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池袋のバー『Waffenlos』
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とある日の事
エイレンからゼミの教授が今日誕生日で、あの悠理ちゃんと私の行きつけの居酒屋とカラオケに行くと言う事で夜ご飯いらないと帰りは遅くなると。
だったら久しぶりにあそこに行こうかなと朝から楽しみに仕事に励みました。
仕事終えて向かった先は池袋。
乙女ロードの先にあるバー『Waffenlos』
そこは、翼と悠理の中学生からの腐れ縁(ある意味で小学生からだが)でデメキンの様にギョロとした瞳と顔面パーツ集中でイケメンなのに残念さを漂わせるオネエさんの桐谷敦啓(きりやあつひろ)の店である。
ちなみに、昼間は手芸雑誌の記者。
カランコローンとドアに付いたベルが鳴る。
見た目は普通のバーだが、特徴的な所があって、店の奥にグランドピアノがある事だ。
店員の1人がたまに弾き語りをやったり、敦啓ちゃんが伴奏にあわせて歌ったりするからである。
店内には奥の方に女性のお客さん2人と男性の店員さん2人が居た。
「いらっしゃいませ。あれ、翼さん久しぶりですね。敦啓さんまだ帰ってきてないので待っていて下さいね。」
前髪で顔の左側半分が隠れている男性が声をかけてくれた。
「琉惺君ありがとう。今日だと敦啓ちゃんボクシングかな?」
「はい、そうですね。ボクシングをしている敦啓さん凄くかっこいいんで休んで見に行きたかったですよ。」
想像したみたいでフッと微笑む琉惺君に奥の女性客が「キャー」っと黄色い声援を出す。
彼は上代琉惺君(かみしろりゅうせい)ここ『Waffenlos』のバーテンダー。昔の瞳キラキラ系の少女漫画に出てきそうなイケメン君。ちなみに母方の祖父がイギリス人。小さい頃に左目を怪我し失明して前髪で顔を隠している。
敦啓の大ファンで尊敬していると言う事だが、それ以上の思いがバレバレで池袋と言う場所がら応援と薄い本になっている。
(敦啓ちゃん本人から薄い本もらったけどハード率高くて1ページ目で撃沈)
ちなみに、もう1人のバーテンダーは巴浩之(ともえひろゆき)君で、簡単に言うとモブ顔。
「ただいまー。琉惺、巴ごめんね遅くなって。なんか芸能人がうちのジム通うって撮影入っちゃって。あら、翼ちゃんお久しぶりね」
「敦啓ちゃん、久しぶり。ごめんねなかなか来れなくて」
前髪を垂らして後ろ髪をお団子にして白いマーメイドドレスを着た女・・・いやいや、よく見たらガッチリしていて腕は程よく筋肉の付いたオネエさん桐谷敦啓が店に来た。
エイレンからゼミの教授が今日誕生日で、あの悠理ちゃんと私の行きつけの居酒屋とカラオケに行くと言う事で夜ご飯いらないと帰りは遅くなると。
だったら久しぶりにあそこに行こうかなと朝から楽しみに仕事に励みました。
仕事終えて向かった先は池袋。
乙女ロードの先にあるバー『Waffenlos』
そこは、翼と悠理の中学生からの腐れ縁(ある意味で小学生からだが)でデメキンの様にギョロとした瞳と顔面パーツ集中でイケメンなのに残念さを漂わせるオネエさんの桐谷敦啓(きりやあつひろ)の店である。
ちなみに、昼間は手芸雑誌の記者。
カランコローンとドアに付いたベルが鳴る。
見た目は普通のバーだが、特徴的な所があって、店の奥にグランドピアノがある事だ。
店員の1人がたまに弾き語りをやったり、敦啓ちゃんが伴奏にあわせて歌ったりするからである。
店内には奥の方に女性のお客さん2人と男性の店員さん2人が居た。
「いらっしゃいませ。あれ、翼さん久しぶりですね。敦啓さんまだ帰ってきてないので待っていて下さいね。」
前髪で顔の左側半分が隠れている男性が声をかけてくれた。
「琉惺君ありがとう。今日だと敦啓ちゃんボクシングかな?」
「はい、そうですね。ボクシングをしている敦啓さん凄くかっこいいんで休んで見に行きたかったですよ。」
想像したみたいでフッと微笑む琉惺君に奥の女性客が「キャー」っと黄色い声援を出す。
彼は上代琉惺君(かみしろりゅうせい)ここ『Waffenlos』のバーテンダー。昔の瞳キラキラ系の少女漫画に出てきそうなイケメン君。ちなみに母方の祖父がイギリス人。小さい頃に左目を怪我し失明して前髪で顔を隠している。
敦啓の大ファンで尊敬していると言う事だが、それ以上の思いがバレバレで池袋と言う場所がら応援と薄い本になっている。
(敦啓ちゃん本人から薄い本もらったけどハード率高くて1ページ目で撃沈)
ちなみに、もう1人のバーテンダーは巴浩之(ともえひろゆき)君で、簡単に言うとモブ顔。
「ただいまー。琉惺、巴ごめんね遅くなって。なんか芸能人がうちのジム通うって撮影入っちゃって。あら、翼ちゃんお久しぶりね」
「敦啓ちゃん、久しぶり。ごめんねなかなか来れなくて」
前髪を垂らして後ろ髪をお団子にして白いマーメイドドレスを着た女・・・いやいや、よく見たらガッチリしていて腕は程よく筋肉の付いたオネエさん桐谷敦啓が店に来た。
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