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第3話 あの計画 ブルーノ視点(1)
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俺は、世界で一番運がない男だと痛感した――。
アメリア・フザロード。
婚約者になった女は表情もリアクションも淡々としていて、まるで機械のようで面白みがない。というか、不気味。
本人もそれを理解しているようで、俺と話している時などに懸命に笑おうとしているのだが――それが更に気持ち悪さを増している。感情のない人形に魂が宿ったみたいで、とにかく気持ち悪いのだ。
――気持ち悪い女と結婚する――。
たまに会うだけでも『うぇ』となるのに、生涯隣に居続けることになるんだ。
地獄としか言いようがない。
せめて身体だけでも魅力的なら夜の営みで中和できるのに、前も後ろも真っ平。凹凸が一般的な女の半分以下で、女としての魅力がまるでなし。
あらゆる面において、最低で最悪な人間が相手となってしまったのだった。
……それだけでも辛いのに――
((なんて綺麗なんだ……!))
おぞましい婚約が結ばれて、少しした頃だった。俺はエンジェルに出逢ってしまうのだった。
その人の名前は、メリナ・オトイユ。
彼女は3年間隣国に留学していて、留学前と後で別人のようになっていた。
いつのまにか芋っぽさが抜けていて洗練されていたし、貧相だった身体は非常に豊かになっていた。なにより注目すべきは、その性格。
留学が、よい刺激となったのだろう。以前見掛けた時は内向的だったのに積極的になっており、愛嬌の塊となっていたのだった。
そんな美の宝石箱を見て、惚れない男がいるか?
いや、いない。
彼女が視界に入った瞬間心を奪われてしまい、またたくまに世界で一番愛おしい人となり――なんと!! 婚約で多大なるショックを受けた俺への、神様のプレゼントなのだろうな。
なんとなんと――
「実はずっと、ブルーノ様が気になっていたんです」
――留学前に、一目惚れをしてくれていた。しかもその想いは今なおあり続けていたようで、なんとなんとなんと俺達は両想いだったのだった!!
でも……。
でも…………。
俺は家の都合によって、すでに婚約をしてしまっている。
せっかく両想いと判明したのに、一緒にいることができないんだ。
だから俺は、世界で一番運がない人間。
そう実感した時は、大げさではなく血の涙を流した。
泣いて泣いて泣いて、絶望した。
目の前が真っ暗になって、もう死んでしまおうかと思った。
だが、だ。
神様が再び、俺に光を与えてくださったのだろうか? きっとそうだ。
絶望の中で倒れいる時、不意に素晴らしいアイディアが舞い降りてきたのだった。
「…………そうだ! アメリアを陥れて、婚約破棄をすればいいんだ!!」
アメリア・フザロード。
婚約者になった女は表情もリアクションも淡々としていて、まるで機械のようで面白みがない。というか、不気味。
本人もそれを理解しているようで、俺と話している時などに懸命に笑おうとしているのだが――それが更に気持ち悪さを増している。感情のない人形に魂が宿ったみたいで、とにかく気持ち悪いのだ。
――気持ち悪い女と結婚する――。
たまに会うだけでも『うぇ』となるのに、生涯隣に居続けることになるんだ。
地獄としか言いようがない。
せめて身体だけでも魅力的なら夜の営みで中和できるのに、前も後ろも真っ平。凹凸が一般的な女の半分以下で、女としての魅力がまるでなし。
あらゆる面において、最低で最悪な人間が相手となってしまったのだった。
……それだけでも辛いのに――
((なんて綺麗なんだ……!))
おぞましい婚約が結ばれて、少しした頃だった。俺はエンジェルに出逢ってしまうのだった。
その人の名前は、メリナ・オトイユ。
彼女は3年間隣国に留学していて、留学前と後で別人のようになっていた。
いつのまにか芋っぽさが抜けていて洗練されていたし、貧相だった身体は非常に豊かになっていた。なにより注目すべきは、その性格。
留学が、よい刺激となったのだろう。以前見掛けた時は内向的だったのに積極的になっており、愛嬌の塊となっていたのだった。
そんな美の宝石箱を見て、惚れない男がいるか?
いや、いない。
彼女が視界に入った瞬間心を奪われてしまい、またたくまに世界で一番愛おしい人となり――なんと!! 婚約で多大なるショックを受けた俺への、神様のプレゼントなのだろうな。
なんとなんと――
「実はずっと、ブルーノ様が気になっていたんです」
――留学前に、一目惚れをしてくれていた。しかもその想いは今なおあり続けていたようで、なんとなんとなんと俺達は両想いだったのだった!!
でも……。
でも…………。
俺は家の都合によって、すでに婚約をしてしまっている。
せっかく両想いと判明したのに、一緒にいることができないんだ。
だから俺は、世界で一番運がない人間。
そう実感した時は、大げさではなく血の涙を流した。
泣いて泣いて泣いて、絶望した。
目の前が真っ暗になって、もう死んでしまおうかと思った。
だが、だ。
神様が再び、俺に光を与えてくださったのだろうか? きっとそうだ。
絶望の中で倒れいる時、不意に素晴らしいアイディアが舞い降りてきたのだった。
「…………そうだ! アメリアを陥れて、婚約破棄をすればいいんだ!!」
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(他「エブリスタ」様に投稿)
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