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13話
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一方、離宮に着いたランフェルドは、出迎えた侍従に祖母に会いに来たと取り次ぎを頼んだ。
ところが顔を曇らせて侍従が告げる。
「ランフェルド殿下、申し訳ありませんが……実はリサ様はお身体の調子が最近すぐれませんでして……今は臥せっていらっしゃいます」
「そんなにお悪いのか?聖女の件でどうしてもお祖母様に話を伺わなればならない事があるのだ」
聖女に関わる事は、他の何よりも優先が不問律とされている。
「ーー分かりました。お通りを」
客間に通され、侍女が運んで来た茶を飲んでいると祖父が姿を現した。
寝る用意でもしていたのか、夜着にガウン姿だった。
「お祖父様、夜分突然の訪問、お騒がせしまして申し訳ございません」
立ち上り、謝罪するランフェルドに祖父は鷹揚に手を振り、控えていた侍従に合図して下がらせ、客間は2人だけになった。
そして祖父は盗聴防止の結界を張る。
「ーー良い。今晩は聖女召還の日だったな?」
ランフェルドの祖父、先代の国王ランバルトは既に隠居したとはいえ、まるっきり国の大事から手を引いている訳ではない。
当然召還の情報は、耳に入っていた。
「はい。それが……実は問題が起きまして……」
だろうな、とランバルトが頷く。
普通なら召還された聖女の監督兼保護者として、ランフェルドは今頃、各部所……現国王である父、宰相、侍女、侍従、護衛騎士らと話し合い等でてんてこ舞いの筈なのだ。
何かなければここには来ない。
ランフェルドは祖父に今晩あった事を説明した。
3人を撃沈させた話には、可笑しそうに口元を歪めたものの、逃げ出して行方不明となれば笑ってはいられない。
「我々を人攫いだと……お祖母様の時はどうだったのですか?」
「リサは……現われた時、呆然として--途方に暮れておった。だから最初はまるで夢か現か、と分からないと言った風情での。それ故にか、比較的素直に儂達の言う通り、城で暮らし始めた。儂の大伯父様の時もそのようだったと聞いておる。それに比べ今度の聖女はかなり変わっているようだの」
いきなり股間を蹴りとばす聖女など前代未聞と言って良い。
孫の暗い顔付きにランバルトが尋ねた。
「--何だ?人攫いと言われてショックなのか?」
「……」
ランフェルドは答えなかったが表情はそれを物語っていた。
「-それは言われても仕方ないかも知れんぞ」
「!」
「儂も当時は思っていなかった。聖女を召還せねば世界は瘴気で滅ぶのだから」
「その通りです」
「だが、考えてもみろ。異世界人の聖女にはーーそんな事は元々関係がない事なのだ。全く別な暮らしをしていた者を我らの都合で巻き込んだ。巻き込まざるを得なかったとも言えるがの」
苦々し気にランバルトは孫に話す。
「儂が漸くその事に思い至ったのはーーーエンジュが嫁に行った時だ」
エンジュとはランバルトの娘で、ランフェルドの叔母。父の妹であり、祖父が非常に可愛がっていた王女で現在は隣国に嫁いでニ男ニ女を生んでいる。
「儂が寂しいとリサに溢した時にの、自分の両親も寂しいと思う。でもエンジュに二度と会えなくなった訳でもないし、消息も分かるから、まだ良いわ……とな」
「……」
「恥ずかしい事に、それまでリサの親の事まで考えても見なかった。ちゃんと嫁に出しても寂しいのに、突然娘がいなくなった親の気持ちをな。あっちから見ればまさに人攫いに相違あるまいて」
「……」
「だが、それでも我らはやらねばならぬ。良いか、聖女に何と思われても仕方がない事は覚悟せよ。召還とは要はそういう事だ」
祖父の言葉にランフェルドは項垂れる。
召還された聖女ーーあちらではどんなだったかは知らないが、この世界では誉れ高き存在、皆の尊崇を集め、教皇と並ぶ地位と権威、他の者には望むべくもない栄光の中にいる。
王国としてもずっと彼女らを守り、何不自由ない暮らしをさせて来たという自負があった。
だから聖女にとっても別に召還は別段悪い事ではない、それどころか栄誉を普通の少女達に与えてやっている……そのような認識の者もいるくらいなのである。
全ては聖女が世界を救う使命を持つ故にーーいや、そもそも前提が違う、無理矢理持たされたものだと祖父は言うのだ。
「ーーお祖母様は………本心は私達を恨んで……?」
恐る恐るランフェルドは祖父に訊いた。
この場合の私達はこの世界、エンデュミオンの人間を指している。
ずっと仲睦まじいと信じていた祖父母。
更に祖母は国民の教育に力を入れ、識字率の向上がどれだけ国の発展に寄与するかを実践した人でもある。
「……どうだろうか。あれの本心は……今でもよく分からぬ。明るく過ごしていても、何かの切っ掛けで不意に寂寥感に苛まれて寝付いたり……」
「ーーえ?では今、お祖母様の具合が悪いのは、まさか……」
「そうだ。今度の召還が原因だと思う。自分が喚ばれた時の事を思い出したようだの」
--ベッドの上……月光が差し込み、窓の格子の影を形作っていた。
すっかり白髪が増えた長い髪を垂らしたリサは、広い豪華なベッドに身を起こしている。
又聖女を召還すると聞いて以来、モヤモヤとした胸の内がどうしても晴れてくれない。
突然この世界に喚ばれたあの日……自分の世界からただ1人、切り離された孤独感と恐怖を誰も分かってくれなかった。
ーー怖かった。些細な事で、目の前で人があっさりと殺される世界で。
日本とはまるで違う世界で。
もし、逆らえば今はニコニコして、優しいこの人達は-体どういう扱いをして来るのだろう?
だから素直に言う事を聞いて、還りたいと叫ぶ心に蓋をして……いつの間にか何十年も経ってしまった。
ずっと優しくしてくれたランバルトと、すがるように結婚し、やがて子供が生まれ、更には孫も立派に成長している。
これが幸せ、幸せって言う事。
……そう、あのまま日本にいたら教師を目指してたけど、実際ブラックとも言うし、モンペはいるし、これで良かった……のよね……。
時々湧き上がる疑問に自ら言い聞かせて。
ーー果たしてリサは理解していたのだろうか。人が自分自身に、幸せだ、これで良いんだ、と敢えて言い聞かせている時程、実は現状に不満で、本心を偽っているという事を。
そして今、新しい聖女を召還する……その事によって、リサが心の奥底に沈めていた筈の蓋が外れかかっていた。
ああ……お父さん、お母さん、どうしてる?生きてるの?
異世界で過ぎた年月……絶望の中でもう亡くなっているであろう両親を想う。
玲ちゃん……大きく……いや、貴女もお婆ちゃんになっちゃった……?
妹を思い、自分と同じ年取った姿を想像しようとするが、脳裏に浮かぶのは想い出のままの妹。
“ー召還聖女がエンデュミオンを救うだろうー”
古の大魔道エンヤが残した召還の書。
この書によって何人もの聖女が召還され、今夜再びそれが行われた。
ーー喚ばれたその子を哀れんでいるのか、自分を哀れんでいるのか、リサは顔を覆い啜り泣いた。
ところが顔を曇らせて侍従が告げる。
「ランフェルド殿下、申し訳ありませんが……実はリサ様はお身体の調子が最近すぐれませんでして……今は臥せっていらっしゃいます」
「そんなにお悪いのか?聖女の件でどうしてもお祖母様に話を伺わなればならない事があるのだ」
聖女に関わる事は、他の何よりも優先が不問律とされている。
「ーー分かりました。お通りを」
客間に通され、侍女が運んで来た茶を飲んでいると祖父が姿を現した。
寝る用意でもしていたのか、夜着にガウン姿だった。
「お祖父様、夜分突然の訪問、お騒がせしまして申し訳ございません」
立ち上り、謝罪するランフェルドに祖父は鷹揚に手を振り、控えていた侍従に合図して下がらせ、客間は2人だけになった。
そして祖父は盗聴防止の結界を張る。
「ーー良い。今晩は聖女召還の日だったな?」
ランフェルドの祖父、先代の国王ランバルトは既に隠居したとはいえ、まるっきり国の大事から手を引いている訳ではない。
当然召還の情報は、耳に入っていた。
「はい。それが……実は問題が起きまして……」
だろうな、とランバルトが頷く。
普通なら召還された聖女の監督兼保護者として、ランフェルドは今頃、各部所……現国王である父、宰相、侍女、侍従、護衛騎士らと話し合い等でてんてこ舞いの筈なのだ。
何かなければここには来ない。
ランフェルドは祖父に今晩あった事を説明した。
3人を撃沈させた話には、可笑しそうに口元を歪めたものの、逃げ出して行方不明となれば笑ってはいられない。
「我々を人攫いだと……お祖母様の時はどうだったのですか?」
「リサは……現われた時、呆然として--途方に暮れておった。だから最初はまるで夢か現か、と分からないと言った風情での。それ故にか、比較的素直に儂達の言う通り、城で暮らし始めた。儂の大伯父様の時もそのようだったと聞いておる。それに比べ今度の聖女はかなり変わっているようだの」
いきなり股間を蹴りとばす聖女など前代未聞と言って良い。
孫の暗い顔付きにランバルトが尋ねた。
「--何だ?人攫いと言われてショックなのか?」
「……」
ランフェルドは答えなかったが表情はそれを物語っていた。
「-それは言われても仕方ないかも知れんぞ」
「!」
「儂も当時は思っていなかった。聖女を召還せねば世界は瘴気で滅ぶのだから」
「その通りです」
「だが、考えてもみろ。異世界人の聖女にはーーそんな事は元々関係がない事なのだ。全く別な暮らしをしていた者を我らの都合で巻き込んだ。巻き込まざるを得なかったとも言えるがの」
苦々し気にランバルトは孫に話す。
「儂が漸くその事に思い至ったのはーーーエンジュが嫁に行った時だ」
エンジュとはランバルトの娘で、ランフェルドの叔母。父の妹であり、祖父が非常に可愛がっていた王女で現在は隣国に嫁いでニ男ニ女を生んでいる。
「儂が寂しいとリサに溢した時にの、自分の両親も寂しいと思う。でもエンジュに二度と会えなくなった訳でもないし、消息も分かるから、まだ良いわ……とな」
「……」
「恥ずかしい事に、それまでリサの親の事まで考えても見なかった。ちゃんと嫁に出しても寂しいのに、突然娘がいなくなった親の気持ちをな。あっちから見ればまさに人攫いに相違あるまいて」
「……」
「だが、それでも我らはやらねばならぬ。良いか、聖女に何と思われても仕方がない事は覚悟せよ。召還とは要はそういう事だ」
祖父の言葉にランフェルドは項垂れる。
召還された聖女ーーあちらではどんなだったかは知らないが、この世界では誉れ高き存在、皆の尊崇を集め、教皇と並ぶ地位と権威、他の者には望むべくもない栄光の中にいる。
王国としてもずっと彼女らを守り、何不自由ない暮らしをさせて来たという自負があった。
だから聖女にとっても別に召還は別段悪い事ではない、それどころか栄誉を普通の少女達に与えてやっている……そのような認識の者もいるくらいなのである。
全ては聖女が世界を救う使命を持つ故にーーいや、そもそも前提が違う、無理矢理持たされたものだと祖父は言うのだ。
「ーーお祖母様は………本心は私達を恨んで……?」
恐る恐るランフェルドは祖父に訊いた。
この場合の私達はこの世界、エンデュミオンの人間を指している。
ずっと仲睦まじいと信じていた祖父母。
更に祖母は国民の教育に力を入れ、識字率の向上がどれだけ国の発展に寄与するかを実践した人でもある。
「……どうだろうか。あれの本心は……今でもよく分からぬ。明るく過ごしていても、何かの切っ掛けで不意に寂寥感に苛まれて寝付いたり……」
「ーーえ?では今、お祖母様の具合が悪いのは、まさか……」
「そうだ。今度の召還が原因だと思う。自分が喚ばれた時の事を思い出したようだの」
--ベッドの上……月光が差し込み、窓の格子の影を形作っていた。
すっかり白髪が増えた長い髪を垂らしたリサは、広い豪華なベッドに身を起こしている。
又聖女を召還すると聞いて以来、モヤモヤとした胸の内がどうしても晴れてくれない。
突然この世界に喚ばれたあの日……自分の世界からただ1人、切り離された孤独感と恐怖を誰も分かってくれなかった。
ーー怖かった。些細な事で、目の前で人があっさりと殺される世界で。
日本とはまるで違う世界で。
もし、逆らえば今はニコニコして、優しいこの人達は-体どういう扱いをして来るのだろう?
だから素直に言う事を聞いて、還りたいと叫ぶ心に蓋をして……いつの間にか何十年も経ってしまった。
ずっと優しくしてくれたランバルトと、すがるように結婚し、やがて子供が生まれ、更には孫も立派に成長している。
これが幸せ、幸せって言う事。
……そう、あのまま日本にいたら教師を目指してたけど、実際ブラックとも言うし、モンペはいるし、これで良かった……のよね……。
時々湧き上がる疑問に自ら言い聞かせて。
ーー果たしてリサは理解していたのだろうか。人が自分自身に、幸せだ、これで良いんだ、と敢えて言い聞かせている時程、実は現状に不満で、本心を偽っているという事を。
そして今、新しい聖女を召還する……その事によって、リサが心の奥底に沈めていた筈の蓋が外れかかっていた。
ああ……お父さん、お母さん、どうしてる?生きてるの?
異世界で過ぎた年月……絶望の中でもう亡くなっているであろう両親を想う。
玲ちゃん……大きく……いや、貴女もお婆ちゃんになっちゃった……?
妹を思い、自分と同じ年取った姿を想像しようとするが、脳裏に浮かぶのは想い出のままの妹。
“ー召還聖女がエンデュミオンを救うだろうー”
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