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幕間章 神官テイツォは猫弁でしゃべる
神官テイツォは猫弁でしゃべる②
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しばらく進むとメルが倒れたにゃ!
大変だにゃ!診断するにゃ!日射病だにゃ!
当たり前なのにゃ。
日の光はそこまで強くにゃーが、地面から近い地点は40度以上あるらしいにゃ。
子供が歩くようにゃ場所ではないにゃ。乙女にゃにゃーにも似つかわしくにゃいにゃ。
国崩しが待っててくれるにゃ。にゃかにゃか優しいやつにゃ。メルはゴートとセイーリアい任せるにゃ。にゃーは水筒に水分の補充と布を広げて少し座るにゃ。
にゃあ、やっと一心地着いたにゃ。でも尻が暑いにゃ。
国崩しが立ち上がったにゃ!もう休憩終わりかにゃ!?待つにゃ!酷いにゃ!泣きそうになったにゃ。
ところが国崩しは地面に何か書いて、寝っ転がったにゃ。
そして周りに障壁の魔法をかけたにゃ。
「今日はもう進まないのかにゃ?」
願望も込めて聞いてみたにゃ。頷いたにゃ。
助かったにゃ!メルも限界にゃ!にゃーもやばいにゃ!
夜ににゃると夜行性の化け物も増えるから進むべきではにゃいとセイーリアも言ってたにゃ。国崩しと違ってにゃー達には危険がいっぱいにゃ。
しかも障壁での防御というおまけつきにゃ。高級ホテルにゃみの気遣いだにゃ。
嘘にゃ!言い過ぎたにゃ、ホテルにはベッドと毛布があるにゃ。ここは壁すらにゃいにゃ。
「思った以上に水の魔石の消費が激しいな」
「十分用意したつもりだったが?」
アイとゴートが困っているにゃ。しまったにゃ、勝手に使いまくってたにゃ。
「にゃはは、正直しんどいにゃ」
誤魔化すことにしたにゃ。
「時間が時間だったとはいえ、明日はもっと進めないとダメね」
「いまどのくらいなんだ?」
「まだ砂漠の入り口のちょっと奥ってところかしら?噂だと砂漠の中心部分に近づくにつれて、三又のサボテンが増えるらしいから」
にゃあ、まあまだ一日目にゃ。しょうがないにゃ。縦ににゃがいだけで横断にゃら1週間くらいで済むらしいにゃ。この状況で1週間は辛いにゃ。干からびるにゃ。
国崩しがこちらに来て両手を前に差し出したにゃ。なんにゃ?お前に水はあげないのにゃ。
そう思ったが、にゃんと国崩しかの手から水が溢れだしたにゃ!
「水にゃ!」
「これテイツォ、飛びつくんじゃない」
「そうだ、まずは毒が無いか調べないと」
あるわけないにゃ!水をくれるこいつはいい奴にゃ!
「ん、ブクブクブクブクブク・・・・・」
メルずるいにゃ!ひどいにゃ!にゃーもやりたいにゃ!
「こら、メル。顔を拭きなさい」
「ん」
メルの顔から滴る水をセイーリアが拭いたにゃ。可愛いから許すのにゃ。
「まんきつした」
いいにゃあ。
「私も体を拭かせて貰おうかしら。いい?」
にゃあ、まあ順番にゃ。次はにゃーにゃ。
セイーリアが脱ぐと、体を拭き始めたにゃ。
にゃあ、流石にこんにゃ砂漠でヌードは恥ずかしいにゃ。男の人はずるいのにゃ。
頭から水に顔を突っ込んだにゃ。至福だにゃ。
しかも水の温度が少し落ちてるにゃ。気遣いも完璧だにゃ。
体を拭くにゃ。服の中で背中は拭きにくいがそこは我慢にゃ。
にゃあ、布がばっちいにゃ。一日頑張った証拠だにゃ。
やっぱりこいつはいい奴にゃ。
「ありがとうにゃ」
感謝の言葉を送ってもこいつは無反応だにゃ。愛想のないやつにゃ。
この日は野営することにしたにゃ。
一応国崩しが動いてもいいように見張りは交代でやることになったにゃ。
でも何故かにゃーの番は来なかったにゃ。みんなうっかりさんにゃ。
でもおかげでぐっすり休めたにゃ。
結局国崩しに随行する形で砂漠を抜けることになったにゃ。
監視しにゃきゃにゃらにゃかったから都合がいいにゃ。
しかし国崩しはにゃかにゃかに高性能だにゃ。
魔物や魔獣を発見するたびに教えてくれるにゃ。
にゃー達に気遣ってか、戦闘も行わずに迂回するにゃ。
あの程度の雑魚にゃら問題にゃいが、この暑さのにゃか動き回るのはしんどいにゃ。避けれる戦闘は避けるのが旅の鉄則にゃ。
ゴートの言うことも理解しているにゃ。休憩が欲しいというときっちり休ませてくれるにゃ。そのたびに水も出してくれるにゃ。賢いにゃ。
にゃんどかそれを繰り返していると、フレイムキャットの親子を見つけたにゃ。
比較的温和な性格の猛獣にゃ。おにゃかが空いてない限りは大きな生き物に襲い掛かるような獣ではないにゃ。
でもこっちに向かって来るにゃ。負ける気はしにゃいが、面倒だと思った矢先にゃ。
突然フレイムキャットが倒れたにゃ。そのまま地面に飲み込まれていくにゃ。
にゃーは目がいいから見えていたにゃ。赤いサソリがフレイムキャットの体に飛びついているのが見えたにゃ。
骨食いにゃ!
赤い砂漠とこの砂漠が言われるのはあいつらがいるからにゃ!
視界に入った獣に集団で襲い掛かり、骨も残らず噛み砕く恐ろしい蟲にゃ!
国崩しが障壁を張ってくれたけど、障壁のにゃかにも侵入してきたにゃ!砂の中を潜って突入してきたんだにゃ!中途半端にゃ障壁にゃ!あとで説教にゃ!
危険に気づいて国崩しが大きな獣を取り出したにゃ!あれはジャイアントボアにゃ!
ナイスにゃ!あいつが食われているうちに逃げ出すにゃ!にゃあ!早いにゃ!国崩しがお代わり出したにゃ!オーガにゃ!こいつマジックルーム持ちかにゃ!?
それもすぐに食われたにゃ!
走り出した先も赤い砂漠が広がっていたにゃ!にゃあ!絶対絶命にゃ!
青の神様!同胞達!にゃーもそっちに行くことになりそうにゃ。
お祈りをしていたら国崩しに持ち上げられたにゃ。乙女の扱いがにゃってにゃいにゃ!
文句を言おうと思ったら体が浮かんだにゃ!にゃんにゃ?こんにゃ魔法見たことにゃいにゃ。
地面に岩石のようにゃ丸いボードが引かれていたにゃ。そこににゃかま達も乗っかってくるにゃ。
ボードから顔を出すと、国崩しが真っ赤なサソリに襲われ始めていたにゃ!
きもいにゃあああああああああああああああ!!!!!!!
「国崩し!」
アイが叫んだにゃ。でも国崩しは手を振ってきたにゃ。
こいつは本当に頑丈だにゃ。
でも周りは見渡す限り真っ赤にゃ。
ここで移動できにゃかったら結局終わりにゃ。
にゃんとかサソリを撃退できにゃいか?にゃかま達も意見を出し合ったにゃ。
でも、結論が出る前に国崩しが動き出したにゃ。
両手を空に掲げてその両手から水の魔法を発動させたにゃ。
にゃあ、もったいにゃいにゃ!
ところが、水にかかっただけで骨食いの体にヒビが入って砕けていくにゃ!弱点発見にゃ!
でもこんにゃ量の水を無尽蔵にこの場所で出せるのはこいつだけにゃ。ひとには無理にゃ。
国崩しの体が全部見えるようににゃったにゃ。体を流れる水が砂漠に染み込んで赤いサソリ達が離れていくにゃ。
にゃあ、こいつらに羽がにゃくてよかったにゃ。
国崩しはにゃー達をこのボードに乗せたまま移動を開始したにゃ。見事の作戦にゃ!サソリに襲われず、しかもにゃー達は歩かなくていいから楽ちんにゃ。
地面から離れているせいか、暑くもにゃいにゃ。骨食いに囲まれているから他の猛獣もこにゃいし安全だにゃ。
メルも興奮気味だにゃ、身を乗り出して下や周りを見ているにゃ。落ちたら危ないにゃ、セイーリアが注意してたにゃ。
アイは吐いてたにゃ。情けない男だにゃ。
砂漠地帯を超えて、地面に岩石が混じってき始めたにゃ。
骨食いも諦めて砂漠に帰っていったにゃ。
しめしめにゃ。
久しぶりの地面だにゃ。快適な旅もここまでかにゃ?どうせにゃらこのまま王国まで運んでくれてもよかったのににゃ。
にゃあ!国崩しが倒れたにゃ!
「にゃ?壊れたかにゃ?どこにゃ!?回復するにゃ!
聞いたが首を左右に振るだけだったにゃ。
考えればずっと魔法を使いにゃがら一人でこの人数を運んだにゃ、疲れて当然にゃ。こいつも完全無敵っていうわけではにゃいんだにゃ。そのことに初めて気づいたにゃ。
「ん、くにーがんばった」
メルが国崩しをねぎらってるにゃ、頭撫でてあげてるにゃ。にゃーも撫でてもらいたいにゃ。でも撫でてもらうにゃら出来れば首がいいにゃ。
「くにー?」
「くにくずし、だからくにー」
「にゃはは、くにーだって。よかったにゃ?」
久しぶりに念話が接続されたにゃ、喜びの感情にゃ。きっとメルに伝えてほしいんだにゃ、可愛いやつにゃ。
「うれしいって」
「ん」
「俺にはお前がずいぶんとお人よしに見えてきたよ」
ひとではないにゃ。
「基本的には人間に味方するようプログラムされてるのかしら?」
セイーリアの言う通りに思うにゃ。こいつがいたおかげで砂漠越えも半分の日程で攻略にゃ。寝ずに黙々と歩いていられるのは便利だにゃ。
「そう、だな。自分も、少なくとも今は敵視すべきではないと思う。だがグランフォールに着いた後に何をするかを見定めないと、判断は出来ない」
「アル、わからずや」
本当にゃ。こんだけ世話になってるのに酷いやつにゃ。
「でも今はいい奴にゃ。にゃーたちにゃんか放っておけば今頃サソリのお腹に納まってたからにゃー」
「水の件もな。世話になりっぱなしだ」
ゴートも同意見のようだにゃ。その後は国崩しが立ち上がるまで休憩することになったにゃ。結局夜ににゃり野営の準備を始めたにゃ。見張りはアイが勝って出たにゃ。そりゃそうにゃ、アイは砂漠に入ってから役立たずにも程があるにゃ。
大変だにゃ!診断するにゃ!日射病だにゃ!
当たり前なのにゃ。
日の光はそこまで強くにゃーが、地面から近い地点は40度以上あるらしいにゃ。
子供が歩くようにゃ場所ではないにゃ。乙女にゃにゃーにも似つかわしくにゃいにゃ。
国崩しが待っててくれるにゃ。にゃかにゃか優しいやつにゃ。メルはゴートとセイーリアい任せるにゃ。にゃーは水筒に水分の補充と布を広げて少し座るにゃ。
にゃあ、やっと一心地着いたにゃ。でも尻が暑いにゃ。
国崩しが立ち上がったにゃ!もう休憩終わりかにゃ!?待つにゃ!酷いにゃ!泣きそうになったにゃ。
ところが国崩しは地面に何か書いて、寝っ転がったにゃ。
そして周りに障壁の魔法をかけたにゃ。
「今日はもう進まないのかにゃ?」
願望も込めて聞いてみたにゃ。頷いたにゃ。
助かったにゃ!メルも限界にゃ!にゃーもやばいにゃ!
夜ににゃると夜行性の化け物も増えるから進むべきではにゃいとセイーリアも言ってたにゃ。国崩しと違ってにゃー達には危険がいっぱいにゃ。
しかも障壁での防御というおまけつきにゃ。高級ホテルにゃみの気遣いだにゃ。
嘘にゃ!言い過ぎたにゃ、ホテルにはベッドと毛布があるにゃ。ここは壁すらにゃいにゃ。
「思った以上に水の魔石の消費が激しいな」
「十分用意したつもりだったが?」
アイとゴートが困っているにゃ。しまったにゃ、勝手に使いまくってたにゃ。
「にゃはは、正直しんどいにゃ」
誤魔化すことにしたにゃ。
「時間が時間だったとはいえ、明日はもっと進めないとダメね」
「いまどのくらいなんだ?」
「まだ砂漠の入り口のちょっと奥ってところかしら?噂だと砂漠の中心部分に近づくにつれて、三又のサボテンが増えるらしいから」
にゃあ、まあまだ一日目にゃ。しょうがないにゃ。縦ににゃがいだけで横断にゃら1週間くらいで済むらしいにゃ。この状況で1週間は辛いにゃ。干からびるにゃ。
国崩しがこちらに来て両手を前に差し出したにゃ。なんにゃ?お前に水はあげないのにゃ。
そう思ったが、にゃんと国崩しかの手から水が溢れだしたにゃ!
「水にゃ!」
「これテイツォ、飛びつくんじゃない」
「そうだ、まずは毒が無いか調べないと」
あるわけないにゃ!水をくれるこいつはいい奴にゃ!
「ん、ブクブクブクブクブク・・・・・」
メルずるいにゃ!ひどいにゃ!にゃーもやりたいにゃ!
「こら、メル。顔を拭きなさい」
「ん」
メルの顔から滴る水をセイーリアが拭いたにゃ。可愛いから許すのにゃ。
「まんきつした」
いいにゃあ。
「私も体を拭かせて貰おうかしら。いい?」
にゃあ、まあ順番にゃ。次はにゃーにゃ。
セイーリアが脱ぐと、体を拭き始めたにゃ。
にゃあ、流石にこんにゃ砂漠でヌードは恥ずかしいにゃ。男の人はずるいのにゃ。
頭から水に顔を突っ込んだにゃ。至福だにゃ。
しかも水の温度が少し落ちてるにゃ。気遣いも完璧だにゃ。
体を拭くにゃ。服の中で背中は拭きにくいがそこは我慢にゃ。
にゃあ、布がばっちいにゃ。一日頑張った証拠だにゃ。
やっぱりこいつはいい奴にゃ。
「ありがとうにゃ」
感謝の言葉を送ってもこいつは無反応だにゃ。愛想のないやつにゃ。
この日は野営することにしたにゃ。
一応国崩しが動いてもいいように見張りは交代でやることになったにゃ。
でも何故かにゃーの番は来なかったにゃ。みんなうっかりさんにゃ。
でもおかげでぐっすり休めたにゃ。
結局国崩しに随行する形で砂漠を抜けることになったにゃ。
監視しにゃきゃにゃらにゃかったから都合がいいにゃ。
しかし国崩しはにゃかにゃかに高性能だにゃ。
魔物や魔獣を発見するたびに教えてくれるにゃ。
にゃー達に気遣ってか、戦闘も行わずに迂回するにゃ。
あの程度の雑魚にゃら問題にゃいが、この暑さのにゃか動き回るのはしんどいにゃ。避けれる戦闘は避けるのが旅の鉄則にゃ。
ゴートの言うことも理解しているにゃ。休憩が欲しいというときっちり休ませてくれるにゃ。そのたびに水も出してくれるにゃ。賢いにゃ。
にゃんどかそれを繰り返していると、フレイムキャットの親子を見つけたにゃ。
比較的温和な性格の猛獣にゃ。おにゃかが空いてない限りは大きな生き物に襲い掛かるような獣ではないにゃ。
でもこっちに向かって来るにゃ。負ける気はしにゃいが、面倒だと思った矢先にゃ。
突然フレイムキャットが倒れたにゃ。そのまま地面に飲み込まれていくにゃ。
にゃーは目がいいから見えていたにゃ。赤いサソリがフレイムキャットの体に飛びついているのが見えたにゃ。
骨食いにゃ!
赤い砂漠とこの砂漠が言われるのはあいつらがいるからにゃ!
視界に入った獣に集団で襲い掛かり、骨も残らず噛み砕く恐ろしい蟲にゃ!
国崩しが障壁を張ってくれたけど、障壁のにゃかにも侵入してきたにゃ!砂の中を潜って突入してきたんだにゃ!中途半端にゃ障壁にゃ!あとで説教にゃ!
危険に気づいて国崩しが大きな獣を取り出したにゃ!あれはジャイアントボアにゃ!
ナイスにゃ!あいつが食われているうちに逃げ出すにゃ!にゃあ!早いにゃ!国崩しがお代わり出したにゃ!オーガにゃ!こいつマジックルーム持ちかにゃ!?
それもすぐに食われたにゃ!
走り出した先も赤い砂漠が広がっていたにゃ!にゃあ!絶対絶命にゃ!
青の神様!同胞達!にゃーもそっちに行くことになりそうにゃ。
お祈りをしていたら国崩しに持ち上げられたにゃ。乙女の扱いがにゃってにゃいにゃ!
文句を言おうと思ったら体が浮かんだにゃ!にゃんにゃ?こんにゃ魔法見たことにゃいにゃ。
地面に岩石のようにゃ丸いボードが引かれていたにゃ。そこににゃかま達も乗っかってくるにゃ。
ボードから顔を出すと、国崩しが真っ赤なサソリに襲われ始めていたにゃ!
きもいにゃあああああああああああああああ!!!!!!!
「国崩し!」
アイが叫んだにゃ。でも国崩しは手を振ってきたにゃ。
こいつは本当に頑丈だにゃ。
でも周りは見渡す限り真っ赤にゃ。
ここで移動できにゃかったら結局終わりにゃ。
にゃんとかサソリを撃退できにゃいか?にゃかま達も意見を出し合ったにゃ。
でも、結論が出る前に国崩しが動き出したにゃ。
両手を空に掲げてその両手から水の魔法を発動させたにゃ。
にゃあ、もったいにゃいにゃ!
ところが、水にかかっただけで骨食いの体にヒビが入って砕けていくにゃ!弱点発見にゃ!
でもこんにゃ量の水を無尽蔵にこの場所で出せるのはこいつだけにゃ。ひとには無理にゃ。
国崩しの体が全部見えるようににゃったにゃ。体を流れる水が砂漠に染み込んで赤いサソリ達が離れていくにゃ。
にゃあ、こいつらに羽がにゃくてよかったにゃ。
国崩しはにゃー達をこのボードに乗せたまま移動を開始したにゃ。見事の作戦にゃ!サソリに襲われず、しかもにゃー達は歩かなくていいから楽ちんにゃ。
地面から離れているせいか、暑くもにゃいにゃ。骨食いに囲まれているから他の猛獣もこにゃいし安全だにゃ。
メルも興奮気味だにゃ、身を乗り出して下や周りを見ているにゃ。落ちたら危ないにゃ、セイーリアが注意してたにゃ。
アイは吐いてたにゃ。情けない男だにゃ。
砂漠地帯を超えて、地面に岩石が混じってき始めたにゃ。
骨食いも諦めて砂漠に帰っていったにゃ。
しめしめにゃ。
久しぶりの地面だにゃ。快適な旅もここまでかにゃ?どうせにゃらこのまま王国まで運んでくれてもよかったのににゃ。
にゃあ!国崩しが倒れたにゃ!
「にゃ?壊れたかにゃ?どこにゃ!?回復するにゃ!
聞いたが首を左右に振るだけだったにゃ。
考えればずっと魔法を使いにゃがら一人でこの人数を運んだにゃ、疲れて当然にゃ。こいつも完全無敵っていうわけではにゃいんだにゃ。そのことに初めて気づいたにゃ。
「ん、くにーがんばった」
メルが国崩しをねぎらってるにゃ、頭撫でてあげてるにゃ。にゃーも撫でてもらいたいにゃ。でも撫でてもらうにゃら出来れば首がいいにゃ。
「くにー?」
「くにくずし、だからくにー」
「にゃはは、くにーだって。よかったにゃ?」
久しぶりに念話が接続されたにゃ、喜びの感情にゃ。きっとメルに伝えてほしいんだにゃ、可愛いやつにゃ。
「うれしいって」
「ん」
「俺にはお前がずいぶんとお人よしに見えてきたよ」
ひとではないにゃ。
「基本的には人間に味方するようプログラムされてるのかしら?」
セイーリアの言う通りに思うにゃ。こいつがいたおかげで砂漠越えも半分の日程で攻略にゃ。寝ずに黙々と歩いていられるのは便利だにゃ。
「そう、だな。自分も、少なくとも今は敵視すべきではないと思う。だがグランフォールに着いた後に何をするかを見定めないと、判断は出来ない」
「アル、わからずや」
本当にゃ。こんだけ世話になってるのに酷いやつにゃ。
「でも今はいい奴にゃ。にゃーたちにゃんか放っておけば今頃サソリのお腹に納まってたからにゃー」
「水の件もな。世話になりっぱなしだ」
ゴートも同意見のようだにゃ。その後は国崩しが立ち上がるまで休憩することになったにゃ。結局夜ににゃり野営の準備を始めたにゃ。見張りはアイが勝って出たにゃ。そりゃそうにゃ、アイは砂漠に入ってから役立たずにも程があるにゃ。
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