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復讐のチャンスっ
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山麓から続く山道を歩きながら、三人は目に付いた薬草を摘んでいった。
「これはアメジストセージですね。
疲労回復に消毒、それから胃にもいいんですよ」
ジュウゾウに植物の名前と効果を教えながら、ナリアが丁寧に切り取っていく。
「なるほどなあ」
そんなジュウゾウの肩の上では
「あそこにあるのがエンジェルストランペットよ。含まれてる成分にはスコポラミンがあって、
強い幻覚作用があるんだけど、多量に服用すると呼吸停止を起こすわ。
江戸時代に活躍した医師の華岡青洲が、麻酔の原料に使ってるわね。
あっちに生えてるのがニチニチソウよ。
成分にはビンクリスチンやビンブラスチンがあって、白血病や悪性のリンパ腫の治療にも使われてるわ。
ただ、反面毒性が高くて、嘔吐や筋肉麻痺を引き起こして、最悪死んだりするわよ。
右側に見えるのはドクゼリね。
ドクゼリの有毒成分であるシクトキシンは、珍しいことにアルカロイドじゃなくて、アルコールの一種なのよ。
それからシクトキシンは心臓停止、下痢、呼吸困難、嘔吐、意識障害を引き起こすわ。
左側の赤い実はノイバラの実よ、利尿と下剤効果があるわ。
ただ、量を間違えると激しい下痢を引き起こすわね。
これは成分のムロチフロリンによるものよ」
とシルフィーが森や山に自生している植物を解説している。
ジュウゾウは耳元で喋り続ける妖精にウンザリした。
だんだんと腹が立ってくる。
(うるせえな……ん、待てよ、下剤って?)
そこでピーンと閃いたジュウゾウは、二人にバレないようにしながらノイバラの実を取りまくった。
三人は見晴らしのよい場所で一旦、休憩を取った。
ジュウゾウが布袋にすり潰したノイバラの実を放り込み、湯を沸かして煮る。
見た目的には、ローズヒップティーのように色鮮やかだ。
ただ、シルフィーがローズヒップティー用の種類とは、また別よと言っていたが。
ジュウゾウはカルラにノイバラの実の煮出し汁をお茶だと偽ってカルラに進めた。
怪しまれないように最初は自分が口をつけて飲んでみせる。
その様子にカルラも安心したのか、一緒になって飲み始めた。
二人で飲んでいる途中で、私にも一杯くださいとナリアがジュウゾウに声を掛けてくる。
バレるとまずいので、ごめん、茶葉がこれで切れちゃったと謝りながら、
ジュウゾウは代わりにと果実酒の入った水筒をナリアに渡した。
それから再び、薬草摘みを再開して二時間ほど経った頃、
酷く青褪めた顔色を浮かべていたカルラが用足しをしたいと言ってきた。
チャンス到来だ。
苦痛にその美しい顔を歪めるカルラを見ているだけで、ジュウゾウはとても気分がよかった。
(へへ、人の財布を盗んだ報いだ……)
「それじゃあ、俺とナリアが見張るから、すぐに済ませて来るといいよ」
「うう、すまないな……」
時折、カルラの腹部から不穏な蠕動音が鳴り響く。
「大丈夫ですか、カルラさん?下痢止めの薬がありますから、これ飲んでください」
心配そうなナリアが、薬入れから取り出した丸薬をカルラに渡してやる。
「ありがとう……ううっ」
それからカルラが近くの茂みの中に姿を消した。
ナリアからは見えないようにジュウゾウは木の陰に入った。
そして身を地面につけ、カルラの向かった茂みの方へとホフク前進で進んでいく。
すると見事な曲線のヒップがジュウゾウの前方でチラついていた。
褐色の張りのある尻肉だ。
その尻の割れ目から、カルラの肌と同じ褐色の粘液物が飛沫上げた。
ドロドロに溶けた夥しい量の内容物だ。
すぼまったり、開いたりを繰り返す排泄孔の動きも見ることができた。
ジュウゾウはある種の喜悦を覚えていた。
復讐には快感が伴うものだからだ。
それに美女の排泄する姿を眺めるのは、まさに眼福だった。
「これはアメジストセージですね。
疲労回復に消毒、それから胃にもいいんですよ」
ジュウゾウに植物の名前と効果を教えながら、ナリアが丁寧に切り取っていく。
「なるほどなあ」
そんなジュウゾウの肩の上では
「あそこにあるのがエンジェルストランペットよ。含まれてる成分にはスコポラミンがあって、
強い幻覚作用があるんだけど、多量に服用すると呼吸停止を起こすわ。
江戸時代に活躍した医師の華岡青洲が、麻酔の原料に使ってるわね。
あっちに生えてるのがニチニチソウよ。
成分にはビンクリスチンやビンブラスチンがあって、白血病や悪性のリンパ腫の治療にも使われてるわ。
ただ、反面毒性が高くて、嘔吐や筋肉麻痺を引き起こして、最悪死んだりするわよ。
右側に見えるのはドクゼリね。
ドクゼリの有毒成分であるシクトキシンは、珍しいことにアルカロイドじゃなくて、アルコールの一種なのよ。
それからシクトキシンは心臓停止、下痢、呼吸困難、嘔吐、意識障害を引き起こすわ。
左側の赤い実はノイバラの実よ、利尿と下剤効果があるわ。
ただ、量を間違えると激しい下痢を引き起こすわね。
これは成分のムロチフロリンによるものよ」
とシルフィーが森や山に自生している植物を解説している。
ジュウゾウは耳元で喋り続ける妖精にウンザリした。
だんだんと腹が立ってくる。
(うるせえな……ん、待てよ、下剤って?)
そこでピーンと閃いたジュウゾウは、二人にバレないようにしながらノイバラの実を取りまくった。
三人は見晴らしのよい場所で一旦、休憩を取った。
ジュウゾウが布袋にすり潰したノイバラの実を放り込み、湯を沸かして煮る。
見た目的には、ローズヒップティーのように色鮮やかだ。
ただ、シルフィーがローズヒップティー用の種類とは、また別よと言っていたが。
ジュウゾウはカルラにノイバラの実の煮出し汁をお茶だと偽ってカルラに進めた。
怪しまれないように最初は自分が口をつけて飲んでみせる。
その様子にカルラも安心したのか、一緒になって飲み始めた。
二人で飲んでいる途中で、私にも一杯くださいとナリアがジュウゾウに声を掛けてくる。
バレるとまずいので、ごめん、茶葉がこれで切れちゃったと謝りながら、
ジュウゾウは代わりにと果実酒の入った水筒をナリアに渡した。
それから再び、薬草摘みを再開して二時間ほど経った頃、
酷く青褪めた顔色を浮かべていたカルラが用足しをしたいと言ってきた。
チャンス到来だ。
苦痛にその美しい顔を歪めるカルラを見ているだけで、ジュウゾウはとても気分がよかった。
(へへ、人の財布を盗んだ報いだ……)
「それじゃあ、俺とナリアが見張るから、すぐに済ませて来るといいよ」
「うう、すまないな……」
時折、カルラの腹部から不穏な蠕動音が鳴り響く。
「大丈夫ですか、カルラさん?下痢止めの薬がありますから、これ飲んでください」
心配そうなナリアが、薬入れから取り出した丸薬をカルラに渡してやる。
「ありがとう……ううっ」
それからカルラが近くの茂みの中に姿を消した。
ナリアからは見えないようにジュウゾウは木の陰に入った。
そして身を地面につけ、カルラの向かった茂みの方へとホフク前進で進んでいく。
すると見事な曲線のヒップがジュウゾウの前方でチラついていた。
褐色の張りのある尻肉だ。
その尻の割れ目から、カルラの肌と同じ褐色の粘液物が飛沫上げた。
ドロドロに溶けた夥しい量の内容物だ。
すぼまったり、開いたりを繰り返す排泄孔の動きも見ることができた。
ジュウゾウはある種の喜悦を覚えていた。
復讐には快感が伴うものだからだ。
それに美女の排泄する姿を眺めるのは、まさに眼福だった。
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