【新章突入】ショタたちがいろんなものに襲われる話

のりたまご飯

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第5章 振り返れば、そこには。

Part12 出発

悠人が家に帰ってくると、悠真はすっかり元気にお粥を飲んでいた。

「悠真!!」

「お兄ちゃん…」

悠人はリュックを置いて思わず抱きついた。

「元気でよかった…」

「大丈夫だよ~!昨日の風が強すぎだっただけだって~」

「元気ならよかったっ…うう」

「泣くことないじゃん!前にも風邪ひいて熱出てたでしょ~?」

「そうだけどさぁ…ぐすっ」

キッチンから遠目でこのやりとりを見ていた徳井は、あまりにも狂気に満ち溢れた顔をしていた。

「ショタBLっていいね…」

徳井がこの後どうなったかは、誰も知らない。(大嘘)


その日の昼下がり。
悠人が悠真に状況を説明して、段ボールハウスには帰らない、新しい人のところで住むということを伝えた。
悠真は一瞬悩んだが、お兄ちゃんと一緒ならどこでもいいということで、無事二人で引越しということになった。

午後5時ちょうど。
玄関のベルが鳴り響く。

ピーンポーン!

「おっ、キタキタ」

徳井が小走りでドアを開けると、外から20代ほどの男性が中へと入ってきた。

「久しぶり~!元気してた~?」

「もちろん~!お前も元気そうじゃん」

「そりゃあね~!ささ、入って入って」

スタスタ…
二人分の足音が廊下を通りこちらに来ようとしている。

「おっ、この二人が?」

「そうそう。左から悠真くんと悠人くん。悠真くんは10歳、悠人くんは1歳年上の11歳だよ。」

「はえ~。お前よくこんなかわいい子をw」

「ショタコン舐めんなよってw」

悠人と悠真は二人の会話をボーっと見ていたが、別にどうでもいいようだ。

「じゃ、早速今夜からお願いしていいか?」

「うむ。手厚く招待するよ。」

「電話で言ったことも、忘れんなよ?」

「もちろん。約束は果たすさ。」

「じゃあ…先に車に行っておくから、二人を下まで連れてきてもらえない?」

「あっそうなんだ。了解。」

20代の男はまた廊下を元に戻り、ドアを締め外に出た。

「二人とも。そろそろいこっか。」

徳井が二人に声をかけると、悠真と悠人はお互いに目を見合わせてコクッと頷いた。
悠真は風邪が再び悪化しないように、厚めのアウターとジャンパーを着て、悠人は荷物が入ったリュックを背負って玄関まででた。

「じゃ、オレはここまでにしようかな。」

「徳井さん、本当におせわになりました!」

「いいのいいの~ショタのためならなんでもするってw」

「徳井さん、奥さんはいつ帰ってくるの?」

「えっと…それは~どうかなぁ~」

悠真からの質問に少し戸惑う徳井。

「まあ、いずれ帰ってくるさ。それより、二人とも体には気をつけてね!いい大人になってくるんだよっ!」

「徳井さんもたまにはきてくださいね!ご奉仕、、するんで」

「いやいやw流石にねw。じゃ、気をつけて!」

「「はーい!」」

ガチャン!

玄関のドアが閉まった。

「いこっか」

「うん!」

二人は手を繋ぎながらアパートの階段を降りるのであった。

続く


=天の声=
研究員Zきたああああ
次回からはいよいよ研究所へ...
ではでは
感想 9

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