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ゲーム強制力で攻略者達に遭遇しました
28話
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汗少しかいたので、ひとシャワー浴びてからの方がいいかなと階段を登って部屋に行き、絵本が入ったトートバッグをベッドに置いてシャワーを浴びて着替える。
朝食後はそのまま冒険者ギルドに向かうので必要な荷物をマジックバックに入れて食堂に向かう。
「ツバサちゃんおはよー!!今日のメインはミニラビメンチだよ。カレーはちょい甘口でーす」
食堂から明るい声がしたので覗いてみると、何故か若奥様フリフリレースエプロンを着たシュゼル・バンザー嬢がお玉を持ち振り返った。
「あれ?なんでシュゼルちゃんがいるの?」
「あーっ、言ってなかったっけ?私月一だけどランジュの朝食作ってるのよ。幼い頃からの盟約でさ」
恥ずかしそうにテヘペロするシュゼルちゃんをニコニコ見ながら朝からガッツリミニラビカツ乗せカレーうどんを服に飛ばしながらすするランジュさん。
周囲から『もうお前ら付き合い飛ばして結婚しろよ』がスキルなしでもヒシヒシと見える。
私はカレーうどんをつけ麺風にして食べた。
食べ終わってそろそろギルドに向かおうかと椅子から立ち上がったのと同時くらいに”ドン”と激しい縦揺れが来た。
地震か?と思ったが違うようで急いで外に出ると南門の辺りで何やら騒ぎが起こっており、城壁の上には奇声を上げている緑のローブを来た緑風の魔術団員がいた。99.9%でゲの付く人だろう。
急いで食器を片付けて『Mond』を飛び出すように出発して冒険者ギルドへ向かった。
冒険者ギルドに着くと、中はいつも以上に騒がしいと言うよりも一部を除いてピリピリと張り詰めた空気になっていた。
リボルさんは何やら指示を出していたので張り詰めていない比較的にホンワカしている食堂に向かった。
バーカウンターに居るエイロスさんの服装は何故かシースルーのワイシャツ。『アレ』見えそうで見えない微妙な薄さ。
その後ろには久しぶりに会う見た目爽やか青年だが変態さんがエイロスさんの金髪を三つ編みしており、その前にお初にお目にかかるユーリさん並みの赤髪をおさげにし、チャイナドレスを着たダイナマイト級のボンキュッボン女性と中東の王族の様な格好のふくよかな顔の猫の獣人の男性が違和感もなく座って飲み物を飲んでいた。
私の顔を見たエイロスさんが花が咲いたかのように”パァ”っと笑顔を見せたのでお初の御二方が驚いた表情で振り返って私を凝視し、まずはチャイナドレスの女性が立ち上がり。
「貴方があの兄上が気に入った人どすな。初めましてあたしショウグスクンと申しますぅ。よろしうお願いします」
その後に猫の獣人の男性も立ち上がり
「俺はジョドヴァーパイ二言う。よろしゅうな。気楽にジョニ兄と呼んでや。あの兄者が興味持つだけちゃうくて、あのゲイリューンの武具を使いこなしわざわざあの坊主が観に来るなんてどんなオナゴ思いきや普通の子やな」
「八女ツバサです。よろしくお願いします」
2人とも握手を求めてきたので私も手を出して順番に握手した。
「弟よ!ずるいではおまへんか。あたしもショウ姉と呼ばれたいどすよ」
「へへーん。早い者勝ちやで」
「そうだ、エイロスさん!何かあったんですか?」
ショウ姉とジョニ兄のイザコザは横に置いて、エイロスさんにした私の質問に対しての返答は「はぁっ」と言う皆のでかいため息だった。
「いやねー。どっかのアホが朝一で特別危険特区になっている場所に行っただけでもアウトなのに、魔獣の群れを街まで引き連れやがったの」
爽やか変態さんが吐き捨てるように言うと皆激しく同意の頷きをした。
「なので、上位クラスの冒険者が討伐をするので集まっているんです。ツバサさんはまだそこまで行ってないのと武具が他の人の大迷惑になるので今日は一日学園に待機してください。あそこだと結界がありますし、最強の守護者が居るからなにかあっても大丈夫です」
指示が終わったリボルさんが後ろから来て、馬車のチケットをくれた。
「分かりました。丁度今日は緑月の日なので依頼書貰ったらミザリーとえっと・・・アウフォさんだっけ?と長くいれるかな」
少しだけウキウキした私を見た6人は顔を合わせてまたどでかいため息をしてある言葉を呟いたのに私は気づかなかった。
「「「「「「アウフォのやつ不憫でしょうがないわ」」」」」」
それからリボルさんが呼んでくれた馬車に乗り学園へ。
通行証を見せて何事もなく学園に着くと学生棟の方ででかいスクリーンがあり、魔獣の群れに叫びながら大剣を振り回し突っ込んでいる女性とユーリさんの姿があり生徒達は声援をあげていた。なんかライブビューイング扱いなのかい?
それを横目にして事務棟の支部に行くと何故か魂が抜けた様に呆けているダーデァイルさんがいた。
「おはよう御座いますダーデァイルさん。何かあったんですか?お疲れの様ですが?」
「おう、ツバサちゃんか。いやあ、嫌がらせかと言うくらい依頼を大量に寄越したやつがいてね。別けるの大変なんだよ」
「なに言ってるんですか!ヴァロンズ先生の依頼が無くなったらここの支部潰れちゃうんですよ。それに別けるのは私なんですからね」
奥の方から数十分前に見たことのある少女が山の様な量の依頼書をプリプリしながら運んできた。
朝食後はそのまま冒険者ギルドに向かうので必要な荷物をマジックバックに入れて食堂に向かう。
「ツバサちゃんおはよー!!今日のメインはミニラビメンチだよ。カレーはちょい甘口でーす」
食堂から明るい声がしたので覗いてみると、何故か若奥様フリフリレースエプロンを着たシュゼル・バンザー嬢がお玉を持ち振り返った。
「あれ?なんでシュゼルちゃんがいるの?」
「あーっ、言ってなかったっけ?私月一だけどランジュの朝食作ってるのよ。幼い頃からの盟約でさ」
恥ずかしそうにテヘペロするシュゼルちゃんをニコニコ見ながら朝からガッツリミニラビカツ乗せカレーうどんを服に飛ばしながらすするランジュさん。
周囲から『もうお前ら付き合い飛ばして結婚しろよ』がスキルなしでもヒシヒシと見える。
私はカレーうどんをつけ麺風にして食べた。
食べ終わってそろそろギルドに向かおうかと椅子から立ち上がったのと同時くらいに”ドン”と激しい縦揺れが来た。
地震か?と思ったが違うようで急いで外に出ると南門の辺りで何やら騒ぎが起こっており、城壁の上には奇声を上げている緑のローブを来た緑風の魔術団員がいた。99.9%でゲの付く人だろう。
急いで食器を片付けて『Mond』を飛び出すように出発して冒険者ギルドへ向かった。
冒険者ギルドに着くと、中はいつも以上に騒がしいと言うよりも一部を除いてピリピリと張り詰めた空気になっていた。
リボルさんは何やら指示を出していたので張り詰めていない比較的にホンワカしている食堂に向かった。
バーカウンターに居るエイロスさんの服装は何故かシースルーのワイシャツ。『アレ』見えそうで見えない微妙な薄さ。
その後ろには久しぶりに会う見た目爽やか青年だが変態さんがエイロスさんの金髪を三つ編みしており、その前にお初にお目にかかるユーリさん並みの赤髪をおさげにし、チャイナドレスを着たダイナマイト級のボンキュッボン女性と中東の王族の様な格好のふくよかな顔の猫の獣人の男性が違和感もなく座って飲み物を飲んでいた。
私の顔を見たエイロスさんが花が咲いたかのように”パァ”っと笑顔を見せたのでお初の御二方が驚いた表情で振り返って私を凝視し、まずはチャイナドレスの女性が立ち上がり。
「貴方があの兄上が気に入った人どすな。初めましてあたしショウグスクンと申しますぅ。よろしうお願いします」
その後に猫の獣人の男性も立ち上がり
「俺はジョドヴァーパイ二言う。よろしゅうな。気楽にジョニ兄と呼んでや。あの兄者が興味持つだけちゃうくて、あのゲイリューンの武具を使いこなしわざわざあの坊主が観に来るなんてどんなオナゴ思いきや普通の子やな」
「八女ツバサです。よろしくお願いします」
2人とも握手を求めてきたので私も手を出して順番に握手した。
「弟よ!ずるいではおまへんか。あたしもショウ姉と呼ばれたいどすよ」
「へへーん。早い者勝ちやで」
「そうだ、エイロスさん!何かあったんですか?」
ショウ姉とジョニ兄のイザコザは横に置いて、エイロスさんにした私の質問に対しての返答は「はぁっ」と言う皆のでかいため息だった。
「いやねー。どっかのアホが朝一で特別危険特区になっている場所に行っただけでもアウトなのに、魔獣の群れを街まで引き連れやがったの」
爽やか変態さんが吐き捨てるように言うと皆激しく同意の頷きをした。
「なので、上位クラスの冒険者が討伐をするので集まっているんです。ツバサさんはまだそこまで行ってないのと武具が他の人の大迷惑になるので今日は一日学園に待機してください。あそこだと結界がありますし、最強の守護者が居るからなにかあっても大丈夫です」
指示が終わったリボルさんが後ろから来て、馬車のチケットをくれた。
「分かりました。丁度今日は緑月の日なので依頼書貰ったらミザリーとえっと・・・アウフォさんだっけ?と長くいれるかな」
少しだけウキウキした私を見た6人は顔を合わせてまたどでかいため息をしてある言葉を呟いたのに私は気づかなかった。
「「「「「「アウフォのやつ不憫でしょうがないわ」」」」」」
それからリボルさんが呼んでくれた馬車に乗り学園へ。
通行証を見せて何事もなく学園に着くと学生棟の方ででかいスクリーンがあり、魔獣の群れに叫びながら大剣を振り回し突っ込んでいる女性とユーリさんの姿があり生徒達は声援をあげていた。なんかライブビューイング扱いなのかい?
それを横目にして事務棟の支部に行くと何故か魂が抜けた様に呆けているダーデァイルさんがいた。
「おはよう御座いますダーデァイルさん。何かあったんですか?お疲れの様ですが?」
「おう、ツバサちゃんか。いやあ、嫌がらせかと言うくらい依頼を大量に寄越したやつがいてね。別けるの大変なんだよ」
「なに言ってるんですか!ヴァロンズ先生の依頼が無くなったらここの支部潰れちゃうんですよ。それに別けるのは私なんですからね」
奥の方から数十分前に見たことのある少女が山の様な量の依頼書をプリプリしながら運んできた。
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