3 / 15
日本ではないの!?
しおりを挟む
??年??月??日──?
私を助けてくれた兄弟は、兄がウィルシェ、弟はクルシュ、と名乗った。
この幼い兄弟は、この家で2人きりで生活していて、近隣の森から採集したものを売ったり、隣人の手伝いをして生活している。両親はすこし前に……とのことだった。
そんな話をしてる最中も、クルシュはずっとニコニコと私の顔を見ていて、ウィルシェは「二人だけじゃないのが嬉しいんだと思います」と申し訳なさそうにはにかんだ。
彼らがそんな身の上をまず私に明かしたのは、「遠慮なくここに居てもいいんですよ」との気遣いらしかった。
でも……それを有難く思う前に、私にはどうしても解消しなきゃいけない問題があった。
ここはどこなのか?
この兄弟は、在日外人なのだろうか。
日本語で意思の疎通ができているし、会話になんの不自由もない。
あまりに粗末な身なりと生活環境は私の常識から外れているが、それ以外はしっかりとした良い子だ。
あの不審者が外人だったとして、私を海外にまで連れ去ったとは考えにくい。
体感……時間感覚や疲労感でもそんなに長い間移動していたように思えない。
気を失っていたとしても、精々長くて2日くらいでしょう。
「私が倒れていたところ……案内してもらっても、大丈夫かな?」
ちょっと緊張しつつ確認する。
「駄目だ。××さんに家から出すなって言われてる」みたいな返事が返ってきたら、ある意味で事態は予想の範疇に収まったと言えるのかもしれない。
「わかりました。少し待っててください」
兄は弟を残して部屋を出ていく。
もしや、今度こそあの男を連れて戻るのではないだろうか?
緊張に身が固くなる。
クルシュは、本当に嬉しそうにニッコニコしながら私を見ている。
最悪、この子たちの前で乱暴されるような事態になるかもしれない。
「ぼくがみつけたんだよ!」
「……ありがとう」
彼の頭を撫でる。
手入れの行き届いていない、ゴワついた髪。
ちらっと見えた耳の後ろには、赤く斑な皮膚炎が見えた。
なんだか胸が痛む。
まもなくウィルシェは、手に衣類を抱いて戻ってきた。
「母のものです。外に出るには……その」
少年が赤面する。
つられて私の頬も熱を持つ。
そうね。これで外に出るのはアレよね。
「あ、アリガト……」
戴いたのはワンピースのような衣類。下着類は無い。
少し茶ばみのある白で、リネンのようなゴワつく生地で、目が粗い。
着心地は正直悪く、明るい日の下だと透けるんじゃないかと思えた。
二人の母は細身だったみたいで、胸とお尻を押し込めるのに苦労する。あとお腹のごく一部がすこしパッツンとキツイ。少しだけね。
着替えが終わった事を告げると、クルシュがはじけるような元気さで部屋に入ってきて、私のスカートをぎゅっと握った。その顔は勿論ニッコニコだ。
(お母さんじゃないのに、お母さんの服をきちゃってごめんね)
口に出すのが憚られたので、心の中で弟に、そして兄にも謝った。
私が寝かされていたのは奥の間で、扉一枚隔てた向こうにはダイニングがあり、そして扉をもう一つ潜って、外に出た。
太陽が変にまぶしく、そしてあまり暖かくないような気がした。
草花も、木も、鳥も、空気でさえも。
見慣れたもの、感じ慣れたものだけど、どこか「あれ?」と思うような違和感を惹起させる。
後は景色。
単純に「日本じゃなくない??」みたいな、山の形をしているような……。
「ここに倒れていたんです」
示されたポイントは、兄弟の家から100メートルほど離れた場所にある、森の入り口付近で、沢山の枝が折れて散らばっていた。
上を見上げると、いかにも「何かが落ちてきてココとソコを折りました」みたいな状態が残されている。
目を細めて、樹の枝ぶりに空いた穴の向こうを見る。
かなり高いところを雲が流れて、結構大き目な鳥がそのすぐ下を飛んでいた。
「どこから落ちてきたって言うのよ……」
プロペラ機みたいな飛行機からできるだけ低空で投げ落とした?それで私があちこち痛い程度でピンピンしてるの?
「ここに?」
「はい。その、剣を抱きながら、裸で仰向けに……」
「こう!こうだよ!」
クルシュは足をガバっと広げてしなくていい現場再現を見せてくれる。
「……そのまま家まで?」
「慌てていたので……」
ウィルシェの方が両手で顔を覆いながら返事した。
その恥ずかしいもの見ちゃったアピールはいらないから。
「道中誰かに……」
「誰にも会ってません!!」
それだけ聞いて取り合えずその話は打ち切り、改めてしゃがみこんで現場検証をする。
地面は何か強めの衝撃を受けたような痕跡を示してはいない。
その昔、地元のマンションで飛び降り自殺現場を見たことがある。
頭が落ちたと思われる部位を中心に、大きく凹んでいて、暫く雑草も生えなかった、あの地面を思い出す。
地面を触る。
例によって、見知った土の手触りと固さ。でも……やっぱり何かが?
じっと地面を見つめると、足元から揺らぐような、何かが這い寄るような気味悪さを覚えて慌てて立ち上がった。
「ありがとう、お家にかえりましょう」
······そうだ。この兄弟に言わないと。「今晩泊めてください」って。
「えーと、ウィルシェ。クルシュ。あのね、今晩、私を……」
「ヴィルシュカ!!」
大声で叫ばれ、話の腰を折られる。
後ろから大人の男性が駆け寄ってくる気配。
しまった!刀を持ってくればよかった!
恐怖に硬直して振り向けない私に代わって、美少年が返事をする。
「ちがうよカルノヴァさん……お母さんじゃ、ないです……」
「……そ、そうか。うん、よく見れば……」
そこで私はやっと振り返ることが出来た。
目の前には大きな体を申し訳なさそうに縮めた成人男性。
この人も……外人と言えば外人だけど、日本人と言われても違和感が無いような、不思議な顔立ちだ。
悪人には見えない。体格とヒゲ面の割に、温厚そうにみえる。
着ている服は粗末な農作業着だろうか。西洋絵画で見たことがある。
ボロのチュニックに、ズボン。
造りの粗い革製の靴。
現代日本ではむしろ普通の衣装の方が安上がりなんじゃないだろうか……。
「どうもすいませんでした。はは……」
男は恥ずかしそうに頭を搔いて、手にした帽子で顔をバタバタと仰いでいる。
ははあ、この人、二人のお母さんのことが好きだったのね、と何となく勘づいた。
この兄弟が手伝いをしている隣人というのも、この人なんじゃないだろうか。
好きな人が残した幼い兄弟を庇護しているのだ……多分。
「いいえ。あの……ここって、どこ辺りなのか教えていただけませんか?」
めっちゃ愛想よく笑顔を返して、ここぞとばかりに地名を尋ねた。
「なんで日本人がこんな所にいるんだ!」みたいなリアクションをしない所を見ると、外人が集まって暮らしている謎の村で、どこにあるかも教えられん!みたいな事はないに違いない。
「え?ああ。ここは ですよ」
「え?」
私は笑顔で固まる。
ぜんっぜん聞き取れなかった。
「ここは ですよ。 から西にある。まあそのお陰で何もない平和な所なんですがね」
カルノヴァさんと呼ばれた男は、私に負けない愛想の良さで返事をしてくれた。
その目はめっちゃおっぱい見てるけど。視線で分かるんです。
視線は分かるんだけど、本当に彼の言葉の一部がまったく分からなかった。
なんだかゾクっとした。
「ええと、あの……トウキョウって……どこかご存じないですか?」
「ええ?聞いたことないなぁ。俺、あんまりここを離れたことないんで。お役に立てず申し訳ない」
なんだか上機嫌になってる隣人の農作業オジサンと、二言三言会話をしてから分かれて、兄弟の家に戻った。
家に戻ると、改めて二人にお礼を言い、そして今晩泊めてくださいとお願いして、「いつまででも大丈夫です。クルシュも喜びますから」と、そんな返事をもらった。
私を助けてくれた兄弟は、兄がウィルシェ、弟はクルシュ、と名乗った。
この幼い兄弟は、この家で2人きりで生活していて、近隣の森から採集したものを売ったり、隣人の手伝いをして生活している。両親はすこし前に……とのことだった。
そんな話をしてる最中も、クルシュはずっとニコニコと私の顔を見ていて、ウィルシェは「二人だけじゃないのが嬉しいんだと思います」と申し訳なさそうにはにかんだ。
彼らがそんな身の上をまず私に明かしたのは、「遠慮なくここに居てもいいんですよ」との気遣いらしかった。
でも……それを有難く思う前に、私にはどうしても解消しなきゃいけない問題があった。
ここはどこなのか?
この兄弟は、在日外人なのだろうか。
日本語で意思の疎通ができているし、会話になんの不自由もない。
あまりに粗末な身なりと生活環境は私の常識から外れているが、それ以外はしっかりとした良い子だ。
あの不審者が外人だったとして、私を海外にまで連れ去ったとは考えにくい。
体感……時間感覚や疲労感でもそんなに長い間移動していたように思えない。
気を失っていたとしても、精々長くて2日くらいでしょう。
「私が倒れていたところ……案内してもらっても、大丈夫かな?」
ちょっと緊張しつつ確認する。
「駄目だ。××さんに家から出すなって言われてる」みたいな返事が返ってきたら、ある意味で事態は予想の範疇に収まったと言えるのかもしれない。
「わかりました。少し待っててください」
兄は弟を残して部屋を出ていく。
もしや、今度こそあの男を連れて戻るのではないだろうか?
緊張に身が固くなる。
クルシュは、本当に嬉しそうにニッコニコしながら私を見ている。
最悪、この子たちの前で乱暴されるような事態になるかもしれない。
「ぼくがみつけたんだよ!」
「……ありがとう」
彼の頭を撫でる。
手入れの行き届いていない、ゴワついた髪。
ちらっと見えた耳の後ろには、赤く斑な皮膚炎が見えた。
なんだか胸が痛む。
まもなくウィルシェは、手に衣類を抱いて戻ってきた。
「母のものです。外に出るには……その」
少年が赤面する。
つられて私の頬も熱を持つ。
そうね。これで外に出るのはアレよね。
「あ、アリガト……」
戴いたのはワンピースのような衣類。下着類は無い。
少し茶ばみのある白で、リネンのようなゴワつく生地で、目が粗い。
着心地は正直悪く、明るい日の下だと透けるんじゃないかと思えた。
二人の母は細身だったみたいで、胸とお尻を押し込めるのに苦労する。あとお腹のごく一部がすこしパッツンとキツイ。少しだけね。
着替えが終わった事を告げると、クルシュがはじけるような元気さで部屋に入ってきて、私のスカートをぎゅっと握った。その顔は勿論ニッコニコだ。
(お母さんじゃないのに、お母さんの服をきちゃってごめんね)
口に出すのが憚られたので、心の中で弟に、そして兄にも謝った。
私が寝かされていたのは奥の間で、扉一枚隔てた向こうにはダイニングがあり、そして扉をもう一つ潜って、外に出た。
太陽が変にまぶしく、そしてあまり暖かくないような気がした。
草花も、木も、鳥も、空気でさえも。
見慣れたもの、感じ慣れたものだけど、どこか「あれ?」と思うような違和感を惹起させる。
後は景色。
単純に「日本じゃなくない??」みたいな、山の形をしているような……。
「ここに倒れていたんです」
示されたポイントは、兄弟の家から100メートルほど離れた場所にある、森の入り口付近で、沢山の枝が折れて散らばっていた。
上を見上げると、いかにも「何かが落ちてきてココとソコを折りました」みたいな状態が残されている。
目を細めて、樹の枝ぶりに空いた穴の向こうを見る。
かなり高いところを雲が流れて、結構大き目な鳥がそのすぐ下を飛んでいた。
「どこから落ちてきたって言うのよ……」
プロペラ機みたいな飛行機からできるだけ低空で投げ落とした?それで私があちこち痛い程度でピンピンしてるの?
「ここに?」
「はい。その、剣を抱きながら、裸で仰向けに……」
「こう!こうだよ!」
クルシュは足をガバっと広げてしなくていい現場再現を見せてくれる。
「……そのまま家まで?」
「慌てていたので……」
ウィルシェの方が両手で顔を覆いながら返事した。
その恥ずかしいもの見ちゃったアピールはいらないから。
「道中誰かに……」
「誰にも会ってません!!」
それだけ聞いて取り合えずその話は打ち切り、改めてしゃがみこんで現場検証をする。
地面は何か強めの衝撃を受けたような痕跡を示してはいない。
その昔、地元のマンションで飛び降り自殺現場を見たことがある。
頭が落ちたと思われる部位を中心に、大きく凹んでいて、暫く雑草も生えなかった、あの地面を思い出す。
地面を触る。
例によって、見知った土の手触りと固さ。でも……やっぱり何かが?
じっと地面を見つめると、足元から揺らぐような、何かが這い寄るような気味悪さを覚えて慌てて立ち上がった。
「ありがとう、お家にかえりましょう」
······そうだ。この兄弟に言わないと。「今晩泊めてください」って。
「えーと、ウィルシェ。クルシュ。あのね、今晩、私を……」
「ヴィルシュカ!!」
大声で叫ばれ、話の腰を折られる。
後ろから大人の男性が駆け寄ってくる気配。
しまった!刀を持ってくればよかった!
恐怖に硬直して振り向けない私に代わって、美少年が返事をする。
「ちがうよカルノヴァさん……お母さんじゃ、ないです……」
「……そ、そうか。うん、よく見れば……」
そこで私はやっと振り返ることが出来た。
目の前には大きな体を申し訳なさそうに縮めた成人男性。
この人も……外人と言えば外人だけど、日本人と言われても違和感が無いような、不思議な顔立ちだ。
悪人には見えない。体格とヒゲ面の割に、温厚そうにみえる。
着ている服は粗末な農作業着だろうか。西洋絵画で見たことがある。
ボロのチュニックに、ズボン。
造りの粗い革製の靴。
現代日本ではむしろ普通の衣装の方が安上がりなんじゃないだろうか……。
「どうもすいませんでした。はは……」
男は恥ずかしそうに頭を搔いて、手にした帽子で顔をバタバタと仰いでいる。
ははあ、この人、二人のお母さんのことが好きだったのね、と何となく勘づいた。
この兄弟が手伝いをしている隣人というのも、この人なんじゃないだろうか。
好きな人が残した幼い兄弟を庇護しているのだ……多分。
「いいえ。あの……ここって、どこ辺りなのか教えていただけませんか?」
めっちゃ愛想よく笑顔を返して、ここぞとばかりに地名を尋ねた。
「なんで日本人がこんな所にいるんだ!」みたいなリアクションをしない所を見ると、外人が集まって暮らしている謎の村で、どこにあるかも教えられん!みたいな事はないに違いない。
「え?ああ。ここは ですよ」
「え?」
私は笑顔で固まる。
ぜんっぜん聞き取れなかった。
「ここは ですよ。 から西にある。まあそのお陰で何もない平和な所なんですがね」
カルノヴァさんと呼ばれた男は、私に負けない愛想の良さで返事をしてくれた。
その目はめっちゃおっぱい見てるけど。視線で分かるんです。
視線は分かるんだけど、本当に彼の言葉の一部がまったく分からなかった。
なんだかゾクっとした。
「ええと、あの……トウキョウって……どこかご存じないですか?」
「ええ?聞いたことないなぁ。俺、あんまりここを離れたことないんで。お役に立てず申し訳ない」
なんだか上機嫌になってる隣人の農作業オジサンと、二言三言会話をしてから分かれて、兄弟の家に戻った。
家に戻ると、改めて二人にお礼を言い、そして今晩泊めてくださいとお願いして、「いつまででも大丈夫です。クルシュも喜びますから」と、そんな返事をもらった。
21
あなたにおすすめの小説
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
世間知らずな山ごもり薬師は、××な騎士団長の性癖淫愛から逃げ出せない
二位関りをん
恋愛
平民薬師・クララは国境沿いの深い山奥で暮らしながら、魔法薬の研究に没頭している。招集が下れば山を下りて麓にある病院や娼館で診察補助をしたりしているが、世間知らずなのに変わりはない。
ある日、山の中で倒れている男性を発見。彼はなんと騎士団長・レイルドで女嫌いの噂を持つ人物だった。
当然女嫌いの噂なんて知らないクララは良心に従い彼を助け、治療を施す。
だが、レイルドには隠している秘密……性癖があった。
――君の××××、触らせてもらえないだろうか?
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました
小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。
しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!?
助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、
「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。
幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。
ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく!
ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
【完結】異世界召喚 (聖女)じゃない方でしたがなぜか溺愛されてます
七夜かなた
恋愛
仕事中に突然異世界に転移された、向先唯奈 29歳
どうやら聖女召喚に巻き込まれたらしい。
一緒に召喚されたのはお金持ち女子校の美少女、財前麗。当然誰もが彼女を聖女と認定する。
聖女じゃない方だと認定されたが、国として責任は取ると言われ、取り敢えず王族の家に居候して面倒見てもらうことになった。
居候先はアドルファス・レインズフォードの邸宅。
左顔面に大きな傷跡を持ち、片脚を少し引きずっている。
かつて優秀な騎士だった彼は魔獣討伐の折にその傷を負ったということだった。
今は現役を退き王立学園の教授を勤めているという。
彼の元で帰れる日が来ることを願い日々を過ごすことになった。
怪我のせいで今は女性から嫌厭されているが、元は女性との付き合いも派手な伊達男だったらしいアドルファスから恋人にならないかと迫られて
ムーライトノベルでも先行掲載しています。
前半はあまりイチャイチャはありません。
イラストは青ちょびれさんに依頼しました
118話完結です。
ムーライトノベル、ベリーズカフェでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる