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第3話 4
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「醤油王子」
侮蔑の言葉を聞いた瞬間、アルベルトの頭の中がカッと熱くなった。
怒り、裏切り、落胆、自己嫌悪。
様々な感情があふれ、じっと見つめる澄んだ緑の瞳の無邪気さに、どこまでも深く暗い谷底に突き落とされた。
初めて見かけた日、それは彼の七歳の誕生祭だった。
溌剌として利発、エリアスはそんな印象だった。
活発な子供にしては物分かりがいい様子で大人達と挨拶を交わし、だが宴では無邪気に姉達とふざけながら楽しそうに食事をしていた。
家族の愛、自由にふるまう環境、王族やその血族特有の明るい金髪や明るい色の瞳、自分にないものを全て持っている少年を羨み、妬ましく思うが、同時に好ましくも感じた。
だからこそ、この美しく愛らしい少年を貶めたい感情に抗えなかった。
(お前もか! お前も俺を貶めるのか)
そう思ったら、我慢ができなかった。
そもそも、アルベルトが命を狙われるようになったのは、初めての外交であるグラナート家の誕生祭参加が原因なのだ。
グラナート家から王都に戻り、便利な生活様式や新しい食事について王に報告をした。
今までも、東の島国からの帰国の際には報告書を提出している。
報告書の書類作成については褒められていたが、内容について目を引くことはできず、評価を得るまでには至らなかった。
だが、グラナート家の動向については注目度が高く、また、王都に戻ってきた招待客達からの噂が大きくなっていたため、皆がその真相を知りたがっていた。
年に一度の謁見会で王から褒められ、その際に国宝の一つである長剣を賜ることになった。
それが、王妃と王太子の怒りを買っていたのだが、その時のアルベルトには知る術がない。
属国である島国から来た側妃とその息子という扱いから、第三王子として取り立てられるようになった頃から、毒が盛られるようになった。
多少の毒は、物心がついた時から耐性をつけるべく飲食していたし、解毒の薬草も離宮の庭園で栽培している。
また、王国では雑草と思われている島国の薬草も庭中に生えているので、最悪その辺の草を毟って食べれば多少の毒は排出できる。
アルベルトは周囲に注目され、王子として認めてもらえたことに浮かれていた。
刺客に襲われることも度々あったため、母が信頼している護衛をつけてもらうことにした。
側妃の離宮の使用人は全て島国人で、母と共に王城入りをした者達だが、彼だけは王城より派遣された護衛騎士であった。
王国人であれば、虐げられている島国人よりも抑止力になるだろうとの、ハナの提案である。
だが、彼の護衛で城下に出た際に、盗賊と共謀して攻撃された。
王からの派遣であった騎士は、途中で密偵に入れ替わっていたのだ。
身体強化の魔術をいつでも発動できるよう秘密裏に訓練し、国宝の長剣にも増強魔術を付与していたことで、アルベルト一人でも何とか対等に戦うことができ、幸い軽い傷で済んだ。
様々な教訓を得て、今後の動きについて前向きに考えていたアルベルトであったが、対してハナは大きなトラウマを抱えてしまった。
「アルベルト、私のせいであなたを危険にさらしてしまった。どうかこれからは、何もしないで、じっと大人になるのを待つのです。絶対に目立ってはいけません。あなたは無能な子。そう、取るに足らない、皆に忘れ去られるくらい何もできない王子を装うのです」
泣きながらすがる母を無碍に扱うことはできなかった。
ひどい怪我で起き上がれない、ショックで記憶が混濁していると王に報告され、部屋に閉じ込められて数カ月が経った。
部屋から出ることを許された後も彼女はアルベルトにべったりで、風呂の前まで付いてくる始末。
島国への特別派遣も、今回は見送ることになった。
島国に常駐し、管理者になることを目標に生きてきたアルベルトだが、今の王族達の枷からは逃れられそうもない。
夢を叶えることはもうできないだろうと絶望した。
王城で飼い殺しになるだけならまだいい。
このままではいつか殺されてしまう。
そんな時、王と妃と息子達が集う、月に一度の晩餐会で、王の口から思わぬ命令が下った。
「注目されている北の要人、グラナート公の躍進は、現在目を見張るものがある。中央の公爵は王の後ろ盾、海側の公爵は商業と文化の中心、南の公爵は武と農耕だけでなく娯楽の発信地として敬意を払われているが、北は武力と土いじりばかりの田舎者と長年言われてきた」
それを聞いて、王妃のマクタリーナが意地の悪い笑みを浮かべた。
美しい顔立ちだが、つり上がった目やそれを強調する化粧、燃えるような赤毛を高く盛り上げた髪型全てが彼女の性格を表している。
「だが、先の第三王子からの報告にあったように、食や快適な生活の為の開発は知らぬ間に他の追随を許さぬほどに進んでいる」
マクタリーナにキッと睨まれたが、アルベルトは見ないふりをした。
「海側は王妃の実家であり、南には第二王女が降嫁している。中央は言わずもがな。北とのつながりは長らく遠のいておる。それでだ、これを機に北との縁談を進めることとする。我こそはグラナートの娘を娶るというものはおらんか? 誰でも良いのだぞ。王太子なら婚約者がおるから側妃にすればよい。第二王子は婚約者もおらんから魔術研究棟に呼び寄せても、婿入りしても良い。第三王子も同じく、どちらでも良い」
「父上、グラナートの娘はいけません! 当主と一緒に大剣を振り回し、返り血にまみれて魔獣討伐をしているとんでもないじゃじゃ馬なのですよ」
王太子のラファエルが大声を出すが、王のマクシミリアンは風のように聞き流す。
「ふむ、かの娘は既に小隊を持っているそうな。側妃と護衛を兼ねるなどなんと有用なことか」
「土臭い娘など、文字通り王城に泥を塗ることになります」
「父上、よろしいでしょうか」
そこに、第二王子のセバスティアンが割り入る。
「それは次女の話で、長女は大変美しく聡明で、母親に似て素晴らしい淑女だと聞いております。側妃にちょうど良いのではないでしょうか」
実の家族なのに、マクタリーナとラファエルが恐ろしい表情でセバスティアンを睨みつける。
「ふざけるな、長女のユリアこそ悪魔のような女だ。北領の貴族どもの横領を暴き、次々と粛清したという話を聞いていないのか!」
「そうですわ! 母親のバレンティーナは顔と体だけで男にすり寄る娼婦のような女。その娘達も同じく性悪な娘なのですわ。お前の婚姻相手は誰でも良いのだから、お前が娶ればいいのよ」
「私は魔術研究が忙しくて妻を娶る暇はありませんし、アルベルトも、東の島国の常駐派遣員にするつもりではないのですか?」
「研究が忙しいなど、言い訳でしょう!!」
王妃が金切り声を上げる。
グラナート公夫人に因縁でもあるのか、話題に上るといつも口汚く罵っている。
姉妹のことはよく覚えていないが、いかにも武人という風貌の大公と嫡男のことは印象に残っている。
式典前に奔走する姿や、挨拶したときの可愛らしい姿に好感を持ったことを思い出す。
あのような子供が育つ家庭であれば、大貴族であってもアルベルトが冷遇されることはないだろう。
だが、急にここでアルベルトが名乗り出たら、また何か嫌がらせをされるかもしれない。
それでも、このチャンスにすがりたい。
命がなければ夢も叶えられない。
令嬢には婚約だけでのらりくらりとかわし、成人後にはアルベルトの瑕疵として解消すればよい。
その時には心から望む相手と結ばれて欲しいし、アルベルトを選んでくれるなら一緒に島国に来てもらっても構わない。
「私でもよろしいのでしょうか。当主が許してくれるなら、婿入りを希望します」
「アルベルト、やめたほうがいい。あそこは人外生物の魔窟と言われているのだぞ」
セバスティアンの言葉に、ハナが息を飲み「そんな、だめよ!」と小さく叫ぶ。
マクタリーナとラファエルは興ざめした様子で、運ばれてきた茶を飲んでいる。
「では、この度の縁談はアルベルトの婿入りに決定する。今後の北との架け橋となるよう励むのだぞ」
ハナは青ざめ、セバスティアンは驚いた表情を隠せない。
マクタリーナとラファエルは、どうでも良さそうな顔をしていた。
「はい。心血を注ぎ、精進いたします」
すぐに訪問したいと無理を通し、翌日には快速馬車の手配をして北へと向かったのだ。
侮蔑の言葉を聞いた瞬間、アルベルトの頭の中がカッと熱くなった。
怒り、裏切り、落胆、自己嫌悪。
様々な感情があふれ、じっと見つめる澄んだ緑の瞳の無邪気さに、どこまでも深く暗い谷底に突き落とされた。
初めて見かけた日、それは彼の七歳の誕生祭だった。
溌剌として利発、エリアスはそんな印象だった。
活発な子供にしては物分かりがいい様子で大人達と挨拶を交わし、だが宴では無邪気に姉達とふざけながら楽しそうに食事をしていた。
家族の愛、自由にふるまう環境、王族やその血族特有の明るい金髪や明るい色の瞳、自分にないものを全て持っている少年を羨み、妬ましく思うが、同時に好ましくも感じた。
だからこそ、この美しく愛らしい少年を貶めたい感情に抗えなかった。
(お前もか! お前も俺を貶めるのか)
そう思ったら、我慢ができなかった。
そもそも、アルベルトが命を狙われるようになったのは、初めての外交であるグラナート家の誕生祭参加が原因なのだ。
グラナート家から王都に戻り、便利な生活様式や新しい食事について王に報告をした。
今までも、東の島国からの帰国の際には報告書を提出している。
報告書の書類作成については褒められていたが、内容について目を引くことはできず、評価を得るまでには至らなかった。
だが、グラナート家の動向については注目度が高く、また、王都に戻ってきた招待客達からの噂が大きくなっていたため、皆がその真相を知りたがっていた。
年に一度の謁見会で王から褒められ、その際に国宝の一つである長剣を賜ることになった。
それが、王妃と王太子の怒りを買っていたのだが、その時のアルベルトには知る術がない。
属国である島国から来た側妃とその息子という扱いから、第三王子として取り立てられるようになった頃から、毒が盛られるようになった。
多少の毒は、物心がついた時から耐性をつけるべく飲食していたし、解毒の薬草も離宮の庭園で栽培している。
また、王国では雑草と思われている島国の薬草も庭中に生えているので、最悪その辺の草を毟って食べれば多少の毒は排出できる。
アルベルトは周囲に注目され、王子として認めてもらえたことに浮かれていた。
刺客に襲われることも度々あったため、母が信頼している護衛をつけてもらうことにした。
側妃の離宮の使用人は全て島国人で、母と共に王城入りをした者達だが、彼だけは王城より派遣された護衛騎士であった。
王国人であれば、虐げられている島国人よりも抑止力になるだろうとの、ハナの提案である。
だが、彼の護衛で城下に出た際に、盗賊と共謀して攻撃された。
王からの派遣であった騎士は、途中で密偵に入れ替わっていたのだ。
身体強化の魔術をいつでも発動できるよう秘密裏に訓練し、国宝の長剣にも増強魔術を付与していたことで、アルベルト一人でも何とか対等に戦うことができ、幸い軽い傷で済んだ。
様々な教訓を得て、今後の動きについて前向きに考えていたアルベルトであったが、対してハナは大きなトラウマを抱えてしまった。
「アルベルト、私のせいであなたを危険にさらしてしまった。どうかこれからは、何もしないで、じっと大人になるのを待つのです。絶対に目立ってはいけません。あなたは無能な子。そう、取るに足らない、皆に忘れ去られるくらい何もできない王子を装うのです」
泣きながらすがる母を無碍に扱うことはできなかった。
ひどい怪我で起き上がれない、ショックで記憶が混濁していると王に報告され、部屋に閉じ込められて数カ月が経った。
部屋から出ることを許された後も彼女はアルベルトにべったりで、風呂の前まで付いてくる始末。
島国への特別派遣も、今回は見送ることになった。
島国に常駐し、管理者になることを目標に生きてきたアルベルトだが、今の王族達の枷からは逃れられそうもない。
夢を叶えることはもうできないだろうと絶望した。
王城で飼い殺しになるだけならまだいい。
このままではいつか殺されてしまう。
そんな時、王と妃と息子達が集う、月に一度の晩餐会で、王の口から思わぬ命令が下った。
「注目されている北の要人、グラナート公の躍進は、現在目を見張るものがある。中央の公爵は王の後ろ盾、海側の公爵は商業と文化の中心、南の公爵は武と農耕だけでなく娯楽の発信地として敬意を払われているが、北は武力と土いじりばかりの田舎者と長年言われてきた」
それを聞いて、王妃のマクタリーナが意地の悪い笑みを浮かべた。
美しい顔立ちだが、つり上がった目やそれを強調する化粧、燃えるような赤毛を高く盛り上げた髪型全てが彼女の性格を表している。
「だが、先の第三王子からの報告にあったように、食や快適な生活の為の開発は知らぬ間に他の追随を許さぬほどに進んでいる」
マクタリーナにキッと睨まれたが、アルベルトは見ないふりをした。
「海側は王妃の実家であり、南には第二王女が降嫁している。中央は言わずもがな。北とのつながりは長らく遠のいておる。それでだ、これを機に北との縁談を進めることとする。我こそはグラナートの娘を娶るというものはおらんか? 誰でも良いのだぞ。王太子なら婚約者がおるから側妃にすればよい。第二王子は婚約者もおらんから魔術研究棟に呼び寄せても、婿入りしても良い。第三王子も同じく、どちらでも良い」
「父上、グラナートの娘はいけません! 当主と一緒に大剣を振り回し、返り血にまみれて魔獣討伐をしているとんでもないじゃじゃ馬なのですよ」
王太子のラファエルが大声を出すが、王のマクシミリアンは風のように聞き流す。
「ふむ、かの娘は既に小隊を持っているそうな。側妃と護衛を兼ねるなどなんと有用なことか」
「土臭い娘など、文字通り王城に泥を塗ることになります」
「父上、よろしいでしょうか」
そこに、第二王子のセバスティアンが割り入る。
「それは次女の話で、長女は大変美しく聡明で、母親に似て素晴らしい淑女だと聞いております。側妃にちょうど良いのではないでしょうか」
実の家族なのに、マクタリーナとラファエルが恐ろしい表情でセバスティアンを睨みつける。
「ふざけるな、長女のユリアこそ悪魔のような女だ。北領の貴族どもの横領を暴き、次々と粛清したという話を聞いていないのか!」
「そうですわ! 母親のバレンティーナは顔と体だけで男にすり寄る娼婦のような女。その娘達も同じく性悪な娘なのですわ。お前の婚姻相手は誰でも良いのだから、お前が娶ればいいのよ」
「私は魔術研究が忙しくて妻を娶る暇はありませんし、アルベルトも、東の島国の常駐派遣員にするつもりではないのですか?」
「研究が忙しいなど、言い訳でしょう!!」
王妃が金切り声を上げる。
グラナート公夫人に因縁でもあるのか、話題に上るといつも口汚く罵っている。
姉妹のことはよく覚えていないが、いかにも武人という風貌の大公と嫡男のことは印象に残っている。
式典前に奔走する姿や、挨拶したときの可愛らしい姿に好感を持ったことを思い出す。
あのような子供が育つ家庭であれば、大貴族であってもアルベルトが冷遇されることはないだろう。
だが、急にここでアルベルトが名乗り出たら、また何か嫌がらせをされるかもしれない。
それでも、このチャンスにすがりたい。
命がなければ夢も叶えられない。
令嬢には婚約だけでのらりくらりとかわし、成人後にはアルベルトの瑕疵として解消すればよい。
その時には心から望む相手と結ばれて欲しいし、アルベルトを選んでくれるなら一緒に島国に来てもらっても構わない。
「私でもよろしいのでしょうか。当主が許してくれるなら、婿入りを希望します」
「アルベルト、やめたほうがいい。あそこは人外生物の魔窟と言われているのだぞ」
セバスティアンの言葉に、ハナが息を飲み「そんな、だめよ!」と小さく叫ぶ。
マクタリーナとラファエルは興ざめした様子で、運ばれてきた茶を飲んでいる。
「では、この度の縁談はアルベルトの婿入りに決定する。今後の北との架け橋となるよう励むのだぞ」
ハナは青ざめ、セバスティアンは驚いた表情を隠せない。
マクタリーナとラファエルは、どうでも良さそうな顔をしていた。
「はい。心血を注ぎ、精進いたします」
すぐに訪問したいと無理を通し、翌日には快速馬車の手配をして北へと向かったのだ。
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