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第33話 おじさんの愛撫【妻】
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おじさんの大きな手が、私のカットソーの中に入り、はい回るクモのような動きをした。
「なに、それ?虫みたい」
私はくすぐったくなり、身をよじった。
「ひどいな。楽器を演奏する指使い、だよ」
「ピアノ?」
「エアプレイなんだから、細かく突っ込むなよ」
指がブラの下から入り込み、乳首に触れた。
「あ…は…」
「相変わらず…かわいい鳴き声だな…」
興奮しているのだろう。おじさんも少し息遣いが荒い。
「変わった形のブラだな…」
「子供に…授乳中だから…」
「そうか…今はこんなものがあるんだな…」
おじさんは少し手こずりながらフロントホックを外し、私の乳房を見て「ほうっ…」とため息をついた。
「どうかした?」
「これが…母になった君のおっぱいか…」
「幻滅した?」
「いや、とんでもない…」
「んっ…あっ…」
おじさんの唇が、私の乳首にかみつくように吸い付いた。
口で片方の乳房をなめたり、吸ったりしながら、手指でもう片方の乳房をもんだ。
手のひらで意識的に乳首をつぶしたり、擦るようになでたりしているのがわかる。
相変わらずのテクニシャンぶりで、胸を刺激されただけで、太もものあたりに痛痒いような“快感”が走り、ヴァギナが潤んでくるのが自分でもわかる。
ただ、娘の授乳を2カ月ほど経験して分かったんだけど、多分、オトナがどんなに強く吸ったとしても、赤ちゃんの吸てつ力には全くかなわないだろうなと思う。
赤ちゃんが母乳を飲むために吸うのは、いわば命のかかった行為なんだから、当然といえば当然なんだけど。
「ん…濡れてる?」
おじさんはまだ、私のアソコを少しもさわっていないのに、そんなことを言った。
表情もちょっと不審そうだ。
かと思うと乳房から手を放し、「あ、そうか…」とつぶやいた。
「どうかした?」
「授乳中だもんな。そりゃそうだ」
おじさんはそう言うと寂しそうに笑い、私に背を向けた。
「本当、どうしちゃったの?」
「…今日は帰ってくれ」
「え?」
「…どうも今日は勃つ気がしないんだ。というか、萎えてしまった」
「絶倫のおじさんが?うそでしょ?」
「こればっかりは、理屈じゃないんだよ」
「……」
私はウェットティッシュを借りて、おじさんの唾液と母乳でびしょびしょになった胸元を拭き、服装を整えて帰ることにした。
さすがにこの状況で長居をするのはお互いに気まずい。
「どうも…お邪魔しました」
私が一言だけ言って帰ろうとすると、後ろから手首をつかんで引き戻され、羽交い絞めにされた。
「やっぱり行くな…ここにいてくれ…」
おじさんの低音でしゃがれた、しかし芯のしっかりした声が私の耳をくすぐった。
「でも…」
「時間まででいい。君を――もてあそびたい」
発言主がおじさんでなかったら、「ざけんなクソ野郎!」と拒絶したくなる言葉だが、私はむしろその言葉にほだされた。
「5…4時までに…保育園に行かないと…」
「それまででいいから…」
おじさんの腕の中で何とか体勢を変えて、首に巻きついて私から唇を重ねた。
「しようがないなあ…」
***
「もてあそびたい」という言葉どおり、私はおじさんにされるがままに服を脱がされ、全裸でソファに横たわった。
「君は母になってもきれいだな。見ているだけでゾクゾクする」
私もおじさんの視線や言葉に反応せずにいられなかった。これが「視姦」ってやつなのかな。
おじさんは強引で常識外れではあるけれど、それでも寸止めというものは知っている人だ。
(あのバスルームでの交わりは、私から求めたものだったしね)
おじさんは「時間まで」という言葉どおり、ちょうどよい時間には解放してくれたけれど、それまでは確かにやりたい放題だった。
全身隈なく唇と舌を這わせ、胸元に顔を埋めながら、「ずいぶん巨乳になっちゃったな」と、からかうように言いった。
クンニリングスなんて、全世界の女性に体験してほしいほどのすご技。
チロチロと舌を動かしたかと思うと、聞えよがしに音をたてたりして…私ははばからずに声を上げた。
おじさんは私が絶頂に達したことを悟ると、いったんは身を放して様子を窺うけれど、しばらくすると「もういいかな?」と言いながら、また刺激してくる。
おかげで何度達したか分からないし、母乳もダラダラと出続けた。ソファを少し汚してしまった。
***
保育園に娘を迎えにいって、家に戻り、娘をベビーサークルに寝かせたときに気づいた。
おじさんは、あれだけ激しい刺激を私に加えながらも、私をソファに寝かせたままだった。
いつもだったら、立たせたり、四つん這いにさせたりと忙しかったし、私もそれに素直に従っていた。
彼はいつも私に快感を与えることしかしないので、ほぼ何も考えることはなかった。
きっと育児中の私の体を労わってくれたのだろう。変なところで気づかいをする人だから。
まいったな…。
私はおじさんの壮絶ともいえるB行為の後、旦那はもちろん、娘のことも考えていなかった。というより、思考の仕方を忘れてしまったのではと思うほど、おじさんに溺れていた。
「なに、それ?虫みたい」
私はくすぐったくなり、身をよじった。
「ひどいな。楽器を演奏する指使い、だよ」
「ピアノ?」
「エアプレイなんだから、細かく突っ込むなよ」
指がブラの下から入り込み、乳首に触れた。
「あ…は…」
「相変わらず…かわいい鳴き声だな…」
興奮しているのだろう。おじさんも少し息遣いが荒い。
「変わった形のブラだな…」
「子供に…授乳中だから…」
「そうか…今はこんなものがあるんだな…」
おじさんは少し手こずりながらフロントホックを外し、私の乳房を見て「ほうっ…」とため息をついた。
「どうかした?」
「これが…母になった君のおっぱいか…」
「幻滅した?」
「いや、とんでもない…」
「んっ…あっ…」
おじさんの唇が、私の乳首にかみつくように吸い付いた。
口で片方の乳房をなめたり、吸ったりしながら、手指でもう片方の乳房をもんだ。
手のひらで意識的に乳首をつぶしたり、擦るようになでたりしているのがわかる。
相変わらずのテクニシャンぶりで、胸を刺激されただけで、太もものあたりに痛痒いような“快感”が走り、ヴァギナが潤んでくるのが自分でもわかる。
ただ、娘の授乳を2カ月ほど経験して分かったんだけど、多分、オトナがどんなに強く吸ったとしても、赤ちゃんの吸てつ力には全くかなわないだろうなと思う。
赤ちゃんが母乳を飲むために吸うのは、いわば命のかかった行為なんだから、当然といえば当然なんだけど。
「ん…濡れてる?」
おじさんはまだ、私のアソコを少しもさわっていないのに、そんなことを言った。
表情もちょっと不審そうだ。
かと思うと乳房から手を放し、「あ、そうか…」とつぶやいた。
「どうかした?」
「授乳中だもんな。そりゃそうだ」
おじさんはそう言うと寂しそうに笑い、私に背を向けた。
「本当、どうしちゃったの?」
「…今日は帰ってくれ」
「え?」
「…どうも今日は勃つ気がしないんだ。というか、萎えてしまった」
「絶倫のおじさんが?うそでしょ?」
「こればっかりは、理屈じゃないんだよ」
「……」
私はウェットティッシュを借りて、おじさんの唾液と母乳でびしょびしょになった胸元を拭き、服装を整えて帰ることにした。
さすがにこの状況で長居をするのはお互いに気まずい。
「どうも…お邪魔しました」
私が一言だけ言って帰ろうとすると、後ろから手首をつかんで引き戻され、羽交い絞めにされた。
「やっぱり行くな…ここにいてくれ…」
おじさんの低音でしゃがれた、しかし芯のしっかりした声が私の耳をくすぐった。
「でも…」
「時間まででいい。君を――もてあそびたい」
発言主がおじさんでなかったら、「ざけんなクソ野郎!」と拒絶したくなる言葉だが、私はむしろその言葉にほだされた。
「5…4時までに…保育園に行かないと…」
「それまででいいから…」
おじさんの腕の中で何とか体勢を変えて、首に巻きついて私から唇を重ねた。
「しようがないなあ…」
***
「もてあそびたい」という言葉どおり、私はおじさんにされるがままに服を脱がされ、全裸でソファに横たわった。
「君は母になってもきれいだな。見ているだけでゾクゾクする」
私もおじさんの視線や言葉に反応せずにいられなかった。これが「視姦」ってやつなのかな。
おじさんは強引で常識外れではあるけれど、それでも寸止めというものは知っている人だ。
(あのバスルームでの交わりは、私から求めたものだったしね)
おじさんは「時間まで」という言葉どおり、ちょうどよい時間には解放してくれたけれど、それまでは確かにやりたい放題だった。
全身隈なく唇と舌を這わせ、胸元に顔を埋めながら、「ずいぶん巨乳になっちゃったな」と、からかうように言いった。
クンニリングスなんて、全世界の女性に体験してほしいほどのすご技。
チロチロと舌を動かしたかと思うと、聞えよがしに音をたてたりして…私ははばからずに声を上げた。
おじさんは私が絶頂に達したことを悟ると、いったんは身を放して様子を窺うけれど、しばらくすると「もういいかな?」と言いながら、また刺激してくる。
おかげで何度達したか分からないし、母乳もダラダラと出続けた。ソファを少し汚してしまった。
***
保育園に娘を迎えにいって、家に戻り、娘をベビーサークルに寝かせたときに気づいた。
おじさんは、あれだけ激しい刺激を私に加えながらも、私をソファに寝かせたままだった。
いつもだったら、立たせたり、四つん這いにさせたりと忙しかったし、私もそれに素直に従っていた。
彼はいつも私に快感を与えることしかしないので、ほぼ何も考えることはなかった。
きっと育児中の私の体を労わってくれたのだろう。変なところで気づかいをする人だから。
まいったな…。
私はおじさんの壮絶ともいえるB行為の後、旦那はもちろん、娘のことも考えていなかった。というより、思考の仕方を忘れてしまったのではと思うほど、おじさんに溺れていた。
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