと言ったら裏山の訓練所だったのがいけなかったのかしらね?
「マルレリンド様が男性でしたらねぇ……」
「「「それね!」」」
うわ……でた”あんたが男だったら付き合いたい”!前世でもそれ言われたことあるわ!
「私は階段から落ちたときにお姫様抱っこよ!それに嫌がらせした子にガツンと言ってくれたし」
そんな事もあったわね~懐かしいわアリッサとのいい思い出ね。
「はい!私もミノタウロスの斧が私の体にめり込む寸前に抱きかかえられて助けられました!」
そういえばリーシャーさんが敵に背を向けたときに助けたわね。
「みなさんも知っているように私が囚われていた牢屋に突如現れて不安を打ち砕いてくれました」
あれは私も攫われただけなんですけど……
「マルレは初見で私の剣をすべて受けきったのですよ!そしてあの戦争での活躍……敵兵が恐れをなして騎士団の本隊に飛び込むほどでしたわ!」
防戦一方で手も足も出なかったのは私の方よ……それに戦争はラーバルに恐れをなしたのでは?
4人はこちらをジトーっとした目で見て「はぁ~」と大きくため息を付いた。
「そんな目で見られても……私にどうしろと……」
アリッサが「そうだ!」と言いながらパンと手をたたき話題を変えた。
「見てこの指輪!陽光の指輪って言うんだけどこれはマルレが作ってくれた魔力が増える魔道具なの!」
私が送った指輪に「綺麗」「すごい機能です」「魔石が付いてませんわね」などと注目が集まっている。
アリッサは「でしょ~」と言いながら私にチラチラと視線を送る……ああ!ラーバルへのお土産ね!会話についていけなくて思考停止してたわ!
「そうでした!クロービで作ったラーバル専用の武具があるのでした!」
「私専用の武具ですか!?」
ラーバルはあのときのうっとりした表情ではなく少年のようなキラキラした目で私を見つめている!これは今までのことをチャラにするほど喜ばせることができるチャンスね!
「これがラーバル用に作った改造武具ですわ!」
私は自信満々で次元リュックからラーバル用に作った改造武具を取り出した!
多分ラーバルは色恋沙汰を剣撃で叩きのめしてきた(告白を手合わせしてあなたが勝てたら考えると言って退けてきた)ため自分より強い剣士を無条件で好きになる呪いにかかっているのでしょう。
そこに私が作り出した架空の人物”トモ”……クロービから来た凄腕の剣士でラーバルの兄弟以外でラーバルに剣で勝る男が現れた……そして戦が終わった後のあの手を握り自分に引き寄せてからの会心の微笑み……
ラーバルは”トモ”に惚れている!そして経緯は不明だけどトモの中身がマルレだと知った!怒っている理由は十中八九これでしょうね……
返答を間違えれば親友を失うどころか敵認定される非常に不味い場面です。
「なんとか言ったらどうなのですか!」
早く早く!なにか言わなきゃ!ひねり出すのよ!
まずは私は男だと名乗ってない部分から攻めて勘違いしたのはラーバルという負い目を与えましょう!そして正体がバレた事によりクロービのお土産を堂々と渡せるようになるのでそれで気を紛らわしてからの!謝罪!これしかないわ!
「私は一度も男だと名乗っておりませんわ!」
ラーバルとだけわかり会える会話を展開する。周りの人たちにはきっと何かわからないだろうけどこの際その方が良い。
「たしかにそうですね……すべて私が悪いのです……」
ラーバルはそう言うと目に涙をいっぱいためて今にも泣き出しそうになる。
あれっれれれ?涙目?なんで涙目!?なんで!?なんでよぉぉ!
「よし!見つけたよ~!人質は地下の牢屋にいるよ!」
意識が戻ったアリッサが人質の場所を伝えると同時に目の前に涙目のラーバルとオロオロしているファーダがいることに気がついたようだ。
「あれ?何この状況?」
私はすぐにアリッサに駆け寄り戦後のラーバルの話から怒って追いかけてきたことや先程ラーバルに言った言葉やら、その前に考えていた謝罪まで流れを耳打ちした。
(お姉ちゃんのアホ!それって失恋したラーバルにそれはあんたが悪いって追い打ちをかけたようなものよ!)
(えええ!?私はそんなつもりでは!怒りが和らげばいいと思って……)
(つもりも何も事実よ!戦闘モードじゃないラーバルは純真無垢な乙女なのよ!)
(では私はどうしたら……)
(すべての非はお姉ちゃんにあるとしっかり認めて謝罪してその後にお土産を渡すのよ!)
(わかりましたわ!誠心誠意謝ります!)
私はラーバルの前に行くと兜を外して次元リュックに収納し素顔をさらした。そして地面に両膝を付き座り地面に手をついて頭を下げた。
「すべて私のせいですわ!勘違いさせてあなたを傷つけてしまって本当に申し訳ありませんでした!」
私は見事な土下座を披露した。頭を下げたままラーバルが言葉を発するのを待つ。
「マルレ……頭を上げてください。もう良いのです」
ラーバルは涙が流れ落ちる前にハンカチを取り出し目尻に当て溢れそうな涙をそっと染み込ませた。
「私はまるで雑誌に乗ってた”こじらせ女子”そのものね……」
アリッサは狐面とフードマントを取り次元ポーチにしまうとラーバルのそばに行き肩に手を置いて語りかけた。
「ラーバルまだ雑誌読んでるの~止めたほうがいいよそれ!」
雑誌に載っていた、こじらせ女子なるものと自分を重ねて落ち込むラーバルになんと声をかけていいかわからない。アリッサは内容を知っていたようで間に入ってくれるようだ。
「雑誌見て行動力がないとか書かれてたんでしょ!それでいきなり親に合わせるみたいな行動しちゃったんでしょ?」
「はい……アリッサの言うとおりです」
「やっぱりね、別に焦らなくていいのよ!あせって”こじらせ女子”から”だめんず症候群”に陥ってしまう子も多いのよ!」
わー……ラーバルとアリッサが何の話をしているのかさっぱりわからない……これが女子力ってやつかしら?私は前世も含めて女性向け雑誌なんてほとんど読んだこともないわ……
「そうですわ、ラーバル様!焦らなくてもきっと素敵な男性が見つかりますわ!」
「そうです!気がついていないだけでずっと近くにいるなんてこともありますよ」
ニーニャちゃんとリーシャーさんまで加わってしまったわ……
私とアロイーンさんとファーダの3人は蚊帳の外に置かれ盛り上がる女子4人……
おかしいわね……なんで私はあそこに加わっていないのかしら?屋敷に閉じこもって遊び相手がお兄様とファーダしか居なかったせいかしら?それとも読む本といえば剣術指南書遊びに行くと言ったら裏山の訓練所だったのがいけなかったのかしらね?
「マルレリンド様が男性でしたらねぇ……」
「「「それね!」」」
うわ……でた”あんたが男だったら付き合いたい”!前世でもそれ言われたことあるわ!
「私は階段から落ちたときにお姫様抱っこよ!それに嫌がらせした子にガツンと言ってくれたし」
そんな事もあったわね~懐かしいわアリッサとのいい思い出ね。
「はい!私もミノタウロスの斧が私の体にめり込む寸前に抱きかかえられて助けられました!」
そういえばリーシャーさんが敵に背を向けたときに助けたわね。
「みなさんも知っているように私が囚われていた牢屋に突如現れて不安を打ち砕いてくれました」
あれは私も攫われただけなんですけど……
「マルレは初見で私の剣をすべて受けきったのですよ!そしてあの戦争での活躍……敵兵が恐れをなして騎士団の本隊に飛び込むほどでしたわ!」
防戦一方で手も足も出なかったのは私の方よ……それに戦争はラーバルに恐れをなしたのでは?
4人はこちらをジトーっとした目で見て「はぁ~」と大きくため息を付いた。
「そんな目で見られても……私にどうしろと……」
アリッサが「そうだ!」と言いながらパンと手をたたき話題を変えた。
「見てこの指輪!陽光の指輪って言うんだけどこれはマルレが作ってくれた魔力が増える魔道具なの!」
私が送った指輪に「綺麗」「すごい機能です」「魔石が付いてませんわね」などと注目が集まっている。
アリッサは「でしょ~」と言いながら私にチラチラと視線を送る……ああ!ラーバルへのお土産ね!会話についていけなくて思考停止してたわ!
「そうでした!クロービで作ったラーバル専用の武具があるのでした!」
「私専用の武具ですか!?」
ラーバルはあのときのうっとりした表情ではなく少年のようなキラキラした目で私を見つめている!これは今までのことをチャラにするほど喜ばせることができるチャンスね!
「これがラーバル用に作った改造武具ですわ!」
私は自信満々で次元リュックからラーバル用に作った改造武具を取り出した!
0
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
悪役令息の継母に転生したからには、息子を悪役になんてさせません!
水都(みなと)
ファンタジー
伯爵夫人であるロゼッタ・シルヴァリーは夫の死後、ここが前世で読んでいたラノベの世界だと気づく。
ロゼッタはラノベで悪役令息だったリゼルの継母だ。金と地位が目当てで結婚したロゼッタは、夫の連れ子であるリゼルに無関心だった。
しかし、前世ではリゼルは推しキャラ。リゼルが断罪されると思い出したロゼッタは、リゼルが悪役令息にならないよう母として奮闘していく。
★ファンタジー小説大賞エントリー中です。
※完結しました!
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる