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幕間章 勇者の弟子、アイレウスの葛藤
勇者の弟子、アイレウスの葛藤③
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ゴーレムの消息が分からなくなった後、3年という時が過ぎた。
ゴーレムの噂は世界中に広まった。この長い時を経て『国崩し』と言う名前が付けられた。
それでも遠方の田舎にその噂がたどり着いたのはかなり時間が経った後だ。
そんな噂の中に奇妙な話が混ざり始めた。
ある村で、オーガの襲撃を噂の国崩しが撃退したらしい。
国崩しならば、オーガくらいならいくらでも撃退できる。それは分かる。
だがあの国崩しが何故そんなことをする?
魔物を撃退し続けた姿から、国崩しを英雄視する者たちが言いふらした虚言ではないだろうか?
しかし、その村は赤い砂漠の向こう側にあると言う。
王の命を受けて、自分と猫人族で神官のテイツォは噂の根源を確認することになった。
冒険者ギルドのご意見番にして先生の元パーティメンバーだった戦士、ゴートさんに同行をお願いすることにして旅に出ることになる。
ゴートの娘メルフィも魔法使いとして同行することになった。
赤の砂漠を迂回するのに半年もかかったある日、噂の村の話を酒場で聞けた。
その酒場の紹介でその村出身、ハーフエルフの魔法戦士セイーリアと出会うことになる。
セイーリアは村から物を売りにこの街に来ていたらしい。
帰り道だからとパーティに加わることになった。
道中様々な冒険や、路銀を稼ぐためにギルドの依頼をこなしつつ移動していたため気が付くと国崩しの襲撃から4年という月日が経っていた。
セイーリアの村に到着し、情報を集めると簡単にその情報は手に入った。
この村を国崩しが通過していたからだ。
あらゆる生物が巨大化する『原始の森』そこに国崩しが入って行ったのがわかった。
危険な生物が多いとのことで、細心の注意を払い国崩しを求めた。
とうとう国崩しを見つけた!
国崩しを発見した時には、思わず切りかかりたくなった。
だが、国崩しは動かなかった。
何年も放置されていたようだ。
こんなにも高性能なゴーレムを使い捨てたのか?
それとも何かほかの理由があったのか?
不明だ。
奥に洞窟があったので、そこも調べることにした。
少しだけ、メルが離れた時があったがすぐに戻ってきた。
トイレだろうか?女の子に聞くことではないな。
洞窟内は一本道だった。だが途中螺旋状の階段を下りると広い空間に出た。
そこは工房と呼ぶに相応しい場所だった。
見たこともない器具が壁一面に設置されていた。
見たこともない金属が所狭しと置いてあった。
中には年老いた一人の人間がいた。
その人間は、壊れていた。
自分たちの姿を見ると、突然奇声をあげ魔法を放ってきた。
異国の言葉なのだろうか?意味の分からない単語ばかり並べていた。
だが飛んでくる魔法はどれもこれも出鱈目な威力だった。
こんな狭い空間で使うものではない。
だが戦闘開始直後に、その老人は突然苦しみだして・・・息絶えた。
テイツォが診断するに、とうに寿命を超えていたらしい。
『にゃんらかの延命措置を魔法で行っていたらしいにゃ、攻撃魔法を連発したせいでそれが維持出来にゃかったのではにゃいだろうか?』
と推測している。
結局何もわからないまま死んでしまった。
攻撃魔法のせいで周りの器具はボロボロだ。ゴートさんが鑑定したが、既に価値が認められない程度には破壊されてしまっていたらしい。
だが国崩しの足や腕のようなものが何個か置いてある、試しに切ってみようとしたが手が痺れた。
やはりこの強度。国崩しの物だ。周りの機材からみて、ここであいつは造られたのだろう。
あいつのパーツや貴金属類は、とても重く大きくて運びだせなかった。
とんでもない技術力の高さだ。
この老人はどうやってこれを入手したのだろうか?
価値のありそうな魔石の類と、ゴーレム作成に関する書物をメルのマジックリュックにしまってもらい洞窟を脱出した。
相変わらず、国崩しは沈黙を保っていた。
ゴーレムの噂は世界中に広まった。この長い時を経て『国崩し』と言う名前が付けられた。
それでも遠方の田舎にその噂がたどり着いたのはかなり時間が経った後だ。
そんな噂の中に奇妙な話が混ざり始めた。
ある村で、オーガの襲撃を噂の国崩しが撃退したらしい。
国崩しならば、オーガくらいならいくらでも撃退できる。それは分かる。
だがあの国崩しが何故そんなことをする?
魔物を撃退し続けた姿から、国崩しを英雄視する者たちが言いふらした虚言ではないだろうか?
しかし、その村は赤い砂漠の向こう側にあると言う。
王の命を受けて、自分と猫人族で神官のテイツォは噂の根源を確認することになった。
冒険者ギルドのご意見番にして先生の元パーティメンバーだった戦士、ゴートさんに同行をお願いすることにして旅に出ることになる。
ゴートの娘メルフィも魔法使いとして同行することになった。
赤の砂漠を迂回するのに半年もかかったある日、噂の村の話を酒場で聞けた。
その酒場の紹介でその村出身、ハーフエルフの魔法戦士セイーリアと出会うことになる。
セイーリアは村から物を売りにこの街に来ていたらしい。
帰り道だからとパーティに加わることになった。
道中様々な冒険や、路銀を稼ぐためにギルドの依頼をこなしつつ移動していたため気が付くと国崩しの襲撃から4年という月日が経っていた。
セイーリアの村に到着し、情報を集めると簡単にその情報は手に入った。
この村を国崩しが通過していたからだ。
あらゆる生物が巨大化する『原始の森』そこに国崩しが入って行ったのがわかった。
危険な生物が多いとのことで、細心の注意を払い国崩しを求めた。
とうとう国崩しを見つけた!
国崩しを発見した時には、思わず切りかかりたくなった。
だが、国崩しは動かなかった。
何年も放置されていたようだ。
こんなにも高性能なゴーレムを使い捨てたのか?
それとも何かほかの理由があったのか?
不明だ。
奥に洞窟があったので、そこも調べることにした。
少しだけ、メルが離れた時があったがすぐに戻ってきた。
トイレだろうか?女の子に聞くことではないな。
洞窟内は一本道だった。だが途中螺旋状の階段を下りると広い空間に出た。
そこは工房と呼ぶに相応しい場所だった。
見たこともない器具が壁一面に設置されていた。
見たこともない金属が所狭しと置いてあった。
中には年老いた一人の人間がいた。
その人間は、壊れていた。
自分たちの姿を見ると、突然奇声をあげ魔法を放ってきた。
異国の言葉なのだろうか?意味の分からない単語ばかり並べていた。
だが飛んでくる魔法はどれもこれも出鱈目な威力だった。
こんな狭い空間で使うものではない。
だが戦闘開始直後に、その老人は突然苦しみだして・・・息絶えた。
テイツォが診断するに、とうに寿命を超えていたらしい。
『にゃんらかの延命措置を魔法で行っていたらしいにゃ、攻撃魔法を連発したせいでそれが維持出来にゃかったのではにゃいだろうか?』
と推測している。
結局何もわからないまま死んでしまった。
攻撃魔法のせいで周りの器具はボロボロだ。ゴートさんが鑑定したが、既に価値が認められない程度には破壊されてしまっていたらしい。
だが国崩しの足や腕のようなものが何個か置いてある、試しに切ってみようとしたが手が痺れた。
やはりこの強度。国崩しの物だ。周りの機材からみて、ここであいつは造られたのだろう。
あいつのパーツや貴金属類は、とても重く大きくて運びだせなかった。
とんでもない技術力の高さだ。
この老人はどうやってこれを入手したのだろうか?
価値のありそうな魔石の類と、ゴーレム作成に関する書物をメルのマジックリュックにしまってもらい洞窟を脱出した。
相変わらず、国崩しは沈黙を保っていた。
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