ワンダリング・ワンダラーズ!!

ツキセ

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一章

カオリマツを伐採しよう(2)

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 カオリマツの伐採作業中。
 カノンの斧使いと、そこに垣間見えた彼女のさがに少々動揺しまったが――さいわい怪我はないようだし、カノン自身も気を付けると言っている。
 今は……気にするまい。

 気を取り直して、伐採作業を続行する。
 とりあえず受け口を完成させてしまおう。

「カノン。どうする、替わる?」
「……もう一度、フーガくんのやり方、見てもいい?」
「参考になるかどうかはわからんが、いいぞ」

 カノンから石斧を受け取り、彼女には少々身体を休めてもらう。
 先ほどの挙動は、彼女の小柄な身体には負担が強かったことだろう。
 すじや腱を痛めていなければいいのだが。

「……あ、技能、出てる」
「伐採と握力強化かな?」
「うん。……あと、【斧術ふじゅつ】、も、出てる」
「……あの動きは戦闘術のそれっぽかったしな」

 【斧術】は、剣術や棒術といったのと同類の、「斧を使って敵と戦う」技能だ。
 単純に斧を使うのが上手くなるという側面もあるため、戦闘以外には役に立たないというわけではない。

 俺が【斧術】を取得できておらず、カノンが【斧術】を獲得できたあたり、【斧術】の取得条件には少し思うところがある。
 恐らくは、斧を打ち付けるときの意識の差。
 木に斧を叩きつけるという同じ動作であっても、俺とカノンの間には、なにか違う経験をもたらすような意識差があったのかもしれない。

 ……俺もやってみるか?
 この木を、資源としてではなく、倒すべき敵として斧を叩きつける――

(――やめとくか、なんか悪いし)

 このカオリマツは、これから家具に生まれ変わって貰う予定の大切な資源だ。
 なんとなく、乱暴にしたくはない気がする。
 この世界にアニマだか霊魂だかが存在するのかは知らんが、資材の段階から大切に扱えば、きっと道具になっても俺たちに応えてくれるはずだ。
 器物百年、木は大切にしよう。
 ……それは意味がちょっと違うか。


 *────


 技能スロットに、新規取得した【伐採】と【握力強化】をセット。
 残りは【夜目】【測量】【運搬】で埋める。

「よし、さっそく技能の効果の検証と行こうか」

 フルダイブではなかった前作では、作業がさくさく進むようになるという感覚こそあったが、実際に身体がどのような力を受けていて、どのようにうまくなるのかはまったくわからなかったからな。
 今作ではそのあたりも実感できるのではないかと期待している。

 カノンによって深く切り込まれた切り口は、深さ10cmには達しようかというほど。
 受け口としてうまく機能させるためには、切り口を広げつつ、あと5cmほど深く切り込んでおきたい。
 ……これ、慎重にやらないと意図せず倒しちゃうかもな。
 この花崗岩の石斧は想像以上に切れ味がいい。

「振るぞー」
「だいじょうぶー」

 では、引き続きの木こり作業と参ろう。

  ッコ――――ンっ
  ッコ――――ンっ
  ッコ――――ンっ……

「おっ、なるほど。……なるほどな?」

 【伐採】の取得前に行ってきた斧を打ち付ける動作の中には、なんとなく「これはうまくいったな」と確信できる振りがあった。
 狙った角度で、ヘッドが描く軌跡がぶれず、余計な力が加わらず、切り口に吸い込まれる様な動作が何回かあったのだ。
 【伐採】をつけている今、なんとなくだが、その会心の軌道に自然にような感覚がある。
 リピート機能というほど強制力は強くないが、会心のラインをなぞり易くなっている気がする。
 結果的に、木の幹の狙った場所を、狙った角度で叩きやすくなっている。

  ッコ――――ンッッ

 面白いな、これ。
 自分の身体が誰かに動かされている、という感覚は全然しない。
 むしろ俺自身の木こり技術がほんのりと上がっているような感覚だ。
 「思った通りにできる」と言い換えてもいいかもしれない。
 なるほど、キャラメイク時の機械音声が「よりうまく」行為できると言っていたのも納得だ。

  ――――ガッ

 試しにわざと狙いを切り口からずらしてみれば、ちゃんとずれたところを叩く。
 刃先の角度をずらして振ってみれば、ちゃんとずれたまま当たり、幹を荒く削るに留まる。
 幹を叩く寸前で止めようとしてみれば、ちゃんと止まってくれる。
 失敗しようとすれば、ちゃんと失敗できる。

  ッコ――――ンッ

 どういう原理か分からないが、非常に柔軟なアシストだ。
 これなら「意図しない動きに捻じ曲げられる」とか、「動作途中でキャンセルできなくなる」といったこともないだろう。
 フルダイブゲームになったことで、身体的な動作に対するアクションアシストがどのようにかかるのか、これまでいまいち実感がなかったが……なるほど、これは悪くない。
 『犬』の頃の謎の上達感も悪くはなかったが、それとはやはり違う。
 今作で習熟していった先の挙動が今から楽しみだ。

  ッコ――――ンッ
  ッコ――――ンッ
  ッコ――――ンッ

  ……


 *────


「……ふぅ。こんなもんかな?」

 木の幹の片側を、15cmほど横V字に抉ったところで止める。
 やや斜め下に向かって差し込むように開かれたこの切れ込みが、倒れるこの木をこの切れ込みの方に導いてくれるだろう。
 角度や深さなど、慎重に気にするべきなのはここまで。
 ここから先は比較的単純な作業だ。

「おっけー、下準備完了。……あとは楽だぞ。
 この切れ込みのちょい上あたりを、反対側から斧で叩くだけだ。
 倒れるまでやっていいから、力加減もそんなに必要ない」

 いやしかし、斧で受け口をつくるのはなかなか繊細な作業だった。
 現実ではとてもうまくできる気がしない。
 それを考えれば、原始林業的に無理やり抉り倒す方法も、繊細な技術が必要ないという点ではあながち悪くないのかもしれない。
 ……いや、あの方法、作業者の安全とかまったく考慮してないけど。
「いい加減倒れやがれ」って呪詛を吐きながら、ひたすら石で幹を殴ってるだけだしな、あれ。

「ん。……ここまで、30分くらい、掛かった?」
「ものすごいハイペースだぞ。この石斧、えげつない切れ味してる」

 なにせ刃の長さは8cm程度しかないのだ。
 余程効率的にたたきつけないと、幅40cmの幹を深さ15cm厚さ6cmほども切り込むことなどできはしないだろう。
 しかも、俺のような素人の刃筋でも刃こぼれ一つない。
 これは花崗岩がすごいのか製造装置がすごいのか、果たしてどっちだ。

「ということで……カノンもまたどう?
 痛めた筋やらが回復してたらだけど。
 伐採とか斧術も試してみてもいいんじゃないか」
「ん、やりたい。……やっても、いい?」
「もちろん。さっきの振り方が気に入ったなら、それでやってもいいぞ」

 カノンが自身の身体を軽視するのを俺が止める理由はない。
 動機はあっても、理由が……ない。

「ん。大丈夫。フーガくんの動き、見てたから」
「よし、じゃあ頼む。疲れたらまた交代しよう」

 再びまた脱出ポッドの方に戻り、技能の付け替えを終えたカノンに斧を手渡す。
 ……やはり、俺の方では【斧術】が取得されないようだな。
 技能によるアシストの仕方もそうだが、技能を取得するに足る「経験」というやつは、おもった以上に複雑な判定により成り立っているのかもしれない。
 脳波が云々とか、手足に動作を指示する電気信号が云々とか、そんな感じの。


 斧を受け取ったカノンは、作られた受け口の反対側へと向かい、姿勢を整える。
 先ほどのような全力全壊で打ち込む姿勢に比べると、今回は幾分まともなフォーム。

「じゃあ、振る、ね?」
「いいぞー」

  カコンッ

 カノンが振った斧が、受け口の反対側となる、カオリマツの幹に打ち付けられる。
 音はやや軽い。

「その高さでいいぞー。もうちょっと力入れても大丈夫だと思うぞー」
「んっ、ありがとっ、」

 そうして再びのスイング。

  ッコ――ン

「いい感じだ。その調子で無心で叩くのだー」
「んっ!!」

  ッコ――――ンっ

 おっ、いい音。
 たぶんこれで、カノンも「いい当たり方」の感触を掴んだことだろう。
 あとは伐採技能がうまいことやらせてくれるはずだ。

  ッコ――――ンっ

  ッコ―――ンっ

  ッコ――――ンっ

 夜の森に快音が響く。
 無心で木の幹を打つカノンと、それを見守る俺。
 ……いや、別にカノンに仕事を任せてサボってるわけじゃないから。
 これも必要な体験だから。

  ッコ――――ンっ ッコ――――ンっ

 コツを掴んだのか、幹を打つカノンのリズムが安定してくる。
 木の幹も、順調に抉れて行っている。
 切り口の形などを意識しているわけではないようで、その抉れ方は木の幹に細い長方形を差し込むような形になっているが……問題ない。
 倒す際の切り口は、それほど気にしなくていいのだ。
 大事なのは受け口の方。
 本当は倒す側にも「追い口」とかいうガイド線を入れておくと、より綺麗に倒れてくれるらしい。
 だが……やはり、のこぎりがないからな。
 今回はそのまま倒してしまってよいだろう。


 *────


 カノンの無心の斧振りを、無言で見守ること数分。
 作業は非常に順調そうに見える。

「――んっ!」

 時折漏れる、カノンの呼気。
 それを覆い隠すように、石斧が打ち付けられた幹から甲高い快音が響く。
 音のリズムは一定で、ひびく音には均整の美しさすらある。
 きっとやっているカノンも気持ちがいいことだろう。
 単純作業の楽しさってやつは、あらゆるゲームの基盤だ。

 だけど……そろそろ替わろうか。
 俺たちの手にはグローブが嵌まっているとはいえ、あんまり根詰めると手のひらを痛めそうだ。

「カノン、そろそろ替わるよ。いい感じだった」
「……まだ、ぜんぜん、大丈夫だよ?」
「あれだ、俺にもやらせてくれ」
「んっ、……わかった。じゃあ、交代するね」
「さんきゅー」

 ということで交代してもらう。
 カノンが作った切れ込みの深さは、既に7cmほど。かなり深くまで行っている。
 ちょっと切れ込みの厚みを調整するとして……うん、ほとんどこのままでいいな。
 だいたい20cmくらいまで切れ込みを入れれば、あとは蹴るなり斧で叩くなりして倒せるだろう。

「……カノン、ちょっと強めに叩いてみるから、うるさかったらすまん」
「んっ、いいよー」

 カノンに合図を送り、斧を構える。
 ここから先は、繊細な調整はほとんど必要ない。
 倒れるまで叩くだけ。無心の作業だ。いつかの地獄を思い出すな。
 だがいま俺の手に握られているのは、打製石器を括りつけられたなんちゃって石斧ではなく、製造装置が作り出した人類の技術の結晶。
 これならば、多少本気で振るっても壊れまい。
 行くぞ、カオリマツ。我が暮らしの贄となれ――


 *────


  ……

  ッカ――――――ンッ!!

  ッカ――――――ンッ!!

  ッカ――――――ンッ!!

  ッカ―――――― ミシッ……


「……みしっ?」
「あ、フーガくん、木、傾いてる、かも」
「えっ、まじで。逃げる逃げる」

 急いで木から離れれば、確かに木がやや傾いている。
 そして――

  バキッ バキキッ キィッ―――――― ズドォォォンッ

「あ、倒れた」
「……うむ、これにてみっしょんこんぷりーと、というやつだな」

 一抱えほどの広さのある、葉っぱを毟られたカオリマツの木が、脱出ポッドの傍らにいる俺たちから見て横方向に倒れる。
 ちゃんと受け口を作った方向に倒れてくれたな。よしよし。

「……わたしと替わってから、5分も経ってない、よね?」
「やっぱりこの斧、石斧の性能してないよな」

 切れ味がよすぎる。
 刃先の潰れたなまくらの鉄斧なんかよりは、間違いなく強度も切れ味も上だろう。

「あと【伐採】と【握力強化】の恩恵がすごいな。
 力を込めてもぶれないってのがここまで楽だとは思わなかった」

 なぜ作業は力任せにやってはいけないのか?
 それは当然、作業の精度が下がるからだ。
 力の流れを淀みなく走らせようと思うと、余計な力を抜かないといけない。
 あるいは集中して、ゆっくり静かにやらないといけない。
 だが、仮にその精度がある程度保証されているなら。
 力を込めても、それほど精度が落ちないのなら。
 思い切ってできる。思いっきりやっても、変なことになりにくい。
 より大きな力を流れの中に放り込める。
 人間が生み出せる力を、対象に無駄なく伝えることが可能になる。
 結果的に、本気を出しやすくなるのだ。

 カノンの最初のスイング。
 あれは【伐採】や【斧術】や【握力強化】の恩恵がない状態での一振りだった。
 もしも適切な技能を育て上げたうえで、あのくらいの本気さで斧を振るうことができたのなら、あるいは大木を一撃で切り倒すというのも、あながち夢ではないのかもしれない。

「いやぁ、いいぞ。気に入ったぞ【伐採】。すげぇしっくりくる」
「うんっ。わたしも、かなり、楽だった」

 前作では生産・採取の効率化のための技能と割り切っていたが、こうして自分の身体を動かして作業することになってみると、違った見方ができるようになるな。
 この世界の技能はかなり心強い。
 技能のおかげで本気のアクションができる。

 ……やばいな、またテレポバグしたくなってきた。
 この感覚で【跳躍】とか【アクロバット】できるなら神ゲーでは?
 最終的に、映画のスタントマンのような気分が味わえるかもしれん。
 前作でもできたはできたが、今作ではちゃんと身体感覚付きなのだ。
 その感動は段違いだろう。地の利を得たぞ!

「……ところで、フーガくん。木は倒せたけど、……ここからどうするの?」
「えっ」
「このままだと、さすがに運べない、よね?」
「あっ」

 そりゃあ、解体するよな。
 どうやって解体する?
 斧で解体?
 冗談は良子ちゃんだろう。
 のこぎりとか、お持ちにならないんです?
 仮にのこぎりで幾つかに解体できても、運べるかこれ?

「……とっ、とりあえず、太い枝から貰っていこう。うん。
 それなら斧でも採れるからな」

 倒れたカオリマツの枝の中で、比較的太い枝に狙いを定める。
 直径10cmほどのものなら、斧でもなんとか割断できるだろう。
 これらを採取するだけでも、ここからいろいろと切り出せそうだ。
 小物や道具類はもちろん、椅子のフレームとかも行けるだろう。
 一枚板というわけにはいかないが、何枚か組み合わせれば木の板にも加工できるはずだ。

 うむ、なにも問題はない。
 幹の本格利用は、枝を使い終わってからでも遅くはない。

「――どっせいッ!」

 カノンに注意の声を掛けたのち、裂帛の気合とともに太い枝の付け根に斧を振り下ろす。
 鈍い音共に、石刃が木を割打する。それを数回。
 できた切れ込みの深さは枝の太さの八割ほど。十分な深さだ
 これだけ食い込めば、あとは折り取れるだろう――

「うぎぎぎぎぎっ」
「あっ、前も、こんなこと、あったね?」

 そういやこの木、縦方向の繊維がしぶといんだったな……。
 今回は生木だからしぶとさもひとしおだ。
 だが今は、そこそこの切れ味を有する斧がある。
 さらに根元に斧を振り下ろして、幹と枝を完全に断ち切る。
 これで枝を幹から払えたわけだが、……枝の長さは5mほどある。
 このままでは流石に運べないので、1.5mほどの長さに三分割。
 そして――

「ふーっ。……これでようやく、まともな木材が採れそうだな」
「んっ、お疲れさま、だね?」

 目の前に転がっているのは、長さ1.5mほど、直径10cmほどの、巨大な木の枝。
 つまりこれが、カオリマツの枝の原木だ。
 少々細く太さも不揃いだが、丸太と言ってもいいだろう。
 それぞれの丸太の重さは……根元の方のものは体感15kgくらい。先端の方は5kgくらい。

「この枝一本分だけでも30kg分くらいありそうだけど……。
 もうちょい貰っとこうか。雨降ったらなんか面倒くさくなりそうだし」
「大丈夫、疲れない?」
「余裕余裕。斧の性能様様だからな」

 同じような作業をもう2回ほど繰り返す。
 そうして、およそ10本分のカオリマツの枝の原木が地面に転がる。
 あたりに散らばる、少し酸っぱい松の香り。
 気分はすっかり木工業者だ。

「これで、本格的な木材の採取が完了。……お疲れさまでした!」

 いやぁ、ようやくまともな木材が手に入った。
 サンドボックスゲームで言えばようやくゲームスタートって感じだ。

「んっ、お疲れさま、フーガくんっ! ……だいぶ、任せちゃったけど……」
「いや、カノンもかなり仕事したぞ。
 それに……あいだに休憩挟めるだけでも違うしな。
 カノンがいてくれてよかった」

 お世辞とかではなく本気の話。
 一人で、木を、切り倒すのは、つらい、です。

「んっ! ……わたしも、フーガくんと一緒にできて、楽しかった」
「……そりゃなにより」

 照れ隠しに頬を掻く。そうして伸びを一つ。
 なかなかの大仕事だったな。
 ……思ったより数倍早く終わったけど。

「さて、ストレージに原木運ぶか。片づけるまでが伐採だぞぉ」
「んっ。……でも、幹は、どうする?」
「……しばらく野外乾燥させておこう。
 雨にぬれても、傷んだりはしないと思うから」

 すまんな、カオリマツ。
 正直な話、倒した後のこと、あんまり考えてなかったんだ……。
 ちゃんと最後まで使うから、ちょっと待っててくれ。
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