20 / 39
20*ついで感・・?
しおりを挟む「陛下、遅くなり申し訳御座いません。」
とても生真面目そうな人が入って来た
「メロラ」
王様が呼びかけると少し頭を下げて足早に王様の後ろへ行き耳打ちする
「ほう。そうれは良い考えだな。しかし、それは二人が了承したらの話だな。」
「いま、こちらで提案してもよろしいでしょうか?」
「あぁ、構わない。」
不思議そうに雛は悠二顔を合わせる
「雛様、悠二様。お初にお目にかかります。私はこの国で宰相を承っております、メロラ・スケットと申します。先ほどの、魔力検査のことをレヴィに伺いましてこれからの事を少しご相談したいのですが宜しいでしょうか?」
「あ、はい。大丈夫です。」
悠二はとても興味なさそうだがこれからの事なら聞いておいたほうがいいと思って耳を傾ける
「本当に驚きました。ここ何十年かは、いや、150年近くは我が国で全属性の者など聞いたこともありませんでしたし‥‥」
ふんふん‥‥
「そして何よりそれが神使様だなんて‥‥!魔力の量も器も無限に近いなんてこれほどの奇跡があるのかと驚愕と共に歓喜しております!!!!」
あれ?鼻息やばくない?
悠二、手ェ取られちゃってるよ。
あ、こっちみt ‥‥
「雛様も、そこそこ凄いみたいですし、ここは相談なのですが‥‥」
雑!ついで感が否めない!
‥‥いいけども。
「我が国が誇る魔法学院で学んでみませんか?」
え?
「「魔法学院?」」
ハモった
「はい。魔力が多いということはちゃんと制御もできないと大変なことになります。悠二様と雛様は別の世界からいらしたので魔力制御のことや基本的なこともわかっていないと存じます。なので、学院でちゃちゃっと学んだほうがいろいろな魔法も学べますし、何よりも魔力の上げ方や制御の仕方などもちゃんと学べますので良いかと。」
「でも、学院ってことは若い子たちとって事になるんじゃ‥‥」
「そうですね、雛様達に通っていただこうとしているのは大体18歳から入れるます。大体が王宮魔術師を目標にしている魔法に自信のあるとても優秀な者達が二年制で学びに来ている学校です。専門的な学科もありますが、雛様達は一般の生徒と同じように一緒に学んでいただこうかと思っております。」
メロラが悠二の手を取りながら説明する
悠二はそろそろ嫌になって来たのか手を離そうと必死だが意外と力が強いのか取れない
やっとの思いで手を引き抜いてげっそりした表情で話しかけてきた
「あ、じゃあお嬢の大学と同じ感じですかね?」
「そうね~でも、二年制って事は専門学校の方が近いのかな?でもさ、私達みたいななにもわからない人間がいきなり優秀な生徒に混じっちゃっていいのかな‥‥‥?」
「俺はもう26ですよ?ちょっと学校行くの恥ずかしいなぁ~それに勉強は俺からっきしダメだし」
「専門みたいなところなら26でも、全然いるけどね!私も、20歳だよ?18から入れるなら卒業してるはずじゃん。でも‥‥悠二と一緒の学校行くの楽しそうだなぁ」
雛がポツリとこぼした言葉に悠二はハッとする
「お嬢がクラスメイト?‥‥イイっすね」
「え、なにを想像した?」
「え?これで制服だったらやばいっすね。」
「制服だったらあんた似合わなそー!!」
段々と話が逸れて行っている気がする
でも、魔力もあげれるし魔法も教えてくれるし基本的な事も教えてくれるってありじゃない?
「そしたら、この話は進めても宜しいでしょうか?」
メロラが雛と悠二の話に割って入る
「はい!」
この国でできる仕事を見つけたいからやっぱり学ぶのは大切だと思う。
この世界では悠二は堅気で、それに聞く限り大切な存在になってるみたいだし。
この世界のことを少しでも知れて、知り合いも作れて、この先の仕事にも生かせれるかも知れないならこれ以上の提案はない。
「良かった。では、詳しく決まりましたらすぐに伝えに参ります。悠二様、これからよろしくお願いします!あ、雛様も。」
あからさますぎる扱いに少し顔が引きつってしまうがまぁ、悪い人ではなさそうだと思う事にした。
10
あなたにおすすめの小説
隣人の幼馴染にご飯を作るのは今日で終わり
鳥花風星
恋愛
高校二年生のひよりは、隣の家に住む幼馴染の高校三年生の蒼に片思いをしていた。蒼の両親が海外出張でいないため、ひよりは蒼のために毎日ご飯を作りに来ている。
でも、蒼とひよりにはもう一人、みさ姉という大学生の幼馴染がいた。蒼が好きなのはみさ姉だと思い、身を引くためにひよりはもうご飯を作りにこないと伝えるが……。
とっていただく責任などありません
まめきち
恋愛
騎士団で働くヘイゼルは魔物の討伐の際に、
団長のセルフイスを庇い、魔法陣を踏んでしまう。
この魔法陣は男性が踏むと女性に転換するもので、女性のヘイゼルにはほとんど影響のない物だった。だか国からは保証金が出たので、騎士を辞め、念願の田舎暮らしをしようとしたが!?
ヘイゼルの事をずっと男性だと思っていたセルフイスは自分のせいでヘイゼルが職を失っただと思って来まい。
責任を取らなければとセルフイスから、
追いかけられる羽目に。
英雄の可愛い幼馴染は、彼の真っ黒な本性を知らない
百門一新
恋愛
男の子の恰好で走り回る元気な平民の少女、ティーゼには、見目麗しい完璧な幼馴染がいる。彼は幼少の頃、ティーゼが女の子だと知らず、怪我をしてしまった事で責任を感じている優しすぎる少し年上の幼馴染だ――と、ティーゼ自身はずっと思っていた。
幼馴染が半魔族の王を倒して、英雄として戻って来た。彼が旅に出て戻って来た目的も知らぬまま、ティーゼは心配症な幼馴染離れをしようと考えていたのだが、……ついでとばかりに引き受けた仕事の先で、彼女は、恋に悩む優しい魔王と、ちっとも優しくないその宰相に巻き込まれました。
※「小説家になろう」「ベリーズカフェ」「ノベマ!」「カクヨム」にも掲載しています。
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
兄みたいな騎士団長の愛が実は重すぎでした
鳥花風星
恋愛
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になり、
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そんなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。兄としてしか思われていないと思っているアスールはレティシアへの思いを拗らせながらどんどん膨らませていく。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。拗らせ溺愛が激しい、じれじれだけどハッピーエンドです。
☆他投稿サイトにも掲載しています。
☆番外編はアスールの同僚ノアールがメインの話になっています。
【完結済】隣国でひっそりと子育てしている私のことを、執着心むき出しの初恋が追いかけてきます
鳴宮野々花@書籍4作品発売中
恋愛
一夜の過ちだなんて思いたくない。私にとって彼とのあの夜は、人生で唯一の、最良の思い出なのだから。彼のおかげで、この子に会えた────
私、この子と生きていきますっ!!
シアーズ男爵家の末娘ティナレインは、男爵が隣国出身のメイドに手をつけてできた娘だった。ティナレインは隣国の一部の者が持つ魔力(治癒術)を微力ながら持っており、そのため男爵夫人に一層疎まれ、男爵家後継ぎの兄と、世渡り上手で気の強い姉の下で、影薄く過ごしていた。
幼いティナレインは、優しい侯爵家の子息セシルと親しくなっていくが、息子がティナレインに入れ込みすぎていることを嫌う侯爵夫人は、シアーズ男爵夫人に苦言を呈す。侯爵夫人の機嫌を損ねることが怖い義母から強く叱られ、ティナレインはセシルとの接触を禁止されてしまう。
時を経て、貴族学園で再会する二人。忘れられなかったティナへの想いが燃え上がるセシルは猛アタックするが、ティナは自分の想いを封じ込めるように、セシルを避ける。
やがてティナレインは、とある商会の成金経営者と婚約させられることとなり、学園を中退。想い合いながらも会うことすら叶わなくなった二人だが、ある夜偶然の再会を果たす。
それから数ヶ月。結婚を目前に控えたティナレインは、隣国へと逃げる決意をした。自分のお腹に宿っていることに気付いた、大切な我が子を守るために。
けれど、名を偽り可愛い我が子の子育てをしながら懸命に生きていたティナレインと、彼女を諦めきれないセシルは、ある日運命的な再会を果たし────
生まれ育った屋敷で冷遇され続けた挙げ句、最低な成金ジジイと結婚させられそうになったヒロインが、我が子を守るために全てを捨てて新しい人生を切り拓いていこうと奮闘する物語です。
※いつもの完全オリジナルファンタジー世界の物語です。全てがファンタジーです。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる