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第六章 波打ち際のゴーレム
第六十話 ゴーレムとハエトリグサ
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考えていても仕方ないな。体に登って来られるのも面倒だ。このまま歩いてコボルトの里の様子を見ることにしよう。
足元のコボルトを蹴散らし赤い足跡をを作りながら、オレは下流へと足を向ける。
「これは酷い・・・」
「こんなに増えていたなんて」
「我々が定期的に討伐隊を出していたのに、3年滞っただけでここまでコボルトは増殖できるのか」
コボルトの里はとてつもなく広かった。
いや、これはむしろ里というより国といった方がいいだろうか。
そこら中の地面に穴があり、そこからコボルトが忙しそうに出たり入ったりを繰り返している。この辺り一帯すべてがコボルトの巣だ。
「コボルトは地面を掘って住居を作ります!いま逃げ込んだコボルトたちは皆フォビア化してない連中でしょう」
つまり今、外にいてオレに物を投げ込んでるコボルトがフォビアコボルトか。
フォビア化してなくてもこの数は脅威だ。
「表に出ているコボルトはほんの一部です、土中に掘った巣の中にもっと大量のコボルトが隠れているはずです」
まじか。流石に地面の中までは乗り込めないぞ。
オレでかくはなれるけど小さくはなれないからな。
かといってコボルトは臆病な性格らしい。オレがここで出てくるまで待ってても別の場所に穴を開けて逃げるだろう。
フォビア化してないコボルトはこのまま襲い掛かってくるからいいとして・・・てかそれも面倒臭いな。
そもそもフォビア化してようがしてまいが、村の方にまで来れなくするのがいいのでは?
海に近い地点の川は渡れないだろうから、さっきみたいな上流側に・・・亀じゃないけど魔物を放っておくとか。
・・・召喚魔法、使えないのよね。
くそー。光魔法と闇魔法と召喚魔法と、いかにもな魔法が全滅なのが悔しいぜ。
だからこの匙加減を教えろよ。
うっとうしくなってきたので取りあえず障壁の魔法を張りました。
障壁をカンカン殴ってきている。
少し考えよう。
「森守様!ここはいったん退くべきかと」
ジュードか。考えがあるのか?
「これだけの数を倒すとなれば、我々も相当の覚悟がいります。村の者達に警告を行い、最悪村を放棄して新たな土地を探さなければならないでしょう」
逃げの一手かい。
「隊頭!それは・・・」
「先祖からの土地を捨てるつもりですか!?」
「我とて本位ではない。だが現実問題としてこいつらをどうする?あの亀のような化け物が上流に陣取っていてくれたから村側に来てなかっただけなのだろう。あそこまで数が増えているのであれば、このあたり一帯の食い物はもうあいつらに食いつくされている可能性が高い」
「だから村の近くにまでコボルトが・・・」
「おそらくな。フォビア化したのも危険だとわかっている食べ物を食べなければ死んでしまうかもしれないと思ったからかもしれん。あいつらは鼻が効く、本来であれば病に侵された食料なんぞに手は出さないだろう?」
「そうかもしれませんが」
「こうなっていてはどうにもならん。フォビア化さえしてなければ罠なども有効かもしれんが、凶暴化している連中は逃げてもくれないからな。あれだけの数のコボルトの足を永久に足止めさせる罠なんぞ実現不可能だ」
罠に警戒さえすれば、上流に近寄らないのは確定するんだ?でも警戒しないコボルトは腐るほどいるわけで。
罠といってもフォビアコボルトを永遠に駆逐できるような罠なんて・・・・罠なんて・・・。あ、あれ使えるんじゃね?
オレは歩いて上流側、コボルトでも泳いで渡れるような川の地点の森の木々を足でどかして軽い広間を作る。
さらに土の魔法で地面を競り上げて、そこを通らないと上流に行きにくい環境をつくった。
空いた地面に、魔法の袋から球根を取り出すと一つちぎって地面に投げ込む。
『グモモモモモモモモモ・・・・・・・・』
おお、予想以上の速さで成長したぞ。
そこには5mほどの高さのハエトリグサが1本生えた。こちらにその葉というか歯というか顔を向けてガチンガチン言っている。
さっそくフォビアコボルトがそのハエトリグサに襲い掛かってくれる。
当然コボルトは勝てずハエトリグサの餌に。
コボルトはまだ来ている。ハエトリグサは嬉しそうに体を震わせると、根元からまた顔を増やした。巨大ハエトリグサが増える。
ゴートが言ってた通り、ものすごい速度で成長すると数を増やしていった。
処理するとか言ってたくせに専門家が逃げたあとだったから処理できずに袋に入れっぱなしだったのが幸いしたね!
念のためこいつがいる地点を何か所か作っておこう。
こいつ自体は歩いたり飛んだりできない植物だから近寄らないようにさせれば天然の防壁となり罠となるはず。
「これはすごい!森守様はこのような恐ろしい生き物まで使役していたのですね!」
使役してないっす。近づくとオレも食われるっす。
「しかし、すごい圧迫感だ。あたしたちも食われそうですね」
実際近寄ると食われると思うので近寄らないでね。
「このような生き物がいるなんて・・・」
オレも初めて見たときは驚いたさ、というか今もちょっとびっくりしてる。確かに人間程度なら何人集まっても勝てやしないだろうな。あれを焼く尽くせる火力を捻りだすのは至難の業だろうし。ゴートとかアイならいけるか?
手持ちの球根を全部使って、コボルトの巣の周りから上流側に向かう場所に何本か生やしておくことにする。
どいつもこいつも嬉しそうに成長すると、近寄って来たフォビアコボルトを捕まえては美味しく頂いていました。
すべてが終わると、オレ達は村に戻って来た。
流石に疲労感がある。巨大化魔法はかなりの魔力を消費するらしい。
やっぱMP的なものがあるんだね。
足元のコボルトを蹴散らし赤い足跡をを作りながら、オレは下流へと足を向ける。
「これは酷い・・・」
「こんなに増えていたなんて」
「我々が定期的に討伐隊を出していたのに、3年滞っただけでここまでコボルトは増殖できるのか」
コボルトの里はとてつもなく広かった。
いや、これはむしろ里というより国といった方がいいだろうか。
そこら中の地面に穴があり、そこからコボルトが忙しそうに出たり入ったりを繰り返している。この辺り一帯すべてがコボルトの巣だ。
「コボルトは地面を掘って住居を作ります!いま逃げ込んだコボルトたちは皆フォビア化してない連中でしょう」
つまり今、外にいてオレに物を投げ込んでるコボルトがフォビアコボルトか。
フォビア化してなくてもこの数は脅威だ。
「表に出ているコボルトはほんの一部です、土中に掘った巣の中にもっと大量のコボルトが隠れているはずです」
まじか。流石に地面の中までは乗り込めないぞ。
オレでかくはなれるけど小さくはなれないからな。
かといってコボルトは臆病な性格らしい。オレがここで出てくるまで待ってても別の場所に穴を開けて逃げるだろう。
フォビア化してないコボルトはこのまま襲い掛かってくるからいいとして・・・てかそれも面倒臭いな。
そもそもフォビア化してようがしてまいが、村の方にまで来れなくするのがいいのでは?
海に近い地点の川は渡れないだろうから、さっきみたいな上流側に・・・亀じゃないけど魔物を放っておくとか。
・・・召喚魔法、使えないのよね。
くそー。光魔法と闇魔法と召喚魔法と、いかにもな魔法が全滅なのが悔しいぜ。
だからこの匙加減を教えろよ。
うっとうしくなってきたので取りあえず障壁の魔法を張りました。
障壁をカンカン殴ってきている。
少し考えよう。
「森守様!ここはいったん退くべきかと」
ジュードか。考えがあるのか?
「これだけの数を倒すとなれば、我々も相当の覚悟がいります。村の者達に警告を行い、最悪村を放棄して新たな土地を探さなければならないでしょう」
逃げの一手かい。
「隊頭!それは・・・」
「先祖からの土地を捨てるつもりですか!?」
「我とて本位ではない。だが現実問題としてこいつらをどうする?あの亀のような化け物が上流に陣取っていてくれたから村側に来てなかっただけなのだろう。あそこまで数が増えているのであれば、このあたり一帯の食い物はもうあいつらに食いつくされている可能性が高い」
「だから村の近くにまでコボルトが・・・」
「おそらくな。フォビア化したのも危険だとわかっている食べ物を食べなければ死んでしまうかもしれないと思ったからかもしれん。あいつらは鼻が効く、本来であれば病に侵された食料なんぞに手は出さないだろう?」
「そうかもしれませんが」
「こうなっていてはどうにもならん。フォビア化さえしてなければ罠なども有効かもしれんが、凶暴化している連中は逃げてもくれないからな。あれだけの数のコボルトの足を永久に足止めさせる罠なんぞ実現不可能だ」
罠に警戒さえすれば、上流に近寄らないのは確定するんだ?でも警戒しないコボルトは腐るほどいるわけで。
罠といってもフォビアコボルトを永遠に駆逐できるような罠なんて・・・・罠なんて・・・。あ、あれ使えるんじゃね?
オレは歩いて上流側、コボルトでも泳いで渡れるような川の地点の森の木々を足でどかして軽い広間を作る。
さらに土の魔法で地面を競り上げて、そこを通らないと上流に行きにくい環境をつくった。
空いた地面に、魔法の袋から球根を取り出すと一つちぎって地面に投げ込む。
『グモモモモモモモモモ・・・・・・・・』
おお、予想以上の速さで成長したぞ。
そこには5mほどの高さのハエトリグサが1本生えた。こちらにその葉というか歯というか顔を向けてガチンガチン言っている。
さっそくフォビアコボルトがそのハエトリグサに襲い掛かってくれる。
当然コボルトは勝てずハエトリグサの餌に。
コボルトはまだ来ている。ハエトリグサは嬉しそうに体を震わせると、根元からまた顔を増やした。巨大ハエトリグサが増える。
ゴートが言ってた通り、ものすごい速度で成長すると数を増やしていった。
処理するとか言ってたくせに専門家が逃げたあとだったから処理できずに袋に入れっぱなしだったのが幸いしたね!
念のためこいつがいる地点を何か所か作っておこう。
こいつ自体は歩いたり飛んだりできない植物だから近寄らないようにさせれば天然の防壁となり罠となるはず。
「これはすごい!森守様はこのような恐ろしい生き物まで使役していたのですね!」
使役してないっす。近づくとオレも食われるっす。
「しかし、すごい圧迫感だ。あたしたちも食われそうですね」
実際近寄ると食われると思うので近寄らないでね。
「このような生き物がいるなんて・・・」
オレも初めて見たときは驚いたさ、というか今もちょっとびっくりしてる。確かに人間程度なら何人集まっても勝てやしないだろうな。あれを焼く尽くせる火力を捻りだすのは至難の業だろうし。ゴートとかアイならいけるか?
手持ちの球根を全部使って、コボルトの巣の周りから上流側に向かう場所に何本か生やしておくことにする。
どいつもこいつも嬉しそうに成長すると、近寄って来たフォビアコボルトを捕まえては美味しく頂いていました。
すべてが終わると、オレ達は村に戻って来た。
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