僕に取り憑く君と異世界攻略計画

ホハイタケ

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7話

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うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!

ナツは雄叫びをあげていた。
時間が経つごとに魔力がどんどん上昇している。

まだ、ハルさん戻ってきそうにないし
このまま放って置くわけにもいかない。
やるしかないよな、、、
だけどあの圧倒的な力とスピードには魔力を全身に纏わないと対処が出来ない。
魔力を全身に纏ったら活動出来るのは5分が限界だ。
それまでに決着をつけられるのか

くっ、、、、だ、ダメだ、、、、

ナツが急に苦しみ出していた。
意識が戻ったのか?

ユキト、、、、悪い、、、

ナツ落ち着いて魔力抑えるんだ!!

やってるけど、、、だ、ダメだどんどん溢れてくる
う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ

ダメだ!
考えてる暇ない

魔力を全身に纏った。

5分
それまでに何としても止めてやる

ナツ目掛けて蹴り出した。
瞬く間に距離を縮め剣撃を繰り出す。
だが、ナツもそれに反応し攻撃を防ぎ反撃をしてくる。
お互い一撃でもまともにくらえば致命傷になるような攻撃の応酬を繰り広げていた。

魔力を全身に纏ってもやっと対等な実力だなんて、、、
自分の実力が足りないことに嫌になる。

ユキト、、、俺はこんな形で決着なんて認めたくない、、、ごめん
俺がもっとまともに扱えていたら、、、

一瞬ナツの動きが鈍くなる。

その隙を見逃さずナツのみぞおちに峰打ちをした。

ユキト、、、そんな気の抜けた攻撃じゃダメだ!!!
クソっ、、、抑えられない、、、
グァぁぁぁぁぁ‼︎‼︎

放出される魔力に吹っ飛ばされる。

クソっ
峰打ちなんかじゃ意味ないか
だけど殺すわけにもいかないってのに

ユキトくんお待たせ‼︎‼︎

ハルさんの呼ぶ声が聞こえた。

やれやれ
またナツが暴れちまったのか

ハルさんの隣には少しやつれた男が面倒臭そうに立っていた。

魔力制御できないから使うなって何度言ったらこいつはわかるんだ、、、

ギルマス
ナツがごめんなさい

いいんだ
ハルにはいつも世話になってるからね

もしかしてあの人がこの街のギルドマスター??
何だか少し頼りなく見えてしまった。

さて、こんなに暴走しちゃって少しは痛い目を見てもらわないとね!

そういうと男は一瞬で姿を消しナツの懐に近づいていた。
近づかれたことに気がついたナツは反撃を試みようとするが手遅れだった。
男は掌をナツのお腹に当て押し出すように前に突き出した。
その瞬間ナツの身体は宙に浮き衝撃が貫通して後ろの建物がぶっ壊れた。

グワッハ、、、、

たった一撃で終わった、、、

ハル医務室にこいつ連れて行って
俺が行くまでは念の為縛っておいてくれ

はい!!
ユキトくんありがとう!
お礼はまた今度するね!

そういうとハルさんはナツを担いでギルドの中に入っていった。

はぁ~全くあいつはすぐに熱くなるんだからよ

男はだるそうにしてタバコのようなものを吸い始めた。

ああこれは薬みたいなもんだよ

気になって見ていたのに気がついたのか男は答えてくれた。

あーー君はなんだっけ?

この前この街のギルドに登録したユキトって言います!

あーー君がハルが推薦していた子か
俺はこの街のギルマスのレオだ
よろしくな!

よろしくお願いします。

あのミノタウルスの亜種を倒したんだってな?

まじまじと僕のことを観察するように見てきた。

少し戦っているのを見させてもらったが、
本当なのか?
魔力もまだ白色だったしな

本当です。
だけど僕であって僕じゃない人が倒しました。

なんだそりゃ??
まぁ、訳ありってことか

詳しくは聞かないんですか?

ああ、面倒そうだからな

はい、、、
それよりも一つ魔力が白色っていうのは?

うん?
あんな器用に魔力操作が出来ていて魔力については知らないのか?

はい、、、

確かに僕とナツの魔力には明らかに違いがあった。
それと関係があるのか?

まぁ、面倒だが色々迷惑をかけたからついでに俺から教えてやる。
まぁ、魔力ってのは覚醒すると自分に合う属性が宿るって言われてるんだ。
例えばナツで言えば見てわかった通り炎が魔力に宿っている。
これは先天的に決まるもので魔力が覚醒した時に現れる。
そして覚醒をしていないものの魔力はみな
白色と言われているんだ。

なるほど

なら僕の魔力はまだ未完成ということなのか。

覚醒するにはどうすればいいんですか?

知らん

え?

方法なんて知らん
皆知らぬ間に覚醒してるんだ。
まぁ、中には覚醒しない者もいるし特殊な覚醒をする者もいる。
皆生きてる中で何かを経験して覚醒している。
だからその方法は人の数だけある。

そうですか、、、

まぁ、その白の状態であれだけナツと戦えていたんだ
焦ることなく頑張れよ

そう言い残すとレオさんもギルドの中に入っていった。

まだまだだな、、、
才能があるやつは凄いな
ナツのあれがコントロール出来れば僕なんかじゃ到底敵わない。

あれでCランクか
くっ、、、、

その日久しぶりに悔しいと感じた。
自分では到底実力では敵うことのないものを見せられた。
あんな人達が塔の攻略を目指してるんだ
もっと強くならなきゃ‼︎‼︎

僕は自惚れていた。

僕はまだFランクの冒険者なんだ
誰よりも努力をしなくちゃいけないんだ。
努力で上げられる限界はあると言われたらけどなんとしても足掻いて成長してやる!

ギルド交流戦までは1週間
もっと別の狩場で実践を積んで
後対人戦はハルさんにお願いしてみようかな。
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