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6(sideあーくん)
しおりを挟む今日も風呂上がりにソファーで寛いでいたところ、風呂から上がってきたばかりのひなからキスされている。
「んっ、ふぅっ♡あーくん……♡」
「ふふ、とろとろだね♡ひな」
「らって、きもちいから……でもきゅうけー」
そういってひなは俺の首筋に、ちゅっちゅとキスをしながら息を整えていた。
これはもう、次の段階に進んでもいいんじゃないかと決心し、すっと人差し指で上から下に背中をなぞってみる。金曜日だし、二人とも風呂上がりだし、とてもいいんじゃないか。
「んっ」
反応は悪くない。嫌がる素振りもないので、そのまま背中や腰を優しく撫ぜた。
「……んっ、はぁ、ぁ♡」
キスでとろとろになった後なので、少しの刺激でも感じるらしく、吐息に少しの喘ぎ声が混ざり出していた。
「……あ、くんっ♡♡」
「……やだ?」
「ううんっ……きもちい、ぁ、あ♡」
「ひな、ベッドいこっか」
ひなは「ぁ……♡」吐息の混じった小さな声を出した後こくりと頷いてくれたのだった。
俺の部屋のベッドに二人で並んで座ると、ひなの頬に左手を添えキスをした。
始めはちゅっちゅと唇を合わせていたけれど、ひなの下唇を甘噛みすると、1度口を離しそのままベッドに押し倒した。
「ひな、好きだよ。俺に全部頂戴?」
「はぁっ、おれも、あーくん大好き♡俺はもう全部あーくんのだから、あーくんの好きにしていいんだよ?」
「……ひなぁ♡」
「だからあーくんも、全部俺のだよ♡」
「当たり前すぎる♡ひなっ、ひなぁ♡」
再び軽くキスをして、そのまま唇で首筋をなぞる。
モデルの仕事の予定を確認してなかったので、見える範囲に吸い付くのは我慢して、鎖骨に軽く歯を立てた。
お互いどうしようもなく興奮していて、はぁはぁと荒い息遣いだけが口から漏れている。
ひなの真っ白な胸に映える、少し硬くなっている乳首にちゅっとキスをしてから、舌でペロリと舐める。
舌先を尖らせ、ちろちろと先を刺激したり、全部を湿らす様にべろりと舐めてみたり。
反対側も同じ様に湿らせた後、指で段々と硬さを増していく乳首を摘んでみた。
「あっ♡やぁ……♡なんでっ?」
「んっ、ひな、きもちい?♡」
「きもちぃ、あっ、きもちぃよぉ♡俺、女の子じゃないのにっ……」
「大丈夫、男も気持ちよくなるらしいから。変じゃないよ」
「ひっ……!でもっ、おれ、こんなっ♡こんな事今までなかったのにぃ……!」
「うれしい♡もっと気持ちよくなって♡」
乳首で気持ちよくなる事が出来れば、後ろでも気持ちよくなれると聞いたことがある。ひなは大丈夫そうで安心だ。
左の乳首を軽く歯で挟み、先端を舌でちろちろとするのがお気に入りみたいだった。
右は胸筋ごと下から寄せるように持ち上げてみたり、全体を揉むと、程よい筋肉が付いているひなの胸に俺の指が沈むのがたまらなくいやらしく感じた。弾力も気持ちが良くて、揉みながら親指と人差し指で乳首をくりくりといじる。
「アッ、ぁ!ん~っ♡♡」
ひなは、胸をアピールするように仰け反って、目をうるうるさせながら感じ入っていた。
しばらくすると、腰がびくつかせながら
「あーくん、ち、ちんこっ、ちんこもさわってぇ♡おねがっ、切ないよぉ!」
と愚図り出したので、れろぉ♡と腹筋とかわいいおへそも舐めつつ、ひなにお似合いの赤くて綺麗なちんこをそのままパクリと咥えた。
「ひっっ……!!あーくん!!!」
口を窄めてから、先走りで濡れそぼっていたけど、更に唾液をまぶすように全体的に舌で舐める。
「あぁ!あっ♡しゅご♡しゅごいよぉ、ぁあ♡」
「んっ、ふぅ♡」
「あ♡ん~っ、あ、あ…♡やら、じゅぼじゅぼ、はぁっ、ぁ、あ!いっちゃ、いっちゃうっ…!♡」
じゅぼじゅぼ音を立てて上下に扱くと、やだやだと言いながらひなの腰がヘコヘコと動いていた。
その動きに、仄暗い喜びでゾクゾクする。
(あー、ひなの腰ヘコヘコしてる♡もう誰かと子作りする為にすることはない、俺に気持ちいい♡って教えてくれる為だけの射精の動き♡♡♡)
パンパンになっている玉を揉み、口の動きを強めると、俺の頭を掴み海老反りになりながらイった。
「ぁ、あ!あ!ん~っっ!!!♡♡♡」
「んっ、ん♡ふぅ……♡ひな、上手にイケたね♡」
「はっ、はっ♡あーくん、ごめんね?口に出しちゃった……」
「ふふっ♡美味しかったよ♡ご馳走様♡」
「え!ダメだよあーくん!!お腹壊しちゃう!」
「大丈夫大丈夫♡ひーなっ♡」
「んむ、っふ♡ん、んん♡」
再びキスをすると、ひなの眉間にシワが寄った。
まあ、自分の出したものを味わうのは流石のひなでも嫌だったみたいだった。
「まずい……」
「俺はひなのだってだけで何でも美味しいけど……」
「……あーくん、俺バカすぎるよ」
「そ?ひなが可愛くて可愛くて仕方なくて大好きで大好きで仕方ないって事がひなバカならそうかもね♡」
「もぉ……ばか……♡」
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