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魔法に選ばれる
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そ、そうだったんだ……。なるほど、リカルド様はアイルゥ先生の言う厳しい基準にしっかりと合格したってことなのね。
「なにより、魔法自体が人を選ぶんだ。指南書も特別な場所に隠されて保管されてるし、教えてはならない人には絶対に探せない。リカルドは、この魔法を手にする資格があるから見つけられたのさ」
「リカルド様、すごい……!」
「いや……そういう魔法だとは知らなかった」
「教えてないもん。でも魔法には、そういう特別なものもあるんだよね。便利なのは確かだし、もしかしたら君たちも魔法に選ばれるかもしれないよ? あの場所にはその類の奇書が色々あるから、君たちも試してみれば?」
「魔法に選ばれる、だなんてなんだかロマンチックですわね」
「確かに。オレも探してみようかなぁ」
アリシア様もジェードさんも、目を輝かせている。二人のこんな表情ってこれまであんまり見たことなかったなぁ。宝物を見つけた子供みたいで、ちょっと可愛い。
アイルゥ先生も、なんだか嬉しそうに笑っている。
「うん、君たちならきっと選ばれるよ。頑張って」
「はい! ジェード様、学校に戻ったら早速探しに行きましょうね」
「え!? う、うん」
おお! しかもアリシア様が果敢に攻めてる!
頑張れ、アリシア様!
馬車から降りていよいよジンガイへ着こうという時、アイルゥ先生が小さくため息をついた。
「あーついにジンガイに着いちゃうなー」
「? 何か問題でも?」
なんでだか若干嫌そうなアイルゥ先生に、リカルド様が聞き返す。
二人が並んで歩くと、本当に大人と子供って感じだなぁ。リカルド様は男の人の中でも長身な部類だし、アイルゥ先生はお年は謎だけどまだ少年って言ってもいいくらいのお姿だから、後ろから見るともはや親子だ。
しかも、アイルゥ先生ったらちょっとふてくされたように頬を膨らませてリカルド様を見上げるものだから、余計に可愛らしい。
「ジンガイに転移できるようになったらさぁ、絶対学長にお使い頼まれるよ。それも頻繁に」
「あ、そういえば学長、ジンガイのコーヒーが美味しいって言ってたね。確かに」
「マニアにはたまらないのですわ。しかも船旅を経ていないフレッシュなフレーバーが楽しめるだなんて、絶品に違いありませんもの。学長の気持ちも分かりますわ」
「うわ、アリシア嬢にまで頼まれそうな勢いだよ。転移できるのも色々面倒なんだよね。便利すぎて使われちゃう」
そうかも知れない。現に今だってこの討伐に先生方の中で一人だけかり出されてるんだもんね。
「なにより、魔法自体が人を選ぶんだ。指南書も特別な場所に隠されて保管されてるし、教えてはならない人には絶対に探せない。リカルドは、この魔法を手にする資格があるから見つけられたのさ」
「リカルド様、すごい……!」
「いや……そういう魔法だとは知らなかった」
「教えてないもん。でも魔法には、そういう特別なものもあるんだよね。便利なのは確かだし、もしかしたら君たちも魔法に選ばれるかもしれないよ? あの場所にはその類の奇書が色々あるから、君たちも試してみれば?」
「魔法に選ばれる、だなんてなんだかロマンチックですわね」
「確かに。オレも探してみようかなぁ」
アリシア様もジェードさんも、目を輝かせている。二人のこんな表情ってこれまであんまり見たことなかったなぁ。宝物を見つけた子供みたいで、ちょっと可愛い。
アイルゥ先生も、なんだか嬉しそうに笑っている。
「うん、君たちならきっと選ばれるよ。頑張って」
「はい! ジェード様、学校に戻ったら早速探しに行きましょうね」
「え!? う、うん」
おお! しかもアリシア様が果敢に攻めてる!
頑張れ、アリシア様!
馬車から降りていよいよジンガイへ着こうという時、アイルゥ先生が小さくため息をついた。
「あーついにジンガイに着いちゃうなー」
「? 何か問題でも?」
なんでだか若干嫌そうなアイルゥ先生に、リカルド様が聞き返す。
二人が並んで歩くと、本当に大人と子供って感じだなぁ。リカルド様は男の人の中でも長身な部類だし、アイルゥ先生はお年は謎だけどまだ少年って言ってもいいくらいのお姿だから、後ろから見るともはや親子だ。
しかも、アイルゥ先生ったらちょっとふてくされたように頬を膨らませてリカルド様を見上げるものだから、余計に可愛らしい。
「ジンガイに転移できるようになったらさぁ、絶対学長にお使い頼まれるよ。それも頻繁に」
「あ、そういえば学長、ジンガイのコーヒーが美味しいって言ってたね。確かに」
「マニアにはたまらないのですわ。しかも船旅を経ていないフレッシュなフレーバーが楽しめるだなんて、絶品に違いありませんもの。学長の気持ちも分かりますわ」
「うわ、アリシア嬢にまで頼まれそうな勢いだよ。転移できるのも色々面倒なんだよね。便利すぎて使われちゃう」
そうかも知れない。現に今だってこの討伐に先生方の中で一人だけかり出されてるんだもんね。
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