2 / 7
二話
しおりを挟む
◇ ◇ ◇
その日の夜。私は部屋で一人、泣いていた。蒼羽は優しいから、私が泣きだしたら「好きになれるように頑張るから」って言い出すだろう。
情で好きになってほしくなかった。これは私の譲れないプライド。わかってたけど、やっぱり振られると悲しいな。明日から、どんなテンションで話しかければいいの? それとも諦めるにはまだ早い?
死ぬまでに今よりももっと蒼羽に私のことを好きになってほしい。異性として意識しなくていい。今よりほんの少し、幼なじみとして世界一大事だって思ってくれるだけでいい。私って強欲? そんなことないよね。誰だって一度は思うこと。好きな人に振り向いてほしいって。
「所詮アオバにとって、お前は幼なじみ以上の価値はないってことだ。振られたことだし、オレ様と付き合え!」
「なっ……」
忘れたくても忘れられない声がすると思って後ろを振り向いたら、そこには昨日の夜夢の中に出てきた死神がいた。頬を引っ張ると痛い。夢なら覚めてほしいと願うも、これは現実だ。なんて悪夢だろう。
「どこから私たちの会話を聞いてたの?」
「ずっと隣で見ていた。お前が死ぬまで側を離れるつもりはない」
「そんな……」
こんなの、疫病神じゃないか。
「本当は一日中行動を共にしたいところだが、昼間は死神の仕事があるからな。寂しい思いをさせるかもしれないが我慢してくれよ」
「……」
どこから、こんな自信が湧いてくるんだろう。いつ私が寂しいと言ったの?
「私、諦めたつもりはないから」
「は?」
「一度、蒼羽に振られたくらいで諦めるほど、軽い恋はしてない。これは本気も本気。どうせ死ぬ日が決まっているなら、最後まで足掻いてみせる」
「ふん」
私の覚悟が気に食わなかったのか、鼻で笑われた。一目惚れした相手が違う人を想って行動するのなら尚更、不快でたまらないだろう。それとも喧嘩を売っているつもりなのか。
死神は『本気の恋とやらを見せてみろ』と言わんばかりに上から目線の言葉を言い放って、どこかへと飛び立っていった。
このまま現れないほうが私の恋路の邪魔もされないのだが、きっと明日も死神は私の前に訪れるに違いない。これは女の勘ってやつだ。明日からも蒼羽と話そう。
振られたからって、下を俯くのは駄目だ。タイムリミットまで猶予はある。だったら、それまで私に出来ることをしよう。こんなことで諦めるなんて私らしくない。『よしっ!』と頬を叩き、気合いを入れ直した私はそのままベッドへとダイブし、夢の中へと意識を手放した。
◇ ◇ ◇
ジリジリと蝉の鳴き声が聞こえる。クーラーをガンガン効かせたはずなのに、蒸し暑い。私はパジャマをパタパタし、涼しい風を少しでも取り込もうとしていた。
「夏休み、か……」
気付けば期末テストが終わり、夏休みに入って数日が経った。私は夏の暑さにやられながら目を覚ました。あれから、蒼羽とは幼なじみの関係を続けていた。学校では普段通り教室まで向かい、昼食は毎日一緒に食べた。
何気ない日常の中に入り込んでくる闇は二つ。それは刻一刻と迫り来る私の寿命。最近では、息切れや上手く言葉が出ない日があった。
私は一体どんな死に方をするんだろう? それを考えるだけで『死』というワードが頭から離れない。そして、もう一つの闇は……。
「おい雨音。菓子がなくなった! これと同じもんはもうないのか?」
「次にスーパーに寄ることがあったら買ってくるから」
「頼んだ」
「……」
私の生活は死神に侵食されつつある。ちなみに死神はアイルという名前らしい。出会った頃はアイルを家に上げるつもりはなかった。けれど、気分が変わってタイムリミットを縮められたり、突然殺されたりしたら嫌だという考えが浮かび、やむなくアイルを部屋に置くことにした。
どうせ私にしか見えないのだから、置いておく分には何も問題はないだろう。ただ、やたら私のプライベートに口出ししてくる。本音を言えば、今すぐにでもやめてほしい。
ピーピーとスマホから音がなった。電話がかかってきたので名前を確認すると、そこには『蒼羽』とあって、私はすかさず電話に出た。
「も、もしもし、蒼羽?」
「雨音。今日空いてる? 良かったらこれからプールでも行かね?」
「行きたい。蒼羽とプールっ!」
浮かれてるのが声でバレてしまっただろうか。好きな人と夏休みに会えるだけで十分嬉しい。しかも夏の思い出も一緒に作れるなんて、今なら翼がなくても空が飛べそうな気がする。
「どうせ幼なじみとして都合いいんだろ? なんだ? ビキニでも着て誘惑でもするのか?」
「うるさい」
私にしか聞こえない声、というのも厄介なものだ。
「雨音?」
「なんでもないの。気にしないで」
「そうか? なら、準備が出来たら俺の家に来てくれるか?」
「うん、わかった」
そういって電話の通話が切れたと同時にスマホをアイルめがけて投げつけた。
「うぉっ! 危ねぇな」
「アイルのせいで、蒼羽に変な子だと思われたじゃない!」
「アオバにその程度で嫌われるなら、やっぱ幼なじみからレベルアップするのは当分難しいなぁ~」
「余計なお世話」
「んで、どんな水着着るんだ?」
「アイルに見せるつもりはないから」
私は気持ち悪いほどの笑みを浮かべているアイルを横目にプールに持っていく荷物をバックにつめこんでいた。
「減るもんでもないし、いいだろ。それにほら。オレ様はお前のことが好きなんだし。好きな人の水着を見たいのはお前もわかるだろ?」
「はいはい。それよりいいの? 死神のお仕事」
昼間は死神に依頼があるとかで日中はいないことが多い。自分の寿命を奪った相手に遅刻しないように促すのは私もどうかしている。でも多少の優しさを見せないと、アイルの気が変わるかもだし。
死神なんて嘘をついてなんぼの生き物なんだから……。私はアイルを心の底から信用したつもりはない。お互いの利害が一致したから、今は一時的に私の部屋を貸してるだけ。
「あっ、いっけね! オレ様が帰って来たら見せろよ~」
「だから見せるつもりはないって」
翼をバタバタさせて、仕事場へと向かうアイル。心なしか嬉しそうだ。そんなに私の水着が見たかったのか。好きな人の水着が見たいのかどうか。それだけはアイルの意見に同意せざえるおえないのが、微妙にイラつくのは何故だろう。
その日の夜。私は部屋で一人、泣いていた。蒼羽は優しいから、私が泣きだしたら「好きになれるように頑張るから」って言い出すだろう。
情で好きになってほしくなかった。これは私の譲れないプライド。わかってたけど、やっぱり振られると悲しいな。明日から、どんなテンションで話しかければいいの? それとも諦めるにはまだ早い?
死ぬまでに今よりももっと蒼羽に私のことを好きになってほしい。異性として意識しなくていい。今よりほんの少し、幼なじみとして世界一大事だって思ってくれるだけでいい。私って強欲? そんなことないよね。誰だって一度は思うこと。好きな人に振り向いてほしいって。
「所詮アオバにとって、お前は幼なじみ以上の価値はないってことだ。振られたことだし、オレ様と付き合え!」
「なっ……」
忘れたくても忘れられない声がすると思って後ろを振り向いたら、そこには昨日の夜夢の中に出てきた死神がいた。頬を引っ張ると痛い。夢なら覚めてほしいと願うも、これは現実だ。なんて悪夢だろう。
「どこから私たちの会話を聞いてたの?」
「ずっと隣で見ていた。お前が死ぬまで側を離れるつもりはない」
「そんな……」
こんなの、疫病神じゃないか。
「本当は一日中行動を共にしたいところだが、昼間は死神の仕事があるからな。寂しい思いをさせるかもしれないが我慢してくれよ」
「……」
どこから、こんな自信が湧いてくるんだろう。いつ私が寂しいと言ったの?
「私、諦めたつもりはないから」
「は?」
「一度、蒼羽に振られたくらいで諦めるほど、軽い恋はしてない。これは本気も本気。どうせ死ぬ日が決まっているなら、最後まで足掻いてみせる」
「ふん」
私の覚悟が気に食わなかったのか、鼻で笑われた。一目惚れした相手が違う人を想って行動するのなら尚更、不快でたまらないだろう。それとも喧嘩を売っているつもりなのか。
死神は『本気の恋とやらを見せてみろ』と言わんばかりに上から目線の言葉を言い放って、どこかへと飛び立っていった。
このまま現れないほうが私の恋路の邪魔もされないのだが、きっと明日も死神は私の前に訪れるに違いない。これは女の勘ってやつだ。明日からも蒼羽と話そう。
振られたからって、下を俯くのは駄目だ。タイムリミットまで猶予はある。だったら、それまで私に出来ることをしよう。こんなことで諦めるなんて私らしくない。『よしっ!』と頬を叩き、気合いを入れ直した私はそのままベッドへとダイブし、夢の中へと意識を手放した。
◇ ◇ ◇
ジリジリと蝉の鳴き声が聞こえる。クーラーをガンガン効かせたはずなのに、蒸し暑い。私はパジャマをパタパタし、涼しい風を少しでも取り込もうとしていた。
「夏休み、か……」
気付けば期末テストが終わり、夏休みに入って数日が経った。私は夏の暑さにやられながら目を覚ました。あれから、蒼羽とは幼なじみの関係を続けていた。学校では普段通り教室まで向かい、昼食は毎日一緒に食べた。
何気ない日常の中に入り込んでくる闇は二つ。それは刻一刻と迫り来る私の寿命。最近では、息切れや上手く言葉が出ない日があった。
私は一体どんな死に方をするんだろう? それを考えるだけで『死』というワードが頭から離れない。そして、もう一つの闇は……。
「おい雨音。菓子がなくなった! これと同じもんはもうないのか?」
「次にスーパーに寄ることがあったら買ってくるから」
「頼んだ」
「……」
私の生活は死神に侵食されつつある。ちなみに死神はアイルという名前らしい。出会った頃はアイルを家に上げるつもりはなかった。けれど、気分が変わってタイムリミットを縮められたり、突然殺されたりしたら嫌だという考えが浮かび、やむなくアイルを部屋に置くことにした。
どうせ私にしか見えないのだから、置いておく分には何も問題はないだろう。ただ、やたら私のプライベートに口出ししてくる。本音を言えば、今すぐにでもやめてほしい。
ピーピーとスマホから音がなった。電話がかかってきたので名前を確認すると、そこには『蒼羽』とあって、私はすかさず電話に出た。
「も、もしもし、蒼羽?」
「雨音。今日空いてる? 良かったらこれからプールでも行かね?」
「行きたい。蒼羽とプールっ!」
浮かれてるのが声でバレてしまっただろうか。好きな人と夏休みに会えるだけで十分嬉しい。しかも夏の思い出も一緒に作れるなんて、今なら翼がなくても空が飛べそうな気がする。
「どうせ幼なじみとして都合いいんだろ? なんだ? ビキニでも着て誘惑でもするのか?」
「うるさい」
私にしか聞こえない声、というのも厄介なものだ。
「雨音?」
「なんでもないの。気にしないで」
「そうか? なら、準備が出来たら俺の家に来てくれるか?」
「うん、わかった」
そういって電話の通話が切れたと同時にスマホをアイルめがけて投げつけた。
「うぉっ! 危ねぇな」
「アイルのせいで、蒼羽に変な子だと思われたじゃない!」
「アオバにその程度で嫌われるなら、やっぱ幼なじみからレベルアップするのは当分難しいなぁ~」
「余計なお世話」
「んで、どんな水着着るんだ?」
「アイルに見せるつもりはないから」
私は気持ち悪いほどの笑みを浮かべているアイルを横目にプールに持っていく荷物をバックにつめこんでいた。
「減るもんでもないし、いいだろ。それにほら。オレ様はお前のことが好きなんだし。好きな人の水着を見たいのはお前もわかるだろ?」
「はいはい。それよりいいの? 死神のお仕事」
昼間は死神に依頼があるとかで日中はいないことが多い。自分の寿命を奪った相手に遅刻しないように促すのは私もどうかしている。でも多少の優しさを見せないと、アイルの気が変わるかもだし。
死神なんて嘘をついてなんぼの生き物なんだから……。私はアイルを心の底から信用したつもりはない。お互いの利害が一致したから、今は一時的に私の部屋を貸してるだけ。
「あっ、いっけね! オレ様が帰って来たら見せろよ~」
「だから見せるつもりはないって」
翼をバタバタさせて、仕事場へと向かうアイル。心なしか嬉しそうだ。そんなに私の水着が見たかったのか。好きな人の水着が見たいのかどうか。それだけはアイルの意見に同意せざえるおえないのが、微妙にイラつくのは何故だろう。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
12年目の恋物語
真矢すみれ
恋愛
生まれつき心臓の悪い少女陽菜(はるな)と、12年間同じクラス、隣の家に住む幼なじみの男の子叶太(かなた)は学校公認カップルと呼ばれるほどに仲が良く、同じ時間を過ごしていた。
だけど、陽菜はある日、叶太が自分の身体に責任を感じて、ずっと一緒にいてくれるのだと知り、叶太から離れることを決意をする。
すれ違う想い。陽菜を好きな先輩の出現。二人を見守り、何とか想いが通じるようにと奔走する友人たち。
2人が結ばれるまでの物語。
第一部「12年目の恋物語」完結
第二部「13年目のやさしい願い」完結
第三部「14年目の永遠の誓い」←順次公開中
※ベリーズカフェと小説家になろうにも公開しています。
結婚相手は、初恋相手~一途な恋の手ほどき~
馬村 はくあ
ライト文芸
「久しぶりだね、ちとせちゃん」
入社した会社の社長に
息子と結婚するように言われて
「ま、なぶくん……」
指示された家で出迎えてくれたのは
ずっとずっと好きだった初恋相手だった。
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
ちょっぴり照れ屋な新人保険師
鈴野 ちとせ -Chitose Suzuno-
×
俺様なイケメン副社長
遊佐 学 -Manabu Yusa-
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
「これからよろくね、ちとせ」
ずっと人生を諦めてたちとせにとって
これは好きな人と幸せになれる
大大大チャンス到来!
「結婚したい人ができたら、いつでも離婚してあげるから」
この先には幸せな未来しかないと思っていたのに。
「感謝してるよ、ちとせのおかげで俺の将来も安泰だ」
自分の立場しか考えてなくて
いつだってそこに愛はないんだと
覚悟して臨んだ結婚生活
「お前の頭にあいつがいるのが、ムカつく」
「あいつと仲良くするのはやめろ」
「違わねぇんだよ。俺のことだけ見てろよ」
好きじゃないって言うくせに
いつだって、強引で、惑わせてくる。
「かわいい、ちとせ」
溺れる日はすぐそこかもしれない
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
俺様なイケメン副社長と
そんな彼がずっとすきなウブな女の子
愛が本物になる日は……
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
『 ゆりかご 』
設楽理沙
ライト文芸
- - - - - 非公開予定でしたがもうしばらく公開します。- - - -
◉2025.7.2~……本文を少し見直ししています。
" 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始
の加筆修正有版になります。
2022.7.30 再掲載
・・・・・・・・・・・
夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・
その後で私に残されたものは・・。
――――
「静かな夜のあとに」― 大人の再生を描く愛の物語
『静寂の夜を越えて、彼女はもう一度、愛を信じた――』
過去の痛み(不倫・別離)を“夜”として象徴し、
そのあとに芽吹く新しい愛を暗示。
[大人の再生と静かな愛]
“嵐のような過去を静かに受け入れて、その先にある光を見つめる”
読後に“しっとりとした再生”を感じていただければ――――。
――――
・・・・・・・・・・
芹 あさみ 36歳 専業主婦 娘: ゆみ 中学2年生 13才
芹 裕輔 39歳 会社経営 息子: 拓哉 小学2年生 8才
早乙女京平 28歳 会社員
(家庭の事情があり、ホストクラブでアルバイト)
浅野エリカ 35歳 看護師
浅野マイケル 40歳 会社員
❧イラストはAI生成画像自作
【完結】年収三百万円台のアラサー社畜と総資産三億円以上の仮想通貨「億り人」JKが湾岸タワーマンションで同棲したら
瀬々良木 清
ライト文芸
主人公・宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。
タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。
しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。
剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心はまだ未完成な女子高生である理瀬と、日に日に心が枯れてゆくと感じるアラサー社畜剛が織りなす、ちぐはぐなラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる