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本編
学校内紛勃発
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Aクラスと接触し、一週間経った頃、学校に異変が起こる。それは、一クラス二クラスのレベルではなく、学校全体を巻き込んだ事件が起こる。
俺はいつも通りに登校し、Fクラスの教室に入ると、なんだかざわついていた。
「なんかあったのか?」
俺は気になったので、汗衫に事情を聞く。
「あ、ああ。零か。実はな…今朝、BクラスがAクラスに宣戦布告したらしいんだ」
事情はこうだ。
まず、Bクラス、Cクラス、Eクラスは元々協力関係にあった。目的はAクラスへの昇格。つまり、まれにみる、クラス単位での昇格、降格を狙っていたのだ。だが、今年のAクラスは珍しい程に素晴らしい人材が揃っており、舞原千歳や西園寺を始めとするAクラスは他のクラスとは格の違いを見せつけていた。そんな中、Bクラスは着々と昇格の準備を進め、それが完了したという事だった。今、Aクラスと対立しているのは、Bクラス、Cクラス、Eクラスは勿論、DクラスもBクラスの方へ付いた。そして、このFクラスにもBクラス側の勧誘を受けていた。
「零はどうするべきだと思う。俺だけでは正確な判断はできそうもない。だから、お前の意見も聞いておきたい」
「俺のこと、無能力者って罵倒してたのにな」
「それは戦闘に関してだ。個個の考えに能力は関係ないだろ」
「はいはい」
だが、汗衫が悩むのにも頷ける。今の学校の状況を盤面に見立てれば、Aクラスは圧倒的に不利だ。言わばAクラス包囲網とでも言うのか。そんな中で全線でただ一クラス、俺達Fクラスが立ち止まっている最中だ。もし、俺たちFクラスがBクラス側で介入すれば、Aクラス包囲網は完成し、Aクラスは劣勢になる。どう考えてもBクラス側につくのが得策。だが、俺は、
「Aクラス側につくべきだ」
「え?」
声が少し大きかったのか、周りのクラスメイトも反応する。
「何考えてんだよ。どう考えてもBクラス側につく以外ありえねえだろ。Aクラスの味方するなんて馬鹿すぎる」
その言葉に、周りも頷く。だが、俺の考えは変わらない。
「今回はAクラスの味方をするべきだ」
「ふざけるな!もういい。無能力者は話にならん。汗衫、お前が判断してくれ。俺達はお前についていくつもりだ」
クラスメイトの視線が一気に汗衫へと集まる。やれやれ、本当に無能力者っていうもんは肩身が狭いねえ。そして、汗衫はその判断を口にする。
「俺は、零に賛成だ。Aクラス側につく」
「か、汗衫。本当にいいのか?」
「ついてきてくれるんじゃないのか?」
「あ、ああ。勿論。お前がそういうなら」
こうして、Fクラスの事件の介入の仕方が決定した。
朝のホームルームが終わり、俺は汗衫にちょっとした疑問を投げかける。
「汗衫。何故、俺の意見に賛成した?俺は理由もメリットも何も言ってないが…」
汗衫は俺の言葉を聞き、真剣な眼差しでそれに答えた。
「確かに、お前の考えには訳の分からない事はあるが、俺ではまだ判断できていなかったから、お前の考えに賛成したんだ」
「いいのか。そんなんでクラスの方針を決めて」
今回の介入の結果でFクラスの立場や今後の行動にも影響は出てくる。それほど重要な事項だ。
「ああ、こんな時に顔色一つ変えずにいつものようにただ淡々と行動するお前に従った方が得策だと思ったんだよ。何か文句あるか?」
「ない。俺はただ気になったことを口にしただけだ」
そう言って、俺は汗衫の元を離れる。
まさか、汗衫が俺に賛成してくれる日が来るとは…。あいつの中で何かが変わり始めているということだろうか。
ただ今回は、俺も人肌脱がないといけないみたいだ。まさか、舞原が言っていた本気を出さざるを得ない状況も考えられる。A、Fクラス対それ以外か。この戦い、そう言うなれば、
学校内紛
俺はいつも通りに登校し、Fクラスの教室に入ると、なんだかざわついていた。
「なんかあったのか?」
俺は気になったので、汗衫に事情を聞く。
「あ、ああ。零か。実はな…今朝、BクラスがAクラスに宣戦布告したらしいんだ」
事情はこうだ。
まず、Bクラス、Cクラス、Eクラスは元々協力関係にあった。目的はAクラスへの昇格。つまり、まれにみる、クラス単位での昇格、降格を狙っていたのだ。だが、今年のAクラスは珍しい程に素晴らしい人材が揃っており、舞原千歳や西園寺を始めとするAクラスは他のクラスとは格の違いを見せつけていた。そんな中、Bクラスは着々と昇格の準備を進め、それが完了したという事だった。今、Aクラスと対立しているのは、Bクラス、Cクラス、Eクラスは勿論、DクラスもBクラスの方へ付いた。そして、このFクラスにもBクラス側の勧誘を受けていた。
「零はどうするべきだと思う。俺だけでは正確な判断はできそうもない。だから、お前の意見も聞いておきたい」
「俺のこと、無能力者って罵倒してたのにな」
「それは戦闘に関してだ。個個の考えに能力は関係ないだろ」
「はいはい」
だが、汗衫が悩むのにも頷ける。今の学校の状況を盤面に見立てれば、Aクラスは圧倒的に不利だ。言わばAクラス包囲網とでも言うのか。そんな中で全線でただ一クラス、俺達Fクラスが立ち止まっている最中だ。もし、俺たちFクラスがBクラス側で介入すれば、Aクラス包囲網は完成し、Aクラスは劣勢になる。どう考えてもBクラス側につくのが得策。だが、俺は、
「Aクラス側につくべきだ」
「え?」
声が少し大きかったのか、周りのクラスメイトも反応する。
「何考えてんだよ。どう考えてもBクラス側につく以外ありえねえだろ。Aクラスの味方するなんて馬鹿すぎる」
その言葉に、周りも頷く。だが、俺の考えは変わらない。
「今回はAクラスの味方をするべきだ」
「ふざけるな!もういい。無能力者は話にならん。汗衫、お前が判断してくれ。俺達はお前についていくつもりだ」
クラスメイトの視線が一気に汗衫へと集まる。やれやれ、本当に無能力者っていうもんは肩身が狭いねえ。そして、汗衫はその判断を口にする。
「俺は、零に賛成だ。Aクラス側につく」
「か、汗衫。本当にいいのか?」
「ついてきてくれるんじゃないのか?」
「あ、ああ。勿論。お前がそういうなら」
こうして、Fクラスの事件の介入の仕方が決定した。
朝のホームルームが終わり、俺は汗衫にちょっとした疑問を投げかける。
「汗衫。何故、俺の意見に賛成した?俺は理由もメリットも何も言ってないが…」
汗衫は俺の言葉を聞き、真剣な眼差しでそれに答えた。
「確かに、お前の考えには訳の分からない事はあるが、俺ではまだ判断できていなかったから、お前の考えに賛成したんだ」
「いいのか。そんなんでクラスの方針を決めて」
今回の介入の結果でFクラスの立場や今後の行動にも影響は出てくる。それほど重要な事項だ。
「ああ、こんな時に顔色一つ変えずにいつものようにただ淡々と行動するお前に従った方が得策だと思ったんだよ。何か文句あるか?」
「ない。俺はただ気になったことを口にしただけだ」
そう言って、俺は汗衫の元を離れる。
まさか、汗衫が俺に賛成してくれる日が来るとは…。あいつの中で何かが変わり始めているということだろうか。
ただ今回は、俺も人肌脱がないといけないみたいだ。まさか、舞原が言っていた本気を出さざるを得ない状況も考えられる。A、Fクラス対それ以外か。この戦い、そう言うなれば、
学校内紛
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