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第7話 不束者vs不届き者
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神瀬家にいたのは二時間ほど、夕刻が迫る頃に、航と実那都は良哉と戒斗よりも早めに出た。
実那都はまだ自分の住まいを知らなくて、明るいうちに見たいだろうと航が気を利かせたのだけれど――
それ、口実だろ。
ふたりきりになる邪魔して悪かったな。
新婚生活、がんばれよ。
――という、良哉、祐真、戒斗からそれぞれに揶揄された。
それも織り込みずみだったのだろう、航は盛大にくちびるを歪めて――
うらやましい、ってか?
――と、ふてぶてしく鼻先で笑った。
実那都のほうが赤面しそうなくらい焦ってしまった。
受験するまでは、航の兄、克海が勉強を見てくれるなか、合格することのみを目標にしていた。合格後は東京に引っ越すことだけを考えるようにしてきた。一年前に航が下宿を提案したときもあまり深くは考えていない。航に云われて、大学に行くことと家を出ることが相まって、実那都の中ではただ期待が大きく膨らんだ。
だから、ふたりで暮らす――そのことに、いまになって実那都は直面している。
キャリーケースを引きながら電車を乗り継いで移動する間は、航が名所だったり名物だったりを教えてくれて、焦っていた実那都の気も紛れた。
「この駅はわりとどこに行くにも便利だ」
駅構内から出ると航は云い、こっちだ、と促しつつ、ちょっと後ろを振り返りながら指差した。
「向こう側から出たとこのほうが、いろいろ店が多い。大学はあっちだ。アパートからそう遠くねぇし、チャリがあるとラクだな。はじめての場所だから戸惑うだろうけど、東京っつっても住むにはそう変わんねぇ。博多とか天神とか、あんな街みたいなとこがあちこちにあるだけで」
航はざっと辺りを見渡しながら肩をそびやかした。
実那都が住み慣れていた街は都市部寄りで、特徴のない平凡なところだった。中学三年に上がったばかりで航といきなり近づいて付き合い始めたその日から、博多だったり天神だったり、福岡の都会的な場所に行くことが多くなって慣れたけれど、はじめのうちはそびえるビル群に圧倒されていた。
いま、そのときの気分と似ている。実那都は歩行者の邪魔にならないように気をつけつつ、航に倣ってぐるっと景色を見渡した。航の云うとおり、風景は違っても異国には見えない。
「行き先ごちゃごちゃしてるのに乗り継ぎも迷わないし、いろんな町の場所もわかってたし、よく知ってるよね。祐真くんとよっぽど遊びまわってた?」
航についていくだけで、どの方向から来てどの方向へ向かっているのかもわからないまま、実那都は感心とからかいを込めて訊ねた。
すると、航は少し足を速めて、キャリーケースをゴロゴロと引いて実那都の正面にまわりこむ。必然的に実那都は足を止めた。
「嫌な意味で云ってんじゃねぇよな? 確かに、遊びまわってた。けど、将来を見据えて、な」
「嫌な意味、って?」
実那都が首をかしげたとたん、航は固まったようにそれを見つめ、ちょっと目を逸らしたあとにやりとした。
「実那都、やっぱ、おまえ可愛い」
何がどうなってそんな言葉に繋がるのか、航の手が頭の天辺にかぶさる。
人目を気にしないのは無神経なずうずうしさではなく航の強さだと思うし、実那都が安心できるしぐさだけれど、人通りが多いなかでは少し戸惑ってしまう。
「航にそう見えてるのはわかってる」
航の手をつかんで頭から下ろしながら、実那都は戸惑いをごまかした。
航は、おどけた顔をしながら勝ち気な素振りで顎をしゃくった。自分の手をつかんだ実那都の手を奪うようにして繋ぎ直す。
「いまから少なくとも四年はこの街で暮らすし、どういう街か知るのはふたりでゆっくりできる。けど、実那都の不安を少し軽くできたらって、先回りしてみた。おまえが迷子になっても大丈夫だ。すぐに探せっから」
「ぷ。迷子って、もう大学生になるよ」
「そうだけどさ。たとえ何かがあって離れることがあっても――そう思うことがあっても、そんときはこんなふうにおれが先回りして実那都を待ってんだってこと、憶えとけよ」
いいか、と問うように航の首がかしぐ。
「うん。それはちゃんとわかってると思う」
「思う、じゃねぇ」
航はわざと不満そうにして突っこんだ。そうして笑う実那都の手を引き、また歩きだした。
実那都は漠然と辺りを眺めて街の趣を感じながら、航についていく。住み処となるアパートは駅から十五分くらい歩いたところにあった。立ち話をした時間を考えると、もう少し早くなるだろう。
建物は三階建てで、クリーム色の壁に青いレンガで装飾した、カジュアルな雰囲気だ。小ぢんまりして、周囲のアパートや住宅に溶けこんでいる。
「ここの305号室だ。端っこでいちばん遠いとこになるけど、部屋の前をうろつかれるよりいいだろ」
「全然、大丈夫。高級っぽいところだったらどうしようって思ってたけど、ちょうどいい感じ」
「親はセキュリティとかなんとか云って、こういうアパートってよりはマンションっぽいとこに決めかけてたんだ。そうなったら実那都が気を遣うだろうっていう、おれの判断は間違いなかったってことだな?」
「航はわたしのこと、ホントによくわかってるね」
驚きと感心と、実那都がしみじみ云うと、航はふんと鼻先で笑う。
「ったりめぇだ」
家のなかに入ると短い廊下があって、航は左側の扉を差して浴室だと教えながら奥に進む。次には正面の突き当りのドアを指差して、実那都の部屋だと云いつつ右側に折れた。そこはキッチンとリビングが一緒になった部屋で、廊下の木材もそうだったけれど、壁も床も白っぽい色が使われているせいか広い空間に感じた。家具など置物が少なくて、まだ閑散としているせいもあるだろう。ひと際存在感があるのはリビングスペースの真ん中にあるソファで、新緑の色をしていてなんとも居心地がよさそうだ。
「すごい。広くない?」
「あれで部屋を二つに仕切れるようになってる」
航が指差した片側の壁にはアコーディオンカーテンが纏められていた。
「カーテンのあっち側はリビング兼おれの部屋だ」
その言葉には、危険信号を察知したように実那都のアンテナが立った。航は上体を折ってぐっと顔を近づけてくる。そんなしぐさにもすっかり慣れていたはずが、実那都は反射的に少し顔を引いた。
いつになく航のくちびるが歪んだ。
「な……何?」
「いま、ホッとしただろ?」
航はお見通しだ。危険信号みたいにピピッと来たけれど、その実、危険よりも執行猶予をもらったような気分だ。
「な、なんのこと?」
「まあいいけど」
思惑ありげに見えるのは気のせいか、慌てふためいた実那都を追及することはせず、航は躰を起こした。
「とりあえず、最低限の必要なもんだけはそろってるとはずだ。ソファとかテーブルとか大きいやつは昨日、祐真と戒斗がおれと良哉んとこと順番に手伝ってくれたし、不自由はないと思う。あとはふたりでそろえていけばいいよな」
「うん。それも楽しみ」
「さきに着いてた実那都の荷物は部屋に置いてる」
「じゃあ、見物するついでにちょっと必要なの出してくる」
「おれのもまだ置きっぱだから」
「わかった」
実那都はまだ自分の住まいを知らなくて、明るいうちに見たいだろうと航が気を利かせたのだけれど――
それ、口実だろ。
ふたりきりになる邪魔して悪かったな。
新婚生活、がんばれよ。
――という、良哉、祐真、戒斗からそれぞれに揶揄された。
それも織り込みずみだったのだろう、航は盛大にくちびるを歪めて――
うらやましい、ってか?
――と、ふてぶてしく鼻先で笑った。
実那都のほうが赤面しそうなくらい焦ってしまった。
受験するまでは、航の兄、克海が勉強を見てくれるなか、合格することのみを目標にしていた。合格後は東京に引っ越すことだけを考えるようにしてきた。一年前に航が下宿を提案したときもあまり深くは考えていない。航に云われて、大学に行くことと家を出ることが相まって、実那都の中ではただ期待が大きく膨らんだ。
だから、ふたりで暮らす――そのことに、いまになって実那都は直面している。
キャリーケースを引きながら電車を乗り継いで移動する間は、航が名所だったり名物だったりを教えてくれて、焦っていた実那都の気も紛れた。
「この駅はわりとどこに行くにも便利だ」
駅構内から出ると航は云い、こっちだ、と促しつつ、ちょっと後ろを振り返りながら指差した。
「向こう側から出たとこのほうが、いろいろ店が多い。大学はあっちだ。アパートからそう遠くねぇし、チャリがあるとラクだな。はじめての場所だから戸惑うだろうけど、東京っつっても住むにはそう変わんねぇ。博多とか天神とか、あんな街みたいなとこがあちこちにあるだけで」
航はざっと辺りを見渡しながら肩をそびやかした。
実那都が住み慣れていた街は都市部寄りで、特徴のない平凡なところだった。中学三年に上がったばかりで航といきなり近づいて付き合い始めたその日から、博多だったり天神だったり、福岡の都会的な場所に行くことが多くなって慣れたけれど、はじめのうちはそびえるビル群に圧倒されていた。
いま、そのときの気分と似ている。実那都は歩行者の邪魔にならないように気をつけつつ、航に倣ってぐるっと景色を見渡した。航の云うとおり、風景は違っても異国には見えない。
「行き先ごちゃごちゃしてるのに乗り継ぎも迷わないし、いろんな町の場所もわかってたし、よく知ってるよね。祐真くんとよっぽど遊びまわってた?」
航についていくだけで、どの方向から来てどの方向へ向かっているのかもわからないまま、実那都は感心とからかいを込めて訊ねた。
すると、航は少し足を速めて、キャリーケースをゴロゴロと引いて実那都の正面にまわりこむ。必然的に実那都は足を止めた。
「嫌な意味で云ってんじゃねぇよな? 確かに、遊びまわってた。けど、将来を見据えて、な」
「嫌な意味、って?」
実那都が首をかしげたとたん、航は固まったようにそれを見つめ、ちょっと目を逸らしたあとにやりとした。
「実那都、やっぱ、おまえ可愛い」
何がどうなってそんな言葉に繋がるのか、航の手が頭の天辺にかぶさる。
人目を気にしないのは無神経なずうずうしさではなく航の強さだと思うし、実那都が安心できるしぐさだけれど、人通りが多いなかでは少し戸惑ってしまう。
「航にそう見えてるのはわかってる」
航の手をつかんで頭から下ろしながら、実那都は戸惑いをごまかした。
航は、おどけた顔をしながら勝ち気な素振りで顎をしゃくった。自分の手をつかんだ実那都の手を奪うようにして繋ぎ直す。
「いまから少なくとも四年はこの街で暮らすし、どういう街か知るのはふたりでゆっくりできる。けど、実那都の不安を少し軽くできたらって、先回りしてみた。おまえが迷子になっても大丈夫だ。すぐに探せっから」
「ぷ。迷子って、もう大学生になるよ」
「そうだけどさ。たとえ何かがあって離れることがあっても――そう思うことがあっても、そんときはこんなふうにおれが先回りして実那都を待ってんだってこと、憶えとけよ」
いいか、と問うように航の首がかしぐ。
「うん。それはちゃんとわかってると思う」
「思う、じゃねぇ」
航はわざと不満そうにして突っこんだ。そうして笑う実那都の手を引き、また歩きだした。
実那都は漠然と辺りを眺めて街の趣を感じながら、航についていく。住み処となるアパートは駅から十五分くらい歩いたところにあった。立ち話をした時間を考えると、もう少し早くなるだろう。
建物は三階建てで、クリーム色の壁に青いレンガで装飾した、カジュアルな雰囲気だ。小ぢんまりして、周囲のアパートや住宅に溶けこんでいる。
「ここの305号室だ。端っこでいちばん遠いとこになるけど、部屋の前をうろつかれるよりいいだろ」
「全然、大丈夫。高級っぽいところだったらどうしようって思ってたけど、ちょうどいい感じ」
「親はセキュリティとかなんとか云って、こういうアパートってよりはマンションっぽいとこに決めかけてたんだ。そうなったら実那都が気を遣うだろうっていう、おれの判断は間違いなかったってことだな?」
「航はわたしのこと、ホントによくわかってるね」
驚きと感心と、実那都がしみじみ云うと、航はふんと鼻先で笑う。
「ったりめぇだ」
家のなかに入ると短い廊下があって、航は左側の扉を差して浴室だと教えながら奥に進む。次には正面の突き当りのドアを指差して、実那都の部屋だと云いつつ右側に折れた。そこはキッチンとリビングが一緒になった部屋で、廊下の木材もそうだったけれど、壁も床も白っぽい色が使われているせいか広い空間に感じた。家具など置物が少なくて、まだ閑散としているせいもあるだろう。ひと際存在感があるのはリビングスペースの真ん中にあるソファで、新緑の色をしていてなんとも居心地がよさそうだ。
「すごい。広くない?」
「あれで部屋を二つに仕切れるようになってる」
航が指差した片側の壁にはアコーディオンカーテンが纏められていた。
「カーテンのあっち側はリビング兼おれの部屋だ」
その言葉には、危険信号を察知したように実那都のアンテナが立った。航は上体を折ってぐっと顔を近づけてくる。そんなしぐさにもすっかり慣れていたはずが、実那都は反射的に少し顔を引いた。
いつになく航のくちびるが歪んだ。
「な……何?」
「いま、ホッとしただろ?」
航はお見通しだ。危険信号みたいにピピッと来たけれど、その実、危険よりも執行猶予をもらったような気分だ。
「な、なんのこと?」
「まあいいけど」
思惑ありげに見えるのは気のせいか、慌てふためいた実那都を追及することはせず、航は躰を起こした。
「とりあえず、最低限の必要なもんだけはそろってるとはずだ。ソファとかテーブルとか大きいやつは昨日、祐真と戒斗がおれと良哉んとこと順番に手伝ってくれたし、不自由はないと思う。あとはふたりでそろえていけばいいよな」
「うん。それも楽しみ」
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