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第55章 千弦、髪を染める【千弦と聡二 交際編】
愛撫【聡二】
しおりを挟むまずは染料を手袋をしたまま洗い流すのだが、シャンプーやコンディショナーの段階まで、手袋はつけたままの方がいいと言われた。
手伝うと言った以上、やはり俺も服を脱ぐべきだろう(喜)。それならシャワーの湯がいくらかかっても大丈夫だ。
黒かった足元のすすぎ水が澄んできたので、シャンプーを手に取った。
そして丁寧に地肌を洗い、耳、首元、こめかみなどに白く残ったクリームの筋と一緒に洗い流した。
いったんタオルで水気を取り、コンディショナーを髪全体につけ、すすいで終了。
「これでやっと、手袋なしであなたに触れられますね」
「もう、バカ……」
顔を上気させ、困ったような表情があまりにも妖艶に見える。
おまけに彼女も俺も全裸なのだ。「やめる」理由はないだろう。
彼女の髪染めを手伝って分かったが、これはちょっとした前戯になりそうだ。
これからも、ぜひとも積極的に手伝おうと心に誓った。
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