召喚勇者と関西弁エルフ

えびまる

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本編

☆蜜欲の牢室5

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「お前はちゃんと俺を助けてくれたよ」
「……ほんと?」
「あぁ、ただ照れくさくて情けねぇだけだ。触手にあ、あんなことされて……」

 ゴウシュは触手の感触を思い出したのか、ぎゅっとシャンにしがみつく力が強くなった。

「かわいかったよ?ゴウシュ。ただ、ぼく以外がゴウシュにあんな事するのはやだった」

 シャンは少し身を離しじっとゴウシュを見つめる。
 ゴウシュもシャンを見つめ返すが、その瞳の中に嘘はなかった。

「正気かよ、こんなガタイのいい男があ、あんな声出して」
「……かわいいけど?」

 カリッ♡

「……んぁっ?!♡」
「ほら、かわいい♡おっぱいすきなんだね?」

 不意にシャンの指が油断していたゴウシュの、触手に弄られてぷくっと赤く腫れている乳首を引っ掻いた。

「シャンッ?!」
「ふわふわのおっぱいも、真っ赤でぷくぷくの乳首も、それで気持ちよくなっちゃうゴウシュもぜーんぶかわいいよ?♡」

 片方は乳首をカリッ♡カリッ♡と掻き、もう片方の手は胸をすくい上げるように揉んでいる。

「は、ぁッん♡シャ、ん~ッ…!♡」
「いっぱい媚薬掛けられてしんどいよね…?いっぱい気持ちよくなろ??ゴウシュ、大好きだよ♡」

 んちゅ♡ちゅっ♡ちゅ……っ♡

 せっかく初めてキスをしたと言うのに、感動に浸る間も無くゴウシュの身体は熱を思い出す。
 シャンの胸を苛める手は止まらない所か、両手も、口内をまさぐってくる舌でさえ、ゴウシュの反応を見ながら少しずつ調節している気がする。
 やはり魔道具技師は器用なのだろうか、と頭の片隅で思った。

「んぐっ♡く、ふぅ……ッん♡♡ん"ぅ"、ぅ"♡」

 口を塞がれているのにも関わらず、喉の奥から声が漏れるのを我慢出来ない。
 ぷはっとシャンが口を離したころには、もうゴウシュの目はとろんと蕩けていた。

「ゴウシュ、ほんとに可愛い……ねぇ、食べてもいい?ゴウシュのこと、もっとかわいくしてもいい?」
「んぁ、はっ……♡ほ、ほんとに抱くのかよ、俺はお前よりガタイもよくて……っ、フィーネとかジルクみたいに綺麗なわけでもっ……!?」

 ぺちっ!

 シャンは両手で優しくゴウシュの両頬をぺちっと叩いたあと包み込んだ。

「もう!まだそんなこと言うの?ぼくはゴウシュがかわいくて、だいすきだってずっと言ってるよ?」
「……そっ、それは」
「ゴウシュもさっきの部屋でぼくのこと好きって言ってくれた!」
「う、す、好きだけど……」
「ならぼくたちはらぶらぶってことだよね?」
「ぃ、あ、ま、まぁ……?」

 わざとなのかどうなのか、シャンはゴウシュでも分かるように、だが逃げ道を塞ぐように簡潔に順序だてて言い聞かせていく。

「ゴウシュはぼくのこと『そういう意味』で好きなんじゃなかった?」
「い、や……そ、そういう意味だけど」
「ん。ならぼくのこと抱きたい?あ、体の大きさは無しにしてね!」
「……っ、ぁ」

 ゴウシュの顔はこれ以上ないほど赤くなり、目がうるみ、視線も泳いでいる。

 (……こういうところ、ほんとにかわいいのに)

 シャンはゴウシュのことを真剣にかわいいと思っている。ただ、ゴウシュの職業や今までの周りからの扱い、そしてゴウシュの今までの恋愛遍歴(は、しらないけど想像する限り)からして、自分がそっち側に回るなんて少しも想像していなかったのであろう事もわかっている。
 
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