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第二章【番としての恋路】
第11話「なにがあっても姫ファーストです!」
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「この際だからアタシが聞いちゃうわ。 あんた、桐哉くんのこと好きなの? ……恋愛として」
意味不明な質問が飛び、葉緩にとって最もありえない内容だと顔面蒼白になる。
桐哉に対してはあくまで忠誠心であり、恋愛対象として見たことは一度もない。
「そんなことあるわけないじゃないですか!」
「うそ! だって葉緩ちゃん、桐哉くんの前だともっと変になるもん!」
「へ、変……」
とんでもないことを疑われたものだ。
しかもそれを柚姫は信じきっており、なぜまだ抵抗をみせるのかと牙を剥く。
ただの忠誠心による行動が、柚姫にはそう映らない。
鈍器で殴られた気分だ。
衝撃に頭をふらふらさせていると、柚姫は葉緩の動揺を無視して話を続けた。
「誤魔化すの下手だよ。あたしが桐哉くん好きだから遠慮してたんだよね。ごめんね、ずっと辛い思いさせちゃったよね?」
とんでもない誤解だと葉緩は前のめりになり、柚姫の手を掴む。
「違います! 私は心から姫と桐哉くんを応援してますので!」
「葉緩ちゃん、かわいいし。あたしだって、葉緩ちゃんなら応援するもん」
勘違いをした柚姫の暴走はとまらない。
「葉緩ちゃんは大事な友達だもん! 友達なら身を引くしちゃんと応援するもん! なのに葉緩ちゃんは何にも話してくれないんだっ!」
そんなことを言われても、ない気持ちをあるようには語れない。
葉緩が柚姫に悲しみを与えていたと知り、身を引き裂かれる痛みを知る。
こういう時、友だちならば何というのが正しいのだろう?
「……どうするのよ、これ」
一番困っているのはクレアだ。
あんなにも柚姫につられてフワフワしていたのに、水を被ったかのように冷静だ。
子供のようにわんわんと泣く柚姫に、葉緩はこれまでの選択を恥じる。
(忍びとしてなんてどうでもよかった。私がどうしたいかが大事だったのに)
本音を押し殺して、柚姫とどういう関係になりたかったかを考えないようにした。
下手なプライドが、より柚姫を傷つけたのかもしれない。
大切なのは忍びであることより、柚姫との心の距離だったと苦々しく笑った。
友だちの正しさはわからない。
だが葉緩がどうしていきたいかは答えが出ている。
間違っていたとしても、今はこうするのが正しいと判断し、葉緩は柚姫と向き合った。
「私は本当に姫のこと、応援しています。もちろん桐哉くんも大切な方です。二人のこと、同じくらい応援したいと思ってるんです」
「葉緩ちゃん……?」
「でももう一つ、ちゃんと伝えねばならないこともあったようです」
柚姫の前に膝をつき、手を伸ばして抱きしめる。
これが今、葉緩が柚姫にしたいことだ。
「私は姫の友達です。だから好きな人が桐哉くんであろうとなかろうと姫を応援しています」
忍びの葉緩ではなく、ただの葉緩として柚姫と向き合いたい。
これが今、葉緩の素直な心。
柚姫に接近したのは下心がきっかけだとしても、共に過ごし笑いあったことで、主従とは異なる意味で特別な存在になった。
守るべきお姫様に加えて、葉緩の友人であり特別な人に変わっていた。
「姫の相手が桐哉くんだったらなお嬉しい。それだけですよ」
柚姫の両頬を包み、葉緩は精いっぱい笑おうとしたが、頬の筋肉が震えて器用にこなせない。
忍びとしても、友人としても、不安を抱かせたくないのにちっとも上手くいかないと喉がひりついた。
「誤解させちゃったならすみません。応援しすぎて挙動不審になってただけと思っていただけたら……」
「葉緩ちゃん!」
「わっ!?」
「あたしが一番好きなのは葉緩ちゃんだよ! 大大大好き!」
愛くるしい笑顔といっしょに、柚姫が飛びつくように葉緩に抱きついた。
ホッとする香りに葉緩は口元をゆるませ、キュンキュンに身をよじる。
(はぅあ! 姫がかわいすぎる!!)
「私も姫が大好きです。 これからも仲良くしてください」
「うん!」
こんな甘えん坊な柚姫は貴重だと、調子に乗った葉緩は懐いたネコのように柚姫に擦り寄る。
(でへへ。姫はほんにかわいいですねぇ)
「アタシはどうすればいいの……」
鼻の下を伸ばす葉緩に、巻き込まれたクレアはすっかりやつれていた。
こいつら、一体何なんだと目まいさえ覚えているようだ。
それはそれだと、葉緩はクレアを無視して柚姫との“仲直り”に全力を尽くした。
悩みはしたものの、柚姫に好きだと言ってもらえるのならばすべてチャラ。
むしろご褒美だと葉緩は“らしくない破顔”をしていた。
やがて疲れてしまったのか、柚姫は葉緩の腕の中でスヤスヤと眠りだす。
目元が赤くなっており、葉緩は戸惑いながらも柚姫の涙を指先で拭った。
眠っている姿もあいらしいと、葉緩は大切に柚姫の長い髪を撫でているうちに口元が緩んでしまう。
こういうのもまた、人は幸せと呼ぶのだろう。
「なんなのよ、あんたたち。アタシまで巻き込まないでほしいわ」
クレアは眉間に皺を寄せ、腹が立っていると主張するも、すでに毒気の抜かれたようで大きくあくびをする。
ようやく葉緩は落ちついたとクレアに目を向ける余裕が出来、背伸びをするクレアをじっと見上げた。
「なんだかアタシも眠くなってきちゃった。かーえろっと」
「クレア殿」
「ん?」
葉緩に呼ばれてクレアが振り向く。
今回ばかりはクレアの力も大きかったと、葉緩は持てる好感を前面に笑った。
「姫の本音が聞けてよかったです! ありがとうございました!」
「……意味わかんない。帰る!」
クレアはスカートについたクッキーの食べかすをはらうと、そそくさと去っていく。
夕日に照らされた金色のツインテールがいつもより情熱的で赤く見えた。
さて、これからどうしようか。
柚姫を起こしたくはないので、踏ん張りの見せどころだろうかと悩んでいると。背後から風が吹いて爽やかな好ましい香りが鼻をくすぐった。
この匂いを葉緩が間違うはずもない。
おだやかな気持ちに匂いの元へ顔を向けると、あ然と立ち尽くす桐哉がいた。
「徳山さんどうしたの?」
「桐哉くん。えっと、これは……」
さすがに桐哉が原因とは言いだせず、葉緩は目を反らす。
涙の痕が目立つので、桐哉に見られていいものかと思い悩んでしまった。
桐哉に誤解はされたくない、が柚姫の気持ちを勝手に葉緩が喋るのはもっと嫌だ。
桐哉と向き合うときは、どんな柚姫であっても本心を告げてほしい。
葉緩なんて最初から目に入らないくらい、二人には愛し合ってほしかった。
意味不明な質問が飛び、葉緩にとって最もありえない内容だと顔面蒼白になる。
桐哉に対してはあくまで忠誠心であり、恋愛対象として見たことは一度もない。
「そんなことあるわけないじゃないですか!」
「うそ! だって葉緩ちゃん、桐哉くんの前だともっと変になるもん!」
「へ、変……」
とんでもないことを疑われたものだ。
しかもそれを柚姫は信じきっており、なぜまだ抵抗をみせるのかと牙を剥く。
ただの忠誠心による行動が、柚姫にはそう映らない。
鈍器で殴られた気分だ。
衝撃に頭をふらふらさせていると、柚姫は葉緩の動揺を無視して話を続けた。
「誤魔化すの下手だよ。あたしが桐哉くん好きだから遠慮してたんだよね。ごめんね、ずっと辛い思いさせちゃったよね?」
とんでもない誤解だと葉緩は前のめりになり、柚姫の手を掴む。
「違います! 私は心から姫と桐哉くんを応援してますので!」
「葉緩ちゃん、かわいいし。あたしだって、葉緩ちゃんなら応援するもん」
勘違いをした柚姫の暴走はとまらない。
「葉緩ちゃんは大事な友達だもん! 友達なら身を引くしちゃんと応援するもん! なのに葉緩ちゃんは何にも話してくれないんだっ!」
そんなことを言われても、ない気持ちをあるようには語れない。
葉緩が柚姫に悲しみを与えていたと知り、身を引き裂かれる痛みを知る。
こういう時、友だちならば何というのが正しいのだろう?
「……どうするのよ、これ」
一番困っているのはクレアだ。
あんなにも柚姫につられてフワフワしていたのに、水を被ったかのように冷静だ。
子供のようにわんわんと泣く柚姫に、葉緩はこれまでの選択を恥じる。
(忍びとしてなんてどうでもよかった。私がどうしたいかが大事だったのに)
本音を押し殺して、柚姫とどういう関係になりたかったかを考えないようにした。
下手なプライドが、より柚姫を傷つけたのかもしれない。
大切なのは忍びであることより、柚姫との心の距離だったと苦々しく笑った。
友だちの正しさはわからない。
だが葉緩がどうしていきたいかは答えが出ている。
間違っていたとしても、今はこうするのが正しいと判断し、葉緩は柚姫と向き合った。
「私は本当に姫のこと、応援しています。もちろん桐哉くんも大切な方です。二人のこと、同じくらい応援したいと思ってるんです」
「葉緩ちゃん……?」
「でももう一つ、ちゃんと伝えねばならないこともあったようです」
柚姫の前に膝をつき、手を伸ばして抱きしめる。
これが今、葉緩が柚姫にしたいことだ。
「私は姫の友達です。だから好きな人が桐哉くんであろうとなかろうと姫を応援しています」
忍びの葉緩ではなく、ただの葉緩として柚姫と向き合いたい。
これが今、葉緩の素直な心。
柚姫に接近したのは下心がきっかけだとしても、共に過ごし笑いあったことで、主従とは異なる意味で特別な存在になった。
守るべきお姫様に加えて、葉緩の友人であり特別な人に変わっていた。
「姫の相手が桐哉くんだったらなお嬉しい。それだけですよ」
柚姫の両頬を包み、葉緩は精いっぱい笑おうとしたが、頬の筋肉が震えて器用にこなせない。
忍びとしても、友人としても、不安を抱かせたくないのにちっとも上手くいかないと喉がひりついた。
「誤解させちゃったならすみません。応援しすぎて挙動不審になってただけと思っていただけたら……」
「葉緩ちゃん!」
「わっ!?」
「あたしが一番好きなのは葉緩ちゃんだよ! 大大大好き!」
愛くるしい笑顔といっしょに、柚姫が飛びつくように葉緩に抱きついた。
ホッとする香りに葉緩は口元をゆるませ、キュンキュンに身をよじる。
(はぅあ! 姫がかわいすぎる!!)
「私も姫が大好きです。 これからも仲良くしてください」
「うん!」
こんな甘えん坊な柚姫は貴重だと、調子に乗った葉緩は懐いたネコのように柚姫に擦り寄る。
(でへへ。姫はほんにかわいいですねぇ)
「アタシはどうすればいいの……」
鼻の下を伸ばす葉緩に、巻き込まれたクレアはすっかりやつれていた。
こいつら、一体何なんだと目まいさえ覚えているようだ。
それはそれだと、葉緩はクレアを無視して柚姫との“仲直り”に全力を尽くした。
悩みはしたものの、柚姫に好きだと言ってもらえるのならばすべてチャラ。
むしろご褒美だと葉緩は“らしくない破顔”をしていた。
やがて疲れてしまったのか、柚姫は葉緩の腕の中でスヤスヤと眠りだす。
目元が赤くなっており、葉緩は戸惑いながらも柚姫の涙を指先で拭った。
眠っている姿もあいらしいと、葉緩は大切に柚姫の長い髪を撫でているうちに口元が緩んでしまう。
こういうのもまた、人は幸せと呼ぶのだろう。
「なんなのよ、あんたたち。アタシまで巻き込まないでほしいわ」
クレアは眉間に皺を寄せ、腹が立っていると主張するも、すでに毒気の抜かれたようで大きくあくびをする。
ようやく葉緩は落ちついたとクレアに目を向ける余裕が出来、背伸びをするクレアをじっと見上げた。
「なんだかアタシも眠くなってきちゃった。かーえろっと」
「クレア殿」
「ん?」
葉緩に呼ばれてクレアが振り向く。
今回ばかりはクレアの力も大きかったと、葉緩は持てる好感を前面に笑った。
「姫の本音が聞けてよかったです! ありがとうございました!」
「……意味わかんない。帰る!」
クレアはスカートについたクッキーの食べかすをはらうと、そそくさと去っていく。
夕日に照らされた金色のツインテールがいつもより情熱的で赤く見えた。
さて、これからどうしようか。
柚姫を起こしたくはないので、踏ん張りの見せどころだろうかと悩んでいると。背後から風が吹いて爽やかな好ましい香りが鼻をくすぐった。
この匂いを葉緩が間違うはずもない。
おだやかな気持ちに匂いの元へ顔を向けると、あ然と立ち尽くす桐哉がいた。
「徳山さんどうしたの?」
「桐哉くん。えっと、これは……」
さすがに桐哉が原因とは言いだせず、葉緩は目を反らす。
涙の痕が目立つので、桐哉に見られていいものかと思い悩んでしまった。
桐哉に誤解はされたくない、が柚姫の気持ちを勝手に葉緩が喋るのはもっと嫌だ。
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