魔界王子只今修行中

葉庭すーこ

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15 絶体絶命!

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 初めに見えたのは、影。

 それが高く跳躍し、そのまま落下する衝撃を拳に乗せて地面へ叩きつける姿勢を取っていることに気付いた時には、ウィルはトロワと一緒にクレシアによってその場を離れており、間一髪で攻撃を回避することが出来た。

 しかし、クレシアによって直前に気付けたとは言え、それはあまりにも予測不可能な展開だった。回避を最優先にしたことで、ウィルもトロワも、勿論クレシアも、受け身など取れず背中から思いきり転倒してしまった。

「いってて……何が起きたってんだ……」
 背中の痛みに呻きながら、ウィルはやっとの思いで体を起こす。そして、目の前の光景に愕然とした。
 さっきまで三人で談笑していた場所には、バラバラに破壊された木箱の残骸が飛び散っている。広範囲に衝撃が広がったと見られ、周辺に積み上がっていた木箱までもが壊され、吹き飛ばされていた。

 もうもうと土煙が舞い上がる中、悠然と立ち上がったのは、トロワを狙っていたあの男……ジョンだった。腕にはあの籠手ガントレットが装着され、それによってこの破壊が行われたのだと窺える。

「な……なんだよ、これ……」

 どうしてここに隠れているのがバレたのか。それを考えるよりも、ウィルは目の前の光景が受け入れられず、思考停止してしまった。
 いくら体格がいい男であっても、たった一人の力で、こんなことが出来るなんてあり得ない。
「何なんだよ……お前一体、何者なんだよ……!」

「それを君に説明する義理は、ない」
 ジョンは静かに、一切の感情の変化もなく答えた。

「あ、あぁ……!」
 震える声と共に、トロワがしがみついてきた。声だけではなく、触れているトロワの体の全てがかたかたと震えている。ウィルは咄嗟にトロワを背後に押し退け、庇うように片腕を持ち上げた。

「くそ、こんな……、あ、あれ、あんた……その、角は……」
 不意に、ウィルは驚いたように目を見開く。先ほどと同じ姿のジョンだが、唯一違う箇所がある。
 帽子を、被っていなかった。おそらく先の攻撃の際に何処かへ飛んでいったのだろう。
 そして、その赤銅色の髪の隙間から、角が生えている。耳のやや上の位置から、ややカーブして斜め前へと伸びる一対の角が、その男が普通ではないことを如実に表していた。

「おや、帽子が飛んでしまったか。せっかく選んでもらったのに、姉さんに叱られてしまうな」
 ジョンの方は特に取り乱した様子もなく、どこか場違いな程呑気な反応をする。

「あんた、〈移民〉か……!?」
 ウィルの言葉に、ジョンは不思議そうに眼を眇めた。
「いみん……? この世界では、我々をそう呼称するのか」

 〈移民〉……そう呼ばれる者達は、外見において明らかに人間と違う特徴がある。獣の耳や角、尻尾という局所的なものから、半身、あるいは全身が獣のそれと同様の形態をしている者まで、多種多様な外見的特徴を有する。
 人間と違うのは外見だけではない。その身体能力も一般的な人間のそれを遥かに上回り、成人男性が三人がかりで持ち上げるような重量のものでも、〈移民〉なら片腕で持ち上げられる者すらいる。その能力は個々によって振れ幅はあれど、基本的に人間よりも強い、というのが一般的な認識だった。

 彼らが〈移民〉と呼ばれるのは、そのルーツが由来とされる。遥か昔、彼らの祖先達は戦乱に満ちる魔界から、平和な人間界へと亡命してきた、という伝説があるのだ。
 実際は、魔界なんておとぎ話、昔話だと誰もが考えているが、明らかに自分達と異なる外見の種族を受け入れるためには、彼らが別世界からやってきた来訪者であると考える方が自然だったのだろう。

 そうしてこの世界に受け入れられた〈移民〉は、よそ者として迫害される歴史を辿ってきた。その気になれば数人で村一つを潰せる程の力を持つ〈移民〉達を、人間は恐怖と侮蔑でもって執拗に追い立て、数の暴力でとにかく攻撃し続けた。それに〈移民〉達は何を感じ、何を考えたのか、今となっては知る由もない。
 ただ、〈移民〉達は自分の立場を人間よりも下位に置き、人間に従順を誓い決して反抗をしなかった、とされている。

 そのため、今日における〈移民〉とは、下級労働者という意味合いが強い。一人の人間と比較して何倍も働き、給料は安く、過酷な労働環境でも喜んで奉仕する。こんな存在、経営者にとってはありがたい存在でしかない。今や人間の労働者をクビにして、積極的に〈移民〉に入れ替えているところすらあるのだ。
 ウィルの『元』職場のように。

「人間界でも同胞は存在するのか。それを喜ぶのも悪くないが……今はやるべきことをやろう」

 ジョンはそう言うと、両腕の籠手ガントレットを激しくぶつけ合う。手の甲部分に嵌められた赤い石が、不気味に光る。それに呼応するように、周囲の空気がぶわりと膨張し、分厚い風の層となってウィル達の髪を不自然に揺らした。

 いくら〈移民〉と言えど、木箱の山を木っ端みじんにする程の力などあるはずがない。あの籠手ガントレットに何かしらの力があって、ジョンの身体能力をさらに増加させているのだろう。そして、その増加させた力でもって、ジョンは今目の前にいるウィル達を『周囲の木箱と同じ状態』にしようとしている。
 先程と同じ手で逃げる事は勿論、倉庫や木箱に囲まれたこの場では、隙をついて逃げる事すら出来ない。隠れるために最適な場所とは、逃げるのには最悪の場所だったのだ。

「ウィル様、トロワ様を、お願いします」

 不意にクレシアの声がして、ウィルは極度の緊張に強張っていた視野を僅かに広げた。クレシアが再び、その細腕を剣に変えてジョンに飛び掛かった。
「クレシアっ!」
 ウィルの声は、剣と籠手がぶつかり合う音にかき消される。自分よりもずっと大きな体をしているジョンに、クレシアは一切の躊躇いもなく立ち向かい剣を打ち込み続けている。

「メイドロイドとは言え、俺に向かってくる度胸は称賛してやろう。……だが、」
 絶え間なく打ち込んでくるクレシアの剣撃を籠手ガントレットで受け止めながら、ジョンは一瞬身を低くする。そして、

「っ!」
 その巨躯で、恐ろしい程素早い動作で右腕を振り払った。その拳が直撃したクレシアは、悲鳴を上げもせず倉庫の壁へと吹き飛ばされ、壁にぶち当たった。衝撃はその体を吹き飛ばすだけでは飽き足らず、壁を破壊して彼女の体を残骸の山に埋もれさせてしまう。

「そんな、クレシアぁっ! 」
 トロワの悲鳴が、倉庫の高い天井に甲高く響く。ジョンは姿勢を戻し、再びトロワの方へと向き直る。

「人形遊びはおしまいです、トロワ様。さて、」
 あとは目の前の、何の力も武器も持っていない少年を消せば、ジョンの任務は達成となる。あとは姉に報告して、ご機嫌の姉を連れて魔界に帰ればいい。
 そう考えていたジョンは、一瞬反応が遅れた。さっきまでトロワの前に立っていた、生意気そうな顔をした人間の男が、いない。

 直後、倉庫の奥から耳障りな唸り声と共に、金属の塊が飛び出してくる。それは暴走をしているように見えて、真っすぐにジョンを狙って突っ込んでくる。
「こんちくしょおおおおおおっ!!」
 ウィルの操作する〈精密機ギア械〉、リフターバギーはエンジンの力でジョンを突き飛ばし、そのまま倉庫の外へとはじき出してしまう。ウィルはそれでもアクセルを止めず、その巨体をリフターバギーのアームで拘束するように塀に縫い留めた。

「トロワっ、今のうちに逃げろ!」
 アクセルペダルを限界まで踏みながら、ウィルは叫んだ。トロワの反応はエンジン音とタイヤが地面を滑る音にかき消されてわからなかったが、きっと逃げているはずだ。
 やり過ぎたかもしれないという不安はあった。どれだけ強かろうと、一人の〈移民〉に対して、工業用の〈精密機ギア械〉で体当たりなんて、下手をすれば相手を死なせてしまう危険すらある。だけど、こうでもしなければ自分達が危ない状況だったのだ、この際四の五の言っていられない。

「……っ!?」

 ぐい、とリフターバギーが動く。ウィルは相変わらずアクセルペダルを踏み続けているし、ここは平坦な地面、倉庫の敷地なのだから当然である。それなのに、リフターバギーはやや後ろに退のだ。

「……いけないな、つい気が緩んだ」

 エンジン音に混じり、何かが聞こえた。それを確かめようとしたウィルは、リフターバギーごと持ち上げられ、そして空中に放り投げられる。

「油断したせいで、コートが台無しだ。姉さんに叱られてしまうな」
 アームの拘束から抜け出したジョンは、ズタズタに引き裂かれたコートをちぎるように脱ぎ捨ててそう呟いた。コートの下のベスト、ブラウス、スラックスもあちこち破れ、土にまみれて汚れているが、何処にも血の滲みはない。彼自身は、ほとんど無傷である。

「小さいとはいえ、彼らも必死に抵抗してくることは分かりきっていたというのに」
 ジョンは周囲を見回して、飛ばしてしまった帽子を探す。帽子は見つからなかったが、地面に墜落したリフターバギーの陰で倒れ伏している何かが、僅かに蠢いたことに気付いた。

「おや、生きていたか。運がよかったな」
 特に驚きもせず、慌てもせず、ジョンはそう言った。

 放り投げられたリフターバギーの運転席から転がり落ち、地面に全身を打ちつけたウィルの頭上に、エンジンを空回りさせているリフターバギーが続けて落下した。幸運にも直撃はせず、リフターバギーはその車体を歪ませて墜落。エンジンはその衝撃で止まったらしく、原動力を失ったタイヤが空しく空中をくるくると走っていた。

 直撃は免れても、硬い地面に叩きつけられたウィルの全身は痛みに悲鳴を上げ、まともに動くことが出来ない。顔を上げて、周囲を確認したいのに。
 トロワが無事に逃げたのか、それだけでも。

「放っておいてもいいが……それも油断の元だな」
 ジョンはそう言って、地面に這いつくばるウィルに近付き、そして無慈悲にその胸倉をつかんで引き起こした。
「う、ぐぁ……!」
 痛みに軋む体が、無理やり起き上がらせられたことで更に痛み、ウィルは顔を顰めた。

「可哀想に、ただの人間がタウルス族に敵うものか。魔法も使えない、脆弱な人間如きが」
 言葉ほど憐れんだ様子もなく、ジョンは更にウィルの体を引き上げる。力の入らないつま先がずるずると地面を擦り、やがてつま先は地面を離れて浮き上がった。

「トロワ王子に関わらなければ、こんな目に遭うこともなかったのだ。何故、彼を庇う? さして長い付き合いでもないだろうに」
 不安定な体勢で息苦しさに喘ぎながら、ウィルはなけなしの意地でジョンを睨みつけて口を開いた。
「目の前で……困ってるやつがいたら、何とかしてやりたい、性分なんでね……」

「なるほど。君は優しい性格のようだ。そして、愚かしい」
 ジョンは特に心を動かした様子はなかった。その腕を軽く振り、ウィルの体を脇にあった木箱へと放り投げた。大きな音を立てて崩れる木箱の陰に、ウィルの腕が放り出されている。

「さて、トロワ王子は……」
「ここよ」

 ジョンの呟きに答える声が聞こえ、ウィルは途切れそうな意識を必死に繋ぎ合わせた。
「やだやだやだぁっ、離してよぉ!」
「うるさいわねぇ、騒ぐんじゃないわよ! あーもう、走ってメイクも崩れちゃうし、ホント最悪! ジョン、お前が失敗するからよ!」
 喚きながらやってきたのは、ミルキィだった。片手にトロワの腕を掴み、必死にもがいて抗う彼を強引に引きずりながらジョンの方へやってくる。

「と、トロワ……!」
「っ、おにいさまっ!」

 ウィルに気付いたトロワは悲鳴のような声でその名前を呼ぶ。そちらへ駆け出そうとするのを、ミルキィは片腕であっさりと引き留め、反対の方向に腕を振ってトロワを地面へと放り出す。

「ひゃあっ!」
「ほら、さっさと終わらせてちょうだい」
 面倒くさそうな声でミルキィが言い、ジョンは無言でトロワの前へと立つ。籠手ガントレットを掲げ、それに合わせて再び赤い石が光り輝く。

「あ、あ、ああ……や、やだよぉ……っ」
 トロワは青ざめた顔で震え、逃げることもできずにジョンを見上げる。それを何の感情も抱かずに見下ろし、ジョンは籠手ガントレットを軋ませた。


「やだ、やだあああ、もうやだよぉおおおおおおっ!!」


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