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「お前は俺の番になる。そして、お前は俺の子供を孕むんだ。」
僕のご主人様のカウントロー ルークマン令息は、僕に対してそう言った。
「な、なんとおっしゃいましたか!?今……」
「聞こえなかったか?「お前は俺の番になる。そして、お前は俺の子供を孕むんだ。」と言ったのだが……」
な、なんということだ!?
ぼ、僕なんかが、カウントロー ルークマンの番に!?
いや、確かに、カウントロー ルークマン令息、ご主人様はアルファであり、僕、ミラージュ レオナルドはオメガである。
つまり、肉体的な観点では不可能ではない。しかし、地位の問題である。
カウントロー ルークマン令息は、エリートアルファという立ち位置。それに対して、僕はただのオメガである。
いや、むしろモブオメガという立ち位置なのに!
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