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第9話 星空祭り(4)
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「新鮮っ、シャキシャキしてるっ! お世辞じゃなくってこんなに美味しい野菜を食べたのっ、生まれて初めてだよ! 感動してるっ!」
「ですよね? わたしも初めていただいた時、感動しました」
あの時の感覚は、今でもはっきり覚えてる。衝撃的、ですよね。
「こんな美味しいものを食べさせてくれて、ありがとう清香ちゃんっ。皆さんも、ありがとうございます。とっても、とっても美味しかったです」
「こちらこそ、ありがとうございます。作り手としてこんなに嬉しい言葉はないです」
「この子達――野菜を褒めてくれて、ありがとうなのさ」
「感謝しております」
「おおきに」
「どうもありがとう。その言葉、記憶に刻まれました」
「俺もだよ。目が潤んじまった」
「気に入ってくださり、ありがとうございました」
食楽さん、地栄さん。風切さん、力比さん。操形さん、心問答さん、安倍さん。皆さんも次々と感謝の言葉をお返しして、続いてみんなで揃って差し入れのお礼もお伝えした。
「ありがとうございました、美郷先輩。お気をつけて」
「うん、行ってくるよ。清香ちゃん、皆さんも、頑張ってくださいっ」
先輩は満面の笑みを浮かべて、それこそ風のように去って――。そんな先輩が去った、と同時でした。
「焼き野菜お願いしますっ!」
「僕も!」
「ここに並べばいいんですか?」
「まだありますよね?」
天地村のブースに続々と人が集まり始め、あっという間に長蛇の列ができるようになりました。
((先輩、ありがとうございます。先輩のおかげです))
動画やテレビで誰かの食事を見たらお腹が空いたり、誰かが美味しいって言っていたら食べたくなったり。わたしもそうだけど、そういう心理が働くんだよね。
美郷先輩があんな風に心からのリアクションをしてくれたから、それを見て聞いていた来場者の皆さんが興味を持ってくれました。
「畏まりました! どんどん焼いてくれっ!」
「了解だよっ!」
「こちら、私ども天地村の紹介チラシとなっております。よろしければお待ちの間にお伽に」
「最後尾はこちらになりますっ。お並びの方はこちらにお願い致します!」
「力比、トレーの補充をお願いなのさ」
「まかせとき。ほいな」
「わたくし達天地村はSNSアカウントを開設しております。天地村に関する様々な情報を発信しておりますので、よろしければフォローをお願い致します」
「フォローはこちらから簡単に行えます。是非ご登録を」
なので、全員大忙し。接客班も料理班もサポート班も一気にフル回転となり、そこからはノンストップ。
「おいし!?」
「うんまっ!」
「ちょっとこれっ、すっご!」
「こんなのはじめて!」
確かな実力があるお野菜たちだから絶賛の嵐となり、評判が評判を呼んで大盛況。なんと2時間もしないうちに、無料配布分の200食が全て出てしまったのでした!
――こんなに早く完売するなんて、予想外――。
でも。
それ以上の『予想外』があって――
「ですよね? わたしも初めていただいた時、感動しました」
あの時の感覚は、今でもはっきり覚えてる。衝撃的、ですよね。
「こんな美味しいものを食べさせてくれて、ありがとう清香ちゃんっ。皆さんも、ありがとうございます。とっても、とっても美味しかったです」
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「おおきに」
「どうもありがとう。その言葉、記憶に刻まれました」
「俺もだよ。目が潤んじまった」
「気に入ってくださり、ありがとうございました」
食楽さん、地栄さん。風切さん、力比さん。操形さん、心問答さん、安倍さん。皆さんも次々と感謝の言葉をお返しして、続いてみんなで揃って差し入れのお礼もお伝えした。
「ありがとうございました、美郷先輩。お気をつけて」
「うん、行ってくるよ。清香ちゃん、皆さんも、頑張ってくださいっ」
先輩は満面の笑みを浮かべて、それこそ風のように去って――。そんな先輩が去った、と同時でした。
「焼き野菜お願いしますっ!」
「僕も!」
「ここに並べばいいんですか?」
「まだありますよね?」
天地村のブースに続々と人が集まり始め、あっという間に長蛇の列ができるようになりました。
((先輩、ありがとうございます。先輩のおかげです))
動画やテレビで誰かの食事を見たらお腹が空いたり、誰かが美味しいって言っていたら食べたくなったり。わたしもそうだけど、そういう心理が働くんだよね。
美郷先輩があんな風に心からのリアクションをしてくれたから、それを見て聞いていた来場者の皆さんが興味を持ってくれました。
「畏まりました! どんどん焼いてくれっ!」
「了解だよっ!」
「こちら、私ども天地村の紹介チラシとなっております。よろしければお待ちの間にお伽に」
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でも。
それ以上の『予想外』があって――
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