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本編(完結)
呪いは?
しおりを挟む「終わりましたよ。しかし、不思議ですね。」
神父さんは、お払いに使った道具を置き、近くにあった聖水の入ったコップを持ってきた。
「本来ならば、呪いがいたとすれば、この水が濁ります。しかし、濁りはしませんでした。つまり、誰かにかけられた魔法や呪いの類いでは無いと思います。」
なるほど。ならば何だと言うのか。
「余談ですが、聖書に置いて、こんなものを読んだことがあります。子作りに関しての話です。とある村に、子供が生まれずに困っていた異性同士の二人の村人がいました。すると、彼らの前に神様が現れ、「子作りというものは、ただ行為をするのではなく、互いを認めあい、互いを愛して行為をすることで、子を生み出すことができる」と。そして、彼らはまずは互いを知ることから始め、同棲して愛を深めていきました。そして、彼らは行為をし、子供を作ったのです。」
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