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第2章 研究所、再び
Part22 気持ちいいこと? (晴、凜Side)
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3回目の絶頂を迎えた凜人は、体をぐったりさせていた。
動きが止まった搾精器は、再び動作を開始したが、今度はゴム管を上下させるのではなく、凜人の性器から分泌された透明な液体を回収しているようだ。
キュイーーーーン…
数滴のカウパー腺液を採取した後、凜人の体からは機械を取り外され、ベルトを解かれて自由となった。
研究員O「次に、佐倉繁晴くん。」
繁晴「えっ、僕もですか…?」
研究員O「君は精通個体だが、後日の強制精通のために、精液検査を事前に行う。」
勃起した性器を手で隠しながら、ゆっくりと凜人が座る椅子へと近づく。
凜人「はるぅ…はぁ、、はぁ、、」
繁晴「凜人、大丈夫...?」
凜人「気持ちいい、、?感じ…。」
繁晴が手で隠しているところを見ると、
凜人「はるの、大きくなってる、なんで、、、?」
繁晴「ふえぇっ!?、こ、これは…」
凜人「大きくなる、気持ちいい?」
繁晴「えっと…な、なんだろう…」
慌てる繁晴を見て、凜人はふふ、と笑った。
助手が性器や体をタオルで軽く拭くと、凜人は椅子からおり、今度は繁晴が乗った。
椅子に固定されると、今度は性器に装着する搾精器のみがつけられた。
どうやら凜人は特殊な検査用器具をつけていたらしい。
研究員O「同じく、3回のオーガズムまで実施する。」
凜人がさっき繁晴の座っていた椅子まで戻ると、間も無く搾精器は動作を始めた。
繁晴「あんっ、、ゃあ、、」
さっきまで勃起していたからか、繁晴はすでに苦しそうな表情を浮かべていた。
繁晴「もう出ちゃうっ、やだ、、りんとの前で、、、、んんううっ、」
ピュルルル、、ピュルル、ピュ、ピュ、、
こちらも同じように体を痙攣させて、しかし今度は性器から射精しながらの絶頂。
動作を停止した搾精器はすぐにバキュームで出された精液を吸い取る。
そして、20秒もたたないうちにすぐに次の搾精が始まる。
ーーー
繁晴は3回の射精で、合計10mlの精液を放出し、その後解放された。
それとちょうど同じような時間に、引き戸から研究員Xが入ってきた。
研究員X「お待たせ。データの採集は?」
研究員O「3回のドライオーガズムを実施し、全て問題なし。」
研究員X「了解。では私が変わろう。」
研究員Oは一礼して、部屋から出ていった。
研究員X「やあやあどうも。」
二人はキョトンとした顔で研究員Xの姿を見つめる。
研究員X「私もここの研究員でね。ちょっと二人に話を聞きたいんだけど、いいかな?」
繁晴「は、はあ…」
凜人「今の、なんだった…?」
研究員X「心配しなくていいよ!あれはただの検査だから。」
繁晴「検査って、なんのための検査ですか…?」
研究員X「うーん、繁晴くんは全然大丈夫なんだけど、」
研究員Xが目線を凜人の方へと変えて話し出す。
研究員X「ここ、本当は精通をした人だけがいなければいけない場所なんだけど、凜人くんはまだ、”精通”っていうのをしてないから、それをするための検査だよ」
繁晴は言葉の意味がわかったようで、少し凜人の方を見て、また正面を向き直した。
繁晴「あ、あのっ…」
研究員X「うん?」
繁晴「だ、だったら…、意味のないことですし、僕たちを解放してくれてもっ…」
研究員X「できればそうしてあげたいのも山々だけど、これは決まり事だから…。」
凜人「せいつー?」
一方の凜人は、言葉の意味がわからないようでまだキョトンとしているままだった。
凜人「はる、せいつー、ってなに?」
繁晴「その、ちんちん…から、、なんか、、出る…こと…」
繁晴は言葉が口から出るたびに顔を赤らめているようだ。
研究員X「まあそれは一旦置いておいて、凜人くんには明日、機械の力で精通をしてもらいます。明日の朝に、またここの研究室に集まるように。まあ、その他のことは、、別の子たちにでも聞くといいよ」
研究員Xはそう言い、席を立った。
研究員X「それじゃあ、今日はこれでおしまい。お部屋に戻ってゆっくりしてね。二人ともお疲れ様!」
そんなこんなで研究室を出た二人は、1時間ほど前に出た自室に向かっている最中だった。
凜人「ねーはる、せいつーって、きもちいい?」
繁晴「きっ、、なっ…」
予想外のことを聞かれて、繁晴は少し驚いた様子だった。
凜人「今日、はるがやってたやつ、せいつーでしょ?、なんか、きもちよさそう…だった。僕もなんか、気持ちよかった…」
繁晴「…」
凜人「気持ちいいこと、別に嫌じゃない…。しかもはるとだったら、怖くないし…。」
そう話す凜人を見て、繁晴は小さくため息をついて、少し笑った。
続く
=天の声=
謹 賀 新 年
ども。のりたまご飯です。読者の皆様方、あけましておめでとうございます!
ご挨拶が遅くなってしまい大変申し訳ございません。
最近リアルが忙しくなりつつあり、あまり執筆の時間が取れない状態が続いております...。
今年中の完結はできるのだろうかと、少し頭を悩ましています。
また近日中に投稿できるように励みますので、何卒...。
次回はなんと、意外な出会いです。
果たしてこれでいいのか!(ストーリー的に)
ではでは
動きが止まった搾精器は、再び動作を開始したが、今度はゴム管を上下させるのではなく、凜人の性器から分泌された透明な液体を回収しているようだ。
キュイーーーーン…
数滴のカウパー腺液を採取した後、凜人の体からは機械を取り外され、ベルトを解かれて自由となった。
研究員O「次に、佐倉繁晴くん。」
繁晴「えっ、僕もですか…?」
研究員O「君は精通個体だが、後日の強制精通のために、精液検査を事前に行う。」
勃起した性器を手で隠しながら、ゆっくりと凜人が座る椅子へと近づく。
凜人「はるぅ…はぁ、、はぁ、、」
繁晴「凜人、大丈夫...?」
凜人「気持ちいい、、?感じ…。」
繁晴が手で隠しているところを見ると、
凜人「はるの、大きくなってる、なんで、、、?」
繁晴「ふえぇっ!?、こ、これは…」
凜人「大きくなる、気持ちいい?」
繁晴「えっと…な、なんだろう…」
慌てる繁晴を見て、凜人はふふ、と笑った。
助手が性器や体をタオルで軽く拭くと、凜人は椅子からおり、今度は繁晴が乗った。
椅子に固定されると、今度は性器に装着する搾精器のみがつけられた。
どうやら凜人は特殊な検査用器具をつけていたらしい。
研究員O「同じく、3回のオーガズムまで実施する。」
凜人がさっき繁晴の座っていた椅子まで戻ると、間も無く搾精器は動作を始めた。
繁晴「あんっ、、ゃあ、、」
さっきまで勃起していたからか、繁晴はすでに苦しそうな表情を浮かべていた。
繁晴「もう出ちゃうっ、やだ、、りんとの前で、、、、んんううっ、」
ピュルルル、、ピュルル、ピュ、ピュ、、
こちらも同じように体を痙攣させて、しかし今度は性器から射精しながらの絶頂。
動作を停止した搾精器はすぐにバキュームで出された精液を吸い取る。
そして、20秒もたたないうちにすぐに次の搾精が始まる。
ーーー
繁晴は3回の射精で、合計10mlの精液を放出し、その後解放された。
それとちょうど同じような時間に、引き戸から研究員Xが入ってきた。
研究員X「お待たせ。データの採集は?」
研究員O「3回のドライオーガズムを実施し、全て問題なし。」
研究員X「了解。では私が変わろう。」
研究員Oは一礼して、部屋から出ていった。
研究員X「やあやあどうも。」
二人はキョトンとした顔で研究員Xの姿を見つめる。
研究員X「私もここの研究員でね。ちょっと二人に話を聞きたいんだけど、いいかな?」
繁晴「は、はあ…」
凜人「今の、なんだった…?」
研究員X「心配しなくていいよ!あれはただの検査だから。」
繁晴「検査って、なんのための検査ですか…?」
研究員X「うーん、繁晴くんは全然大丈夫なんだけど、」
研究員Xが目線を凜人の方へと変えて話し出す。
研究員X「ここ、本当は精通をした人だけがいなければいけない場所なんだけど、凜人くんはまだ、”精通”っていうのをしてないから、それをするための検査だよ」
繁晴は言葉の意味がわかったようで、少し凜人の方を見て、また正面を向き直した。
繁晴「あ、あのっ…」
研究員X「うん?」
繁晴「だ、だったら…、意味のないことですし、僕たちを解放してくれてもっ…」
研究員X「できればそうしてあげたいのも山々だけど、これは決まり事だから…。」
凜人「せいつー?」
一方の凜人は、言葉の意味がわからないようでまだキョトンとしているままだった。
凜人「はる、せいつー、ってなに?」
繁晴「その、ちんちん…から、、なんか、、出る…こと…」
繁晴は言葉が口から出るたびに顔を赤らめているようだ。
研究員X「まあそれは一旦置いておいて、凜人くんには明日、機械の力で精通をしてもらいます。明日の朝に、またここの研究室に集まるように。まあ、その他のことは、、別の子たちにでも聞くといいよ」
研究員Xはそう言い、席を立った。
研究員X「それじゃあ、今日はこれでおしまい。お部屋に戻ってゆっくりしてね。二人ともお疲れ様!」
そんなこんなで研究室を出た二人は、1時間ほど前に出た自室に向かっている最中だった。
凜人「ねーはる、せいつーって、きもちいい?」
繁晴「きっ、、なっ…」
予想外のことを聞かれて、繁晴は少し驚いた様子だった。
凜人「今日、はるがやってたやつ、せいつーでしょ?、なんか、きもちよさそう…だった。僕もなんか、気持ちよかった…」
繁晴「…」
凜人「気持ちいいこと、別に嫌じゃない…。しかもはるとだったら、怖くないし…。」
そう話す凜人を見て、繁晴は小さくため息をついて、少し笑った。
続く
=天の声=
謹 賀 新 年
ども。のりたまご飯です。読者の皆様方、あけましておめでとうございます!
ご挨拶が遅くなってしまい大変申し訳ございません。
最近リアルが忙しくなりつつあり、あまり執筆の時間が取れない状態が続いております...。
今年中の完結はできるのだろうかと、少し頭を悩ましています。
また近日中に投稿できるように励みますので、何卒...。
次回はなんと、意外な出会いです。
果たしてこれでいいのか!(ストーリー的に)
ではでは
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