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第六章 波打ち際のゴーレム
第六十一話 森守と呼ばれたゴーレム
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オレは長老に勧められて今は温泉に来ている。
川を挟んだ村側にフォビアコボルトはいるだろうから、他の連中には使わせないつもりらしい。貸し切り状態だ!
ひゃっほーい!風呂だ風呂だ!
『ジャポーン!』
わあ、汚染された湖に入った時と全然感触かわんね。
そうだよね、温度とか感じないもの。湯気で周りが見えにくいだけだよね。
オレは気分だけでも味わおうと、お湯につかることにした。
ああ、体が結構汚くなってる。こすれば落ちるかな?
「森守さま。お背中をお流しいたしますわん」
わんとな!?
どなた!?
「失礼いたします」
そこにいたのは一衣纏わず、茶色い布切れで前だけ隠した女性が3人。
フォーーーーーウ!ここはどこの楽園だい!?
「森守さま。我らの村をお救い頂き本当に有難うございました」
「森守様はお食事も取らずお休みも取られないと聞きました」
「ですから、あたしたちのせめてものお礼として。お体を磨きにはせ参じましたわん」
おおおおおおおっぱ、おっといかん。いかんぞ。いかんて!
一昨日布団をかけてくれた二人とシェーンがはだ、はだ!裸でご奉仕しに来てくれました!いやっほーい。
おっと、いかんいかん。動揺してはいかん。オレはゴーレムオレはゴーレムオレゴーレム・・・・・ムフ。
シェーンさん『ワン』て言いました?そんなワン子属性だったんですか!?
「シェーン、幼言葉が出ていますよ?」
「いいじゃないですか姉さん。森守さまにはあたしの嘘偽りのない形で接したいんですわん」
「まあまあお話はそこまでにして、森守様を綺麗にいたしましょう。特別に石鹸も用意したんですよ?」
裸の3人娘がオレの前後に来ると、おもむろに前を隠していた布を外して石鹸を泡立ててオレの体を洗い出してくれた。
ままま・・・前と後ろからどどどど同時にですか。
どっちを見つめればいいんだい!?
どっちもかい!?
目が!否!頭が回る!物理的に!
くそう!息子が無いんだ!や、良かったのか!?
でも鼻がなくてよかった。あったら今頃温泉が赤く染まっていたはずだ。
シェーンは本当にバランスの良く、引き締まった体。出るところはしっかり出てて、引っ込んでいるところはしっかりと引っ込んでいる。綺麗な形をしていて見惚れてしまうほどだ。
シェーンが姉さんと呼んでいた人は、シェーンの血縁者だろう。シェーンと同じ金色の髪を持ち顔立ちも似ていた。比較するとシェーンと比べるとおっとりとした表情。シェーンより小柄だが胸が大きく、立ち振る舞いもしんなりと柔らかい。
人間の女性は透き通った白い肌に、程よく実った胸。一番年上に見える。長く伸びた髪の毛が肌に張り付いていてどこを見ても妖艶な気配を感じる。
「森守さま、腕をお上げになってくださいわん」
こうですか?
「やんっ、森守さまエッチですわん」
形はむにゅむにゅ変わるんですね!!
何故だ!何故オレには感触が伝わらない!
涙腺があれば赤い血を流していただろう!
いや!オレの心は泣いている!真っ赤な血を流している!
「森守様はこんなに黒々として、とても硬くって・・・本当に逞しいお方なんですね」
うひょーい!
「それにあんなにも大きくなられることも出来るなんて、間近で見ていたのに信じられないわん」
やめてくれ!昇天してしまう!異世界に来て良かった!
ああ、オレ今生きてるよ。
「いいわね。私も森守様のご活躍を見たかったわ」
「コボルトも撃退してくれたそうですね?シェーンが言うにはもうこちら側に来ることは出来ないだろうって」
「今ごろ狩猟隊のメンバーが山狩りを行っているところですね。こちら側に渡っていたフォビアコボルトを各個撃破して数を目減らしさせるつもりらしいです」
「じゃあ明日には漁が再開されるかもしれないわん!」
「シェーン、尻尾を振らないの。みっともないわよ?」
「わふん・・・」
「シェーンは可愛いわね」
激しく同意いたします!ごちそうさまです!
最初は世間話に花を咲かせてくれていた3人でしたが、だんだんと無言でオレの体を洗っていくようになりました。
オレの体、でかいからね。ご苦労をおかけいたしました。眼福眼福。
煌びやかに太陽の光を反射させるオレの肌!肌じゃねえ!装甲!
うわー!ピッカピカや!
翌日の朝、日の光を浴びるとオレの体が発光しているように見えた。
昨日磨いてもらったおかげだ!うーん、土塊だと思ってたけど金属っぽい光り方だ。もしかしてオレって金属製?
「おお、森守様。見事な輝き、神々しいですな」
村の人々がオレに手を合わせて拝んでくる。
やめなさい!子供が真似するでしょ!
遅かったです。子供が真似してます。
「昨晩のうちに、周辺の安全の確認を行うことが出来ました。フォビアコボルトは数がおりましたが、徒党を組まずに個別で歩いているような連中は問題ないですからな」
そうか、念のため村の外に出たら探知で周辺を調べることにしておこうか。
「今日から漁を再開させまする。森守様に頂いたブラッディーオックスのみではなく子供達には魚も食わせてやりたいですからな」
それはいいことですね。
「護衛を付ける事にはなりますが、山菜取りや木の実などの収穫も再開させる予定です。これで村全体が以前の形に戻れるはずです。病に伏せていた者達も皆回復しております。なんと感謝をすればいいのやら」
長老の一言一言にオレは何度も相槌を打って答える。
他の村の衆たちからも感謝の言葉を何度も頂いた。
村の女の子達が花で冠を作ってくれた。
オレの頭大きいけど、ちゃんと収まったよ。やべ、すっげえ嬉しい。
「して、森守様。これからはどうなさるおつもりですか?」
そうだな、どうしようか。空が少し陰って来ている。
風も出てきたようだ。
オレは体を動かして空を見上げようとした。
オレの体は宙を舞っていた。
川を挟んだ村側にフォビアコボルトはいるだろうから、他の連中には使わせないつもりらしい。貸し切り状態だ!
ひゃっほーい!風呂だ風呂だ!
『ジャポーン!』
わあ、汚染された湖に入った時と全然感触かわんね。
そうだよね、温度とか感じないもの。湯気で周りが見えにくいだけだよね。
オレは気分だけでも味わおうと、お湯につかることにした。
ああ、体が結構汚くなってる。こすれば落ちるかな?
「森守さま。お背中をお流しいたしますわん」
わんとな!?
どなた!?
「失礼いたします」
そこにいたのは一衣纏わず、茶色い布切れで前だけ隠した女性が3人。
フォーーーーーウ!ここはどこの楽園だい!?
「森守さま。我らの村をお救い頂き本当に有難うございました」
「森守様はお食事も取らずお休みも取られないと聞きました」
「ですから、あたしたちのせめてものお礼として。お体を磨きにはせ参じましたわん」
おおおおおおおっぱ、おっといかん。いかんぞ。いかんて!
一昨日布団をかけてくれた二人とシェーンがはだ、はだ!裸でご奉仕しに来てくれました!いやっほーい。
おっと、いかんいかん。動揺してはいかん。オレはゴーレムオレはゴーレムオレゴーレム・・・・・ムフ。
シェーンさん『ワン』て言いました?そんなワン子属性だったんですか!?
「シェーン、幼言葉が出ていますよ?」
「いいじゃないですか姉さん。森守さまにはあたしの嘘偽りのない形で接したいんですわん」
「まあまあお話はそこまでにして、森守様を綺麗にいたしましょう。特別に石鹸も用意したんですよ?」
裸の3人娘がオレの前後に来ると、おもむろに前を隠していた布を外して石鹸を泡立ててオレの体を洗い出してくれた。
ままま・・・前と後ろからどどどど同時にですか。
どっちを見つめればいいんだい!?
どっちもかい!?
目が!否!頭が回る!物理的に!
くそう!息子が無いんだ!や、良かったのか!?
でも鼻がなくてよかった。あったら今頃温泉が赤く染まっていたはずだ。
シェーンは本当にバランスの良く、引き締まった体。出るところはしっかり出てて、引っ込んでいるところはしっかりと引っ込んでいる。綺麗な形をしていて見惚れてしまうほどだ。
シェーンが姉さんと呼んでいた人は、シェーンの血縁者だろう。シェーンと同じ金色の髪を持ち顔立ちも似ていた。比較するとシェーンと比べるとおっとりとした表情。シェーンより小柄だが胸が大きく、立ち振る舞いもしんなりと柔らかい。
人間の女性は透き通った白い肌に、程よく実った胸。一番年上に見える。長く伸びた髪の毛が肌に張り付いていてどこを見ても妖艶な気配を感じる。
「森守さま、腕をお上げになってくださいわん」
こうですか?
「やんっ、森守さまエッチですわん」
形はむにゅむにゅ変わるんですね!!
何故だ!何故オレには感触が伝わらない!
涙腺があれば赤い血を流していただろう!
いや!オレの心は泣いている!真っ赤な血を流している!
「森守様はこんなに黒々として、とても硬くって・・・本当に逞しいお方なんですね」
うひょーい!
「それにあんなにも大きくなられることも出来るなんて、間近で見ていたのに信じられないわん」
やめてくれ!昇天してしまう!異世界に来て良かった!
ああ、オレ今生きてるよ。
「いいわね。私も森守様のご活躍を見たかったわ」
「コボルトも撃退してくれたそうですね?シェーンが言うにはもうこちら側に来ることは出来ないだろうって」
「今ごろ狩猟隊のメンバーが山狩りを行っているところですね。こちら側に渡っていたフォビアコボルトを各個撃破して数を目減らしさせるつもりらしいです」
「じゃあ明日には漁が再開されるかもしれないわん!」
「シェーン、尻尾を振らないの。みっともないわよ?」
「わふん・・・」
「シェーンは可愛いわね」
激しく同意いたします!ごちそうさまです!
最初は世間話に花を咲かせてくれていた3人でしたが、だんだんと無言でオレの体を洗っていくようになりました。
オレの体、でかいからね。ご苦労をおかけいたしました。眼福眼福。
煌びやかに太陽の光を反射させるオレの肌!肌じゃねえ!装甲!
うわー!ピッカピカや!
翌日の朝、日の光を浴びるとオレの体が発光しているように見えた。
昨日磨いてもらったおかげだ!うーん、土塊だと思ってたけど金属っぽい光り方だ。もしかしてオレって金属製?
「おお、森守様。見事な輝き、神々しいですな」
村の人々がオレに手を合わせて拝んでくる。
やめなさい!子供が真似するでしょ!
遅かったです。子供が真似してます。
「昨晩のうちに、周辺の安全の確認を行うことが出来ました。フォビアコボルトは数がおりましたが、徒党を組まずに個別で歩いているような連中は問題ないですからな」
そうか、念のため村の外に出たら探知で周辺を調べることにしておこうか。
「今日から漁を再開させまする。森守様に頂いたブラッディーオックスのみではなく子供達には魚も食わせてやりたいですからな」
それはいいことですね。
「護衛を付ける事にはなりますが、山菜取りや木の実などの収穫も再開させる予定です。これで村全体が以前の形に戻れるはずです。病に伏せていた者達も皆回復しております。なんと感謝をすればいいのやら」
長老の一言一言にオレは何度も相槌を打って答える。
他の村の衆たちからも感謝の言葉を何度も頂いた。
村の女の子達が花で冠を作ってくれた。
オレの頭大きいけど、ちゃんと収まったよ。やべ、すっげえ嬉しい。
「して、森守様。これからはどうなさるおつもりですか?」
そうだな、どうしようか。空が少し陰って来ている。
風も出てきたようだ。
オレは体を動かして空を見上げようとした。
オレの体は宙を舞っていた。
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