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【プロローグ】~というかプロット~
僕の学校のマドンナ・・・誰もが憧れる生徒会長の堂島玲奈先輩。
成績常にトップクラスで、モデルさんみたいに美しいルックス、校則通りにきちんど編んだ長い黒髪!
そしてちょっとキツめだけど、凛々しくてハキハキとした物言い。
・・・・学校の全男子の憧れを一身に集めている「女神様」
生徒会の◯学年の代表で書記をしている僕は、玉砕覚悟で玲奈先輩に「告白」をした。
・・・奇跡か天変地異の前触れか、それとも玲奈先輩の単なる気まぐれが・・・なんと先輩の返事は「OK」だった!
「私・・・「ドS」なんだけとなぁ・・・それでもいいの?拓海?」
・・・僕はその時、その言葉は先輩一流のジョークだと思っていた。
ちょっぴりキツい性格で、生徒会長としてもバリバリと辣腕を振るっている玲奈先輩のあだ名は「女王様」なのだ。
「私・・ドSなんだけどなぁ」・・・・そんなことは僕にとってどうでもいい!
玲奈先輩に憧れ、恋焦がれ・・・勇気を振り絞って告白した僕が「NO」などと言うはずがないのだ!
「・・・はっ!はいっ!全然いいです!僕、玲奈先輩が・・・好きです!付き合ってくださいっ!」
「・・・じゃあ、いいよ!拓海・・・でも、今私が言ったこと・・・忘れないでねっ♥」
そうして、学校のマドンナであり女王様である玲奈先輩と、冴えない僕の不釣り合いな交際が始まった。
何度かありふれたデートを重ね、有頂天になる僕。
でも、立場は「先輩と後輩」「生徒会長とただの書記」のまま・・・デートの主導権は全て玲奈先輩が握っている。
駅前の巨大ショッピングモール内の、可愛い小物を扱う雑貨屋さんや、先輩のお気に入りのエスニック雑貨店をブラブラと巡るときも、僕は先輩の荷物持ち・・・下僕そのものだ。
それでも、僕は先輩の側にいて・・・お話が出来て、先輩の美しい顔を見るだけで最高だった!
何度か先輩のお家にもオジャマして、「僕も玲奈先輩にカレシとして認められたのかなぁ?」・・・・などと自惚れていたある日のこと。
夕日にオレンジ色に輝くベンチに腰を掛けて二人でカフェラテを飲む、ちょっといい雰囲気の玲奈先輩と僕・・・そんなドキドキするシチュエーションの中で、先輩の口から飛び出した耳を疑う一言!
「私・・・拓海とセッ〇スしてもいいよ・・・拓海は・・・私とシタい?」
心臓が口から飛び出そうなほどの衝撃!
「・・・はっ?・・・な、なんですかっ?」
「・・・・私とセッ〇スしたいかって聞いているのよっ!・・・アンタ、人の話聞いてないのっ?」
もう慣れっこになってしまった先輩からのキッツい叱責!
「・・・セセセセ・・セッ、セッ〇ス・・・ですかっ?」
「・・・シタくないならベツにいいけど・・・」
アタマの中がCMOSクリアされたように、一瞬真っ白になった僕だったが、ほとんど条件射的に慌てて答える。
「はっ、はははははいっ!・・・シタいっ!シタイですっ!」
「そうっ・・・じゃあ今度の土曜日、私のウチに来る?親は仕事で遅いから家には誰もいないし・・・」
晴天の霹靂!・・・これは夢か幻か!
憧れの玲奈先輩からの大胆なモーション!学校のマドンナ、憧れの玲奈先輩で迎える童貞喪失!頭の中で妄想が暴走する。
約束の土曜日・・・・僕は、ソワソワとしながら先輩の家にオジャマしたのだった・・・・。
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