ワンダリング・ワンダラーズ!!

ツキセ

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一章

お隣さん

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カノンとのんきな会話を続けながら、歩き続けることおよそ30分。
マップで見れば、まもなくお隣さんプレイヤーの拠点近く。
お隣さんが果たしてみずからの拠点内にいるかどうかはわからないが、

「警戒、されない、かな?」
「このゲームはPvP要素ないし、たぶん警戒されないとは思うけど」
「でも、やっぱり、知らない人、だし。迷惑じゃない、かな?」
素気すげ無くあしらわれたらベリー探し続行していい?」
「んっ、ふふっ。そうだ、ね。そうしよっ」

冗談交じりにそんなことを言いながら、マップ上に表示される青色の光点に近づいていく。
このあたりはまだ、カノンの拠点がある場所から一続きの樹林帯だ。
同じ町内に住むお隣さんと言っても過言ではない。
いや、遠いな……。最寄りのお隣さんが遠すぎる。
特に意識して仲良くなろうとしなければ、お隣さんとの関係は面識あり程度が関の山だろう。

やがてまばらな樹々の向こうにそれが見える。
直径3mほどの、上と下が少し潰れた白亜の球体。その下部からは六対の機械の足。
紛れもなく、プレイヤーの脱出ポッドだ。
あの足である程度起伏のある地形でも着陸できるようになっているのかな。

拠点の周囲に人影は見えない。
だが脱出ポッドは、内部にプレイヤーがいる場合は脱出ポッドの入り口付近のランプが緑色に点灯するという仕様がある。
そのためそれを見れば「ご在宅」かどうかは判別できる。
果たして――

「中にいる、みたい」
「よし。いっちょ声掛けてくる」
「あっ、あの、わたし、が?
 わたしが、言い出した、ことだし」
「そんなことはない。俺のお隣さんでもあるしな。
 んじゃ、俺がノックするから、カノンも傍にいてくれ」
「んっ、……わかった。ありがと、ぅ」

というわけでレッツお宅訪問。
第一声はなにがいいかな。

『こんにちは、あなたはテレポバグを信じますか?
 あなたも人柱になりませんか? 今なら脱法切符もお付けしますよ』

うん、隣人になりそうな人を敵に回すのはやめようね。
そもそも切符だけあっても電車がないんだわ。


*────


そうしてカノンともに、お隣さんプレイヤーの脱出ポッドの正面に立ち、隔壁をノックする。
ついでに威勢よく「こんにちはー」とご挨拶。
さて、鬼が出るか蛇が出るか、仏が出るか。

1秒、2秒、


――5秒。


反応なし、か。
まぁ、そういうプレイヤーもいるだろう。
残念だが――


  ――バタバタバタッ

「なんか、してる、っぽい、音?」
「もうちょい待ってみるか」


  ――カシュッ プシュー……

しばし待っていると、空気の抜けるような音とともに、脱出ポッドの前面に取り付けられたハッチがゆっくりと開く。
中から現れたのは、ポッドの内壁に手を掛けながらこちらを見る、気弱そうな一人の男。

「おっ、お待たせしました…… どちらさまでしょうか」

物腰やわらかな、見たところ――もちろんアバターの話だが――二十代後半くらいの造形の、細面の男性。
いい見方をすれば優しそうな、よくない見方をすればどこかなよっとした雰囲気。
装備は俺たちと同じ初期装備のままで、レザーベストが似合っている。
声はやや若い。

祝、第一村人発見!
どう見ても緊張している風なので、軽い雰囲気で話しかけてみる。
こういうときに、茶髪で浮ついた感じのフーガの風貌は便利だ。

「おっと、もしかしてなにか作業してる途中だった? だったら悪いな。
 はじめまして。
 俺たち、この近くに墜ちてきたプレイヤーなんだ。
 なもんで、お隣さんに挨拶しておこうかなと思って」
「あっ、のっ……。はじめ、まして」
「おお……なるほど、これはご丁寧に。こちらこそ、はじめまして。
 出るのが遅れて申し訳ありません、この世界の作法に不慣れなものでして」

どうやら要件を理解してくれたようで、男の受け答えがしゃんとしたものになる。
声に張りが戻った。恐らくこちらがいつもの立ち居振る舞いだろう。
この反応からして、たぶん大人、それも年上かな?

「いや、いいよ。というかたぶん、他のプレイヤーの拠点を訪ねる俺たちが特殊だ。
 あと、敬語も無理して使わなくていい。
 どっちが年上か分かったもんじゃないしな」
「いえ、これは職業病みたいなもので――
 でもせっかくですし、お言葉に甘えて少しだけ崩させて貰いますね」

俺たちの言葉に応じてくれる目の前の男。
対応はやわらかで、機転が利きそうな印象もある。

「崩してそれなのか?」
「いいんですいいんです、丁寧語はほとんど地ですから、敬語謙譲語だけ外しますね。
 それに、どうせこのゲームでも上下関係意識することになりそうですし……」

呟くように言ったそれは、俺たちに向けられた言葉ではないように思われた。
ほほう。

「なんだ、連れがいるのか?」
「あっ、いえ、申し訳――いえ、別に隠し立てする必要もないですか。
 実はわたし、知人に誘われてこのゲームをはじめまして」
「ほぅ、その知人もセドナここに?」
「はい。なんでも『ウチはここに決めたで!じぶんも合わしーや』とのことで。
 で、ここを選んだはいいものの、近い場所に着陸できるわけでもなし。
 まだせんぱ――知人とは合流できていないという感じです。
 おまけになにやら熱中しているとのことで、現実での返事も帰って来ず――
 まあ、慣れるまでは一人で頑張れ、ということかと」
「それは、なんというか、……いろいろ災難だったな」
「たいへん、そう」

なるほど、言われてみれば確かに。
フレンドと一緒の地形座標、たとえばセドナを選んで合わせても、直近に着陸できるとは限らないのか。
まずはフレンドと合流する必要があるわけだな。
で、先に確認した通り、このセドナは相当に広い。
ゲームに不慣れなプレイヤーが一人で出歩くのはなかなか不安も多いだろうし、彼もなかなか苦労することになりそうだ。

「そういうわけで、頼りない隣人で申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願い致します。
 わたくし、マキノと申します」

そう言って頭を下げられる。
いかんな、できた人だ。
その言葉遣いに仕事を思い出し、つい引きずられてしまいそうになる。
この世界では俺はフーガなので、あまりそちらに引かれるつもりはない。
砕けた口調を保つことを意識して、言葉を返す。

「丁寧にありがとう。俺はフーガだ。
 いちおう、このゲームの前作に当たる作品もやってたから、力になれることはあるかもしれない。
 困ったり、わからないことがあったら、ここから南東にある拠点に来てみてくれ。
 俺がいれば、できる範囲で力になれると思う」
「あっ、あの。わたし、かっ、カノン、です。
 わたしも、あの、同じ場所にいるので、そのっ。
 ……ぉ、よろしく、お願い、しますっ」
「フーガさんに、カノンさんですね。
 よろしくお願いします。
 あなた達のような丁寧な方と最初に逢えてよかった。
 わたしのような不慣れなものでも、この世界と付き合っていけそうです」

うーん、第一村人、ちょうていねい。
良き関係を築けそうな気配がある。
よい子のみんながご存知の通り、プレイヤーが皆これほどの良識人だというわけではない。
このゲームは年齢制限があるから最低保証値は高いけどね。
いや、ネットマナーに年齢はそこまで関係ないか。

「しかし、同じ場所にいる、ということは、二人で一つの拠点を使うこともできるのですね。
 わたしも知人と合流次第、そうしたほうがよいでしょうか」
「そうだな。マキノさんの場合は、拠点の移動、ということになるかな。
 この拠点、実はけっこう簡単に動かせるんだよ」

空間圧縮技術のちょっとした応用だ。
いや知らんけど、できるものはできる。
俺はマキノさんに、脱出ポッドのコンソールから行えるその方法について伝える。

「なるほど、至極ゲーム的な簡便さですね」
「そういうとこだけは気にしないのがこのゲームのコツかと」
「いえ、よく練られているのだな、と感心しただけですよ」

と、爽やかに笑う。
あれだな、この人は世界を正の方向に見られる人だな。
ゲームや漫画的な虚飾を楽しめる人、というか。
好ましいヒトだ。めっちゃ友達になりたい。

「カノン。マキノさんのフレンドさんの件、ちょっと手伝ってあげていい?
 これからすぐじゃなくて、今後時間があるときに、だけど」
「んっ、合流の?」
「そそ」
「いい、よ? わたしも、手伝って、あげたい」

カノンの同意を得て、俺はマキノさんに問いかける。

「あの、よければ俺たちの方でもその知人さんを探してみようか?
 俺たちは、今後も散策ついでに他のプレイヤーと出逢うことがあると思う。
 その時に、その人のことを聞いてみるよ」
「セドナ、広い、から。あんまり、期待しないで、ね?」
「おお、本当ですか!……いや、すいません、なにからなにまで。
 お返しもできず大変心苦し――」
「いえ、そういうのはやめましょう。
 ――俺はこのゲームが好きなんでね。
 マキノさんも、早く気兼ねなく楽しめるようになって欲しいだけっスよ」
「たすけ、あいが、重要、らしい? この世界ゲーム

思わず口をついて出た丁寧語を誤魔化すために、なんか口調がバグってしまった。
頑張れ俺。カノンも俺の言葉を誤魔化してくれているぞ。

「わかりました。相互扶助、助け合いの精神を心に刻んでおきますね。
 では、片手間で構いませんので、お願いしてもよろしいでしょうか。」
「ん、片手間に頼まれた。じゃあ、その知人さんの名前を伺ってもいいかな」

そう聞いた俺に、マキノさんは、なぜか苦笑を交えてこう答えた。

「はい。彼女は『りんねる』というプレイヤーネームを使っているとのことです。
 かなり西の訛りが強い喋りをするので、特徴的かと」

ふむふむ、「マキノ」さんのお知り合いの「りんねる」さんね。

りんねるさん。

西の訛り。

りんねる?

りんねる……


――――ぅ!?


*────


「りんねる」については、一度だけ名前を出したことがあるよな。
たしか分析装置について紹介したときだ。

まあ、アレだ。
『犬』の超有名人だよ。
そのとき言った通り、実際に逢った時に紹介しよう。

っていうかさらっと言ってたけどマキノさん、彼女って言ったよね?
え、あの人女性だったの!?
マジかよ。あの人の性別、全プレイヤーの永遠の謎だったのに。


*────


「聞き間違いじゃなければ、いま『りんねる』って言った?」
「ええ、彼女は前作もプレイしていたとのことですが……ご存知なのですか?
 このゲームはプレイヤー名の重複可とのことでしたので、
 もしかしたら別人かもしれませんが……」
「えっと、ちなみにそのりんねるさん、植物にむっちゃ詳しかったり」
「……ええ、彼女が隠しているわけではないようなのでお答えしますが、はい。
 彼女のですね」

どうやら同名の別人ということもなさそうだ。
ってか、分野て。やっぱりあの人、リアルでそういう職なのか。
そりゃ詳しいわけだ。

「うーん確定。りんねるだそれ」
「きょーじゅも、セドナに、来てる?」
「みたいだな。
 ――ああ、……ああ。なるほど。それでセドナに。ああ――」

思わず額を手で押さえる。いろいろと納得だ。
先ほどから見え隠れしていた線が、一本につながった感触がある。
マキノさんをこの地形座標――セドナに誘ったという人物。
その人がなぜこの場所を選んだのかと言えば、なんのことはない。
その人も俺たちと同じ、前作プレイヤーだったというわけだ。
恐らくはセドナという名前に惹かれたのだろう。

熱中していてリアルで連絡が付かない。
なるほど、探し人がりんねるなら道理だ。
しばらく植物調査にかかり切りだろう。
下手すると3日間くらい音信不通かもしれない。
餓死するまで調査し続けるような人だ。

そして、
「りんねる」からの「マキノ」か――

「もしかして、マキノさんも、りんねると同じ分野で研究してます?
 植物関係の畑で、ってことだけど」
「恥ずかしながら、それで飯を食べております。
 先ほど先輩と言いかけてしまったので、そこで分かりましたかね」
「いえ、りんねるの知人でマキノさんと聞いて、同じような方かと。
 だから、マキノさんもそっち系の方なのかなー、と」
「――っ」
?」

カノンは知らないか。俺が知ってるのもたまたまだしな。
かつてりんねる関係、というか植物分類学関係で、その実在の人物の名前を知る機会があった。
だから、植物学で、と言えば――
いや、マキノさんの中の人の苗字がマキノなだけかもしれんけど。

「……これは驚いた。まさか初対面でそこまで見抜かれるとは。
 流石に烏滸がましいので、できれば秘密にしておいていただけると嬉しいのですが――」
「いやすいません、ただのあてずっぽのあれです。
 たまたま知ってただけで、俺はそっちに詳しいわけではないので……」

針の穴でつつかれた風船も斯くやと言わんばかりに俺もしぼむ。
たまたま思いついたのを口走ったら当たってしまって、平謝りだ。

でも植物でマキノって言ったらたぶんあの人なんだよな。
「雑草という草はない」人。
昭和天皇縁(ゆかり)の偉人。
だが俺の知識はそこまで、ただの雑学知識どまりだ。
俺自身が植物学に明るいわけでは全くない。
マキノさんの風上どころか足元にも置けないだろう。

……あれだ、俺はトウヒすらわからん男だからな!
りんねる同様植物についての造詣深そうなマキノさんにそんなことを言ったら、信じられないものを見るような目をされそうだから言わないけど。

「えーと……、俺の専門、というか得意分野はたいあたり探索だ。
 植物について、面白いことがあったら教えてもらえると嬉しい」
「わ、わたしも、得意なの、たいあたり、ですっ。
 いろいろ、教えてもらえると、うれしい、です」
「こちらこそ。助け合いの精神で、今後とも宜しくお願いします」

マキノさんはそこで一つ、空気を切り替えて応じてくれる。
俺とカノンのよくわからないアピールも瀟洒に受け流した。
大人だなぁ。
俺も大人なんだけどなぁ。
なんだろうな、この差は。
落ち着き、だろうか?
俺は落ち着きがないのだろうか。
子どもかよ。

「では、あまりお引止めしてもよくないので、また――
 ああ、そういえば、このゲームにフレンドコールなどのシステムはありますか?」
「ん、あるよ。実際に会ったことのある人同士かつ拠点間限定なら今でも使える。
 だから、残念だけどりんねるさんとフレコするのはいまは無理だな」
「先輩は一旦放っておくことにします。
 なんだかんだ言って、わたしもこの世界について、いろいろと興味が尽きませんので。
 そちらではなく、わたしは――あなた方とフレンドになりたいのですが。
 ――いかがでしょうか?」

人との関係性の構築において、下手に謙らない。下手に敬わない。
こういうとこの言葉選びもまた大人だ。
素直に見習いたいと思える。
だから、直近で見習ってみる。

「奇遇だな。俺も、マキノさんとフレンドになりたいと思っていたところだ。
 カノンはどう思う?」
「あ、あの、……よろしくお願いしまぅ、すっ!」
「ふふっ、宜しくお願いします、フーガさん、カノンさん」
「せっかくだし、敬称取っ払ってみない? 無理にとは言わないけど」
「そっ……、れはちょっと、恥ずかしい、ですかね……。
 そもそも、フーガさんもこちらのことをさんづけしてるじゃないですか」
「あ、バレた?」
「んふっ、ふふっ」

微笑んだり、少し照れたり。
そんな感情を垣間見せてくれるマキノさんは、もうすっかり、俺たちの友人フレンドと言ってよいだろう。

「じゃ、そろそろ行こっか、カノン」
「ん、そうだね。じゃあ、マキノさん、また」
「ええ、また」

そう言って、わざわざ脱出ポッドの外で、俺たちを見送るマキノさん。
うん、良い出逢いだったな。
過去の見ず知らずの人との出逢いの中でも、五指に入れたいほどの出逢いだった。
ゲームの中、見も知らない他人だからこそ、一足飛びで構築できる関係もあるというものだ。

「良いひとだった、ね?」
「大人だったな。きっと年上だ」
「三十、くらい?」
「流石にそこまで当てに行くのは失礼だなぁ」

しかしあの人、あのりんねるの後輩なんだよなぁ。
……え? 
じゃあ、りんねる、あの人より年上なの?
そんなことがあっていいのか。
深く気にしないことにしよう、うん。

「よし、じゃあお隣さんへのご挨拶という副次目的も達成したし――
 そろそろ帰路につくとするか。
 今度は此処から東に向かってぐるっと南へ、だな」

ぐいっと伸びを一つ。
カノンとのんびり散策を楽しんでいたせいで、ここまで1時間弱は掛かってしまった。
こりゃ家に帰るころにはリアルでは日が変わるかもしれない。

この世界と現実の時差というか、日照感覚に馴れないとなぁ。
『犬』でも似たような体験をしたが、馴れるまでに数日かかりそうだ。

いつだったかフルダイブVRゲーム黎明期に、VRゲームが与える人間への悪影響云々という議論があった。
確かにやっかみをつけたくなる気持ちはわかるんだが、そのときはやっかみをつけた人がフルダイブゲームをやったことがなかったという肩透かしなオチが付いて雲散霧消したんだよな。
実際にやってる人は、古今東西のゲーマーがそうしていたように、その差異にもいずれ順応する。
ゲームと現実の区別がつかなくなる、なんていうのはゲームをやってない人しか言えない詭弁の代表例だろう。
なんとなくで正論らしきものを振りかざしても碌なことにはならないといういい反面教師だ。

「たぶん帰りも同じくらい時間掛かるだろうけど、カノン、眠くはない?」
「ん、ぜんぜん。だいじょうぶ」

頼もしいお返事。
じゃあはりきって、後半戦と行きますか。
と言っても、拠点いえに帰るだけだがな!
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