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第7話 なぜですの⁉(その2) マーガレット視点(1)
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「なっ、なぜですの――」(なぜですのユリウス様!? どうして25クララなんですのっ!?)
ここは、公衆の面前。前回と同じく慌てて声のボリュームを下げ、両目を瞬かせる。
『よく似合っていると思う。それは着る者を選ぶが、君は着こなしている』と言っていたのにっ。右手で口元を覆っていたのにっ! どうして半減してしまっていますの!?
(もしかしてっ、そちらはテリア様への配慮ですのっ? テリア様に気を遣われているんですのっ? 今は、そういったものは抜きで行ってくださいっ! 正直なお気持ちを書いてくださいっっ!)
(あいにくと俺は今、そのような感情は一切持っていない。これは君の言う、正直な気持ちで書いた数字だ)
な……っ。なんですって……!?
あんな態度、だったのに……。それが、本心……!?
(どういう、こと、なんですの……? 貴方は、わたくしの姿に見惚れていたはずですわ……っ。まさか、違う、と仰いますの……!?)
(ああ、そうだな。見惚れてなどいない)
ユリウス様は、首を2回左右に振った。
そう、では……。ない……。
(そんなっ! ではっ、あれはなんだんですのっ!? 『よく似合っていると思う。それは着る者を選ぶが、君は着こなしている』、あの言葉は嘘だったのですの!?)
(いいや、あれは本音だ。ただ、それ以上でもそれ以下でもない。着こなせている、よく似合っていると客観的に感じたから、そう口にしただけだ)
(きゃ、客観的……っ。じゃっ、じゃあっ! 口元はっ。あの時はなぜ、あのよう視線を逸らしたんですのっ!?)
(……あれか。あれは実は、クララにそっくりな女性を見かけて目で追ってしまっていたんだ)
今日はお茶会に参加しているはずなのに、この街にクララが来ている……? もしもこういった場面を見られたら、誤解をさせてしまう……。今日の出来事を正直に伝えておくべきだったか……? しかしそんなことをすれば、迷惑をかけてしまっていた……。彼女がクララでなければ問題はないのだが、どうだろうか……? …………よかった。どうやらあの2人は姉妹で、クララではなかったようだ。
あのタイミングで、唯一のお客さんに目がいっていって……。独りごとを聞かれないように、口元を隠していた……。そう、説明されました……。
『服の感想とは関係のない事が頭を過っていて』。
あれは、この身体ではなくて……。テリア様のこと、だったみたいですわ…………。
ここは、公衆の面前。前回と同じく慌てて声のボリュームを下げ、両目を瞬かせる。
『よく似合っていると思う。それは着る者を選ぶが、君は着こなしている』と言っていたのにっ。右手で口元を覆っていたのにっ! どうして半減してしまっていますの!?
(もしかしてっ、そちらはテリア様への配慮ですのっ? テリア様に気を遣われているんですのっ? 今は、そういったものは抜きで行ってくださいっ! 正直なお気持ちを書いてくださいっっ!)
(あいにくと俺は今、そのような感情は一切持っていない。これは君の言う、正直な気持ちで書いた数字だ)
な……っ。なんですって……!?
あんな態度、だったのに……。それが、本心……!?
(どういう、こと、なんですの……? 貴方は、わたくしの姿に見惚れていたはずですわ……っ。まさか、違う、と仰いますの……!?)
(ああ、そうだな。見惚れてなどいない)
ユリウス様は、首を2回左右に振った。
そう、では……。ない……。
(そんなっ! ではっ、あれはなんだんですのっ!? 『よく似合っていると思う。それは着る者を選ぶが、君は着こなしている』、あの言葉は嘘だったのですの!?)
(いいや、あれは本音だ。ただ、それ以上でもそれ以下でもない。着こなせている、よく似合っていると客観的に感じたから、そう口にしただけだ)
(きゃ、客観的……っ。じゃっ、じゃあっ! 口元はっ。あの時はなぜ、あのよう視線を逸らしたんですのっ!?)
(……あれか。あれは実は、クララにそっくりな女性を見かけて目で追ってしまっていたんだ)
今日はお茶会に参加しているはずなのに、この街にクララが来ている……? もしもこういった場面を見られたら、誤解をさせてしまう……。今日の出来事を正直に伝えておくべきだったか……? しかしそんなことをすれば、迷惑をかけてしまっていた……。彼女がクララでなければ問題はないのだが、どうだろうか……? …………よかった。どうやらあの2人は姉妹で、クララではなかったようだ。
あのタイミングで、唯一のお客さんに目がいっていって……。独りごとを聞かれないように、口元を隠していた……。そう、説明されました……。
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あれは、この身体ではなくて……。テリア様のこと、だったみたいですわ…………。
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