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アイマスクと手錠をつけて、自宅マンションの玄関で全裸で30分間彼氏の到着を待つ女子大生
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私はスマートフォンを下駄箱の上に置くと、その前で着ていたニットを脱いだ。漏れた吐息が熱くて、自分でもちょっとびっくりした。次に脱いだのは、部屋着にしていたショートパンツだ。
LINEの画面を見ると、直樹くんがあごで次を促していた。私は後ろに手を回して、ブラのホックを外した。
隠す意味もないのだけど、私は左手で胸を抱くようにして、右手でブラを脇に置いた。私はスマホの画面を伺った。直樹くんが無言で促した。
(これも?)
片手でパンティを脱ごうとしたけれどうまく脱げず、私は指先を太ももに沿わせるようにして、薄ピンクの下着を下ろした。そのとき、ヌチャッという音がして、その音をスマホが拾ってるんじゃないかと思って画面を見ると、直樹くんの表情はほとんど変わっていなかった。気づかれなかったかな。
「全部脱いだね。きれいだよ、恭子」
「……」
「じゃあさ、下駄箱に入っている白い袋を取り出して」
「?」
下駄箱を開けると、確かに見覚えのない白い袋があった。
「なにこれ?」
「こないだ、置いていったんだ。開けて?」
中には、アイマスクと手錠が入っていた。
「え? これって……」
「順番間違えないでね。まずアイマスク。それから、手を後ろに回して手錠をかけて」
「え? え? 手錠するの? だって鍵はどこにあるの?」
「鍵は俺が持ってるから。あと、玄関の鍵は開けておいてね」
私はLINE越しに直樹くんの顔を見る。本気だ。
言われるがまま、私はアイマスクをして、手錠をかけた。
何も見えない。
私は自分の姿を想像した。
自宅のマンションで、何も身につけていない私。敏感な乳首も、あそこも、全部丸見え。
体を隠そうにも、後ろ手に手錠をつけているし、目隠しで、周囲の様子を確認することもできない。
でも、このまま30分、待っていれば直樹くんが来てくれる。
それまでの我慢。私は、覚悟を決めた。
ーーーーー
「直樹くん?」
ガチャリ、という音に、私は全裸の身体をよじらせた。アイマスクをつけてるからわからないけど、ひんやりとした外気が入ってきたのがわかる。マンションの前の道路を歩く人の声が聞こえる。2階だから、そう簡単に見えるわけじゃないけれど、もし見られたら、と思うと気が気じゃない。
「ね、早く、閉めて」
「……」
ドアが閉まる音がして、あたりがしん、と静まり返った。
この30分間、ずっとドキドキしてた。真っ裸で、手錠をして、目隠しをしてる。ドアの鍵は開いている。もしもいま、宅急便の人がドアを開けたらどうしよう。そんなわけはない、と思うけれど、こんな姿を見られたら、きっと犯されてしまう……。
そう想像するだけで身体はほてり、奥の方からトロトロした液が溢れてくるのがわかる。熱い。
「……どうして、何もいわないの?」
直樹くんがドアを開けてから、もう1分くらいは経っている。ずっと、股を開いている私の前に、直樹くんがしゃがんでいる気配を感じる。
ふと私は、ある可能性に気づいて、さっと足を閉じる。
「あなた、本当に直樹くん?」
「……」
何も言わない。すると見えない相手の手が、私の膝を掴み、強引に開いた。
「きゃあ……やめて。目隠し、外してよ、直樹くん」
しかし相変わらず、返事はなかった。
LINEの画面を見ると、直樹くんがあごで次を促していた。私は後ろに手を回して、ブラのホックを外した。
隠す意味もないのだけど、私は左手で胸を抱くようにして、右手でブラを脇に置いた。私はスマホの画面を伺った。直樹くんが無言で促した。
(これも?)
片手でパンティを脱ごうとしたけれどうまく脱げず、私は指先を太ももに沿わせるようにして、薄ピンクの下着を下ろした。そのとき、ヌチャッという音がして、その音をスマホが拾ってるんじゃないかと思って画面を見ると、直樹くんの表情はほとんど変わっていなかった。気づかれなかったかな。
「全部脱いだね。きれいだよ、恭子」
「……」
「じゃあさ、下駄箱に入っている白い袋を取り出して」
「?」
下駄箱を開けると、確かに見覚えのない白い袋があった。
「なにこれ?」
「こないだ、置いていったんだ。開けて?」
中には、アイマスクと手錠が入っていた。
「え? これって……」
「順番間違えないでね。まずアイマスク。それから、手を後ろに回して手錠をかけて」
「え? え? 手錠するの? だって鍵はどこにあるの?」
「鍵は俺が持ってるから。あと、玄関の鍵は開けておいてね」
私はLINE越しに直樹くんの顔を見る。本気だ。
言われるがまま、私はアイマスクをして、手錠をかけた。
何も見えない。
私は自分の姿を想像した。
自宅のマンションで、何も身につけていない私。敏感な乳首も、あそこも、全部丸見え。
体を隠そうにも、後ろ手に手錠をつけているし、目隠しで、周囲の様子を確認することもできない。
でも、このまま30分、待っていれば直樹くんが来てくれる。
それまでの我慢。私は、覚悟を決めた。
ーーーーー
「直樹くん?」
ガチャリ、という音に、私は全裸の身体をよじらせた。アイマスクをつけてるからわからないけど、ひんやりとした外気が入ってきたのがわかる。マンションの前の道路を歩く人の声が聞こえる。2階だから、そう簡単に見えるわけじゃないけれど、もし見られたら、と思うと気が気じゃない。
「ね、早く、閉めて」
「……」
ドアが閉まる音がして、あたりがしん、と静まり返った。
この30分間、ずっとドキドキしてた。真っ裸で、手錠をして、目隠しをしてる。ドアの鍵は開いている。もしもいま、宅急便の人がドアを開けたらどうしよう。そんなわけはない、と思うけれど、こんな姿を見られたら、きっと犯されてしまう……。
そう想像するだけで身体はほてり、奥の方からトロトロした液が溢れてくるのがわかる。熱い。
「……どうして、何もいわないの?」
直樹くんがドアを開けてから、もう1分くらいは経っている。ずっと、股を開いている私の前に、直樹くんがしゃがんでいる気配を感じる。
ふと私は、ある可能性に気づいて、さっと足を閉じる。
「あなた、本当に直樹くん?」
「……」
何も言わない。すると見えない相手の手が、私の膝を掴み、強引に開いた。
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しかし相変わらず、返事はなかった。
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