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8*まさかな所が発展してました。
しおりを挟む「ふぃーーーーー」
浴槽に浸かりながら至福のため息が出る。
ほんと、浸かるお風呂があって良かったぁ
1日?いや、半日か。少しお城の中を歩いて見たり話を聞いたりして見て思った。
(ここは異世界感が魔法くらいしかない。)
いや、いいんだけどね?
便利な世界で暮らしてたんだからそのまま暮らせて有難いさ。
電気もちゃんとあるし、レバー捻ればお湯も水も出るし、シャンプーもリンスも石鹸もある
水洗トイレだしテレビはないけど、電話は固定電話があるみたいだし。
服装は、流石に少しドレスっぽい物ばかりみたいだけどフワッとしたワンピースって思ったらそんなに不便でもない。あ、でもお風呂まで侍女さんが付いて来ようとしたのはびっくりしたわ。
(一昔前の日本って感じでこれなら少しはやっていけそうだな~‥‥悠二もいるし)
でも、なんでいきなりこの世界に来たんだ?
よく、魔王を討伐だとか『なにか』やらなければいけないことがあって来るんだよね?
私たちはなんかあるのかな?ていうか、極道の孫と若頭だよ?世界を救うとかって、もっと真っ当な出生の人がするもんじゃないの?
・・・まてよ?
この世界では、『組長の孫』と『若頭』っていう関係性じゃなくていいんじゃないの?
この世界では、悠二も堅気のまま暮らせるんじゃないの?
義理立てするおじいちゃんもいない・・・
そうだ、おじいちゃんが居ないんだ。
この世界にはお爺ちゃんが居ないんだ。
なんで気づかなかったんだよ。
『帰れない』って言われても何処か現実味がなくて考えてなかった。
むしろ、ちょっと遠くまで旅行に来ただけの感覚になってた。
わーお爺ちゃんごめん!忘れてたよ、都合のいいことばかり考えてた‥‥
そうだよね、このままだと二度とお爺ちゃんに会えなくなるんだ。
ダメだよ、そんなの!まだお爺ちゃん孝行してないし!
いつかは独り立ちするにしてもこんな別れかたダメに決まってる!
一回頭までお湯に浸かり一気に立ち上がる
ザバァ
今の私に何ができる?
うん。とりあえず、来た時のことを思い出そう!
そうと決まったら即行動!
急いでお風呂から出て
置いてあった下着を着けて‥‥
いや、これなに?
めっちゃレースフリフリのセクシー下着!
「い、イレーナさぁぁん!!?」
体にタオルを巻いたまま大きい声でイレーナを呼ぶと近くにいたのかすぐにドアが開いた
「どうかなさいましたか?雛様」
「こ、この下着っ!もっと普通のを‥‥」
顔を真っ赤にしながら摘んでイレーナに見せるととても不思議そうに首を傾げられた
「あの、それが普通の下着なんですが‥‥」
「え”」
顔から血の気が引いていくのがわかる。
だって、ほぼレースのひらひらで明らかに勝負下着といわれるやつですよ!?
これじゃあ、安心して寝れないんじゃないですか!?
ひ、紐パンとか‥‥私着けたことないですけど!?
年齢=彼氏なしの私には刺激が強すぎる。
でも、これが普通‥‥なら他のを頼むのは無理なんじゃないか?
‥‥なんでこんな所だけ日本よりも発達しているんだ?
「これ以外となりますと‥‥こちらとか、こちらはいかがですか?」
今持っている下着よりも防御力が低いものを出されて白目になる
「あ、このままでいいです‥‥。」
「付けるの、お手伝いいたしますか?」
「大丈夫ですっ!!戻っててください!!」
慌ててイレーナに背を向けて出ててもらうように言うと一礼して出てくれた。
「・・まぁ、誰にも見せるわけじゃないし。うん、そうね。」
覚悟を決めて着替え出してワンピース型の肌さわりの良い光沢のある寝巻きに上からバスローブを羽織って悠二のいる部屋に戻る
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