貴方様の浮気や裏切りを怒ってはいませんよ?

 ブルーノ様。わたくしは、オトイユ子爵令嬢メリナ様との浮気を怒ってなどいません。むしろそれは、こちらにとっては非常に都合のいいものなんです。
 ですので大事にするつもりはありませんし、その恋を応援しようとも思っているんですよ。

 なのに、信じていただけなかったのでしょうか? ブルーノ様とメリナ様は、不審な動きをするようになって――

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